本書は、加藤さんとの対話がほとんどである。戦争と憲法、歴史、文学と宗教、芸術、現代社会などに関する内容となっている。
加藤さんは、「それ(注 反戦)はひとりでいいんです。ひとりで。それはむずかしいことではない」という(73ページ)。このことは、反戦に限らず、脱原発などにも当てはまる。
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本書は、昨年3月11日の震災後の一定期間(1週間、1カ月間など)の情報の流れを検証している。国内外の大手メディア及びネット上の情報が対象となっている。
無用なパニックを防ぐという「錦の御旗」の前に国内のメディアは、政府の情報を垂れ流すだけだったが、最近検証し始め反省しているようだが、果たして、その反省が今後に活かせるかは疑問だ。喉もと過ぎれば何とやらになりそうな気がする。
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