大阪社保協主催の議員研修会3日目。
午前中は 税理士の戸田伸夫さんによる「公的債権・滞納処分の基礎知識と対処法」
税・保険料の滞納の多くは「今の法律による税制や制度のつくり出した当然の帰結」
負担能力を超えた税・保険料が暮らしを圧迫し、その結果「滞納」となる。それは、日々寄せられる市民の方の相談をお聞きする中での実感だ。
「悪政により発生する滞納」を「時代遅れの徴収法で差し押さえ」するやり方は権力の濫用!と講演を結ばれた。
国税徴収法は明治憲法のもとで定められた127年前(!)の法律を、ほとんど変えずに踏襲している。
改めて条文を読んで、その古めかしさに驚く。同時に、それでも「納税者の権利」を守るために活かせる条文も数々あることを知る。
午後は、大阪社保協事務局長、寺内順子さんの「国保都道府県単位化最新情報と今後の争点」
国保財政の都道府県単位化まであと1年を切り、実務的な準備にかかっていく時期を迎えるなかで、「様子見」をしている場合ではない。
情報の開示を求め、市民に知らせ、「払える保険料に」と運動を広げていく。「今がチャンス」でもあるのだということを感じた。
朝の電車に乗って大阪市内の会場へ。昼の休憩をはさんで7時間。3日間で5つの講義。自分の関心で「読む」のとは一味違う学習の機会だった。
どの講師も、それぞれのテーマのスペシャリストでありながら、机上の理論だけでなく私たちが日々直面し、悩んでいる社会の矛盾に向き合った実践的な問題提起で講師の話と会場が響きあう。そんな研修会だった。
午前中は 税理士の戸田伸夫さんによる「公的債権・滞納処分の基礎知識と対処法」
税・保険料の滞納の多くは「今の法律による税制や制度のつくり出した当然の帰結」
負担能力を超えた税・保険料が暮らしを圧迫し、その結果「滞納」となる。それは、日々寄せられる市民の方の相談をお聞きする中での実感だ。
「悪政により発生する滞納」を「時代遅れの徴収法で差し押さえ」するやり方は権力の濫用!と講演を結ばれた。
国税徴収法は明治憲法のもとで定められた127年前(!)の法律を、ほとんど変えずに踏襲している。
改めて条文を読んで、その古めかしさに驚く。同時に、それでも「納税者の権利」を守るために活かせる条文も数々あることを知る。
午後は、大阪社保協事務局長、寺内順子さんの「国保都道府県単位化最新情報と今後の争点」
国保財政の都道府県単位化まであと1年を切り、実務的な準備にかかっていく時期を迎えるなかで、「様子見」をしている場合ではない。
情報の開示を求め、市民に知らせ、「払える保険料に」と運動を広げていく。「今がチャンス」でもあるのだということを感じた。
朝の電車に乗って大阪市内の会場へ。昼の休憩をはさんで7時間。3日間で5つの講義。自分の関心で「読む」のとは一味違う学習の機会だった。
どの講師も、それぞれのテーマのスペシャリストでありながら、机上の理論だけでなく私たちが日々直面し、悩んでいる社会の矛盾に向き合った実践的な問題提起で講師の話と会場が響きあう。そんな研修会だった。