どんなにたくさんの感動を残してくれたとしても「オリンピックは、やってよかった」と言えるのだろうか。
その時、感染が爆発的に広がって、医療現場から悲鳴があがり、失われた命があったとしても、それでも「よかった」と言っていいのだろうか。
20歳前の息子さんが新型コロナに感染。
「濃厚接触者」として、しばらく自宅で経過観察となった方のお話を聞きました。
発熱した息子さんは、かかりつけ医で受診できず、保健所の指示で発熱外来へ。
検査の結果。陽性が判明し、車で移送され、大阪市内のホテルで隔離されることになりました。
ホテルでは、医師や看護師の訪問があるわけでなく、一日に一度、電話がかかってきて容態を報告するだけ。
食事は、時間がきたらエレベータで自分で弁当を取りに行く。
当初の3日間は、頭痛、倦怠感等の症状に苦しみ、「何より孤独感が辛かった」とのこと。
これは「療養」と言えるのだろうか?
・・・・と、思うのだが、「ホテル療養」ができるのはまだましのようだ。
以下、目にとまった大阪府の保健所関係者のTwitterの投稿より。
今日も朝から「ホテル療養全く入れない」「3日前の陽性者も入れない」という声が相次いでいます。
大阪府の発表によると 8日24時現在
入院1789人
宿泊療養2399人
自宅療養6134人
入院療養調整中568人