ちやの日記~ごめんね、いつも長くてさ。

テレビドラマや今日の夕飯、そして、ちょっと愚痴。なんでもない日々を書きます。

勝手な感想『女殺油地獄』

2009-06-13 11:44:00 | インポート
感想を楽しみにしてるといわれたので、
社交辞令と思わずに感想を述べます。(しんみり)



主人公の放蕩息子与兵衛役の仁左衛門さんは、かっこよかった。


まさに女殺し~(そういう意味でなく~byはるな愛)



当たり役*(ハート)*



そして、熱演しておられました。



ここからが、ど素人の感想~



歌舞伎・・・・


せりふのいいまわしもおもしろくて、


でも、難しい・・・つうか、普段、我々が使わないような言葉もあり、


聞き逃さないように、集中してまして、



それは、ケチしないで、イヤホンガイドを借りればよかったのかも。(反省~)



時々、集中がとぎれて、なんですと*(はてな)*状態。



3階席だったで、花道で行われている演技が見えない・・・



それは、残念だったけれど、こないだ『ヅカ(宝塚)』のときに購入した・・


100均の望遠鏡で



めちゃ見えた*(キラキラ)*



すごいぜ!!100均。



ですので、


1階席16000円もうらやましくは、あるけれど、



3階席の4200円もなかなか捨てがたく、


いただきもののチケットで、無料のワシの勝ちじゃのぉ~。(なんの感想じゃろ*(汗)*)



安くいろんな演目をみるほうがいいかな~♪




で、本題!!


女殺し・・・ですけど、



ほんと、放蕩息子は救いようの無いバカ!!



なんで殺してまで、お金を奪うかな~と


悲しくなりました。


親心も知らないで*(涙)*



油やで、殺す。


油まみれになってツルツルすべりながら、・・・


これが、油地獄なんだ~~って、


すまぬが、笑った*(ニヤ)*



そして、これは、歌舞伎の伝統なんで、私が間違っているんだろうけど、



これから、殺します・・っていうところで、



男役と女形(秀太郎)がミエをきる*(ハート)*


殺しのポーズ。


ここで「なんとか屋!!」と屋号を叫ぶお客さん。


で、お客さんたちの拍手!!


ううむ、見せ場ではあるけれど、これで殺されちゃうのに~~。


ちと違和感を感じたな・・・。


・・・・


でも、決まってたな~*(音符)*



殺したあと、刃物をおさめる手もぶるぶると、


すごい熱演で怖かった。


ほんとに殺したら、ああかも。


と、想像し、こんなに心が凍るなら、やめときゃあよかったのに。


ぶるぶるしながら、与兵衛、逃げていく。


・・・・



で、演目、そこで終わるの。



あれ*(はてな)*


これで終わり?


反省するとか、逃げてどうにかなるとか、なんか、次の展開が、ないんすか?


みもふたもないストーリー。


そんなところが、悲しく、人情話として、正解なのかもしれません。



最後まで、親心もヒトの親切もわからぬ男の自分勝手なストーリー。


それが女殺油地獄。


きゃ~~ん。


(なぜか、吠えたい!!)