どこかで秋の気配･･･八月尽

　　令和３年８月31日(火)晴れのち曇り。

　朝夕涼しい気配が窓から忍び寄る。秋の虫の鳴き声は、まだ抑揚がない。

　秋の気配を探します。日の出の位置が南に移動したようです。

　水蒸気が少なくなって、雲の形も変わったようです。

　空が高くなったようです。「パイロットは気持ちいいだろな～」

　馬見ヶ崎川左岸に生い茂ったニセアカシヤの木が伐採され、見通し遠くまで効く様になったようです。｢一寸淋しいかな？」

　秋の風情を感じさせる優雅な花シュウメイギク(貴船菊)が庭を彩ります。あの、暑かった夏も今日でおしまい！となるのかな？でも、寒さも嫌だと思う八月尽です。

暑さもこれまで？･･･処暑

　　令和3年8月23日(月)明け方激しい雷雨のち晴れ。

　今日は暑さも和らぐといわれる二十四節気の‘処暑’です。ランドセルを背負い、手に一杯の荷物を持った児童が散見されます。新学期の始まりのようです。

　棚一杯に咲いた朝顔も淋しくなり、夏の終わりを示唆しているようです。ひとり飲みのビールから手酌酒になりそうです。

　夏の主役の蝉は姿を見せないばかりか、鳴く音も聞こえません。替わっての主役はトンボの登場です。最近の気象は戸惑いがあるのか、躓きながらの移ろい。寒くなるのも早いんだろうな～

もう、忘れたかしら･･･敗戦記念日

　　令和3年8月15日(日)曇り。

　今日は敗戦から76年を迎えます。軍人230万人、一般人80万人が犠牲になったといわれます。正午には戦没者を悼んで黙祷をささげます。

　人と人が殺し合う戦争がどうして地球上からなくならないのでしょう。戦争は直接体験しませんが、ひもじいながらもぼろは着てても子ども心は錦でした。

　コロナ禍で帰郷する人も少なく静かなお盆です。それに、例年にない雨が水を差します。

我家が楽園･･･蝉時雨

　　令和３年８月９日(火･祝)曇り時折俄か雨。

　蝉の初音を遅いと思っていたら、８月に入ると連日朝から蝉の鳴き声が遠くなった耳にさえ五月蝿く聞こえます。

　庭のもみじの木に多くの蝉を見つけます。そういえば今年は例年にない空蝉を眼にしたのです。

　どうやらここは蝉の楽園になったらしいのです。身内と思えば蝉の鳴く音もなぜか心地よい音色になります。

　もみじ(猩々)の木は齢５０歳を記念して植樹したものです。1ｍにも満たない幼木も寄る年波にこんな大木になり、自然の営みに貢献しているようです。あと少し蝉時雨を楽しもうと思います。

暑さには熱き血潮で！･･･山形東サッカーフェス

　　令和３年８月７日(土)晴れ時々曇り、時折雷雨、立秋。

　恒例の山形東高サッカーフェステバルが母校グランドで開催されました。連日の３０度を超す暑さにも負けず、先輩、後輩、現役が親善試合を繰り返し行います。

　今年はコロナ禍のため山形近郊の先輩に限られ、３年生は模擬試験のため欠席と現役の参加者も少なく、ピッチに立つ時間が長くなります。それでも、ボールを前にすると熱き血潮がたぎるのです。

　遠雷を聞きミストのような雨を浴び、ゲームを繰り返しＯＢ会の絆を深めるのです。少子化に伴いますます横の社会の必要性を感じます。

　ＴＯＫＹＯＵ2020五輪が８日閉会式を迎えます。コロナ感染者の増加で開催反対の声も上がる中、暑さ対策のためマラソン、競歩を競技を東京から札幌へ会場変更したら札幌が東京より気温が高くなり、閉会式には東京へ台風９号が接近するなど自然は五輪を知る芳もないのです。

　　天網恢恢疎にして漏らさず　　　｢あら！見てたのね～｣

　今日は立秋です。これから少しづつ涼しくなりますが、直ぐに寒さがやってきます。ご自愛ください。ご同輩！