新しい冷蔵庫が来た。今まで使っていた物と同じシャープ製だが、新しく買ったのは少し容量が少ない物で、今までは扉の表面に液晶表示があったので急速製氷等に良く利用していたが、新しい物は庫内に操作ボタンがある。温度や自動製氷機能などは最初に設定してくれているのを変えるつもりはないし変えるのも面倒だ。使い勝手が良いかどうかは、まだわからない。引っ越してから17年になるが、エアコンや電子レンジなども引っ越しと同時期に購入したので、そろそろ変え替えの時期が来ている。これから暫くは、また、物入りになるだろう。
県知事選挙に後藤田氏が当選した。早速、新ホールの再検討と新駅の中止、多目的アリーナの必要性などを表明した。彼の発言のうち、新駅の中止については徳島駅から余りにも近接していることなどから頷けるが、新ホールについては、西新町再開発事業に絡んだすったもんだのトラブルの末、ようやく県と市が合意し、旧文化センターや青少年センター、中央公民館等の建物を壊して更地化が進んでいる段階で、今更の再検討はどうなんだろうか。過去の経緯を無視して新知事の一方的な意向で決めることが良いのかどうか疑問もある。その一方で、徳島市のゴミ処理場の問題については、徳島市単独ではなく、隣接市町村も含めた広域的な計画が必要であることは、効率化の点や隣接市町村相互の協力関係の点では言うまでもないことで、彼の意見には賛成だ。ともあれ、二十年間の現知事の元の県政が、目立ちがり屋の知事の過剰なパフォーマンスと、それに対する県職員の忖度とやる気の無さであったような気がして、例えば、消費者庁誘致の見通しの甘さとか、県人口の減少対策への取り組みとか、現知事の県政に疑問も多かったのは事実だった。だが、新知事は、県議会との関係、徳島市との関係などで多くの困難に直面するだろう。しかし、県政も変革しなければならない時期ではある。飯泉県政に欠けていたものは、徳島県が直面している現在と将来への課題に対する危機感であったと考える。官僚出身の知事では、失敗を恐れるあまりで行えなかったような変化を望みたいような気もするが、そうかと言って、あらゆる指数で全国最下位に近い県を、更にどん底に落として欲しくはない。