2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 増田寛也著編 東京消滅(中公新書)

2016-01-11 15:44:31 | 読書
地方消滅に続く第2弾というような本書。本書の東京とは、東京都、神奈川県、埼玉県及び千葉県の1都3県の東京圏のことのようだ。そこでは今後、高齢化が急速に進み、介護需要を満たすことが難しいため、何らかの対策が必要となる。その対策が3章で提案されている。

「すべての自治体が生き残ることは難しい。自ら努力する自治体や企業が自立し、地域の経済を牽引していくことが求められる。国の支援の在り方も全国一律ではなく、努力する自治体や企業を支援するように変えていく必要がある」(164ページ)という意見には、多くの異論があるだろうから、その異論に対して、増田さんたちがどのような反論をするのかを見てみたいと思う。
議論が深まり、より良い対策がなされることを期待する。

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