お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

行けるところまで行こう!・・・最上三十三観音巡り

2022年10月21日 09時29分08秒 | 寺社仏閣
  令和4年10月19日(水)晴れたり曇ったり。
 今年は最上三十三観音御開帳の年です。通常12年に一度子年に開帳されるのですが、コロナ禍のため2年遅れの寅年になりました。この2年の延期は高齢者にとって辛いものがあります。年々体力の損耗が著しく高所に多い観音堂へ参詣できるのか呻吟していたところですが、前回の想いと今月末の開帳期限が迫ったため、「行けるところまで行こう!」と決断し‘ツリンポ’を準備してスタートします。
 先ずは、♪ めでためでたの若松さまよ 枝も栄えて 葉も茂る~と唄にも歌われている第1番霊場‘若松寺’に詣でます。
 御朱印受付所を伺い巡礼の心得を教わり、いよいよ最上三十三観音詣りの緒に付きます。
 若松観音の御朱印です。
 「腹が減っては・・・」と出陣前に‘泰光’で腹を満たします。
 第2番山寺千手院です。
 ここはJR仙山線の踏切を跨いで参拝するのが富に知られています。
 観音堂です。
 千手院観音の御朱印です。
 第3番千手堂です。

 お茶の木が可憐な花をつけ迎えてくれます。
 千手堂の御朱印です。
 第4番円応寺です。
 木造の観音坐像としては東北一の大きさを誇ります。
 御朱印受付所で目を楽しませてくれます。
 円応寺の御朱印です。
 第5番唐松観音は懸崖の上に建つ堂宇に驚かされます。
 清水寺に及びもしないが舞台の上にあります。
 本尊は「念持仏」とも称される高さ約5センチの聖観世音菩薩立像だが、秘仏とされているそうです。
 唐松観音の御朱印です。
 鍋の弦の中に唐松観音を望みます。ここの広場は喜寿の祝いで芋煮会を楽しんだところです。「イッチャ~ン、ヤスエちゃんが芋で腹を膨らましたあなたと私のツーショットを撮ってくれた場所でもありますよ」

残りの福運は何処!・・・羽州山形七福神巡り

2022年09月17日 11時20分38秒 | 寺社仏閣
  令和4年9月16日(金)快晴。其の三の二
 先週7日降雨のため中断していた七福神御巡拝を続けます。
 先ずは、湯殿山神社に戻り、予て用意した色紙へ御朱印をいただきます。

 改めて、恵比寿神へ参拝します。
 再び、千歳山萬松寺を訪れ改めて‘福禄寿’へ参拝し、色紙に御朱印をいただきます。
 庭園の中に異なものを目にします。野球の審判員(?)を見つけます。よく見ると、福禄寿が野球帽を被っているのです。
 ここからがあらたな出会いです。長光山養千寺を訪れ、‘毘沙門天’に参拝します。
 寺族さまに勧められた嬶様が、超大なお鈴をこれまた長大のリン棒で叩くことを勧められます。「凄い力持ち!」思わずシャッターに力が入ります。
 菩薩様が沢山並んでるので、有難くなってパチリ!
 正義の味方の思いを強くして‘毘沙門天’に参拝します。

 次に戦勝の神の思いを強くして参拝します。お護符をいただきます。
 昔日の笹谷街道を想い起こし、漸く白馬山法来寺を訪れます。馬見ヶ崎の呼び名にも因縁があるようです。
 これからの福寿と安楽をネッヅグ‘布袋尊’へお願いします。
 お護符をいただき辞去すると、庭に可愛い像が目に入ります。「こんな像は歓迎です。聖子さん!」
 遅い昼食ラーメンを‘あづまや’でいただきます。あと一つで結願です。
 七福神の最後の‘弁財天’にお会いするため、真鏡山無量寺を訪れます。

 ‘弁財天’は七福神の中の唯一の女神です。女性の元気で長寿をお願いします。
 羽州山形七福神御巡拝は満願を迎え、宝船色紙の出来上がりとなります。
 日本古来の神、恵比寿神を除くと他は中国やインドからの外来神です。日本古来の神は神社が、外来の神は寺院がそれぞれ祀っています。そして、寺院は曹洞宗が多いようです。これには歴史的背景があるようです。

福運を求めて・・・羽州山形七福神巡り

2022年09月07日 15時42分14秒 | 寺社仏閣
  令和4年9月7日(水)曇りのち雨。
 齢を重ね顔に皺が増えても、欲の皮は突っ張ります。山形市とその近郊の七福神を参拝し、福運に預かろうと言うのです。御縁日は毎月7日ということなので早速出かけます。
 出だしは‘恵比寿神’からと言われて、湯殿山神社へ詣でます。大きな看板を掲げ迎えていただきます。
 羽州山形七福神御巡拝の証となる色紙は品切れのため、手を合わせ賽銭を上げて心残りながら次へ移動します。
 次は、‘福禄寿’を祀る千歳山萬松寺の山門を潜ります。山門を潜る前、故海老名八郎先生の墓にぬかずきます。海老名先生は元山形東高サッカー部顧問で、初優勝に導いてくださった名伯楽です。
 案内された福禄寿の堂の大きさに驚きます。また、歴史を感じます。

 多くの寺社に惑わされながら、大虚山円同寺を探し当てます。‘寿老神’への拝礼をお願いすると共に漸く色紙を手にします。
 金色の厨子の中に納まっています。円同寺は近年水害に遭い、この地へ新築移転という。そのときの寿老神の動向までは聞き及びません。
 山辺町の古い町並みの狭隘な道に苦労しながら、漸く白鳥寺に着いたころには雨が水溜りを作っています。
 入り口に石造りの‘大黒天’がお出迎えです。
 当寺の大黒天は尊像ではなく大きな彩画として軸に描かれたものだそうです。
 雨が降ってきたので残りは次に繰越昼食をとり、デザートに夏の名残とかき氷をいただきます。

 山辺と言えば‘酢だまりかき氷’です。少し食したかき氷に、瓶の杉の葉を通して酢だまりを注ぎますと「ア~ラ、不思議!」乙な味に変身するんです。

また、また慈恩寺・・・御堂如来展

2022年07月15日 15時11分55秒 | 寺社仏閣
  令和4年7月14日(木)晴れたり曇ったり。
 御堂如来展が開催中というので、また、また慈恩寺を訪れます。
 「大江広元公ゆかりの地」と銘打った慈恩寺の本堂へ拝礼します。入場料千円は物価高の例に漏れないようです。
 木造大日如来坐像1体が鎮座する三重塔です。
 近くに蓮池があり、一度絶えた‘慈恩寺蓮’を白鷹町の協力で復活したものだそうです。だとすると、白鷹町針生の蓮とは縁戚関係にあるのかな?
 蓮池の畔に変わったアジサイを見つけます。
 これもそうですね。初めて目にします。
 帰り道、チェリーランドに寄りアイスクリームで喉を潤します。抹茶とザクロの二色入りをいただきますが、甘酸っぱいザクロが絶品で疲れも取れたような気になります。

禍を払う・・・夏越の祓え

2022年06月30日 15時22分30秒 | 寺社仏閣
  令和4年6月30日(木)曇り。
 1年の半分の日の今日は、‘夏越の祓え’の日です。歳を重ねると信心深くなり、朝早くから鳥海月山両所宮へ詣でます。
 毎年の如く「夏越の祓いする人は 千歳の命延と言うなり」と唱え茅の輪を三度潜ります。これで厄が落とせれば、容易なことです。
 命の長さより毎日の元気な身体が愛しく思います。今年の夏は早くから暑い。昨日、東北南部が梅雨明けしたそうです。平年より25日昨年より17日早く、6月中の梅雨明けは観測史上初めてで、期間も最も短い14日間だったそうです。今夏が恙無く過せますようにと、改めて手を合わせます。

長寿を徳とする・・・仙台七福神巡り

2022年01月07日 11時41分40秒 | 寺社仏閣
  令和4年1月6日(木)晴れ。
 5日の寒入りで朝の冷えが一段と身に堪えます。そんな中、早朝車のスリップに細心の注意を払い、出掛けます。
           
 福や徳をもたらすとして信仰されている‘七福神’とご縁を結び、より充実した一年になるよう「奥州仙台七福神巡り」へ参加します。
 このバスに福と徳を一杯詰めて帰り、七福神のご利益を皆さんへお裾分けしたいと思います。
 最初に、医王山鉤取寺(こうしゅじ)の山門を潜ります。
   
 長い頭とひげが特徴的な福禄壽(ふくろくじゅ)へご真言を唱え祈願します。福運や財産を呼び寄せ、長寿になると言われています。
 次に、南谷山福聚院(ふくじゅいん)の山門を潜ります。
 笑顔と大きな腹の布袋尊(ほていそん)がお出迎えします。手に持った大きな袋には宝物が詰めてあり、頭から足の先まで優しく撫でることにより福を呼び込み願いを叶えると言われております。
 3番目は、金光山満福寺を訪れます。
 子育て、家内安全にご利益があると言われる毘沙門天(びしゃもんてん)にお参りします。ビニールで囲まれた庵の中です。神様もコロナに感染するのかな(?)と訝ります。
 4番目は、天総山林香院の山門を潜ります。
 七福神唯一の女神弁財天(べんざいてん)が祀られています。学問や芸能の神として信仰され、合格祈願や学業成就のため多くの人が訪れるそうです。
 午前の部を終わり、伊達の牛タンで昼食をいただきます。
 箸をつけて間もなく、ドカンと牛タン焼きが食卓に乗り、眼で満腹になります。
 5番目の恵比寿天(えびすてん)は異なことに百貨店藤崎の屋上に鎮座します。藤崎は1819年の創業当時呉服店‘得可主屋(えびすや)’を営み、商業の神である恵比寿様を以来祀っているそうです。
 藤崎の催し会場では仙台の七福神が一堂に会したご開帳が催されています。


 
 6番目は、喜福山玄光庵の山門を潜ります。
 不老長寿、無病息災のご利益があるとされる壽老人(じゅろうじん)です。玄光庵では大日如来のご神体内に400年以上祀ってきたために、崇めて壽老尊と呼んでるそうです。
 おしまいは、喜傳山秀林寺を伺いますが、豪華な山門のお迎えに驚きます。
 正面が大黒天、左側が毘沙門天、右側が弁才天の姿をしている三柱の神が一体となっております。五穀豊穣、開運招福等のご利益がありますが、庄内地方の大黒様のお歳夜として、二股大根とハタハタ田楽を供える風習が知られます。 
 これが私の修了証書です。雪のない仙台を羨ましく思いながら、招福を願いました。コロナウイルスが感染始めてから2年、健康で可もなく不可もない日常が何よりも得がたいものと思います。

初詣・・・健康長寿を願って!

2022年01月01日 16時33分28秒 | 寺社仏閣
  令和4年1月1日(土)雪。
 明けまして おめでとう
 今年も新年を迎えることができました。旧年からの降雪が新年まで続いています。億劫な気持ちが頭をもたげますが、鳥海月山両所宮へ初詣に出かけます。
 遅くなったので長蛇の列です。コロナ感染が沈静化したのでしょうか。
 長い列は社会的間隔のせいにもあるようです。屋根からの落雪にも注意しての参拝です。
 これまでの健康長寿にお礼を申し上げ、今年もまたお願いします。コロナ感染の収束と東鳩会例会の再開を改めてお願いします。

丑年御縁年参拝・・・羽黒山・湯殿山

2021年10月09日 16時59分36秒 | 寺社仏閣
  令和3年10月8日(金)曇り山岳は霧雨。寒露。
 丑年御縁年参拝をしようと、雨を気にしながら羽黒山・湯殿山を目指します。湯殿山への途中道を違え「旧六十里越え街道」へ紛れ込んでしまいます。九十九折の隘路に加え、視界を遮るほどの木々が覆いかぶさります。引き返せばいいのに少しの好奇心から車を進めます。
 漸くして頭上の木々の覆いが消え、曇天の空が広がります。そこに、「七つ滝」の標識が眼に留まります。
 緑一杯の樹木の中から勢いよく飛び散る白い水は、迷い道の失敗を一気に払拭してくれます

 田麦俣の多層民家を車窓に見ながら、この偶然は、これぞ神の思し召しでしょう。苦あれば楽ありです。
 昼食をいただきます。盛りむぎきり。
 揚げ餅そば。
 てんぷら。
 羽黒山へ詣でます。霧雨に煙り厳粛な雰囲気を醸し出します。
 霧の中の三神合祭殿は荘厳さをいっそう演出します。健康長寿をお願いします。
 12年前の丑年御縁年もご朱印をいただきましたが、本日丑の日につきすべてが朱書きです。

 急ぎ戻って湯殿山へ参拝します。もみじはまだ始ったばかりです。
 専用バスで神域の目まで登ります。石やらの道を湯殿山神社本宮まで足許に気をつけて進みます。

 この山の向こうに神社本宮があり、履物を脱ぎ、裸足になり、人形で身体をなで水に流しお祓いを受けるのです。熱い湯の流れるご神体を上ります。
 本神社も丑の日に因み朱色のご朱印でご朱印帳に記載されます。
 本日の締めは大鳥居を潜り、丑年御縁年詣ではお仕舞いです。老骨がギシギシ言っています。