SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

救いの全行程を示す聖なる幕屋  第6回

2016年06月22日 | 日記


4、聖所の三つの部分と救いの三局面

聖所は、三つの部分に分かれています。それはイエス・キリストが、人類の救いを三段階の働きを通して、なされていることを意味します。パウロは、イエス様が私たちの大祭司であられることを、次のように説明します。

「この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ『幕の内』にはいり行かせるものである。その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのである。しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、 8:2人間によらず主によって設けられた真の幕屋なる聖所で仕えておられる、ということである」(ヘブル6:19、20;7:24、25;8:1、2)。

 イエス様は私たちの大祭司として、聖所の外庭、第一の幕屋、第二の幕屋である至聖所で、罪人を贖うための働きを成し遂げられることが象徴されています。

 A.外庭

 聖所の庭で罪人が連れて来た犠牲を殺し祭壇にのせることは、イエス様がこの地上に来られ、人類のために、世の罪を取り除く子羊となられ、十字架によって身代わりの生け贄(にえ)にとして亡くなられることを象徴していました。「わたしたちの過越の小羊であるキリストは、すでにほふられたのだ。(Ⅰコリント5:7)。「しかるに、キリストは多くの罪のために一つの永遠のいけにえをささげた後、神の右に座し、・・・」(ヘブル10:12) 


救いの全行程を示す聖なる幕屋  第5回

2016年06月22日 | 日記

3地上の聖所は、天の聖所のモデル

神様がモーセに聖所を建てるように命じられた際には、次のように言われました。 「また、彼らにわたしのために聖所を造らせなさい。わたしが彼らのうちに住むためである。すべてあなたに示す幕屋の型および、そのもろもろの器の型に従って、これを造らなければならない」。(出エジプト25:8,9)聖所は、神様が人類と再び一緒に住まれる計画を示すために考案されました。

この聖所制度全体は、イエス・キリストの受肉と地上での生涯、そのお方の働きと、天に昇られ、天でなされている働きを象徴する器具と儀式に満ちています。その中の器具の一つひとつ、儀式の一つひとつ、そして用いられる色の一つひとつに、人間を贖われるイエス・キリストの働きと教えがあり、また、イエス様に従うクリスチャンが経験しなければならない、救いの手順を象徴するものでした。この聖所制度は、神様の無限の知恵から考案されたものなのです。

そこで使徒パウロは、神様が天にある聖所の形態を明らかにし、そのひな形を作るようにモーセに指示されたと説明しています。「彼らは、天にある聖所のひな型と影とに仕えている者にすぎない。それについては、モーセが幕屋を建てようとしたとき、御告げを受け、『山で示された型どおりに、注意してそのいっさいを作りなさい』と言われたのである。」(ヘブル8:5)

 従って私たちは、天にもモーセが建てた聖所のような、真の聖所があることを知る必要があります。この聖所制度こそ天が啓示してくださった、私たち人類のための神様の救いの青写真なのです。神様は聖所を通して、私たちの救いを、目で見て、手で触れることができるよう計画なさることによって、神様が人類を救われる方法をより正確に理解することを願われたのです。それではこれから、聖所についての記録を通して、この重要な問題について研究してみましょう!