2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 凡人会と加藤周一著 『ひとりでいいんです』(講談社)

2012-01-12 23:46:30 | 読書
本書は、加藤さんとの対話がほとんどである。戦争と憲法、歴史、文学と宗教、芸術、現代社会などに関する内容となっている。 加藤さんは、「それ(注 反戦)はひとりでいいんです。ひとりで。それはむずかしいことではない」という(73ページ)。このことは、反戦に限らず、脱原発などにも当てはまる。     . . . 本文を読む

読書 徳田雄洋著 『震災と情報ーあのとき何が伝わったか』(岩波新書)

2012-01-12 19:57:20 | 読書
本書は、昨年3月11日の震災後の一定期間(1週間、1カ月間など)の情報の流れを検証している。国内外の大手メディア及びネット上の情報が対象となっている。 無用なパニックを防ぐという「錦の御旗」の前に国内のメディアは、政府の情報を垂れ流すだけだったが、最近検証し始め反省しているようだが、果たして、その反省が今後に活かせるかは疑問だ。喉もと過ぎれば何とやらになりそうな気がする。   . . . 本文を読む