元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

元少年Aの手記「絶歌」は「出版の自由」を超えた「精神的公害」

2015-07-07 20:23:14 | 日記

◆元少年Aの手記「絶歌」は「出版の自由」を超えた「精神的公害」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9865

1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の加害者で、「酒鬼薔薇聖斗」と名乗っていた「元少年A」(32)の手記『絶歌』が、世間を騒がせている。

「元少年A」は14歳だった同年、小学生5人を襲い、10歳の山下彩花ちゃんと11歳の土師淳君を殺害するなどして兵庫県警に逮捕された。

同書の前半部では、「元少年A」が精神を病んでいく経緯や衝動、犯行に先立って行われた動物への残虐行為などが生々しく回想されている。後半部では、少年院を仮退院して以降の苦悩や悔恨がつづられている。


◎出版中止すべきか? 「出版の自由」か?

当然、社会的反発は大きい。

被害男児の父親は「少しでも遺族に対して悪いことをしたという気持ちがあるのなら、今すぐに、出版を中止し、本を回収して欲しい」とするコメントを発表。不買を呼びかける声も挙がっている。

こうした手記を出版することで、「元少年A」が印税を得ることも問題視されている。

それら批判に対して、憲法で保障されている「出版の自由」の観点から反論する声もある。


◎「狂気」を表現し、読者に再現させる著作

しかしこの出版行為は、「精神的公害」という観点からも見なければならない。

大川隆法・幸福の科学総裁は著書『Think Big!』(幸福の科学出版)で、悲劇性のある文学の悪影響について以下のように述べている。

「特に私が述べておきたいのは、『"破滅型"の作家の作品をあまり読みすぎると、その考え方が、どうしても染み込んでくる』ということです。

例えば、何かを思い詰めて自殺した作家は、非常に純粋で、かわいそうな人であることもありますが、そういう人に入れ込みすぎて、その作品を繰り返し読み、自分のメンタルな面が、それと同じようなものになってくると、著者と似たような判断をし始めて、悲劇を求めていく傾向が出てきます」

『絶歌』では、著者の反省や悔悟の念は語られている。しかし、残虐行為や精神を病んでいく具体的な描写は、読む人にその狂気をありありと感じさせるものになっている。

同書には「自己陶酔的な文章」「どのように罪と向き合ったかという内省が十分に書かれていない」「不快な読後感」という感想も多い。結局著者は、贖罪というより、自分の狂気を表現したかっただけではないか——。そんな疑いも拭えない。


◎精神的な公害という観点が必要

「狂気を再現する」本ならば、なおさら有害性は大きい。教訓とするためではなく、興味本位や刺激を求めて同書を読む人が増えれば、社会に「狂気」や「不幸感覚」を振りまく。同様の罪を犯す可能性のある読者の心理を、増幅させる可能性もある。

有害物質を含む食品を売り、製品製造の過程で公害を撒き散らす行為は、「営業の自由がある」と言っても許容されない。同じように、「表現・出版の自由がある」と言っても、「精神的な公害」という観点でも見る必要があるだろう。(光)

【関連記事】
2014年8月4日付本欄 長崎佐世保市同級生殺害事件に思う 「精神鑑定」の不条理
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8238

2014年7月28日付本欄 同級生殺害事件 長崎県佐世保市で繰り返されたのはなぜか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8213

2014年7月29日付本欄 「命の教育」から善悪を教える「宗教教育」へ 佐世保・高1女子殺害事件
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8218

2014年5月30日付本欄 痴の虚人 渡辺淳一氏の死後の姿とは
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7930

2013年12月19日付本欄 社会派小説家・山崎豊子氏が「あの世」からメッセージ 執筆の原動力とは?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7117


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最新、霊言☆箱根噴火「リーディング」箱根山の噴火はさらに大きくなる!?

2015-07-07 20:20:14 | 日記

☆箱根噴火「リーディング」


◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇

【御法話・霊言 開催概要】

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
幸福の科学グループ創始者兼総裁
大川隆法先生
「箱根噴火リーディング」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

○この度 新たな御法話「箱根噴火リーディング」を賜りました。


◇日本建国の神の一柱による、国民への重要な警告。箱根、浅間山、富士山……、そして日本の未来とは。

・本日昼、エドガー・ケイシーが主のもとにあらわれ、本リーディングの収録を提案したことで、箱根山の噴火に際して、最も関係のある方を招霊し、その真意をお聞きしました。

・箱根の噴火は、国民が求めている!? なぜ、いま首都圏にほど近い箱根で異変が起きているのか。そして、この噴火はいつ収束に向かうのか――。誰もが知りたいこの疑問について、主の威神力により、天変地異に込められた「神の声」の内容が明らかとなります。

・全国民が知るべき内容ではありますが、信者をはじめ、天変地異・異常気象が気になる方、幸福実現党支持者と親和性のある方、宗教関係者、政治関係者、教育関係者、マスコミ関係者、東京・神奈川・静岡にお住まいの方には特におすすめです。

・なお、「裏」御生誕祭御法話として、日本の切迫した状況が語られた本御法話につきましては、7日の御生誕祭に参加される方には、ぜひ拝聴をおすすめ下さい。

・拝聴会とあわせて、経典『日本建国の原点』『されど、大東亜戦争の真実』『大震災予兆リーディング』『阿蘇山噴火リーディング』『神武天皇は実在した』などを読まれますとより理解が進みます。

【Point】

◆冒頭は、主自らによる「箱根・大涌谷の透視リーディング」! 箱根の地下は、はたしてどうなっているのか。

◆国民が死にたがっているから、手伝う!? そう宣言する霊人の意図とは。

◆天皇の人間宣言、そして明治維新以降の歴史が終わってしまう!?

◆関東大震災も私が起こした! 神の眼から見た、明治・大正・昭和の闇の部分とは。

◆さらに、話は神代の時代の天皇から、昭和天皇、そして皇太子殿下まで及び、皇室と日本の危機が示されます。

◆明治維新でやり残したこと、英霊の復活と昭和天皇の戦争責任、そして幸福実現党の未来、これらはすべて関連している!? いま、私たちがなすべきことは、「神の声」を伝えること。

・下記にアクセスすると、最新御法話・霊言の公開情報一覧を閲覧することができます!
http://info.happy-science.jp/lecture/#

 

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箱根山も噴火。相次ぐ天変地異に込められた「神意」とは何か

2015-07-07 19:03:56 | 日記

相次ぐ天変地異に込められた「神意」とは何か

口永良部島の噴火と小笠原沖を震源とする地震の霊的背景を探るべく、大川隆法・幸福の科学総裁は6月2日、リーディング(霊査)を行った。その背景には、日本を護る神々の意志があることが分かった。

http://the-liberty.com/article.php?pageId=4&item_id=9801

 

 大川総裁が口永良部島噴火の霊的背景を霊査すると、「戦艦大和が怒っとるのだ」と語る霊存在が出現。正体を探ると、先の大戦で連合艦隊司令長官を務めた山本五十六の霊であることが判明した。

 山本長官の霊は、昨今の沖縄での「独立運動」にも見える基地移設反対の動きに憤っていた。沖縄を救うために「水上特攻」した戦艦大和の話に触れ、「当時戦った人たちが、今の沖縄の現状を見たらどう思うか」と訴えた。

 噴火を起こした意図として、「災害と戦争は一緒。(中略)国家緊急権が発動できるような体制を常時持たねばならんという危機意識を、持たそうとしている」と述べた。

 

 

「東日本大震災の意味が分かっていない」

 大川総裁が次に、小笠原諸島沖地震を起こした霊存在を呼ぶと、霊は『日本書紀』に登場する神である大日孁貴(おおひるめのむち)と名乗った。大日孁貴(おおひるめのむち)は、今回の地震で47都道府県全てで震度1以上を観測したことについて、「警告として、『いざとなればこういうことは、日本の下でも起こせないわけではないんだ』ということを日本全土に言っている」と語った。今回の地震はM8・1の「巨大地震」。震源が浅ければ、東日本大震災に匹敵する被害を招いた可能性もある規模だ。

 

 

 大日孁貴(おおひるめのむち)は「東日本大震災の意味が分かっていない」「神仏を軽んじる勢力が、この日本列島に跋扈しているということは、やはり穢らわしい」と述べ、近年起きている一連の天変地異が、マスコミや政治家の判断の間違い、そして、日本人の信仰心の薄れに対する警告だと明かした。

 

 国民の考え方が変わらなければ、富士山噴火などさらなる自然災害が待ち受けていると警告した。


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箱根山も噴火。地震・噴火はまだ続く? 口永良部島噴火・小笠原沖地震の霊的背景が判明

2015-07-07 19:03:34 | 日記


◆地震・噴火はまだ続く? 口永良部島噴火・小笠原沖地震の霊的背景が判明
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9836

5月29日の鹿児島・口永良部島噴火、30日の小笠原沖地震が立て続けに起きました。最近の日本では、なぜこれほど地震・噴火が多発するのでしょうか。

大川隆法・幸福の科学総裁は今月2日、それぞれの現象の原因となった霊的存在を呼び、その意図を探りました。


◎「戦艦大和が怒っとるのだ」

大川総裁が口永良部島噴火の霊的背景を霊査したところ、「戦艦大和が怒っとるのだ」と語る霊存在が現れました。驚くべきことに、今回の噴火は、70年前に同島西方沖で撃沈された戦艦大和と関係が深いようです。

霊の正体を探ると、先の大戦で連合艦隊司令長官を務めた山本五十六の霊だと判明。昨今の沖縄における「独立運動」にも見える基地移設反対の動きに憤っている様子でした。

山本長官の霊は、沖縄を救うために片道分だけの燃料を積み「水上特攻」した戦艦大和の話に触れながら、「当時戦った人たちが、今の沖縄の現状を見たらどう思うか」「そんなんだったら、特攻なんかできなかった」と訴えます。

噴火を起こした意図としては「災害と戦争は一緒。(中略)国家緊急権が発動できるような体制を常時持たねばならんという危機意識を、持たそうとしている」と述べました。 


◎「東日本大震災の意味が 分かっていない」

大川総裁は次に、小笠原諸島沖地震を起こした存在を呼びます。

その霊は、大日?貴(おおひるめのむち)と名乗り、「警告として日本全土に、『いざとなれば、こういうことは、日本の下でも起こせないわけではないんだ』ということを言っている」と語りました。

今回の地震はM8.1の「巨大地震」。震源が浅ければ、東日本大震災に匹敵する被害を招いた可能性があります。

霊存在は「東日本大震災の意味が分かっていない」「神仏を軽んじる勢力が、この日本列島に跋扈しているということは、やはり穢らわしい」と述べ、マスコミや政治家をはじめとする、日本人の信仰心の薄れに対する警告だと明かします。

また、国民の心が変わらない場合、さらに大きな自然災害が待ち受けているとも示唆しました。


◎地震・噴火多発の科学的原因は不明

地震や噴火の多発が「神意」であるというのは、決して不思議な話ではありません。

日本列島周辺で地震や噴火が多発している理由は、東日本大震災が断層やプレートを動かしたからと言われていますが、本当の関連性は明確になっていません。

そもそも東日本大震災も、多くの学者たちにとって無警戒の場所で起きました。「プレートにエネルギーが溜まる」「マグマが上昇する」など、地震や噴火の大まかなメカニズムは分かっていても、肝心の「いつ、どこで、なぜ起きるのか」を知る方法は確立されていないのです。


◎世界宗教全てが「天災」を説いている

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖典である『旧約聖書』では、「ノアの箱舟」をはじめとした神罰の描写が数多く出てきます。

イスラム教の『コーラン』にも、神を軽視し、預言者を迫害した民族を神が滅ぼしたという記述があります。

仏教でも、『法華経』や『金光明経』などの経典において、仏法を蔑ろにすると、天災などのあらゆる災厄が起きると説かれています。

大規模な地震や噴火が頻発する本当の理由は、宗教が説くような神々の心、霊的原因を探究することで考えるべきではないでしょうか。私たちはこうした天変地異を、自分たちの心や行い、そして政治のあり方を謙虚に反省する機会とするべきです。

【映像のご案内】
本号で紹介した霊言は、映像にてご覧頂くと、より心に響きます。霊言の映像は、全国の幸福の科学の精舎・支部・拠点で映像でご覧いただけます(所要時間109分)。
全国の幸福の科学支部でご覧いただけます。→お近くの支部を探す( http://map.happy-science.jp/ )

【関連書籍】
幸福の科学出版 『天照大神の未来記』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=997

幸福の科学出版 『大震災予兆リーディング』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1487

【関連記事】
Web限定記事 長野白馬村地震、阿蘇山噴火……天変地異の背景にあるものとは
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8860

Web限定記事 御嶽山噴火・広島大水害の背景に「安倍政権の保守回帰の攻防」?


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韓国が世界遺産登録に反発する「軍艦島」は地獄島だったのか?

2015-07-07 12:33:43 | 日記

 

軍艦島(画像は Yuki Hayashi / flickr )

 

日本政府が世界文化遺産として、「明治日本の産業革命遺産」の登録を目指している。

 

これに対し、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官が、申請に含まれる一部の工場で、中国人・韓国人が徴用されていたことを念頭に、「(日本の登録は)強制労働を見て見ぬふりをするものだ」と批判。登録の可否を判断する国連教育文化機関(ユネスコ)の委員会に「責任ある方式での処理」を求めた。このほど、産経新聞が報じた。

 

中国の批判に先立ち、韓国当局も今月4日、「産業革命施設だけで美化して登録するのは、世界遺産条約の基本精神に反する」と日本に抗議していた。両国が問題視するのは、中韓の労働者が多数いた長崎県・端島(いわゆる軍艦島)などの遺産だ。韓国側は、「地獄島」と揶揄し、日本を批判している。

 

だが、日本政府が申請しているのは、明治時代の遺産だ。中韓が持ち出している問題は、主に昭和時代に関係する話であり、的外れの指摘であると言わざるを得ない。ただ、仮に両国の主張を議論するにしても疑問が残る。

 

例えば、戦争末期の1944年当時、海底炭鉱の採掘で栄えた端島には2308人の労働者がおり、このうち日本人は1603人で、朝鮮人(当時は日本人)は500人、中国人は205人いた。生き残った中韓の労働者の一部は、日本人の日常的な暴行により、半殺しの目に合ったり、まともな食料にありつくこともできなかったなど、過酷な状況に置かれたと証言している(『軍艦島に耳を澄ませば ――端島に強制連行された朝鮮人・中国人の記録』)。

 

中韓の主張は、そうした生存者の証言などを根拠にしているのであろう。しかし、労働者が"半殺し"状態であったのに、死亡率は韓国人が2.4%、日本人は1.9%でほぼ同じレベルだ(前掲書)。当時の炭鉱では、充満したガスの爆発や落盤などさまざまな事故が起きていたことを考えると、前述の証言にも疑問が残る。この点は、さらなる実態の解明が必要だろう。

 

しかし、そもそも、第二次世界大戦中、約7万人の強制労働者や戦争捕虜が従事していたドイツのフェルクリンゲン製鉄所は、すでに世界文化遺産に登録されている

 

当時の建造物で、戦争に関係しない工業地帯や工場などを見つける方が困難だ。戦争になれば、どの国も国家の生存を賭けて戦うのであって、それに協力した工場などはごまんとある。

 

日本は、中韓の主張にめげずに、世界に誇るべき明治日本の遺跡登録を進めるべきである。(山本慧)

 

【関連記事】

2015年5月8日付本欄 米研究者ら「偏見ない清算」呼びかけ 日本は「真実の歴史観」を示せ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9593

 

2015年3月6日付本欄 東京大空襲から70年 アメリカは大量虐殺の正当化をやめるべき

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9302

 

2015年3月27日付本欄 ペリリュー島の戦いでの生存者が講演 「"狂気の戦場"ではなかった【3分で学ぶリバティ日本史】

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9411


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人工知能が世界を滅ぼす—映画エイジ・オブ・ウルトロンは実現するのか?

2015-07-07 12:20:51 | 日記


◆人工知能が世界を滅ぼす—映画エイジ・オブ・ウルトロンは実現するのか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9867

人工知能が「地球を守るためには人類を排除すべきだ」と判断したとき、人類はそれを止めることができるのだろうか。最近公開されたSF映画エイジ・オブ・ウルトロンの前提となっている考えだ。

ただ、人工知能の研究が進むにつれ、SFではなく、現実問題としてこの問題に取り組むべきだという科学者や企業家が増えている。

実際、人工知能の危険性について、様々な著名人が言及している。米マイクロソフト社の創始者ビル・ゲイツ、スペースX社のイーロン・マスク、そして物理学者スティーブン・ホーキングなどが、人工知能が将来人類にとって脅威となる可能性に言及していることを、米ブレイトバート紙などが報じている。

人工知能の定義は多く、研究も幅広いが、マスク氏などが懸念していることは、「自己認識ができる人工知能が出現した場合、何が起きるか」ということだ。

人間は、「自分が存在する」ことを認識(自己認識)することができるが、パソコンやロボットにそれはできない。
幸福の科学では、人の本質は魂であり、自己認識も魂から生まれると教えている。しかし、学術的には自己認識がどこから生まれるのかが分からないため、本当に「人間らしい」人工知能を造れるかどうかは定かではない。また、人間の特性の一つとして、「創造性」があるが、これを人工知能で再現することはおろか、「創造性」の定義すら学術的に定まっていない。

ただ、自己認識ができなくても、そのように「振舞う」ことができる人工知能を造れれば、同じ様な懸念が生じるかもしれない。

自己認識ができるように「振舞う」人工知能が、自らを改良し続け、いつしか人間を遥かに超えた能力を持ったとき、どのように判断し、どのように行動するかは分からないのだ。
マスク氏によると、「迷惑メールをなくしてください」と人工知能に頼んだ場合、「人類を消せば迷惑メールがなくなる」という答えが返ってくる可能性もあるという。人間からすれば、これは「頭が良い」返答とは言えないが、それは人間に善悪を見分ける力があるからだ。

人工知能の研究は飛躍的に加速している。しかし、道徳観や倫理を持たず、ただ合理的に判断するだけの機械であれば、マスク氏が懸念するような結末になりかねない。もちろん、それは人間にも言えることだ。 

テクノロジーは、基本的に価値中立的なものだが、人類に恩恵をもたらすためには、「自己認識」・「創造性」・「善悪」・「心」などの研究も続けていかなくてはならない。(中)

【関連記事】
2015年6月11日付本欄 「ロボットvs人間」映画急増の裏にある「心の時代」の予兆とは
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9739

2015年6月19日本欄 ヒト型ロボット「ペッパー」一般販売へ 唯物的な脳科学で心はつくれない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9772

2015年6月号記事 「チャッピー」 - リバティWeb シネマレビュー
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9511


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ギリシャ国民投票で緊縮にNO EUは経済的な主権を取り戻せ

2015-07-07 11:50:51 | 日記


◆ギリシャ国民投票で緊縮にNO EUは経済的な主権を取り戻せ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9868

財政支援の条件としての緊縮財政策の受け入れを巡りギリシャで行われた国民投票は、反対が賛成を大きく上回った。「反緊縮財政」を掲げて今年1月に就任したチプラス首相は5日、「民主主義の勝利だ」と宣言。6月末から続いている銀行預金引き出しの制限などを終わらせる意向を示した。

7日には欧州各国の首脳が集まって会談し、ギリシャ問題への対応を検討する予定だ。ギリシャ政府は今後、投票結果を盾にして欧州連合(EU)との交渉に臨み、緊縮財政策の緩和を求める見込みだ。

EUはギリシャを支援する条件として、年金受給年齢の引き上げや支給額の削減など政府支出の削減や、増税などを提示。これらの緊縮策を拒否すれば、ギリシャはEU離脱に追い込まれると議論されてきた。

ギリシャで、公務員への手厚い保証や年金、失業者対策といった社会保障政策が国内財政を圧迫してきたことは事実だ。

ところが、EUや国際通貨基金(IMF)などがギリシャに求めるような増税によってでは経済停滞が続き、雇用創出、税収増につながらないという問題もある。ギリシャ経済の未来には依然として見通しが立たない。


◎各国の経済主権なきEUの限界

一方で、EUのあり方そのものの見直しも喫緊の課題だ。大川隆法・幸福の科学総裁は、1994年の時点で、EUの前身である欧州共同体(EC)が発足すると「とんでもない混乱になる」と警告。

「ドイツ以外の国は、ドイツから利益を取ることだけを考えています」と、経済に課題を持つ国が集まったところで全体の経済発展は見込めないと指摘していた(『理想国家日本の条件』)。

EUの最大の問題は、通貨をユーロに統一したことにより、各国が経済的な「主権」とも言える通貨発行権を手放してしまったことだ。ユーロの金利を定めるのは欧州中央銀行だけである。つまり、各国の中央銀行が金利を上げ下げして、通貨の供給量を調整する権限がない。

しかし、EU各国は経済発展の程度も大きく違う。ドイツのような先進国から、発展途上国と言っても良いギリシャのような国が同じ経済政策の下にあり、インフレ国もあればデフレ国もある。ここまでのばらつきがあるにも関わらず、国が同じ経済政策のもとにあるということ自体に無理がある。

そのような中、ドイツの銀行はギリシャなど周辺国に積極的に貸付をしてきた。ドイツの銀行にとっても、「新規顧客」の獲得を巡ってアメリカの金融機関と競争していたこともあり、利益があったと言える。

つまり、ギリシャに莫大な資金を貸し付け、財政難を温存したのはドイツであるという構造になっている。

EUにおいて、弱小国が経済的主権を大国に委ねるという構図が続く限り、経済成長は到底望めず、ヨーロッパの没落は目に見えている。ギリシャに対する対応だけでなく、EU加盟国すべてが自立を取り戻すためにどうすればいいか、という議論に取りかかるべきだろう。(晴)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『サッチャーのスピリチュアル・メッセージ 死後19時間での奇跡のインタビュー』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=933

幸福の科学出版 『自由を守る国へ 国師が語る「経済・外交・教育」の指針』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1348

【関連記事】
2015年7月2日付本欄 ギリシャと対立しているIMFって何? チプラス首相の言い分にも一理あり
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9851

2015年6月30日付本欄 ギリシャ資本統制 今こそ、財政危機の根本原因に向き合うとき
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9847


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