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2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 安野光雅、森毅、井上ひさし、池内紀編『美しい恋の物語 ちくま文学の森』(ちくま文庫)

2012-01-06 23:54:05 | Weblog
本書は、「ちくま文学の森」シリーズ全10巻の第1巻である。 収められている話は次のとおりである。 島崎藤村「初恋」 堀辰雄「燃ゆる頬」 尾崎翠「初恋」 アンデルセン/大畑末吉訳「柳の木の下で」 ヘッセ/高橋健二訳「ラテン語学校生」 伊藤左千夫「隣の嫁」 モーパッサン/青柳瑞穂訳「未亡人」 フォークナー/龍口直太郎訳「エミリーの薔薇」 リルケ訳/水野忠敏訳「ポルトガル文」 A・ . . . 本文を読む

読書 小林美佳著『性犯罪被害にあうということ』(朝日新聞出版)

2012-01-06 23:25:21 | 読書
著者の小林美佳さんは、実際の性暴力の被害者である。本書は、著者が遭った被害後の精神状態や人間関係を主に記載している。あらためて、性暴力は一人の人間を破壊する行為だと思わされた。だから、そこから這い上がってきた人のことを「Survivor」(生還者)というのはわかる。 正直なところ、読むのがとても辛い本だった。だから、なかなか読むことができずに、買ってから、たぶん1年以上が経過していると思う。 . . . 本文を読む