スポニチアネックス フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日に女子ショートプログラム(SP)が行われ、2シーズンぶりの出場となった浅田真央(25=中京大)は69・13点をマークし3位だった。
浅田は冒頭のトリプルアクセルを決めたが、3回転―3回転の連続ジャンプはともに回転不足。3回転ルッツも抜けてしまい、演技を終えると少し悔しげに右手の握りこぶしを振り降ろした。
それでも、演技構成点でトップの35・12点を出し3位に付けた。
浅田は「1つミスしてしまってそこが悔やまれるけど、演技自体は悪くなかった」と語った。練習では転倒したトリプルアクセルをきちんと決めたこともあり「あしたに向けてはいいスタートが切れた。
日本の方がバルセロナまでいらしてくれたので、いい演技で応えたいと思っていた」と前向き。首位のエフゲニア・メドベデワ(ロシア)と5・45点差とあり、フリーでの巻き返しを誓っていた。
真央SP3位、3回転半成功もジャンプミスで悔しげ 宮原は4位
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日に女子ショートプログラム(SP)が行われ、2シーズンぶりの出場となった浅田真央(25=中京大)が69・13点をマークし3位。宮原知子(17=関大高)は68・76点で4位だった。
浅田は冒頭のトリプルアクセルを決めたが、3回転―3回転の連続ジャンプはともに回転不足。課題の3回転ルッツも抜けてしまい1回転に終わるなど、演技を終えると少し悔しげに右手の握りこぶしを振り降ろした。それでも、演技構成点でトップの35・12点を出し3位に付けた。
宮原は大きなミスなく終えたが、3回転フリップでエッジエラーとなるなど、点数が伸びず。1位は自己ベストの74・58点を出したエフゲニア・メドベデワ(ロシア)、2位は69・43点のエレーナ・ラジオノワ(ロシア)がつけた。