お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

月山神の使い・・・卯年御縁年

2023年10月25日 12時41分55秒 | 名所・旧跡」
  令和5年10月24日(火)霜降、晴れ。
 「暑い、暑い」とそうこうしているうちに、今日は二十四節気の‘霜降’です。朝の寒さを忘れさせる好天になりました。
 出羽三山‘卯年御縁年’に参拝のため羽黒山へ出かけます。六十里越え街道は進むほどに緑の山々に赤みが増し、将に山装うです。
 出羽三山三神合祭殿が‘月山卯年御縁年’の幟で迎えてくれます。合祭殿と鐘楼殿は萱葺き屋根の補修のため、大掛かりな足場が組まれています。
 合祭殿へ詣で月山神社、湯殿山神社、出羽神社の三神へ参拝します。兎は月山神のお使い月の精とされ、悪運から逃れる力があるもので、この歳に参拝すると12年分のご利益があると伝えられます。三神なのでお願いことも三倍お願いします。
 鏡池から合切殿を望みます。両脇を飾るのは昇り龍と降り龍です。
 ‘平和之塔’の上で羽ばたくのは三本脚の烏です。近年日本サッカー協会のエンブレム‘八咫烏’にあやかり、サッカー試合の必勝祈願に見えるチームもあるようです。

 日本国歌「さざれ石」は古今和歌集が出典と思っていたら、このようないわれを記す石碑がありました。暫く無沙汰するといろんなものが建立されています。

 重い思いを三神にお願いし、気持ちの軽くなったところで‘玉川寺’の庭園を眺めます。この時季はもみじには早く、花ひとつない寂しい風景です。
 ‘喫茶去’の間で抹茶を戴きます。お茶請け菓子はもみじを連想させるものです。小さい秋を見つけました!

あの日の感動をもう一度・・・本間氏別邸庭園‘鶴舞園’

2023年05月18日 12時35分56秒 | 名所・旧跡」
  令和5年5月17日(水)快晴。
 「この時季、本間家の庭園鶴舞園の白ツツジ見事だろうな~修学旅行で見たあの感動をできたらもう一度!」という嬶様のご希望にお手伝いします。ツツジの見ごろと言えば「今でしょう!」と遠い昔探しに出かけます。
 途中近道を掛けた積りが、藤島地区に迷い込み藤の花に遭遇します。「好いところに迷い込んだね!」とじっくり観賞します。
 街路樹に藤棚なんてなかなか洒落ています。日除けには快適でしょう。
 酒田市に着き、予定の時間を過ぎたので昼の腹ごしらえを早くします。‘海鮮どんや とびしま’で本マグロとろシラス丼をいただきます。
 山居倉庫に一寸寄り道して、若葉の新鮮な空気を一杯吸って腹を整えます。
 お目当ての本間氏別邸庭園「鶴舞園」につきます。清遠閣の正門を見るのは初めてです。歴史を感じます。
 鶴舞園の入り口がこちらです。落ち着いた佇まいいいですね。
 花の時季は一寸遅かったようですが、嬶様は遠い昔の感動を呼び起こせたでしょうか?
 白いツツジが主役です。
 邸宅との調和は見事です。やっぱり和風は心が落ち着きます。
 「幼い心の感動は純粋だったんでしょうね!」酸いも甘いも噛み分けて来た人生の感覚は、幼少期の純粋な心を少しづつ失っているようです。
 抹茶で一服し庭を眺めながら、遠い古を懐古します。「そうだよ!抹茶は昔苦いものだったが、今は旨いよ!」
 ここまで来たのだからと欲張って、名瀑‘玉簾の滝’まで脚を伸ばします。名瀑を祀る‘御嶽神社’に頭をたれます。
 ここも弘法大師が由来に載っています。東北地方は太子の由来が賑やかです。
 落差63メートルの滝に圧倒されます。ふと考えるとこの山の向こうは、20代に5年ほど仕事した真室川町だと思うと親近感を覚えます。
 名瀑の由緒書きです。古い歴史があるようです。
名瀑に虹がかかっていましたが、手前の腕では捉えることが出来ません。暫し見惚れます。
 感慨に浸っているうち時刻は16時30分を過ぎています。帰り道は青沢越えのR344を選択します。カーブの多い山岳道路なれど交通信号もなく車の往来もほとんどない、目に青葉が心地よい快適なドライブでした。

姫を尋ねて山越えて・・・雛の宿

2023年03月08日 16時40分05秒 | 名所・旧跡」
  令和5年3月19日(水)快晴。
 気温がぐんぐん上がります。誰が何と言おうと春です。こんな時は手足を伸ばしたくなるものです。
 長井市舟場に紅花交易でもたらされた雛人形を収集した方がいることを仄聞し、峠を越えて会いに出かけます。朝日連山の雪も心持少ないように見えます。
 「笑顔でお会いできるように!」と総宮神社にお願いします。「待ってます」と奥から声が聞こえたような気がします。
 探して間もなく‘雛の宿 幸’を探し当て雛人形を見せていただきます。残念ながら撮影禁止になっておりますので、網膜に焼き付けて辞去します。
 焼餅を焼かれないように、山形新聞の記事でご勘弁願います。
 姫に無事会えたら空腹を覚え昼食を摂ります。‘水杜里’お勧めのもりそばゲソ天付きをいただきます。

到来物で知る・・・春の到来

2023年03月04日 15時35分31秒 | 名所・旧跡」
  令和5年3月4日(土)曇りのち晴れ。
 親戚の方から野菜の到来物です。雪を被った野菜ですから、今から食べるのが楽しみです。
 一際大きい‘蕗の薹’が春の到来を物語ります。その昔‘ばっけ’と呼んで蔑んだものですが、今ではすっかり早春には欠かせない味になりました。

今年もよろしく・・・東鳩会月例会

2023年01月20日 12時50分06秒 | 名所・旧跡」
 東鳩会第185回月例会は令和5年1月19日(木)、大寒を明日に控えてもまだ積雪のない市内の‘伸輔’で開かれました。
 入り口には歓迎の貼り紙がなされ、これからここが月例会の定席となります。
 開会前にモギくんの代理出席した清酒‘吟醸月山’が紹介されます。注文のビールを待てず、直ちにその清酒を個々に分ける手際のよさ、盃を高く掲げ「おめでとう!今年も元気でよろしく」と新年会の始まりです。
 連れ合いの体調不良は生活を一変します。「健康長寿は二人一緒でないと心豊かな生活はできないね」悟るのが遅すぎたかな。
 ‘カルパッチョ’じゃなくして‘コレパッチョ’じゃないの?酒を飲むスピードに撮みが追いつきません。ここのオチャケ友だちは酒呑童子の末裔かもしれませんね。
 「暫くぶりに思う存分話せて、満足、大満足だ~」「大勢で呑む酒って、どうしてこんなに美味しいの!」ここは非日常から開放される数少ない機会です。  来月は立春を迎え温かくなり、足許も気にせずに移動できるようになるでしょう。次回は、是非あなたも楽しい機会を満喫しては如何でしょう。お待ちしてます。
[出席者] 蜂屋会長、中山副会長、千葉事務局長、伊藤(光)事務局次長、三澤、田中、柿崎、石黒、矢野の皆さんと私 

様変わりに驚く・・・慈恩寺

2021年10月05日 17時24分31秒 | 名所・旧跡」

  令和3年10月5日(火)曇り。
 阿弥陀展を拝観するため、8年ぶりに瑞宝山 本山慈恩寺を訪ねます。麓の入り口に国史跡慈恩寺を総合案内する「慈恩寺テラス」が設けられ、すっかり様変わりしています。
 急勾配の仁王坂を前にして体力を思い躊躇しますが、思い切って徒歩で挑戦します。息を弾ませ汗ばみながら登ったあと、仁王堂展望休憩所から長岡山を遠望します。
 参道を彩った彼岸花はそろそろ終わりのようです
 直登する石段の上の仁王門へ最後の踏ん張りです。
 線香を供え、本堂へ入り多くの阿弥陀様へ手を合わせます。鋳鉄仏餉鉢へ頭を入れ、若返りをお願いします。
 三重塔は開扉されていないので、外からお参りをします。
 サルスベリが真っ赤な花をつけています。さすが百日紅です
 慈恩寺テラスで揚げそばがきで小腹を満たし、ソフトクリームで喉を潤します。揚げそばがきはなかなかの珍味です。慈恩寺の歴史を紹介する大型ラウンドシアターなどを見学して、帰路に着きます。