【スペイン ビルバオ】
マスター「はぁやっぱり・・・・・まるで大地が抉られているようだな。」
マスターのバルキリーはスヴァール・サラン級の後を追い・スペイン北部の街ビルバオに入った。
この街は彼の所属の航空基地があった所でもあるが・・・
今では何もないクレーターのある廃墟だった。
彼は飛行している最中、街らしき物が消滅しているのを見たためあんまり期待はしてなかつたようである。
マスターは何か無いかと見渡すと、墜落したであろうスヴァール・サラン級が斜めにブッサリと突き刺さっていた。
マスター「見た事がないな、噂のSDF-1マクロスよりは小さいが宇宙軍の艦艇よりは圧倒的に大きい。生存者はいるのか?」
バトロイドの形態に変形し、戦艦の中に近づく。
彼は恐る恐る中を見るが、生きている人間は無しただ大きな人間のような屍が転がるのみ。
どれを見ても男性の兵士しかいない・・・・・・・当たり前だが・・・・・
マスター「巨人?初めて見るが、これが例の異星人・・・まさかサイクロプスのように一つ目じゃ・・・・」
マスターは恐る恐るゼントラーディ人の死体に近づく。
腕でゼントラーディ兵の死体を掴み反対側へ向けさせる。
マスター「普通の地球人と変わらない顔だな、一つ目の巨人だと期待していたのに・・・・」
サイクロプスのような巨人を期待していたが、ほとんど地球人にそっくりであり。
耳が若干尖っていて、むしろ若干エルフみたいな巨人であった。
だが、顔がごついのでエルフとは程遠い存在であるが・・・・・・・・・・
マスター「もう少し艦内を探ってみますかね。」
マスターはどんどんスヴァール・サラン級の内部に入り込む。
中は相変わらずゼントラーディ兵の遺体だらけであった。
ここに超時間滞在するのは腐敗臭もあってか、いられなくなる。
食料ぐらいでもさがさなければ・・・・・と・・・・
マスター「おっこれは・・・・・」
マスターが辿りついたのは格納庫である、出撃する前のリガードの残骸が転がっていた。
第118基幹艦隊フルブス・バレンスの爆発で破片が格納庫にぶつかり。
破片が突き刺した所に出撃しようとしたリガードがいて、爆発し艦内全滅と言う憂き目になったのであろう・・・・
だが
地球にいる人間であるマスターが知っている事ではない。
なんせ宇宙で戦っている最中ずっと失神していたのだから・・・・・
マスター「しかし、弾薬は使えそうにないな。役立たずな物ばかりだぜ!」
中身は口径の違う銃弾。
マスターが求めている銃弾の口径と全く違うので役に立ちそうな物はない。
どれも役立たずな物ばかりである。
マスター「ちっまったくついていないな・・・・・とんだ厄日だぜ!」
マスターは何もいい事がない事ばかりで、呆れ口調で愚痴を言う。
砲撃があるし、下手したら人類最後の男状態に・・・・・・・・・
その頃
ゼブラ「スヴァール・サラン級か・・・・・物資は無事であろうか・・・・・・・」
マスターがスヴァール・サラン級の内部にいる時、ゼブラのヌージャデル・ガーが降り立った。
地球人のロケットランチャー攻撃から逃れた後、ずっと何事もなくこのスヴァール・サラン級まで到達したのだ。
ゼブラ「さっき墜落していたが、予想外にも被害は少なそうだな。」
予想していたよりも損害が少ないスヴァール・サラン級を見て安堵する。
少なからず補給物資を回収する事が出来ると見込んでいた。
さっそく中に入る・・・・・
ゼブラ「うっ予想はしていたが、案外死体が多いな。」
案外無事とは言え同胞の死体が多い。
だが必要な物を持ちだせば関係ない、死体の多いこのスヴァール・サラン級には用はない。
ゼブラにとっては価値のない物になる。
ゼブラ「あれは・・・・・・・」
ゼブラはコンテナを見かける。
不用意に開けられている、爆発の衝撃で開けられた物ではない・・・・・・・・
誰かが開けたんだと・・・・・・ゼントラーディ人の戦士のカンがそう言っている。
ゼブラ「・・・・・・・荷物運びは後にするか・・・・・・・」
この中に何かがいる。
危険を排除するまで荷物運びをする事はできない。
戦闘の常識だ・・・・・・・・以前廃艦から荷物を運んだ時仲間が何人も死んでいる・・・・・・
最後まで油断はできん・・・・・・・
ゼブラ「さて・・・・・・・・・・行くとするか・・・・・・・」
ゼブラは正体不明の奴を探すべくスヴァール・サラン級の内部の奥へと進む。
正体不明の何かを探るべく・・・・・・・・・
マスター「さてもう用はないし来た道でも戻るとするか・・・・・・・・」
マスターはゼブラが自身を正体不明の敵として探している事を知らず。
来た道を辿って外に出ようとする。
自身の事を探そうとしている奴がいるとは知らずに・・・・・・・・
マスター「しかし、この艦といいこの転がっている死体といいこいつら何者なんだろうか?」
帰還中のゼブラは転がっている死体やこの巨大な軍艦(スヴァール・サラン級)。
一体何者なんだろうか・・・・・・・・・・ASS-1とは大きく違うような気がするが・・・・・・
また別の存在なんだろうか・・・・・・・・・
そう思っていると・・・・・
マスター「なんだあの光は?」
突然光のような物が見える。
それに機動音も聞こえる、何者かが接近してきている。
マスター「まさか仲間が来ているのか?」
マスターは謎の光を確認する。
ここの艦の仲間が来ているのかと・・・・・・・
流石にまずとと顔が青ざめてしまう・・・・・・
ゼブラ「あれは・・・・・・・」
ゼブラもマスターの姿を確認する。
マイクローンと同じような機体・・・・・・・友軍かと・・・・・・・
ゼブラ「おい貴様は誰だ!答えろ!!」
友軍と確認するために翻訳機を使いマスターの機体に呼び掛けた。
マスター「はぁやっぱり・・・・・まるで大地が抉られているようだな。」
マスターのバルキリーはスヴァール・サラン級の後を追い・スペイン北部の街ビルバオに入った。
この街は彼の所属の航空基地があった所でもあるが・・・
今では何もないクレーターのある廃墟だった。
彼は飛行している最中、街らしき物が消滅しているのを見たためあんまり期待はしてなかつたようである。
マスターは何か無いかと見渡すと、墜落したであろうスヴァール・サラン級が斜めにブッサリと突き刺さっていた。
マスター「見た事がないな、噂のSDF-1マクロスよりは小さいが宇宙軍の艦艇よりは圧倒的に大きい。生存者はいるのか?」
バトロイドの形態に変形し、戦艦の中に近づく。
彼は恐る恐る中を見るが、生きている人間は無しただ大きな人間のような屍が転がるのみ。
どれを見ても男性の兵士しかいない・・・・・・・当たり前だが・・・・・
マスター「巨人?初めて見るが、これが例の異星人・・・まさかサイクロプスのように一つ目じゃ・・・・」
マスターは恐る恐るゼントラーディ人の死体に近づく。
腕でゼントラーディ兵の死体を掴み反対側へ向けさせる。
マスター「普通の地球人と変わらない顔だな、一つ目の巨人だと期待していたのに・・・・」
サイクロプスのような巨人を期待していたが、ほとんど地球人にそっくりであり。
耳が若干尖っていて、むしろ若干エルフみたいな巨人であった。
だが、顔がごついのでエルフとは程遠い存在であるが・・・・・・・・・・
マスター「もう少し艦内を探ってみますかね。」
マスターはどんどんスヴァール・サラン級の内部に入り込む。
中は相変わらずゼントラーディ兵の遺体だらけであった。
ここに超時間滞在するのは腐敗臭もあってか、いられなくなる。
食料ぐらいでもさがさなければ・・・・・と・・・・
マスター「おっこれは・・・・・」
マスターが辿りついたのは格納庫である、出撃する前のリガードの残骸が転がっていた。
第118基幹艦隊フルブス・バレンスの爆発で破片が格納庫にぶつかり。
破片が突き刺した所に出撃しようとしたリガードがいて、爆発し艦内全滅と言う憂き目になったのであろう・・・・
だが
地球にいる人間であるマスターが知っている事ではない。
なんせ宇宙で戦っている最中ずっと失神していたのだから・・・・・
マスター「しかし、弾薬は使えそうにないな。役立たずな物ばかりだぜ!」
中身は口径の違う銃弾。
マスターが求めている銃弾の口径と全く違うので役に立ちそうな物はない。
どれも役立たずな物ばかりである。
マスター「ちっまったくついていないな・・・・・とんだ厄日だぜ!」
マスターは何もいい事がない事ばかりで、呆れ口調で愚痴を言う。
砲撃があるし、下手したら人類最後の男状態に・・・・・・・・・
その頃
ゼブラ「スヴァール・サラン級か・・・・・物資は無事であろうか・・・・・・・」
マスターがスヴァール・サラン級の内部にいる時、ゼブラのヌージャデル・ガーが降り立った。
地球人のロケットランチャー攻撃から逃れた後、ずっと何事もなくこのスヴァール・サラン級まで到達したのだ。
ゼブラ「さっき墜落していたが、予想外にも被害は少なそうだな。」
予想していたよりも損害が少ないスヴァール・サラン級を見て安堵する。
少なからず補給物資を回収する事が出来ると見込んでいた。
さっそく中に入る・・・・・
ゼブラ「うっ予想はしていたが、案外死体が多いな。」
案外無事とは言え同胞の死体が多い。
だが必要な物を持ちだせば関係ない、死体の多いこのスヴァール・サラン級には用はない。
ゼブラにとっては価値のない物になる。
ゼブラ「あれは・・・・・・・」
ゼブラはコンテナを見かける。
不用意に開けられている、爆発の衝撃で開けられた物ではない・・・・・・・・
誰かが開けたんだと・・・・・・ゼントラーディ人の戦士のカンがそう言っている。
ゼブラ「・・・・・・・荷物運びは後にするか・・・・・・・」
この中に何かがいる。
危険を排除するまで荷物運びをする事はできない。
戦闘の常識だ・・・・・・・・以前廃艦から荷物を運んだ時仲間が何人も死んでいる・・・・・・
最後まで油断はできん・・・・・・・
ゼブラ「さて・・・・・・・・・・行くとするか・・・・・・・」
ゼブラは正体不明の奴を探すべくスヴァール・サラン級の内部の奥へと進む。
正体不明の何かを探るべく・・・・・・・・・
マスター「さてもう用はないし来た道でも戻るとするか・・・・・・・・」
マスターはゼブラが自身を正体不明の敵として探している事を知らず。
来た道を辿って外に出ようとする。
自身の事を探そうとしている奴がいるとは知らずに・・・・・・・・
マスター「しかし、この艦といいこの転がっている死体といいこいつら何者なんだろうか?」
帰還中のゼブラは転がっている死体やこの巨大な軍艦(スヴァール・サラン級)。
一体何者なんだろうか・・・・・・・・・・ASS-1とは大きく違うような気がするが・・・・・・
また別の存在なんだろうか・・・・・・・・・
そう思っていると・・・・・
マスター「なんだあの光は?」
突然光のような物が見える。
それに機動音も聞こえる、何者かが接近してきている。
マスター「まさか仲間が来ているのか?」
マスターは謎の光を確認する。
ここの艦の仲間が来ているのかと・・・・・・・
流石にまずとと顔が青ざめてしまう・・・・・・
ゼブラ「あれは・・・・・・・」
ゼブラもマスターの姿を確認する。
マイクローンと同じような機体・・・・・・・友軍かと・・・・・・・
ゼブラ「おい貴様は誰だ!答えろ!!」
友軍と確認するために翻訳機を使いマスターの機体に呼び掛けた。