元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

世界を平和に導く「正しさ」を求めて[HRPニュースファイル1255]

2015-01-23 21:57:31 | 日記

 ◆「インターネット規制」、揺れるヨーロッパと唱道する中国

フランスで起きたテロを受け、ヨーロッパ諸国でインターネットの監視や

検閲を強化しようという意見が出てきています。



2001年に9.11同時多発テロが起きた際も、テロを未然に防ぐため、

政府がインターネットを始め様々な通信手段を監視できるようにする動きがありました。



それを踏みこえて、「ヘイト・スピーチ」と目されるサイトを廃止することを

インターネット会社に要請できるようにすべきとの意見もあります。



インターネットの監視・規制については、SNSで発信された情報がきっかけとなっ

て起きた「アラブの春」以降、中国が強く推進しています。



ヨーロッパで起きている情報規制の流れが、イスラム圏への不信感と一体となって、

中国政府が行っている情報管理の流れと合流するのではないか。かすかな危惧を感じます。



 ◆ポピュリズムは「多数派の専制」につながる

何が「ヘイト・スピーチ」であるのか、何がテロに結びつく情報であるのか、

こういったことを客観的に判断するのは非常に難しいことです。



民主主義国家における情報管理は、「多数派による少数意見の封殺」につながる可能性があり、

民主主義が本来目指している「多様性、複数性に基づく自由」ではなく、「多数派による専制」に結びつきます。



民主主義国家において、「何が白で何が黒か」を判断するのは、異なる意見を持った人間を理解し、

考える力を持った国民であり、その判断をポピュリストによって構成される政府に委ねたときに民主主義が終わるのだと自覚しなければなりません。

 ◆多くの人を幸福にする『智慧』を求めて

今、人類にとって必要とされているのは、異なる意見を持つ人を受け入れる寛容の心を持つと同時に、人間として共通している点を再認識することです。



キリスト教、イスラム教、仏教、すべての宗教に共通する「黄金律(ゴールデン・ルール)があります。


「他の人からしてもらいたくないことはするな。してもらいたいことを行え」

自分が最も大切にしているものを穢されるということは、人間にとって一番辛いことではないでしょうか。



529年、東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌスによってギリシャ哲学が禁止されると、多くの哲学者をイスラム世界は受け入れました。

そのギリシャ哲学が12世紀に逆輸入され、トマス・アクィナスが構築したキリスト教の教義に大きな影響を与えました。



時代を超えて、地域を超えて、多くの人々の心を潤し、幸福にしていく『智慧』というものは必ずあります。

そしてそれこそが人間にとって最も重要なもの、共通する立脚点なのではないでしょうか。



私たち幸福実現党はこの共通する立脚点に立ち、智慧の力によって多くの人々を幸福にしてゆきたいと考えています。

http://hrp-newsfile.jp/2015/1984/

 文/HS政経塾1期卒塾生 伊藤のぞみ


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オバマの一般教書に異議あり 「テロ対策」より「バラマキ」か!?

2015-01-23 17:07:38 | 日記

オバマ大統領は20日、上下両院の合同会議で一般教書演説を行い、今年の内政・外交に関する施策方針を明らかにした。

演説ではイスラム国をはじめとしたテロ対策で国際社会を牽引していく方針を示したものの、そこには具体策が見られない。


アジア地域では、同盟国との関係強化とともに、海洋紛争の解決などで「当事国が法に従って行動するべきだ」と主張した。

国内問題に集中したいオバマ大統領の本心が垣間見える。


◎一番時間を割いたのは内政

それを象徴するかのように、演説の中でオバマ大統領が一番時間を割いたのは内政についてだ。

オバマ大統領は、アメリカで急務の問題となっている富裕層と低所得者層、中間所得者層の格差是正に向けた支援策を提示した。



支援策では富裕層への課税を強化し、大手金融機関に手数料を課すことで財源を確保。


2年制大学の無償化を筆頭に、育児中の家庭の税控除額の拡大、大学生がいる家庭への減税なども掲げた。


さらにオバマ大統領は、「21世紀のビジネスでは米国製品をもっと海外に売る必要がある」と述べており、一国繁栄主義の道をひた走っている。

こうしたオバマ大統領の演説からは、途上国を繁栄に導こうという世界のリーダーとしてのアメリカの気概が全く感じられない。


◎シリア介入見送りに見る弱腰外交

オバマ大統領は2013年、シリア政府軍が化学兵器を使用した証拠が出たのにもかかわらず、内戦が続くシリアへの軍事介入を見送った。

その間、多数の民間人が虐殺され、アメリカの弱腰外交は国内外から多くの批判を浴びた。



シリアへの軍事介入の見送りを表明した同年9月には「アメリカは世界の警察官ではない」と発言しており、

一国平和主義を掲げるオバマ大統領には、正義を実現するためには悪との戦いを辞さないといった考えはもはやない。


演説ではイスラム国に対する軍事力行使も辞さない態度を見せているが、果たして本気なのか疑問符がつく。

内政についても、オバマ大統領は、かつてアメリカで尊重されてきた「自由」という価値観よりも「平等」を尊重している。

富裕層からお金を奪って低所得者層にばらまいても、格差は是正されるが、富が生まれるわけではない。結局、「貧しさの平等」が実現してしまうだけだ。




◎リーダーシップの発揮は先進国の義務

大川隆法・幸福の科学総裁は著書『国際政治を見る眼』(幸福の科学出版刊)の中で、

大国が内向き志向になることについて、次のように危機感を表している。



「大国がみな、『世界から撤退していき、自分の国の経済が何とか潰れないようにする』というだけの方向に行くと、

シュリンク(縮小)、つまり、地球全体が縮んでいく状況となり、そのなかで、

『人口だけは増えている』ということになりますと、このあと、きっと“恐ろしいこと"が起きるだろうと思います。」



世界全体の繁栄を維持していくためにも、経済面や軍事面において国際社会でリーダーシップを発揮することは先進国の義務である。

アメリカが世界のリーダーとしての使命を放棄しようとする中、その役割を担うべき国は日本だ。

日本は自由の価値観のもと、次なる繁栄のビジョンを示すべきだ。(冨)http://the-liberty.com/article.php?item_id=9076



【関連書籍】
幸福の科学出版 『国際政治を見る眼』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1307

幸福の科学出版 『オバマ大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1147

幸福の科学出版 『アサド大統領のスピリチュアル・メッセージ』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1025

【関連記事】
2014年11月号記事 中東を襲う「イスラム国」って何? - そもそモグラのそもそも解説
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8458

2014年8月号記事 オバマ大統領は「アメリカの使命」に立ち返れ - The Liberty Opinion 1
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8024

2013年11月号記事 「世界の警察官」を降りたアメリカ(Webバージョン) - 編集長コラム
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6757

2014年9月24日付本欄 アメリカ国内はシリア空爆を評価 戦略なきオバマ大統領は世論頼み?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8489


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