元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

「宗教立国」を目指す幸福実現党【前編】

2015-07-04 14:39:13 | 日記

「宗教立国」を目指す幸福実現党【前編】[HRPニュースファイル1417]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2295/

 文/幸福実現党・島根県本部副代表 池田健一郎

 ◆政教分離をどう考えるべきか

私たち幸福実現党は、大きな理念の柱として「宗教立国」を掲げて活動しております。

しかしながら、わが日本国においては「戦前、国家神道によって戦争が引き起こされた」などの誤解に基づき、「宗教が政治に介入するのはよくない」という「空気」が存在します。

私自身、活動の途上において、支持者の方から「宗教が政治に関わるのはなんとなく良くない感じがする」というお言葉を頂くこともあり、誤った「政教分離」の概念が「空気」のごとく蔓延しているように感じます。

今回は、「宗教立国」の前提として「政教分離をどう考えるべきか」についてお話したいと思います。

 ◆「政教分離」の憲法上の根拠は三つ

わが国では、「政教分離」という概念は、戦後にできたものです。GHQが「神道が国家主義や軍国主義の精神的支柱となった」と判断したため、現在の日本国憲法では以下のように規定しています。

(1) 20条1項後段に「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、または政治上の権力を行使してはならない」

(2) 20条3項に「国およびその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」

(3) 89条において、公金や公の財産は「宗教上の組織もしくは団体の使用、便益もしくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育もしくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない」

 ◆日本国憲法20条1項後段について

まず(1)の「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、または政治上の権力を行使してはならない」という規定に関してですが、おそらくこれが一番、皆様が引っかかりを感じる規定なのではないかと思います。

「宗教団体が政治上の権力を行使しちゃいけない、って書いてあるじゃないか」というわけです。

しかしながら、もともとこの規定は、戦前に神道が国から特権を受け優遇され、キリスト教や大本教など、多くの宗教が弾圧されたことを受けてつくられたものです。

つまりこれは「一つの宗教が国家権力を使って他の宗教を弾圧してはならない」という意味の規定なのです。

 ◆参政権は「人権」である

この(1)については、もう一つ考えるべきことがあります。

「政教分離」を「宗教が政治に参加してはいけない」と曲解している方は、とても重大なことを忘れています。

現在の日本国憲法においては、国民に「参政権」という権利が認められています。これは「選挙で一人一票を投じる権利」ですが、しかし「参政権」とは、これだけではありません。

「選挙で一票を投じる権利」だけでなく「自らが議員になるべく、選挙に立候補する権利」、これも「参政権」、つまり「政治に参加する権利」として保障されています。この二つとも「参政権」、つまり「人権」なのです。

 ◆宗教団体が政治に参加することは正当な権利

ところで、わが国には様々な団体が存在します。経団連、医師会、日教組、自治労、共産党など。特定の考えを持ち、その実現のために活動している団体です。

それぞれの団体が、選挙のために候補者を擁立し、選挙戦を戦っていますが、それについて文句を言う方はいません。

そして、宗教団体も「特定の考えを持ち、その実現のために活動している団体」であることに変わりはありません。宗教団体が選挙のために候補者を擁立し、選挙戦を戦うことに、何か問題があるのでしょうか?

あるとすればその根拠は?「経団連や共産党ならいいが、宗教団体は駄目だ」という理由が、どこにあるのでしょうか?

「ある」という方の根拠はおそらく「宗教は神を信じているから」という理由なのではないかと推測します。

「神を信じているから」というただひとつの理由で「宗教は政治に関わってはいけない」とするならば、神を信じる人間には「自らが議員になるべく、選挙に立候補する権利」がないということになります。

もっとはっきり言うと「宗教は政治に関わるな」と主張する人は「神を信じる者には人権が無い」と主張していることになります。

「神を信じる者に人権が無い」国はいくつかあります。中国や北朝鮮がその例です。

「宗教は政治に関わるな」と主張する方は、中国や北朝鮮が理想の国なのでしょうか。冷静に考えれば、そんなことは無い、ということがお分かりいただけると思います。

結論として、日本国憲法における政教分離の根拠、(1)「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、または政治上の権力を行使してはならない」という規定は、「宗教団体が政治に関わってはいけない」という理由にはならないことがお分かりいただけたのではないかと思います。

次回、日本国憲法【(2)20条3項】と【 (3)89条】について考えてみたいと思います。

(つづく)


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現代人を迷わす哀れな科学哲学者・高橋昌一郎氏と週刊新潮

2015-07-04 10:48:33 | 日記

現代人を迷わす哀れな科学哲学者・高橋昌一郎氏と週刊新潮

 

 

週刊新潮7月9日号(2日発売)が、科学哲学者で國學院大学教授の高橋昌一郎氏の連載コラム「反オカルト論」の中で、大川隆法・幸福の科学総裁の霊言を茶化すなど信仰を冒涜する記事を掲載した。この趣旨の記事は今回で3週連続となった。

 

同コラムで高橋氏は、架空の人物の対話形式で、幸福の科学の本尊である大霊「エル・カンターレ」という呼び名に、イタリア語で「歌う」を意味する「カンターレ」をひっかけて茶化している。 

 

それ以前にも、スピリチュアリズム運動そのものを否定したり、STAP細胞の研究者である小保方晴子氏を一方的に犯罪者扱いし、小保方氏の守護霊を呼んだ大川総裁を「騙された」と指摘するなどしてきた。

 

 

「オカルトと宗教」の違いが分からない高橋氏

どうやら高橋氏は、「オカルトと宗教」「カルトと信仰団体」の違いを分かっていないようだ。

 

オカルトという言葉はもともと「隠されたるもの」という意味であり、オカルティズムは「神秘主義」「神秘思想」という意味がある。現代では、怪奇現象などのおどろおどろしいものとして捉えられているが、高橋氏は幸福の科学に後者の低俗なイメージを当てはめているのだろう。また、カルトとはオウム真理教に象徴されるような、狂信的、排他的、独善的、閉鎖的な教団を指す。

 

しかし、幸福の科学はエル・カンターレを中心とする信仰団体であり、大川総裁はこれまでに2300回にわたる説法や1900冊を超える書籍を発刊し、そのうち霊言シリーズは5年半で350冊以上を刊行。書籍は英語や中国語など27言語に翻訳され、世界中に1000万人以上の信者を持つ。

 

大川総裁や幸福の科学グループの活動と、オカルトやカルトの区別をつけられないのであれば、その時点で高橋氏は、自らの言論を公にする資格がない。「言論の自由」は悪口を言う自由でも、嘘の記事を書くような無制限の自由でもない。それは、この記事を載せた週刊新潮側にも言えることだ。

 

 

世界のキリスト教徒やイスラム教徒の前で「霊言」を茶化せるか

そもそも高橋氏や週刊新潮は、霊言などの神秘的な現象が理解できないようだが、キリスト教やイスラム教などの世界宗教は、イエスやムハンマドが神の声を伝えたことから始まった「霊言宗教」である。

 

イエスは何度も「天の父が自らのもとにやって来て、この言葉を語っている」という趣旨のことを述べているし、イスラム教は、アッラーが通信役の大天使ジブリールを通じて、ムハンマドに言葉を下ろしている。その内容が聖典『コーラン』である。宗教は天の声を霊言の形で伝えるところから始まっているものが多い。

 

こうした歴史的な事実を踏まえた時に、高橋氏や週刊新潮は、世界のキリスト教徒やイスラム教徒に対しても、同じように霊言現象を茶化せるのか。週刊新潮の記事は、宗教的な見識が不足しており、信仰者に対する節度がまったく見られない。

 

また、キリスト教には、「イエス・キリストは処刑の3日後に行き返り、500人の前に姿を見せた後、天に昇った」「キリストは湖の上を歩いた」という奇跡をはじめ、「生まれつきの盲人を見えるようにした」「パウロは白光で目が見えなくなったが、アナニアの奇跡で治った」などの病気治しも起きている。

 

こうした奇跡、霊・神秘現象についても、高橋氏は頭ごなしに否定すべきではないだろう。なぜなら、諸学問の始まりは、宗教的な真実を頭ごなしに否定せず、さらに深く探究しようとする試みであるからだ。西洋の大学も、元をたどればエリウゲナやトマス・アキナスなどの宗教者が、神学や哲学を学問的に探求しようとしたスコラ学に端を発する。

 

 

大川総裁の霊言の驚異的な先見性・有益性

これまでに大川総裁が行った霊言の内容を見てみると、その先見性や有益性に改めて驚かされる。

 

例えば、オバマ氏がアメリカの大統領に就任する直前の2008年11月に行われた、オバマ氏の守護霊霊言では、「将来、アメリカは『世界の警察』ではなくなる」と明言。2013年9月、オバマ大統領はシリア問題に関するテレビ演説で、「アメリカは世界の警察官ではない、との考えに同意する」と述べた。

 

また、中国の習近平・国家主席が最高指導者になる2年以上前の2010年10月、習氏の守護霊霊言を行った。当時は習氏についての情報が少なく、「親日家」と伝えるメディアもあったが、霊言では、「かつての大唐帝国や元朝のような世界帝国を建設して、『中国の時代が来た』ということを世界に告げたい」などとその本心が明らかになった。

 

実際に、2013年に国家主席に就任すると、習氏は日本との間で尖閣問題や反日暴動を起こしたり、南シナ海の岩礁に滑走路を造るなど、強大な武力を背景にした「大中華帝国」の野望をむき出しにしている。

 

 

言論・表現の自由を盾に、信仰を冒涜する風刺画

高橋氏は記事で再三、小保方氏をやり玉に挙げるが、STAP細胞の検証実験は24時間監視体制で、溶液の調整すら許されないなど極めて不自由で、実験後、理化学研究所の関係者すら「犯罪人扱いしたような形で科学の行為を検証することは、科学にあってはならないこと」と反省の弁を述べるほど厳しい環境で行われた。

 

今年6月には、昨年4月に引き続き、小保方氏の守護霊霊言が行われたが、そこで小保方氏の守護霊は何度も「それでもSTAP細胞はあります」と主張し、疑われているES細胞の窃盗や混入については完全に否定している。

 

霊言では、この騒動で科学の進歩が少なくとも10年は遅れたと指摘されたが、STAP問題については、もう少し長い目で見守る必要がある。

 

高橋氏の記事は、一見学問的な態度で批判しているようにも見えるが、実際の内容は、「人間は、何を信じて生きるのも自由だからね」「その本、書名からして、意味不明じゃないか?」など、極めて個人的な狭い常識や先入観に基づいて、笑いのタネにしようとしている。

 

その本質は、言論の自由を盾に信仰を冒涜する風刺画と変わらず、"科学哲学者"と自称する者が書いたものとは思えないほど見識に乏しい。現代人を迷わす哀れな研究者と言わざるを得ない。

 

もちろんこうした記事が載る背景には、これまで幸福の科学を誹謗中傷してきた「週刊新潮」編集部の意向も働いているだろう。だが彼らは、多くの人々を幸福にしようと活動している宗教に罵詈雑言を浴びせることで、世の中にどのような価値を生み出そうとしているのか。

 

記事を使って個人や団体を社会的に抹殺する"現代の神"になろうとしているとしたら、それが誤った考えであることに早く気づくべきだ。

 

【関連記事】

2015年2月号記事 「霊言学」のすすめ - 500人超の霊言を研究する

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8928

 

2015年8月号記事 STAP細胞はやはり存在する 助け舟を出す良識ある研究者はいないのか

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9822

 

2015年4月7日付本欄 NHKの偏向報道と理研の姿勢に小保方氏弁護団が抗議

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9451

 

2015年1月9日付本欄 宗教への冒涜は「言論の自由」か? イスラム勢力による仏「シャルリー紙」襲撃事件

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9028


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自民党の大西議員は正しい。厳重注意した谷垣はバカ。大西議員を応援しましょう。

2015-07-04 08:52:44 | 日記

自民党の大西議員は正しい。厳重注意した谷垣や批判している野党は間違っている。みなさん、大西議員を応援しましょう。

【自民党の報道圧力発言(1)】注意受けた大西氏、「朝日報道、懲らしめないといけない」「何か問題ある?」: 衆院本会議に臨む自民党の大西英男氏=30日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 
自民党の若手勉強会「文化芸術懇話会」の発言をめぐり、党から厳重注意処分を受けた大西英男衆院議員は30日、国会内で記者団に対し「(発言に)問題があったとは思えないが、慰安婦問題などで社会的制裁を受けない朝日新聞などを懲らしめる方法について質問しただけ」などと説明した。記者団とのやりとりの全文は以下の通り。

 「みなさんにお話ししておきますけど、常にマスコミはつまみ食いするんだよ。

都合のいいところだけ編集して、まったく本人の意図と違うような報道の仕方っていうのが極めて多いんだよ。

まず、最初に申し上げるけど、私は一言も『政治家や党が財界に圧力をかけて、マスコミを懲らしめろ』ってことは言っていない。

それが今、そういう報道をされているでしょう。そんなことはない。私が言わんとしたことは、政治家や政党が言論の自由を抑圧するようなことを言ってはいけないということを、はっきり言っているんだよ。

あの中で。しかし、百田尚樹先生が講師だから、こういったマスコミの一部、例えば朝日新聞の、ここ朝日新聞の人いるか?

 慰安婦問題の捏造(ねつぞう)記事。あれが世界をめぐって、日本の名誉や信頼がどれだけ傷つけられたか分からない。

あるいは今の安全保障法制について、まったく事実無根の『戦争に導く』あるいは『徴兵制』。まったく関係ないじゃないか。

日本が戦争に巻き込まれないための抑止力を高めようとしているのに、そう報道している一部マスコミがある。こういうことを懲らしめないといけないんじゃないかと。

マスコミのやりたい放題じゃないかと。そういうことで何かいいお知恵はありませんかと百田先生にお尋ねした。何か問題ある? 

そして『何か問題がある?』というところだけ、どこかのテレビは報道しかねないから、私はあえて言わないですけどね。そういうことですよ。真意は」

 --大西氏の口から「広告料をなくしたほうがいい」という趣旨の規制について発言はしたのか。

 「自由主義世界で、資本主義社会で、広告料をなくすなんてことができるの? 広告を出す企業は、自らの信念と良識に基づいて、選択をしなさいというのが私の気持ちですよ。

日本の国を過てるような、そういった誤った報道をするマスコミに対して私は広告なんかは自粛すべきじゃないかな、とは個人的には思いますよ。

だけど政治家として政治権力を使うとか、政党の力でそういうことをやるというのは民主主義の根底を揺るがすことですよ。言論の自由や表現の自由というのは民主主義の根幹ですよ」

 --与党議員がそういう発言をすることでメディア規制につながる懸念はないのか

 「それは今の安保法制に対する論議と同じ。まったくそんな考えはない、ないんですよ。そんなことが今の日本国憲法の中でできるんですか。

マスコミ規制とか、表現の自由を規制するなんてことができるわけないでしょ。ましてや日本国憲法を変えようといったら、国民の支持が得られるはずないでしょ。

そんな道なんかわれわれはまったく考えていない。自由民主党ですから。自由な言論、民主的な政治制度、それによって、国民の幸せを追求していこうというのが、わが自由民主党ですから。

そんなマスコミ規制をするとか、言論を弾圧するなんてことは、絶対にあり得ないことですよ」

 --木原稔前青年局長が更迭され、大西氏を含め3人は厳重注意処分を受けた。この結果はどう考えるか。

 「今、安保法制、日本の将来にとって大事な法律が審議されています。この安保法制にまったく関係のない、党内の私的な有志の集まりの勉強会での発言については、事実無根の発言、表明すらされている。

野党は、それを党利党略に使っているということは事実ですよ。しかし、われわれがここでそれを主張しても、野党の堅い石頭には通じないでしょう。

私どもは自ら退くことは退いて、安倍晋三首相や多くの関係者が心血を注いでこの問題にあたっているんですよ。そういう方にご迷惑をかけないように、それぞれが責任をとったということですよ」

大西議員への励ましの言葉はこちらへどうぞ。    

   http://onishi-hideo.homepe.net/new/contact/

 


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まるでマスコミが「第一権力」であるかのようだ

2015-07-04 08:52:23 | 日記

百田氏との勉強会での発言で、またも自民党はマスコミに屈した。主催者の議員を更迭して、他の議員を厳重注意した。発言は正しいのに、このような措置をしたのは、実際はマスコミの方が、政府より強い、権力が上ということを証明した。

まるでマスコミが「第一権力」であるかのようだ、記事を使って政治
家や個人・団体を社会的に抹殺できる“現代の神”になろうとしている。

このような新聞、テレビ、週刊誌などのマスコミを野放しにして、いいのだろうか?


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「STAP細胞はやはり存在する」 小保方氏守護霊が悔しさを吐露

2015-07-04 08:51:27 | 日記


◆「STAP細胞はやはり存在する」 小保方氏守護霊が悔しさを吐露
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9852

2014年の「STAP細胞」に関わる一連の騒動で注目された理化学研究所(理研)の元研究員・小保方晴子氏。理研OBが「当時、理研にあった論文の共著者である若山照彦氏の研究室からES細胞が盗まれた」として告発状を提出し、兵庫県警が5月に受理するなど、いまや小保方氏を犯罪者扱いする論調がほとんどだ。

昨年12月には小保方氏が参加したSTAP細胞の検証実験が「失敗」として打ち切られ、理研は、STAP細胞はES細胞が混入したものだったとほぼ断定。小保方氏は理研を退職したが、今年2月に理研は同氏を懲戒解雇相当と発表した。


◎理研の判断は科学的根拠に欠けている

しかし、理研がSTAP論文は不正と断じた理由や、ES細胞が混入したものと断定した理由は、科学的根拠に欠けており、検証実験も科学的探究の姿勢とはかけ離れたものだった。

例えば、当初、若山氏らは「STAP細胞が胎盤へと分化した」ことを確認しており、これはES細胞では起こらない現象だが、理研は根拠を示すことなく「見間違い」と説明している。また、検証実験は論文と寸分違わぬ条件でしか実験できず、溶液の微妙な調整さえ許されなかった。どのような条件でできるかもわからない未知の細胞を作成できる環境は、検証実験には初めからなかったと言える。

まるで魔女狩りのような風潮の中で追い詰められ、理研を追われた小保方氏は、今何を思っているのか。


◎「神の領域」に迫る研究だった

大川隆法・幸福の科学総裁は6月、小保方氏の守護霊を招霊し、検証実験の真相や、理研やマスコミに対する思いを聞いた。この霊言を収録した書籍がこのほど発刊された。

現われた小保方氏の守護霊は、持ち上げては叩くマスコミと、公然と「トカゲの尻尾切り」を行うこの国のあり方に対し、「これで、私と同じ研究をする人がいなくなっていくから、十年か二十年、(日本の科学の発展は)遅れたと思う」と語り、さまざまな制約の中で行われた検証実験は、「犯罪人に仕立てるため」の実験だったと悔しさをにじませた。

現代の科学には、解明されていない2つの大きな謎がある。それは、「宇宙の創成」と「生命の創造」という第一原因(根本原因)だ。宇宙の始まりはビッグバンだと言われているが、それを再現したり見てきた科学者はおらず、地球が誕生してから現在までの間に、どのように一番最初の生命が誕生したのかを解明した科学者もいない。

小保方氏守護霊は、STAP細胞の研究は生命の誕生と進化に関わる「神の領域」に迫っていたものだったことを明かし、「この第一原因論のなかで、『生命の分野に関しての第一原因論を探究したかった』というのが、率直な気持ちです」と、研究の動機を語った。

この他にも、
○STAP細胞ができる条件
○「生命の誕生」の奥にあるもの
○STAP研究が潰された本当の理由
○STAP細胞が秘めている驚異の可能性
などについて語られている。

本霊言は、STAP細胞の問題が、地球の科学史においていかに重要なものだったかを示す内容となった。新しい研究を芽のうちに潰してしまう日本科学界の現状を、このまま放置していてはならない。

【関連書籍】
幸福の科学出版 『小保方晴子博士守護霊インタビュー STAP細胞の審議を再検証する』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1493

【関連記事】
2015年4月7日付本欄 NHKの偏向報道と理研の姿勢に小保方氏弁護団が抗議
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9451

2015年8月号記事 STAP細胞は「生命の起源」に迫っていた - 「小保方博士守護霊インタビュー・再論」 - 大川隆法総裁 法話・霊言ガイド
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9808

2015年8月号記事 STAP細胞はやはり存在する - 助け舟を出す良識ある研究者はいないのか - The Liberty Opinion 2
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9822


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