平成24年4月26日(木)曇。天気予報によると「昨日に続き今日も気温が20度を越し、夕方には雨となるでしょう」との報道に、「こんなに待ち侘びた桜を雨で散る前に見たい!」と強い願望から急遽花見に出掛けます。「月に叢雲 花に嵐」の例え通り風も強まります。
湯殿月山両所宮神社です。山形気象台が4月23日昨年より5日、平年より8日遅いサクラの開花を発表したが、三日経ってもう満開の様子です。これに枝垂れ桜が加わると‘桃源郷’に非ずして‘桜源郷’です。
園児も先生と一緒に花見のようです。松山善三監督のテレビドラマの挿入歌を思い起こします。♪桜の苗が大きく育つ頃 僕らはみんな大人になるんだ~桜木は往年記念樹によく使われていたようです。
宮町の裏通りですが、湯殿山両所宮神社の参道でもあったらしく古木が見受けられます。纏まった植栽は何か理由がありそうです。
ここも大きな木の桜です。女子の学校ですのでお似合いです。いや、桜は何にでも合うのかな~
山形の桜の名所の一つ霞城公園に通じる道路です。もう満開のようです。「お~いそこの車!花見てないで信号見てね」
桜の後ろに佇むのは‘最上義光歴史館’です。東鳩会古稀の祝いの観光で「トーハト会だったらキャラメルコーンだね!」と言われた所です。
霞城公園の東大手門から霞城セントラルビルを望みます。霞城セントラルビルは山形市で一番高いのっぽビルです。ピンクの生き物が濠の水を飲もうとしているように見えませんか?「あの高いビルから見た花模様はどうなんだろう」と行かなかったを後悔します。
東大手門の北を望みます。濠まで下りた桜、懸崖桜とでも言うのかな?
北東の濠に覆いかぶさるこの樹勢、桜真っ盛りです。桜開花の期間は短い、次の山形は桜ん坊の出番です。
1時間半の花見散歩に疲れました。今夜は晩酌で‘憂いを払う玉箒’ならぬ‘疲れを払う玉箒’にしたいと思います。