きょう平成21年10月29日(木)は、カミサンに引かれて出羽三山神社へ‘丑年御縁年’詣りに出かけました。空は秋晴れ、山は紅葉快適なドライブ日和ですが、月山道は冬が来る前にと所々で工事中です。所要時間2時間少々です。
羽黒山駐車場には‘出羽三山丑年御縁年’の横断幕が掲示され、歓迎を受けます。12年に1度の丑歳にお参りすると12回お参りしたことになるのだそうです。そうだ!スーパーで買い物したとき、今日はポイント10倍の日なんってある。道理でカミサン好みだ。
この赤い鳥居が神界と俗界の境でしょう。赤い鳥居を潜ると先ほど小水を終わしたのに身震いします。
出羽三山の開山は約1400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、山頂に祠を創建したのが始まりとされています。
数十年ぶりの参拝に参集殿で資料を収集し、俄の勉強を始めます。昔を思い浮かべながらそぞろ歩きます。
三神合祭殿は、月山、羽黒山、湯殿山の三神を祀る日本随一の大社殿です。神仏習合時代の名残を留める特異な造りなんだそうです。手前の柵の中が鏡池です。昔は御手洗池と呼ばれていたそうです。因みに、山形西高の校章はここから発掘された鏡をモデルにしているそうです。
厚さ2.1mの茅葺の屋根、総漆塗りの内部などその全てに迫力があります。軒下に左から順に「湯殿山神社」「月山神社」「三山神社」の扁額が掲げられておりますが、「羽黒山」の文字は見当たりません。萱葺の葺き替え寄進を受け付けています。
建物の中には「三神合祭殿」の大きな扁額が迫力を誇示ております。
喉の渇きを満たすため、参集殿に戻り落雁菓子で抹茶を御馳走になります。
辞去しようとした目前に大きな鐘と平和の塔が目に入ります。平和の塔の上に止まっているのは3本足の‘八咫烏’です。下の球がボールだとすればサッカーの神様です。羽黒高の地元で山形東高の勝利を是非とお願いします。そして、羽黒山を降ります。
帰路途中玉川寺に寄ります。玉川寺は出羽三山の麓にあり、およそ7百有余年前の鎌倉時代(1251年)に曹洞宗の開祖道元禅師の高弟だった了然法明禅師によって開山されたと伝えられています。庭園と九輪草で知られています。
山門前に「不許葷酒入山門」(葷酒山門に入るを許さず)の禅寺特有の戒壇石が見られます。「生臭いものと酒は仏道修行の妨げになるので、寺院の中に持ち込むことを許さない」と言うことなのだそうです。
生臭いものと酒の両方が好きな私は暫し躊躇しますが、思い切って山門をくぐります。
庭を散策しながら、池泉回遊式蓬莢庭園を楽しみます。緞帳のような景色と控え目な滝の音に癒されます。
枝垂れ桜の咲くころ、赤い毛氈の縁台で抹茶を飲んだらさぞ旨いだろうなと思いながら辞去します。
話のタネにと「庄内映画村」に足を伸ばしますが、里から深く入った山裾にあります。敷地は広大で中の様子がよくわかりません。入場料1,800円(私は800円)と陽が傾きかけたので、入り口で写真を取りさよならします。
羽黒山駐車場には‘出羽三山丑年御縁年’の横断幕が掲示され、歓迎を受けます。12年に1度の丑歳にお参りすると12回お参りしたことになるのだそうです。そうだ!スーパーで買い物したとき、今日はポイント10倍の日なんってある。道理でカミサン好みだ。
この赤い鳥居が神界と俗界の境でしょう。赤い鳥居を潜ると先ほど小水を終わしたのに身震いします。
出羽三山の開山は約1400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、山頂に祠を創建したのが始まりとされています。
数十年ぶりの参拝に参集殿で資料を収集し、俄の勉強を始めます。昔を思い浮かべながらそぞろ歩きます。
三神合祭殿は、月山、羽黒山、湯殿山の三神を祀る日本随一の大社殿です。神仏習合時代の名残を留める特異な造りなんだそうです。手前の柵の中が鏡池です。昔は御手洗池と呼ばれていたそうです。因みに、山形西高の校章はここから発掘された鏡をモデルにしているそうです。
厚さ2.1mの茅葺の屋根、総漆塗りの内部などその全てに迫力があります。軒下に左から順に「湯殿山神社」「月山神社」「三山神社」の扁額が掲げられておりますが、「羽黒山」の文字は見当たりません。萱葺の葺き替え寄進を受け付けています。
建物の中には「三神合祭殿」の大きな扁額が迫力を誇示ております。
喉の渇きを満たすため、参集殿に戻り落雁菓子で抹茶を御馳走になります。
辞去しようとした目前に大きな鐘と平和の塔が目に入ります。平和の塔の上に止まっているのは3本足の‘八咫烏’です。下の球がボールだとすればサッカーの神様です。羽黒高の地元で山形東高の勝利を是非とお願いします。そして、羽黒山を降ります。
帰路途中玉川寺に寄ります。玉川寺は出羽三山の麓にあり、およそ7百有余年前の鎌倉時代(1251年)に曹洞宗の開祖道元禅師の高弟だった了然法明禅師によって開山されたと伝えられています。庭園と九輪草で知られています。
山門前に「不許葷酒入山門」(葷酒山門に入るを許さず)の禅寺特有の戒壇石が見られます。「生臭いものと酒は仏道修行の妨げになるので、寺院の中に持ち込むことを許さない」と言うことなのだそうです。
生臭いものと酒の両方が好きな私は暫し躊躇しますが、思い切って山門をくぐります。
庭を散策しながら、池泉回遊式蓬莢庭園を楽しみます。緞帳のような景色と控え目な滝の音に癒されます。
枝垂れ桜の咲くころ、赤い毛氈の縁台で抹茶を飲んだらさぞ旨いだろうなと思いながら辞去します。
話のタネにと「庄内映画村」に足を伸ばしますが、里から深く入った山裾にあります。敷地は広大で中の様子がよくわかりません。入場料1,800円(私は800円)と陽が傾きかけたので、入り口で写真を取りさよならします。