オバマ大統領が就任した米国の政治や社会の状況を紹介しているのが本書である。本書の立場については、違和感があったが、それは、あとがきにある、「リベラリズムの牙城ともいうべきハーバード」大学(213頁)という言葉に集約されている。私の思う、米国の「リベラリズム」からすると、ハーバード大学は保守派の牙城であるからだ。
また、著者は「白人に対する先天的劣勢を信じる黒人も少なくない」(157頁)との認識が . . . 本文を読む
本書は、1990年9月30日に発生した茨城県の東海村にあったJCO東海営業所での臨界事故で、大量の中性子を被曝した大内久さんの治療の記録である。
普通の事故であれば、事故直後が一番酷い状態で、治療を受けて回復するというのが一般的な過程だが、この臨界事故の場合は、事故直後は見た目は少し焼けどを負った程度で、話す事もできたが、時間が経過していくにつれ、皮膚等が再生せずボロボロになっていき、毎日大量の . . . 本文を読む
昨夕の17時半過ぎから近くの公園で、約1時間、小1の長男のランニング対決をした。正直なところ、圧勝かと思ったが、甘かった。勝つには勝ったが数秒差。週一で1時間サッカー教室に行っているせいか、ある程度長い距離も走れるようになっていて、来年には勝つことが出来なくなりそうなので、運動を始めようと少し真面目に考えている。 . . . 本文を読む
成田空港は1978年5月に開港したので、その開港から33年が経過したことになる。しかし、問題は全く解決されず後回しになって、解決の見通しは立たない。また、政府に解決しようとする意欲は微塵も感じない。このままだと、羽田空港の拡張等で旅客需要が減り成田空港の閉港という形での、消極的な解決となりそうだ。
結局、国民を見下す非民主的な政府の体質は変わらない。
なぜ空港用地にされた田畑をもつ農民があんなに激 . . . 本文を読む