2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 鎌田慧著 『非国民 法を撃つ人びと』(岩波書店)

2012-05-31 12:40:36 | 読書
本書は、政府や大企業に対して、戦いを挑んだ人びとの記録である。その戦いで、「法はわたしたちを規制するばかりでなく、まだまだ人権のたたかいの武器にな」ること(「法を撃てば響きあり」)がわかってくる(270ページ)。 本書で触れらているのは、自衛官合祀拒否訴訟、指紋押捺拒否訴訟、大潟村訴訟、成田空港代執行事件、三井三池CO訴訟、伊方原発訴訟などである。 指紋押捺拒否訴訟のところで、鎌田さんは「日本人の . . . 本文を読む