2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 石城謙吉著『森林と人間 ~ある都市近郊林の物語』(岩波新書)

2011-07-09 02:40:55 | 読書
北大の苫小牧地方演習林の林長となり、その市民に開かれた形での林の再生に取り組んだ物語。東京都内にも、住民に開かれた森林がたくさんあれば、そこでの生活の質が向上することは間違いない。 . . . 本文を読む

読書 溝口敦著『武富士 サラ金の帝王』(講談社+α文庫)

2011-07-09 02:15:33 | 読書
本書のタイトルからは、現在再建中の武富士の話ばかりとの印象を与えるが、実際は3分の1程度で、残りは、他のサラ金大手のプロミス、アコム、アイフル、レイクの各社長へのインタビュー、サラ金に多額の金を貸付を行う銀行、そしてヤミ金となっている。また、多くの章が1983年の単行本のものなので、現在とは各社の状態が違っているのが、残念な点である。 . . . 本文を読む