元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

【花燃ゆ】吉田松陰が学校で「処刑された人」とだけ教えられる理由

2015-02-04 16:09:23 | 日記

【花燃ゆ】吉田松陰が学校で「処刑された人」とだけ教えられる理由
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9149

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公である、吉田松陰の妹・杉文は、今まで歴史書や歴史小説などで取り上げられることがほとんどなかった。松陰に比べて知名度の低い人物を、敢えて大河ドラマの主人公にしたNHKへの批判も出ている。


◎教科書に書かれていない"業績"

では、兄である松陰の業績は、どれ程知られているだろうか。

思い出してみれば、高校で用いられている『新選日本史B』(東京書籍)と『諸説日本史B』(山川出版)などの教科書では、松陰は「安政の大獄で処刑された」人物として挙げられるのみ。他の歴史本などに触れなければ、子供たちはその業績を充分に知ることはできない。

しかし松陰は、幕末を扱ったドラマや小説では、必ずと言っていいほど登場する超重要人物だ。松陰が松下村塾で志士達に教えたのはわずかな期間であったが、杉文の夫である久坂玄瑞や高杉晋作といった維新の志士、伊藤博文や山県有朋といった明治史で最も重要な人物を育て上げた。

彼らに、欧米列強に囲まれている日本の危機感や、幕府を倒して新しい政治をつくることの必要性を教えたのは松陰だ。この危機感が、明治維新や明治政府の「富国強兵」政策の基礎となっている。

明治の代表的言論人だった徳富蘇峰(とくとみ・そほう)も、キリスト教の宗教改革の火蓋を切ったマルティン・ルターを引き合いに出して松陰を激賞している。

その松陰を、「安政の大獄」の犠牲者としてだけ教えることは、キリスト教において十二使徒の業績を説明しながらも、開祖であるイエス・キリストを「処刑された思想犯」としか紹介しないようなものだ。


◎韓国メディアも松陰を否定

こうした教科書の内容は、日本の教育がいかに左翼的であるかを如実に表している。2009年に山口県の公立小中学校で、松陰を題材に教育を行うことが奨励されたことがある。この時も、左翼の人々から多くの批判があった。

背景には、松陰が戦前の道徳教育に当たる「修身」で取り上げられていたことがある。天皇を重んじる「尊王思想」や、日本のために命を懸けた松陰は、当時、日本人の手本とされていたのだ。左翼的思想を持っている人にとって、松陰の思想には「天皇のために国民に犠牲を強いた軍国日本」を想起させるものがあるらしい。

韓国メディアも、松陰を否定的に扱っている。中央日報は2014年1月、「安倍首相の歴史挑発に、松陰の影がちらつく」と題した記事を掲載。「松陰は、明治維新の理論と情熱を生み出した。人物を大挙して供給した。征韓論をつくった。この部分において松陰は拒否の対象だ」「彼の死後、その理論は国粋主義と一緒になって悪性進化する」などと評している。

日本の教科書における松陰の扱いは、こうした反日国の見方と近いものがある。

何も知らない学生時代には気付かなかった歴史教育の歪みを、大河ドラマをきっかけに意識した人も多いのではないか。(悠)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『吉田松陰「現代の教育論・人材論」を語る』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1350

【関連記事】
Web限定記事 「花燃ゆ」吉田松陰が偉いのは「なぜ学ぶの?」に答えきったから
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9029

2015年1月3日付本欄 大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公、吉田松陰の妹・杉文とは?【3分で学ぶ世界の教養】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9007


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戦闘機の自主開発、日本は自信をもって進めよう!

2015-02-04 16:09:09 | 日記

戦闘機の自主開発、日本は自信をもって進めよう![HRPニュースファイル1265]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2005/

 文/政務調査会チーフ 小鮒将人

 ◆平成のゼロ戦「心神」(しんしん)の試験飛行が迫る

国内外の注目を浴びていたステルス実証機「心神」(しんしん)の試験飛行が、いよいよこの4月に迫ってきました。

「心神」は、防衛省の委託を受けた三菱重工、IHIが中心となり、次世代の主力戦闘機として、国防関係者の大きな期待を受けて平成22年度から開発に着手したものです。

中でも、今回IHIが開発に成功したジェットエンジンは、敵のレーダーに映りにくいステルス性能を備え、国産が難しいと言われてきたものです。

また防衛省は、国産戦闘機の導入によって4兆円の新規事業が生まれ、8.3兆円の経済波及効果と24万人の雇用創出効果があると試算し、経済面でも大きな貢献となることが分かりました。

 ◆大東亜戦争では、世界最先端の戦闘機開発能力

大東亜戦争の時の日本は「ゼロ戦」「隼」など世界最新鋭機の開発に成功しました。

開戦時の真珠湾攻撃では、空母を運用して飛行機で敵の基地の破壊に成功し、さらに続くマレー沖海戦では、海軍国イギリスを代表する最新鋭艦「プリンス・オブ・ウェールズ」が日本の航空部隊によって撃沈されました。

こうした緒戦での日本の大躍進は、我が国が世界最先端の戦闘機開発能力を持つ証明ともなり、欧米諸国に大きなショックを与えることになりました。

戦争の終盤には、同盟国であるドイツが開発した世界初のジェット戦闘機「メッサーシュミット」の断片的な設計図を頼りにして、「橘花」という国産のジェット戦闘機の実用化にも成功しています。

これは、当時としては驚異的な出来事でした。

 ◆連合国側による日本航空機産業潰し

最終的に日本は連合国側に敗れたものの、欧米諸国は、日本の様々な軍事技術についても、底知れない恐怖心を持ち、この復活を最大限妨げることを大きな目標としました。

そして米国は、7年余りの占領期間に、日本の技術開発能力を潰すために、以下の政策を実行しました。

1、憲法9条に「戦争放棄」を明記、武器の製造を禁止した。
2、財閥(大企業)を解体し、重工業の復活を妨げた。

3、飛行機の開発を法律で禁止した。(米国製飛行機の下請けについては可能)

およそ7年間の占領の後に、日本は独立を果たしましたが、この間にジェットエンジンなどの技術革新が大きく進み、世界レベルの技術との間には、埋めることができない溝ができてしまいました。

乗用車などの多くの分野において、技術開発力をいかんなく発揮し、世界のトップクラスの地位を占めることができました。しかし旅客航空機の開発については、「YS-11」の取り組みが注目されましたが、全般的には、厳しい状況が続きました。

また、1980年代の中曽根内閣の当時、FSX(次期主力戦闘機)選定の際、自主開発の方向で計画が進められていましたが、米国側の強硬な働きかけの結果、自主開発を断念し、「共同開発」という形で決着しました。

さらには、国内では、左翼の平和勢力や、マスコミの影響で、戦闘機の自主開発に対する大きな反対運動も広がっていました。

このように、日本の戦闘機自主開発については、国内外からの大きな抵抗があったのです。

 ◆戦闘機自主開発の必要性が高まる

さて、以上のとおり、日本は米国の下請けになるか、日米共同開発という形で、自主開発を行うことができませんでした。こうした環境の中で、戦闘機開発についても、日本の政治指導者たちは自然に米国頼りになっていきました。

現在、日本における主力戦闘機は、米国のF15です。この戦闘機は、かつて世界最強と言われ、湾岸戦争の時点で負けた事がありませんでした。

しかし、現時点での世界最強は、米国がその次の主力戦闘機として開発した、「F22」(愛称ラプター)です。この戦闘機には、「ステルス技術」を含めて最高水準の技術を使っており、当然のことながら日本は防衛の要として、米国に対して購入の要請を行いました。

ところが、米国オバマ政権では、このF22のラプターの売却を拒否しました。

日本だけでなく、イスラエル、オーストラリアへの売却を断っており、ステルスが最新鋭の技術であるので、他国への流出を懸念している事や、米国内の防衛の考え方が大きく変わってきた事が影響したのです。

こうした判断の結果、日本も次期主力戦闘機を自主開発する必要に迫られたのです。

 ◆「国防強化」という明確な国家ビジョンを推進しよう

さて、私たち幸福実現党が訴えてきたように、中国習近平主席による覇権主義が拡大しています。

日中間の懸案となっている尖閣諸島近海にも、先月数回にわたり中国軍機の飛行が確認されており、この傾向は今後、益々増加していくことが予想されています。

また米国も「世界の警察官」としての役割を放棄する事を掲げました。その結果、中東ではシリアや「イスラム国」、アジアでは中国がその覇権主義を拡大しつつあります。

安倍政権は、幸福実現党と同様に国防強化を訴えていますが、「国民の生命と財産を守る」という立場から、今後も憲法改正などの法的な整備と同時に、戦闘機についても、今回の「心神」から始まる自主開発への道を推進することが大切です。

国民の皆さまには、ぜひ、ご理解をいただきますよう、お願いいたします。
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