マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

宮城事件

2017-08-14 23:14:05 | 日記
現在この時間は陸軍大本営将校らが終戦を阻止すべく、玉音放送を記録した録音盤を探し始める。
また近衛師団.森中将と白石中佐が殺害され、偽の近衛命令により近衛師団は決起将校と共に玉音放送の録音盤を狙うのであった。

しかし

田中東部軍管区司令官により発覚、憲兵数名を率いて近衛師団に赴き偽命令だと伝え。
宮城事件は鎮圧される事になり、無事に明日の正午に予定通りに玉音放送が放送される事になる。

管理人:長田義家.軍曹
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斎藤龍興

2017-08-14 22:38:56 | 戦国武将・戦国姫図鑑
斎藤龍興
【諱】龍興
【苗字】斎藤
【朝臣】藤原
【生没】1548年ー1573年
【父親】斎藤義龍
【母親】近江局
【子息】なし。
【解説】
美濃戦国大名斎藤義龍の嫡男として生まれ、父が一色家と名乗ったため一色龍興と言われる。
14歳の時義龍が急死し美濃斎藤家を相続する。

しかし、有力家臣.森可行・可成父子.坂井政尚.堀秀重.叔父斎藤利治.明智光秀などが流出し。
評判の悪い斎藤飛騨守の重用に家臣の信頼を得ることができず。
有力家臣日比野清実・長井衛安が戦死、遠藤盛数が病没するなど混乱が発生。
織田信長による美濃侵攻が発生し、父が攻撃目標としていた浅井長政と同盟を結ぼうとするが先を越される。

その結果浅井長政による美濃侵攻が起こる。
なんとか六角義賢の攻撃で撤退し難を逃れるが・・・
斎藤飛騨守にいじめられていた竹中重治・安藤守就によるクーデターで稲葉山城が奪われ。
重治の弟竹中重矩により飛騨守が惨殺される。

なんとか返し討伐しようとするが何もできず返って権威を落とす事になる。
小牧山城の築城.墨俣城の築城により圧力が強くなり、市橋氏などの美濃有力国陣人が織田方につき。
一門長井道利が織田家家臣になっていた叔父斎藤利治に敗北しどんどん勢力が減少。

稲葉山城を捨て伊勢長島へ逃亡する。
その後長井道利と共に長島一向一揆の参加や、将軍足利義昭の襲撃事件本圀の変に関与し織田家に反抗する。
三好康長・安宅信康・十河存保や本願寺と共に野田城・福島城に籠城し背後に浅井・朝倉に脅威が迫るまで抵抗している。

その後親戚になった関係で朝倉義景の客将になり、浅井家の援軍に従軍する。
しかし織田家の急襲により朝倉軍に混乱が発生。
その際による織田軍の執拗な追撃をかわす撤退戦で戦死。
一説では氏家直元の嫡男氏昌に討ち取られたとの事。
龍興の死により美濃斎藤氏と美濃一色家は断絶する事になり。
朝倉家は龍興の死の直後、滅亡している。

道三の血筋は叔父斎藤利治により存続する事になる。

ただし生存説があり九右ェ門と名乗り1632年、徳川家光の時代まで生き。
現在もその子孫が続いている。

龍興は本当に駄目な大名であったのか?
義龍が死去した時には14歳であり、今で言う中学2年生で存続する事になる。
政務に関心がなく酒に覚え無能者と言われているが、実際はまともに政務が出来る程の年齢ではなかった。

また道三が土岐家を乗っ取り、がっちりとした家臣体制ができておらず家臣団があんまりなっていかなった。
織田家は信長による前田利家.毛利良勝.などの武将が所属する独自の家臣団の形成、柴田勝家.佐久間信盛.林秀貞などの織田家古参家臣がおり。
森可行・可成父子.坂井政尚.堀秀重.叔父斎藤利治などの旧斎藤家の有力家臣が織田勢に加わっており。
戦う前から勝負が決まっていた。

美濃大名時より優れている実績が残っており有能な武将であったが。
結局時代の流れに飲まれた、悲運の武将である。

しかし

義龍が生きていて十分な年齢になっていれば、織田信長にとって脅威になる大名になっていたかもしれない。
歴史にはもしもはあるが、そのもしものルートはパラレルワールドである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆

2017-08-14 15:29:57 | 日記
会社入社後の話になりますが・・・・
今言いますかね、明日靖国神社に行って戦没者に対し黙祷しに行きます。
高校3年生から始めた恒例行事なのでやっていきます。



今年で3年目になりますが、自転車ではなく東西線を使って行きます。
明日全ての戦死者に対し黙祷してきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第137話 再会する戦友たち

2017-08-14 14:29:08 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
南米方面軍司令部から離陸して数時間後。
地球統合軍総司令本部が置かれていたアラスカ基地付近に辿りつく。
グランドキャノン跡に着底し、そこに降った雨により湖が形勢されていた。

強攻型形態であり、見る者を圧倒するかのような姿のSDF-1マクロスは。
地球統合軍残党にとってゼントラーディに抗うためのシンボルにもなっているかのように見える。

周辺にはバルキリーやインベーダーなどの実戦部隊が警備しており。
生き残った戦車部隊やデストロイド部隊などの戦力、通常戦闘機が南米と比べ物にならない程あった。
無論ゼントラーディ部隊の戦力がいた。

南米方面軍司令部とは比べ物にならない戦力。
すると駐機していたクァドランの1期が動き出した。

「そこの機体、所属を確認する。」

友軍を示す、赤いラインが入っている、地上で駐機していたはずの1機のクァドラン・ローが桐原達に接近する。
警告する声はメフィアとエリアーノはもちろんデワントンは知っていると思う。

メフィア「モーアでしょ。」

モーア「メフィア・・・・・・エリアーノは・・・・」

エリアーノ「きちんと生きているよ、モーア久しぶり。」

メフィア「そっとも・・・・」

エリアーノ「無事に生きて・・・・」

その声の主は問題児モーア・カリダムである。
しかし、様子からして性格が真面目になっておりすっかり人が変わっていたが・・・・
仲が良かったメフィアやエリアーノは喋り方の特徴を知っていたためすぐにモーアだと分かった。
モーアは・・・・・・・

モーア「長旅御苦労さまでした。滑走路まで案内します、ついて来てください。」

桐原中尉「了解したエスコート頼むぜ。」

桐原達を飛行場の滑走路まで案内する。
案内されるとそれぞれの着陸地点に降り立ち駐機させ。
機体から降りる。

エマ「久しぶりですね、桐原中尉。」

桐原中尉「出迎えはあんたか、グレンジャー中尉。」

エマ「えぇ早瀬大尉は現在多忙なので私が代理にあなた方を迎えました。本日は疲れたでしょうし、当日に備えてゆっくりしていてください。」

桐原中尉「ありがとう。」

桐原達をさっそく迎えたのは、未沙の副官格のエマ・グレンジャー中尉。
本来は未沙が出迎えるはずであったが、今回はエマが迎える事になった。
エマや複数の女性兵士の誘導の元、アラスカでの兵舎まで案内される。
案外整備が整っておりかなり綺麗な印象が桐原がこの兵舎を見た感想であった。

エマ「ちょっといい?」

桐原中尉「なんでしょうか?」

エマ「ジーナス准尉にそっくりなメルトランの方は誰?」

桐原中尉「ミリャン・ファキア准尉、臨時に俺達と行動しているメルトランだよ。」

エマがミリアに瓜二つなミリャンを見て質問し、桐原が返答する。
まったくウリ二つであり、多くの統合軍将兵とすれ違うと必ず振り返る。

ミリア「また会ったなミリャン。」

ミリャン「まさか再会するとはね。」

ミリア「あぁ・・・・・」

目的地に到着するとミリアが出迎えて、上記のようなやり取りをする。
むろんマックスもこの後出てくるので、ミリアと間違えミリアが激怒し殴る。
ミリアと勘違いする程の姿であり、後にミリャンが惑星エデン時代に紙をセミロングに帰る事になる要因になる。

滝田英史「久しぶりだな茂人。」

カール「元気そうだな。」

桐原中尉「お前らも良く生きていたな。」

滝田.カール.マルコスなど統合軍の精鋭パイロット達が揃っていた。
お互い死んでいたと思っていたが、いざ再会した時はものすごい感動を覚える。
生きていればいい事があるとはこういう事だなと。

そして仲間との再会はともかく指定の部屋に向かう。

メフィア「准尉、他のメンバーと和解できました?」

ミリア「早瀬大尉のおかげでなんとかな。」

メフィア「そうですか、それは良かったです、部隊全員の安否は?」

ミリア「安心しろ奇跡的に落伍者はいない、全員無事だ。」

メフィアは他の部下との関係と部隊の落伍者がいないかどうかを確認する。
結果は改善は成功し、部下の落伍者は無し。
それを聞いたメフィアは安心する。

話の後、作戦室に入る。
中にいたのはマイストロフ大佐とその他の幹部将校らである。
案外いかつい表情ではなく少し落ち着いているかのような表情をしている。

マイストロフ大佐「よく戻ってきたな桐原中尉。」

桐原中尉「おかげ様で、他のSVF-64の面々は最終的にどうなりました?」

マイストロフ大佐「16人中、君を含めて5人しか生き残ってないよ、指揮官損失の全滅と言っていい。降下時には8名いたが、2名戦死.4名負傷。戦闘可能なのは貴君らと佐藤少尉.キング准尉合わせて5名だよ。」

桐原中尉「そうですか・・・・・・・」

SVF-64は全滅、生き残ったのは桐原.イェル.ウォルター含めて5人。
指揮官が戦死し部隊は全滅と判断される、生き残ったとは佐藤少尉.キング准尉の2名との事。
自分が南米にいた時、これほどまでの被害になっていたとは・・・・・・・

あまりの被害の多さに桐原は衝撃を覚える。

マイストロフ大佐「そろそろ座りたまえ。」

桐原中尉「分かりました。」

マイストロフ大佐に席に座れと言われたので桐原は席に座る。
無論、席に座るのは護衛チームになる予定の面々も同様である。

マイストロフ大佐「さて早速だが桐原中尉・・・・・・・君をジーナス中尉と共に護衛チームを形勢してもらう。」

桐原中尉「その件は南米方面軍司令部で父から知りました。」

マイストロフ大佐「桐原代理南米方面軍司令が言っているならば話が早い、残留ゼントラーディ側の使節の護衛だ。何があるか分からない、全員生きているパープル小隊も同伴させるがここの防衛が最優先だ。まぁとにかくやってもらう。」

桐原中尉「分かりました。」

案外分かっているような事をマイストロフは言った。
桐原が言うのはただ分かりましたと答えるだけである、特に何もする必要なんてないのだ。
ただ終戦を無事に迎えされすればいいのだから。

その一方で別の最悪なエピソードも出てくる。
それは別の物語・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日はうますぎ

2017-08-14 14:25:57 | 日記
あしたはうますぎWAVEの日であります。
終戦の日もありますが、やはりうますぎは止まらない。

MOTOMOTOであります。

そろそろしつこいですがスパロボ最新作を待っています。

★出演者
杉田智知
遠藤正明
相沢舞
寺田貴信

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第136話 北米アラスカ帰還命令

2017-08-14 14:25:18 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
桐原とデワントンはウィルソン大尉に呼び出された。
とある部屋に入るように言われ、指定された部屋まで行き入室する。

桐原中尉「桐原茂人中尉、ただいま入りました。」

デワントン「同じくデワントン・フィアロ軍曹も入りました。」

桐原大佐「うむよく来たな。」

桐原中尉「親父か・・・・・」

指定された部屋にいたのは父茂政だった。
親父とは言え基地司令が一体を言うのだろうか、ウィルソン大尉を使っている事だから何か重要な事があるのだろうか。
そう思っていた。

桐原大佐「今回呼んだのは他でもない、実は頼みがある。」

桐原中尉「頼み?俺やデワを呼んでか?」

桐原大佐「あぁ・・・・・」

茂政の言う頼み・・・・・
桐原やデワントンをわざわざ二人同時に呼んだから何か重要な事があるのだろう。
そう思っていると・・・茂政の口が動く。

桐原大佐「北米に帰ってもらいたい。」

桐原中尉「北米へ?何処です、復旧が確認されたエドワーズ空軍基地ですか?アトランタ基地ですか?」

桐原大佐「アラスカ旧地球統合軍総司令本部だ、無論部下ごと帰還せよ!」

デワントン「部下・・・・・・私もですか?」

桐原大佐「いや別部隊だ・・・・・・君は部下を引き連れ馬鹿息子と共にアラスカに向かってくれ。」

アラスカへの帰還命令。
桐原とデワントンはそれぞれの部隊を率いてアラスカまで帰還せよと言う事であった。
ようやくアラスカへ戻る事ができる・・・・・・そしてマクロスの仲間と合流する事ができると・・・・・
なんとなく安堵感がする。

桐原大佐「まぁとにかく終戦協定の護衛をやればいい、お前らは残留ゼントラーディ側代表の護衛を務めればいい。」

桐原中尉「分かりました・・・・・・・・残留ゼントラーディ側の護衛?」

桐原大佐「うんそれがどうかしたのか?」

桐原中尉「まさか敵陣まで行くと言う事なのか?」

桐原大佐「そうだが・・・・・・・」

桐原中尉「マジ!?」

が・・・・・・・・・アラスカに戻ってからの任務は敵陣に赴いて残留ゼントラーディ側の代表を護衛すると言う事である。
言いかえるならば、敵陣に赴くと言う事である。
むろん、敵側に対し憎悪や殺気をまき散らすかのような現場に・・・・・・・

危険が伴う任務であり、突然攻撃されてもおかしくないような場所に行くことになるのである。

デワントン「大佐・・・・・・・私も・・・・・・・・」

桐原大佐「当然だ・・・・・・・安心しろ、マックスとミリアも護衛につく。なお佐枝子君は恋人と共にトウキョウシティにいるためいないぞ。」

デワントン「やはり・・・・・・・」

桐原茂人「そこかよ・・・・・・・」

護衛にはマックスとミリアがつく、なお一緒にいた佐枝子はトウキョウシティにいるためいない。
桐原とデワントンは苦笑する。

桐原大佐「とにかくアラスカに向かえ、敵司令官は北米のカナダ山中にいると言う事だ。なんとしても成功させろ、これは人類にとって重要な生存過程に必要な事だからな。」

桐原中尉「了解。」

デワントン「了解しました。」

と言われたので桐原とデワントンは敬礼しながらその場を去る。
責任重大な職務、廊下に出た二人はそう思った。

デワントン「ミリア1級空士長がいるから安心できるが・・・・・・」

桐原中尉「代表を守り切れる保証はないな・・・・・」

護衛中何が起こるか分からない。
終戦直前に何かが起こる、桐原のいた日本もそうだった。
終戦に反対した一部の陸軍将校や厚木飛行隊の決起も・・・・・・・

桐原中尉「まぁゼントラーディの場合もあるが身内もだな。」

デワントン「身内?」

桐原中尉「統合軍内部にも終戦に反対する連中がいるからな・・・・・まぁここで〆時が理解できんとはな・・・・・・」

桐原達はこれから起きるであろう終戦反対派の妨害に苦言を言う。
もう地球と残留ゼントラーディに戦う程の余力がない。
それが理解できない馬鹿共に・・・・・・・

桐原中尉「だけどやるしかないんだよな、軍人であるし。」

デワントン「それもそうですね。」

桐原中尉「軍人って言うのはなんでもやり遂げないとな・・・・・・」

任務なので命令されたからには最後までやり遂げなければならない。
一度軍人となった以上、宿命から逃れる事はできないのである。
軍人だけにとどまらずどんな職業にも逃れられない・・・・宿命があると・・・・・

それを全うするのも職業人である自分らと・・・・・・・・・・

桐原中尉「しかし・・・・・・・」

デワントン「しかし?それがどうした?」

桐原中尉「なんでもない、多分大丈夫だと思うから・・・・・・・・・・・」

デワントン「??」

桐原は何か心配するが、すぐに気にする事をやめる。
とんでもない事が起きようと感じたのだが・・・・・余計な心配はさせなくたい・・・・
そう桐原は思った。
デワントンは一体何があったのかと思うが、桐原は何にも言わないためそのままにした。
その後桐原達は南米方面軍司令部から離陸しマクロスシティから離れる。

両親との別れに桐原はハグをし、別れを惜しんだ。

桐原中尉「まさかお前までいるとはな。」

ウィルソン大尉「何か文句でも?」

桐原中尉「別に~」

ウィルソン大尉もなぜが輸送機に乗りながらマクロスシティに帰還していた。
奴に一体何の任務か分からないが、特に関係なさそうなので気にしない。
噂では終戦に関する協議と言う事であるらしいが・・・・・・・・・・

デワントン「茂人・・・・」

桐原中尉「デワどうした?」

デワントン「ただ呼んだだけよ。」

桐原中尉「そうか・・・・・・」

デワントンは桐原の名前をモニター越しで呟くが桐原に聞こえてしまう。
桐原にどうしたと言われるが、ただ呼んだだけと誤魔化す・・・・・
なぜデワントンが桐原の事を呼んだのかは・・・・・

デワントン「これで終われば、もう茂人と戦う事がない・・・・1タームは待つ・・・・・どうかその間に生き残れますように・・・・・・・・・」

と桐原に対する切ない気持ちからであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マクロス⊿外伝 ミラージュ・ファリーナVSアテナ・マリア

2017-08-14 02:21:07 | マクロス短編
第2次ウィンダミア独立戦争勃発する3年前.AD2064年
ミラージュ・ファリーナ・ジーナスは新統合宇宙軍.軍航空オペレーションセンターに通っていた。
この時の階級は准尉、ジーナス家が軍人家系と言う色が強かったためミラージュは軍人としての道を選んだ。
無論選んだ理由は空を飛ぶことに憧れていた、祖母ミリアが乗っていたVFー9カットラスのコックピットの席に
座ってから鳥のように飛べる空に憧れるようになったから・・・・・・・・
軍航空オペレーションセンターに入ってからは・・・・・
案外問題なく普通の成績を取っていたが、ジーナスの血がミラージュの成績を阻害した。

「ジーナスの癖に平凡なんだな。」

周りからそのような声が聞こえる。
ジーナス・ジーナス・ジーナス・ジーナスと・・・・・・・・
まるで自分がジーナス家と言う名の鳥の籠の中にいる小鳥のようであった。
正直辛い・・・・・・・私はパイロットの道を歩まなければよかった。
ミラージュは日々そう感じていた。

そんなある日。

アテナ「さてヒヨッコ共厳しくして育てるから覚悟しろよ!!」

軍航空オペレーションセンターに一時的とは言え出向している軍人が来た。
その人物はミラージュの叔母コミリアの娘であるアテナであった。
軍人家系の第一人者であるコミリアの娘で、優秀なエースパイロット。

平凡な自分とは違うエース。
アテナと比べるとなんだか私が惨めになる・・・・・・・アテナはいい従姉妹だが・・・・
才能が怖かった・・・・・・・・今日までの総合撃墜数は340機、並のパイロットが達成するような数じゃない。
数百人の人命を一人で奪う・・・・・・・・・ミラージュは流石に真似はできないと思った。

アテナ「さて、ミラージュ・ファリーナ・ジーナス准尉。」

ミラージュ「ハッ・・・・・・」

アテナ「私と戦わない?実力が知りたい・・・・・・」

そんな事を思っていた矢先、ミラージュはアテナから模擬戦の申し出を受けた。
この時、ミラージュは物凄い恐怖を受けた。
理由は分からないが、カンがそう感じている・・・・・・・・

ミラージュが感じた恐怖はアテナとの模擬戦で分かる事になる。

ミラージュ「VF-19エクスカリバー.タイプA型・・・・・・カラ―リング・・・・・・・ダーク.漆黒の堕天使・・・・」

演習用のVF-25Dメサイアの前に現れたのはアテナが使うVF-19エクスカリバータイプA。
カラーリングは宇宙空間にいたら視認が難しそうなダークカラーモノアイは赤と・・・・・・
反統合組織からつけられている異名漆黒の駄天使の名にふさわしい姿だった・・・・・

ミラージュ「負けるか!!」

ミラージュは恐怖に怯えながらもアテナに挑んだ。
しかし、結果は僅か5秒で撃墜された。
無論、ファイター形態での接敵を前に・・・・・・・・

敗北した悔しさにミラージュはもう一線をアテナに頼むと、あっっさり了承され第2戦目に入る。

アテナ「動きは・・・・・・教科書か・・・・・・案外手加減しているけど・・・・・・・・・ふっ辺境部隊と言うより2級中堅生活圏の兵士レベルか・・・・・・・・」

とアテナから教科書通りだと指摘され、手加減される。
手加減されているとはいえ、ミラージュはアテナに追い込まれていた。
VF-25はVF-19より新型だが、それでもなお追い詰められる。

そして・・・・・・・・

アテナ「トドメ!ファイア!!」

                          ガンッ

ミラージュ「がっ・・・・・・・・・」

アテナ「ふっこれでお終いだよミラージュ。」

とあっけなくミラージュは全てを確認されたアテナにより一瞬で撃墜される。
ミラージュが乗るVF-25Dメサイアはペイント弾による汚れが綺麗に機体の部位に命中し汚れている。

実戦であれば確実に機体が誘爆しミラージュは機体の爆発に飲まれ運命を共にしていた部分である。
無論、脱出(エジェクト)する暇もなく・・・・・・・・
ミラージュはアテナのVFー19エクスカリバーを見て、悔しそうな表情を浮かべアテナが冷徹な表情でミラージュを見る。
それを確認したミラージュはアテナの目線の鋭さに悔しそうな表情から怯える野兎のように震えた。

その後

ミラージュ「アテナ教官。」

アテナ「何?こんな時間に?」

ミラージュ「どうして教官はそこまで強いのでありますか?」

ミラージュはアテナに強さの秘密を質問した。
不思議がっているアテナだったが、若干くすっと笑いながら・・・・・・・

アテナ「無心になって飛ぶ事かなぁ・・・・・・」

ミラージュ「無心になって・・・・・」

無心になって飛ぶ方が言いと言う。
ミラージュは無心になって飛ぶ方がいいと言うミラージュに更に質問する。
あんまり何を言っているのかあんまり分からないので・・・・・
アテナは再びくすっとしながら・・・・・・

アテナ「ミラージュにもいつか分かるわ、どんどん経験を積んだり多くの人と出会ってね。」

ミラージュ「経験を積んで多くの人と出会うか・・・・・アテ・・・・・」

アテナ「もういいでしょ、私今日中に地球に行かなくてはならないからここで失礼するわね。」

ミラージュ「ちょっと・・・・・・・」

とアテナはミラージュに答えた。
更に質問しようとするが、アテナは地球に行かなくてはならないとしてその場から去ってしまう。
この問いに対する疑問を感じるミラージュを残しながら・・・・・

その後ミラージュは統合軍の一般部隊に所属しVF-25に乗っていた。
人を殺すのになれていないのか、予備役に編入を申し出る。
再就職先を選んでいる最中、祖父母からリン・ミンメイの話を聞き歌を専門とする職種があるとしてケイオスに入社した。
そこでミラージュはアテナの言っている意味に気が付くのだがそれは別の話。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする