2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 濱田政則著 『液状化の脅威』(岩波書店)

2012-05-30 12:39:11 | 読書
「震災と社会」シリーズの1冊である本書の目的は、「将来の地震に対して、いかに液状化の被害を軽減する」ことである。 著者は、神奈川、東京及び千葉の臨海コンビナートでの地盤の液状化、長周期地震動による石油タンク火災及び津波を心配している。東京湾で火災などが発生すると、航路の大幅な制限、12箇所ある火力発電所の運転停止による電力不足の恐れがあるという(121から122ページ)。 昨年の震災時には、千葉県 . . . 本文を読む