昨年の6月3日、初めての市立病院整備対策特別委員会に示された「収支計画」案は、「10年間で収支不足を解消する」というものだった。
すでに明らかになっていた、病床稼働率の低迷、コロナの影響による減収も反映していない、どうみても収益を過大に見積もったものだった。
その後、計画案は見直しされ、3月22日の委員会に示された「計画」(案)は、新病院建設前に67億円もの莫大な一般会計からの繰り入れをしながら、「10年間で収支不足は解消しない」計画。
「唯一無二」と言いながら、似ても似つかぬ「計画」案。その裏付け、根拠についての説明もない。
特別委員会の開催を求めた理由のひとつでもありました。
さらに、現病院の改修費用については、全く白紙状態。
これで新病院だけは実施設計から施工へ。
なんとも杜撰な計画と言うしかありません。