令和4年10月24日(月)曇りのち晴れ、所によって俄か雨。
最上三十三観音詣りも5日目になります。脚に疲れを若干感じますが、ここが正念場です。好天に背中を押されて出発します。
今日の始まりは、東根の第19番札所黒鳥観音です。
使われなくなった参道は門前雀羅を張っています。勿体無いことです。
黒鳥観音の御朱印です。
山深いところですが前回より道路が整備され、順調に観音様にお会いできます。
第20番札所小松沢観音です。草鞋の山門の扁額(?)ほほえましいものです。
長さ4メートル長もある大草鞋に圧倒されます。
往時はこの急石段を登って参詣したのでしょう。真似のできない信仰心です。
手を合わせご真言を唱えます。
小松沢観音の御朱印です。
昼食は道の駅むらやまでラーメンをいただきます。
国道から尾花沢の入り口を間違え遠回りします。案内幟が見当たらず不安をかこちながら、部落を過ぎると鳥居が見えてきます。
長い石段を登り、第21番札所五十沢観音です。
静かに観音菩薩に参拝します。
五十沢観音の御朱印です。
塩ノ沢観音を祀る曹源院山門を潜ります。
第28番札所 塩ノ沢観音です。
塩ノ沢観音の御朱印です。
西光寺の大きい仁王像を見ながら仁王門を潜ります。
第29番札所 大石田観音観音です。
ここ大石田は齋藤茂吉が‘最上川 坂白波のたつまでに ふぶくゆふべと なりにけるかも’と詠んだ地です。
大石田観音の御朱印です。
見上げると東の空に虹が見えます。これは観音様の激励の微笑と有難く頭を垂れます。
第27番札所 深堀観音です。
最上川畔の杉木立の中にたっています。
聖観世音菩薩に手を合わせご詠歌を唱えます。
深堀観音の御朱印です。
最上川を見下ろす小高い丘に赤い幟が誘います。
第26番札所 川前観音です。強い夕日が川面を染めます。
昔船着場として繁栄したところでしょう。ご詠歌に船が詠われています。
川前観音の御朱印です。
養泉寺の山門です。俳人松尾芭蕉と弟子の曾良が逗留した寺として有名です。
第25番札所 尾花沢観音です。
「~雪を眺むる尾花沢」の観音様です。
境内に「涼しさをわが宿にしてねまるなり」の句碑が建っています。
五色幕はお釈迦様の身体を表しているそうです。
尾花沢観音の御朱印です。
今日は観音様の虹に励まされて、巡礼が進みました。