UFO学園の秘密 公開前企画
精神科医が自らの宇宙人遭遇体験を告白!
─アブダクションはフォールスメモリーでは説明できない
http://the-liberty.com/article.php?pageId=1&item_id=9797
夜、寝ていたら、宇宙人に誘拐され、何かをされた……。そんな夢を見たことはないだろうか。宇宙人に誘拐されたという「アブダクション」の事例報告は、世界中に数多くあり、中には物的証拠が残っているケースもある。宇宙人はすでに、意外に身近な場所にいるかもしれない。
(編集部 大塚紘子)
今年秋に公開予定の映画「UFO学園の秘密」は、そのタイトルからも想像がつくように、宇宙人やUFOがメインテーマの作品だ。
物語の舞台は全寮制の中高一貫校。平穏なこの学校で、ある場所を訪れた生徒たちが突然天才的な頭脳になるという怪現象が起きる。この謎を解く鍵が、宇宙人アブダクションだ。
日本ではあまり注目されていないが、アブダクションはアメリカを中心に多数の事例報告がある。車でかなりの距離を走ったのに記憶が欠落していることを奇妙に思い、退行催眠を受けたところ、その間にアブダクションされていたことを思い出すケースや、宇宙人の夢を見た後、鼻の奥から異物が出て来るケース、宇宙人に妊娠させられた記憶を持つ人もいる。
日本にもそうした事例はある。ある精神科医が過去に遭遇したアブダクション事例を紹介する。
アブダクション体験手記
「夢で何か嫌なことをされた左手に傷跡が……」
精神科医・ハッピースマイルクリニック理事長
千田要一
(ちだ・よういち)
1972年、岩手県生まれ。医学博士。精神科医、心療内科医。医療法人・千手会ハッピースマイルクリニック理事長。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ・プロフェッサー。九州大学大学院修了後、ロンドン大学研究員を経て現職。アメリカ心身医学学会学術賞、日本心身医学会池見賞など学会受賞多数。著書に『幸福感の強い人、弱い人』(幸福の科学出版)、『ポジティブ三世療法』(パレード)など。
"何か嫌なこと"をされた左手には今も傷跡が残っている
千田氏の左手。拡大し、色の濃淡を強調すると、点線の少し上に、手のシワとは明らかに異なる傷が見える。(クリックすると拡大します)
高校3年生のとき、自宅2階の自分の部屋で、夜寝ていたところ、金縛り状態に陥りました。その頃は受験勉強のストレスもあって、よく金縛りにあっていたので、またかと、ぼんやりとした意識のなかで思っていました。
すると突然、牽引ビームのような光に引っぱられて、自分の体が壁を通り抜けたんです。通り抜けたときの感覚も覚えています。
全身が銀色に光る髪の長い女性が立っていた
次に気がついたときは、台に乗せられていて、右側に一人、左側に一人、人が立っていました。右側は、全身が銀色に光っている髪の長い女性でした。ただ、はっきりとは見えなくて、シルエットが見えた感じです。体のラインが美しく、女性らしい感じでした。
見慣れない場所だったので、「何だ?」と思って上半身を起こしたところ、左側の人が私の額に指を当て、押し戻してきました。そちらも女性だったと思います。指の感触も覚えていますが、触られた瞬間、状況をきちんと把握できないまま記憶が途切れました。
それから、前後関係ははっきりしないのですが、「左手に何かされた」という記憶があります。記憶というよりも、嫌なことをされた感覚が残っていました。
朝起きたとき鮮明な記憶として残っていた
朝起きたとき鮮明な記憶として残っていた
次の日の朝、目が覚めたとき、すごく鮮明な記憶として残っていたので、不思議に思いながら、何かされた感覚のあった左手を見てみました。
すると、いかにも治ったばかりのような傷跡があって、びっくりしてしまって……。前日まではそんなところに傷はなかったので、「あの記憶は、夢ではなくて本当にあったことなんだ」と、とても恐ろしくなりました。
当時、家族には話しましたが、取り合ってもらえませんでした。ようやく最近になって、宇宙人アブダクションの研究事例がアメリカなどで多くなってきたので、人にも話すようになりました。
アブダクションは「フォールスメモリー」なのか?
一部の研究者は、アブダクションを「フォールスメモリー(偽りの記憶)」と説明し、現実に起きたこととして解釈しません。フォールスメモリーというのは、過去の自分の断片的な記憶をつなぎ合わせて再構成し、現実に起きたことだと思い込む現象のことです。
ただ、再構成するにしても「部品」が必要です。私の体験について言えば、過去に経験したことがないことばかりです。全身が輝く女性を見たことも、寝ているところを引っ張られて壁を通り抜けたこともありません。
また、もう一つフォールスメモリーではないと言える理由が、「左手の傷を認識する前から一連の記憶があったこと」です。
フォールスメモリーの理論からすると、例えば、傷口を見て、それを理論付けて説明するために、逆算してストーリーをつくり、それが偽りの記憶になるわけです。
あるいは、金縛りにあったことを理屈づけるために、家族に話す段階で、過去の自分の記憶を選んで、それらを組み立てて説明する、というプロセスで、フォールスメモリーが構成されるわけです。
しかし、目が覚めた瞬間に記憶があったわけですから、順番が逆なのです。
「フォールスメモリー」で片付けずに研究すべき
精神医学の分野では、以前からUFOに関する事例がありました。分析心理学の祖であるユングも、幻覚や幻聴を訴える患者がUFOについて話していたことを報告しています。
ユングはそれを、患者の心理状態を表す象徴的なものとして分析する一方、アメリカで起きたロズウェル事件などにふれ、UFOは象徴的なものというだけでは説明し切れないとしています。
また、ジョン・マックというハーバード大学の精神科の教授が、100人以上のアブダクション体験者を調査した結果をまとめています。
私の患者さんのなかには、アブダクション体験を語った人はいませんが、退行催眠をかけたときに、「宇宙空間から地球を見た」という記憶を語った人は何人かいました。
日本でも、宇宙人やUFOについて、フォールスメモリーとして片付けてしまうのではなく、事例を集めて研究していく必要があるでしょう
地球には数百種類の宇宙人が来ている
現在、宇宙人が地球に来ていることは、科学的に説明できていない。しかし、頭から否定していては真実を見失ってしまう。
カナダの元国防相であるポール・ヘリヤー氏は本誌6月号で、「宇宙人は地球に何千年もの間コンタクトを取っています。アメリカ政府と宇宙人は手に手を取って協力しているのです」とコメントしている。
大川隆法・幸福の科学総裁の霊査でも、地球にはすでに数十種類の宇宙人が来ており、地球人として生活している者もいることが分かっている。
あなたの身近にも、すでに宇宙人が潜んでいるかもしれない。