マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

アグレッサーも絡んだ・・・・・・ペイルライダー計画

2018-08-01 23:14:20 | ガンダム設定集
【注意】これは非公式である


【型式】
RX-80PRペイルライダー
【解説】
ジムスナイパーⅡをベースにG4計画で得られた技術を導入した。
次世代のMSの試験機RX-80が4機製作された。
しかし、コスト面の影響で開発が中止され量産化は見送られた。

連邦内部で戦後を見据えたグレイヴは新システムである。
HADES(Hyper Animosity Detect Estimate System)を導入した試験機としてRX-80を選ぶ。

このシステムはジオン系の技術EXAMを政治圧力で入手し、それをベースに開発された。
リミッター解除され最大限の能力を発揮し、敵のニュータイプの思考を先読み出来る。

しかし

システムは普通の人間には対応できず、ジオンのコロニー落としや戦闘により発生した・・・
幼い男女の戦災孤児を薬物や手術により身体能力と精神伝達の強化される。
この技術は後の強化人間に昇華される事になり、歴史的意義が強い。

だがその半面、この技術の過程で耐えきれない子供達は容赦なく廃棄処分された。
事実、ペイルライラーを駆るクロエ・クローチェの体に強い負荷がかかって記憶障害を起こした。


【型式】
RX-80HRホワイトライダー
【解説】
RX-80PRテストデータ収集試験機1号機。
実戦には2番目に投入され、複合型特殊武装シェキナーの検証が行われた。
ペイルライダー試験機の中で記録が少なく、連邦軍司令部が撮影した写真では・・・
北米の寒冷地地帯でジオンのMS部隊と交戦している姿が撮影されていた。
寒冷地迷彩と言う特殊な色をしている。


【型式】
RX-80RRレッドライダー
【解説】
RX-80PRテストデータ収集試験機2号機。
実戦には3機のうち最後に実戦が投入された。
ジャブロー周辺で戦災孤児達を使い様々な試験が行われていた。
また他の試験機とは違い、かなり特殊な武装も試験していた。
戦災孤児を使い、ペイルライダーの強化を図ろうとグレイヴは考えていた。

しかし、試験時にジオンの襲撃があり・・・・
以後、ジオン亡命部隊チェイス・スカルガードがパイロットとして運用される。
グレイヴにとって予想外であったが、適正もあっていたのでアグレッサー部隊に運用を許可した。


【型式】
RX-80BBブラックライダー
【解説】
RX-80PRテストデータ収集試験機2号機。
中東アジア方面で試験が行われたが、輸送機が撃墜され・・・
回収しに来た友軍部隊が偶然発見、運用される。
武装は軽武装と機動格闘をメインとしている。

両手にビームダガーを持つのがブラックライダーの特徴である。

【随伴支援機】

【型式】
RGM-80HMCジムハイモビリティカスタム
【解説】
ペイルライダーをカバーすべく開発された高級量産機。
ペイルライダーのみならず、他の試験機もカバーする予定。
生産機は合計8機で、4機のライダーのカラーリングに合わしている。
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機動戦士ガンダムアグレッサープレイバック

2018-08-01 22:15:15 | 漫画を買ったら報告箱
いよいよ10巻目に突入する機動戦士ガンダムアグレッサー。
自分のTwitterのフォロワーさんが興味を持って読みたいという人が出てきています。

だけど、何処から読んでいいのか分からない人がいます。

そんな人の為に機動戦士ガンダムアグレッサーのプレイバックします。

◆登場人物
地球連邦軍
◆チェイス・スカルガード伍長
機動戦士ガンダムアグレッサー主人公。
ジオン亡命部隊アグレッサーの一員として、RX-80RRレッドライダーを駆りジャブロー周辺に展開するジオン公国軍の部隊と戦っている。
パイロットの腕前だけではなく、身体能力も優れている。

元々はジオン公国軍の若きパイロットで、MS開発の試験パイロットとしてMS教導隊に所属していた。
しかし、尊敬する師であるハインツ・ハイウェイ軍曹がジオンのブリティッシュ作戦におけるスペースノイド虐殺に異を唱え。
キシリア・ザビ配下の親衛隊に処刑される危機がおき、チェイスはハインツを助け追撃部隊の攻撃をかわしつつ。
敗走中のマゼラン級に乗っていたサノ少尉と共にサイド6に向かい、連邦に政治亡命した。
その後は、文字通りのアグレッサー部隊のMSパイロット教官として連邦軍パイロットを育成していた。

後述するミリア・シェルは恋仲であり、後に悲しき結末が待っている。

◆ハインツ・ハイウェイ軍曹
61式戦車に搭乗する、渋い男。
チェイスの恩師とも言うべき人物で、ジオン公国軍の階級は中尉で、そのためチェイスに中尉と言われて訂正するのがしばしば。
シャトルジャック事件で顔を負傷し傷を負い、最愛の息子を失うが、父を失ったチェイスを救う。
「軍人は政府ではなく、民衆に忠誠を誓うべき」 の信念の持ち主で、ジオンのブリティッシュ作戦の虐殺行為に反対し。
親衛隊に命を狙われるが、チェイスに救われ連邦に政治亡命する。

◆サノ・カオリ少尉
日系の連邦軍女性士官。

一週間戦争時に宇宙艦隊に所属しており。チェイスとハイウェイに父の乗ったマゼランが撃沈されている。
最初の出会いで二人が父の乗るマゼラン級を撃沈した事実を知った時は、憎悪を向けて拳銃を突きつけた。
次第に追撃戦で戦ううちに信頼関係が出来ており、9巻目ではチェイスのためなら命をかける事が出来ると言える程に・・・

なお、階級が尉官クラスのためアグレッサー部隊の実質な指揮官である。
サノ少尉はいろいろと酷い目に遭うのが多いため、応援して欲しい。

◆ダグラス・トランブル大尉
アグレッサー部隊の指揮官で、サノ少尉と同じく元ジオン兵ではなく正規の連邦軍人。
自分の上官がエルラン中将で、その煽りもあってか自分の出世の事にしか頭がなく。
軍人としては有能ではないし、そこまで人間的にもいい人ではない。

正直、敵よりも邪魔な味方と言うべき存在である。

◆エルザ
レッドライダーの技術主任で、配属3日目に本来の主任と仲間が戦死している。
新人ではあるが、かなり整備士としては優秀である。
しかし、実はリーア軍の諜報部の人間でありMS製造技術についての諜報活動をしている。
それを知っているのは、チェイスと後述するハングマンしか知らない。

◆ローストン大尉
03中隊の指揮官で、61式戦車に搭乗する。
アグレッサー部隊をよく思っておらず、1巻では馬鹿にしたあげく最終的に乱闘騒ぎになるが。
実際は軍人としては真面目であり、市街地での防衛線を展開した際に、チェイスがドムを足止めをし奮闘した際に・・・・
自分達に大きな助けになった事を感謝し、市街地戦にアグレッサー隊が救援に来た時は部下と共に喜ぶ。
その後、ターニャの件やジャングルに孤立した部隊を救うアグレッサーに弾薬を提供すると言った協力をしている。

◆グレイヴ
レビル将軍信奉者の高官とされる謎の人物、新型MSであるペイルライダー開発計画を進めている。
グレイブ・ファントムを始め、様々な部隊を投入し自分との敵対する高官などを消していき・・・・実行部隊は用済みとあらば消していった。
皮肉にも彼が始めたペイルライダー開発計画は後の悲劇に繋がる源泉ともなる。

◆ターニャ
戦災孤児の少女。
薬物、外科手術などにより身体強化されておりリミッター解除時の一般人が耐えられないような機動性を発揮する事ができるレッドライダーのパイロットにされれいる。
ジオンの襲撃の際にサノ少尉に見つけられ保護され、最終的にはサイド6に向かう事になる。

◆ハングマン
スマイリー・スノーマンの監視役をしていた士官。
敵前逃亡した上官の殺害した過去を持っており、グレイヴの裏事情も知ってかターニャを連れサイド6に政治亡命するエルザの提案に乗る。
書類上ではスマイリーらと共にザクの襲撃を受け戦死した事になり、そのままターニャを連れサイド6へ向かう。

◆スマイリー
民間人の女性と子供を殺害した過去を持つ男で、陸戦型ジムに登場している。
他人をいたぶるのが好きな危険人物で、女性捕虜を拷問し殺害したり薬物漬けにするなどの戦争犯罪行為をしていた。
チェイスはそれに激怒しハングマンから提供されたザクに乗り、スマイリーと戦った。
スマイリーはチェイスの教え子の一人であり、卒業時にチェイスの乗るザクをジムで圧倒した事があった。
しかし、手加減であり実戦ではチェイスに通用せず怒りに燃えたチェイスに命乞いするがそのまま蒸発し死亡した。

◆スノーマン
スマイリーの相棒、こいつもかなり危険人物で人身売買などを行っている。
サノ少尉を人質にしチェイスに襲われるスマイリーを援護するが、サノ少尉に妨害され。
最終的にはサノ少尉を殺害しようとしたが、ハイウェイの狙撃により死亡した。

◆ビギンズ中佐
連邦軍ジャブローに所属する士官。
しかし、この男にはある秘密が。

ジオン公国軍
◆ダガー大尉
ダガー隊の隊長で、機動戦士ガンダムアグレッサーの1話から登場する敵で、グフに登場している。
劇中では3回程チェイスと対決しており、そのたびに部下を失っている。
3回目の戦いで、チェイスに斬り付けられ戦死する。

◆ダイアン・ノイス少佐
23歳の若き親衛隊女性士官、胎内宇宙船被爆により視力を失っておりゴーグル状の義眼を常時つけているが、外すと年相応の美人である。
ニュータイプであり、人の存在や行動を察知できる能力を持ち、MS搭乗時に強く生かされている。
マクシミリアン大尉を尊敬しており、ゴーグルは大尉から与えられた物である。
ハイウェイを拘束するためムサイを訪れるが、ハイウェイはチェイスに助けられ亡命。
サイド6まで追撃するが、チェイス達に翻弄されそのまま逃げられてしまう。
キャリフォルニアベースに赴任した際に、チェイス達の存在を知る事になる。

◆マクシミリアン大尉
グリフォン隊の隊長で、ハイウェイと並ぶ戦術家である。
ハイウェイと同様に、ブリティッシュ作戦では民間人の虐殺に異を唱え、自身を尊敬するダイアンの執り成しで粛清を免れているが昇進が遅くなった。
ジャブローではコウノトリとして配属された娘ミリアをジャブローに送り、ズゴックを駆り死のダンスというフォーメーションでチェイスを苦しめる他。
連邦軍宇宙艦隊施設を破壊する、コウノトリ作戦を展開する。

◆ガーランド
グリフォン隊の隊員。
ジオンを裏切ったチェイスに対し激しい憎悪をぶつけながら、チェイスに対峙する。
マクシミリアン大尉と他の隊員の死のダンスを展開しチェイスを苦しめる。

◆ミリア・シェル
コウノトリ作戦に加わる女性兵士で、マクシミリアン大尉の娘。
ジャブローに潜入し、己の主命を果たすため作戦を遂行するが・・・
アグレッサーの隊舎でチェイスの記録を見る。

ミリアとチェイスは恋仲関係であり、チェイスの記録を見たミリアは深く悩む・・・・
その後、手に入れた情報を手にジャブローを脱出するが・・・・・・

◆ヴォルフガング
狩人部隊の隊長で、チェイス同様MSパイロットでチェイスの教官を務めていた。
MS技量でも優れ、チェイスの教官らしくその上を行く。
前作、機動戦士ガンダム黒衣の狩人の主人公であり、彼のその後はそちらを参照されたし。

◆登場兵器
地球連邦軍
RX-80RRレッドライダー
RX-75ガンタンク
RGM-79ジム
RGM-79[G]陸戦型ジム
61式戦車
ワッパ
大口径バルカン砲重装甲車
ホバートラック
マゼラン級戦艦
サラミス級巡洋艦
など
ジオン公国軍
MS-05ザクⅠ
MS-06J陸戦型ザクⅡ
MS-06C初期型ザクⅡ
MS-06S指揮型ザクⅡ
MS-06SザクⅡヴォルフガングカスタム
MS-06SザクⅡ親衛隊仕様
MS-07Bグフ
MS-09ドム
MSM-07ズゴック
MSM-03ゴック
ユーコン級
ガウ攻撃空母
ムサイ級巡洋艦
ドップ
マゼラアタック
など
◆各巻ギャラリー
◆1巻

・元ジオン兵亡命部隊
・敵に利用される民間人
・戦場の医療問題
◆2巻

・市街地戦
・故郷に残した娘
・戦場の奇跡
◆3巻

・戦争犯罪
・戦災孤児の軍事利用
・政治亡命
◆4巻

・孤立した友軍
・かつての仲間との死の対決
・救助するアグレッサー
◆5巻

・仲間の死
・コウノトリ潜入
・チェイスの過去
◆6巻

・政治亡命
・黒衣の狩人
・敵との共闘戦
◆7巻

・はめられたアグレッサー
・始まるジャブロー戦
・降臨する親衛隊女
◆8巻

・最愛の人の死
・強敵との決着
・動き出す計画
◆9巻

・リーア軍の策謀
・ジャブロー戦の終焉
・計画へのカウントダウン
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第225話 南米の風 ロザの覚醒 

2018-08-01 00:36:46 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
Sv-51を中心にした3機小隊はアンサーズ背後を強襲した。
前方にいるデストロイド部隊と挟撃する気だろう・・・・

「いいか、前方の協力者と共闘するぞ!!」

「散々利用してコケにした統合軍の奴らめ許せん!!」

自由アルゼンチン軍の純粋な生き残り。
デストロイド部隊は彼らに協力している別の反統合勢力らしい。
彼らはバトロイド形態のバーニアを利用しながらホバリングで移動する。

ガンポッドを両手に構えながら、絶える事なく銃撃・・・・・

クリス「くそったれ!!」

アリサ「いい加減あんたらしつこいのよ!!」

エミリー率いる第3小隊のクリスとアリサは文句言いつつSv-51.Svー52と交戦する。
しかし、自由アルゼンチン軍の生き残りもあり・・・
腕もいいのか、二人の攻撃をやすやすと回避されてしまう。

ロザ「大丈夫、二人とも・・・」

アリサ「勿論・・・大丈夫よ・・・・」

クリス「と言っても俺達の前にいる第29飛行小隊の面々があぶねぇ・・・・」

ロザ「それは前にいるラウラ達も同じよ・・・・」

ロザはSv-51とSv-52と戦いながらアリサとクリスに気にかける。
二人とも大丈夫だと言っているが、現状は苦戦している。

第29飛行小隊に行かせない為の盾になっているのはいいが、相手を撃破する程ではない。
こちらは1機勝っているが、相手は上手くカバーしている。
本当に厄介と言えるほどに・・・・・

エミリー「事実上、我々は殿。殿とは言え、生きて帰れる殿だ!気を引き閉めて行け!」

ロザ「分かっています、隊長。我々は負けたりしません。」

アリサ「必ず生きて帰ります。」

クリス「死ぬなんてまっぴらごめんです。」

エミリー「よく行ったよ、君たち。だったら、あの3機を早い所撃墜するよ!」

だけど、ここで負けるわけにはいかない。

前を進む怪我人を乗せた第29飛行小隊がいるのだから。
絶対に退いてはならぬ、負けてはならぬ。

第3小隊は士気をあげて、自由アルゼンチン軍の可変戦闘機部隊に挑む。

このまま負けたら恥であると。
ここで負けたら第29飛行小隊の命が危険であると。
ただ、その自信を砕く事が起きる。

「最後の増援だな、蹴りをつける。」

ロザ「Sv-56と53と54の一個小隊、くそ。」

更なる小隊の登場。
今度は更に性能のいい、可変戦闘機を有する小隊。
第3小隊は更なる造園がきた結果、若干士気が下がってしまう。

面倒さい相手が来たと。

アリサ「更なる攻勢強い」

クリス「盾にならないと、第29小隊が・・・」

必死に戦う第3小隊。
一個小隊と二個小隊戦うのは無理がある、かなり厳しい戦いだぁ。

それでも負けたら洒落にはならない。
その事を認識し、第3小隊は体勢を建て直しつつ戦う。
厳しい戦いになるだろうが、弱気を吐いていられない。

今はそんな状況である。

ラウラ「後方がやられている、ロザ!」

一方、前方で戦っているラウラは後方で戦闘が起きている事に気がつく。
一体、後方で何が起こっているのか?
ラウラはそれが気になってしょうがなくなる、ただ・・・・・・

今は前方にいる歩兵部隊を随伴させているデストロイド部隊の相手をしなくてはならない。

ラウラ「上手くここを切り抜けられたら救援に向かうね。ロザ、それまで死なないで。」

今相手しているデストロイド部隊を排除し、いつでもロザを助けられるようにすると・・・
ラウラは決意し、ガンポッドを両手に持って戦った。

ロザ達が戦っているならば、もう時間はない。
一刻も早く助け出さねばならない。

ロザ「でも意思が強くても強くて数が倍ほど敵に勝てなくちゃ意味がないのよね。1機は叩き潰したいけど・・・・」

一方のロザ達は2個小隊相手に戦っていた。
戦況はあんまりいいとは言える状況ではなく追い込まれている状態であった。
このまま戦況を打開したい所なんだが・・・上手くいかない。

クリス「ぐっ・・・・被弾した。」

とうとう、仲間から被弾した機を出してしまう・・・・・・
最初に被弾したクリスはこれ以上無茶する事が出来ないので、エミリーから退却を許可され・・・
前方の方へ行ってしまう・・・・

この結果、戦力は大幅に低下してしまう。
3対6と、戦力差2倍の状況に陥ってしまった。

アリサ「今思ったけど、何故敵はここまでの戦力を振り向けるのかね?」

エミリー「案外、惑星エデンで交戦しもう既に南米軍管区司令部の方についていると思うけどファントムⅢは敵からすれば魅力的な物らしいわ・・・それに開発の中心になった人物がここにいるとなれば敵も・・・ハイエナのようにやってくるわけ。」

アリサ「だからか・・・・・・・・」

ロザ「とは言え、アムさんに対し悪口は言えないでしょ、今は軍人らしく守らないと!!」

アリサ「その通りよ、クリスが抜けた分しっかりカバーして!!」

苦しい戦況ながらも第3小隊の士気は旺盛であった。
一人で抜けたくらいで、負けているようでは情けない・・・・・・
男がなんだ・・・・・女が弱い扱いはなんでするか・・・・

弱い扱いする男なんか・・・・・消えてしまえ!!
ロザ達はそう思いながら戦っていた。

「敵は1機被弾して抜けたが、まだやるな・・・・・」

「連中は噂で聞いたが、旧式のVF-1を近代改修しエースを集めた部隊だと・・・・・」

「だから強いのか・・・・なるほどな・・・・・」

自由アルゼンチン軍の兵士たちはロザ達を一連の活躍を見て高く評価する。
数に劣りながらも奮戦・・・・・・
敵である自由アルゼンチン軍の兵士たちはロザの活躍に惚れ惚れした。

が・・・・・・・・・・

「所詮は統合政府の犬・・・・・」

「エースとは言え、それに似合った殺し方をしてやろう!!」

殺す事には変わりは無い、憎むべき統合軍の人間であるから・・・
更に自由アルゼンチン軍残存部隊の攻勢が強くなり、ロザ達を苦しめる。
攻撃はロザに集中し始め、ロザの状況がかなり悪化する。

ロザ「なんで急に私ばかり・・・・・・・」

あまりにも突然に自分を集中して攻撃するようになった。
一体何故、そのような事に・・・・・・
ロザはいろいろと敵の気持ちを考え、何故今の状態になった原因を探す・・・・
戦いながら考えていくうちに・・・・・・・・・

ロザ「まさか・・・・・・一人ずつ潰していくつもりなの?」

自分を含めた第3小隊を一人ずつ潰していくつもりだと言う結論に至った。
各個撃破・・・・・・・・・・まず最初のターゲットに選ばれたのは自分だと・・・・・・
ロザがそう思っている中でも敵の猛攻は続く・・・・・・・・・・・・・

ロザ「くっ・・・・あっ・・・・・」

ロザの後ろに巨大な岩・・・・・・
バックしながら後退していた時に気がつかなかった・・・・・・・・・
なんとかして離れようとするが・・・・目の前にガンポッドを構えたレプリカのSv-51が目の前に立っていた。
まるで巨大な怪鳥が人に変化した姿のように・・・・・・・・・

アリサ「ロザ!!」

エミリー「准尉!!」

ロザ「ぎっ!!」

「死ね!!統合政府の犬が!!!」

1機のSv-51の弾丸がロザのVF-1に目掛けて放たれる・・・・・・・
誰もが思っている・・・・勿論ロザ本人も・・・・・

自分が死を認識したのか、ロザの目から涙が流れる・・・・・・・
戦闘種族として生きてきて、地球人と出会い楽しい事を体験できた・・・・・
それが10年目にして自分の死を招いてしまうとは・・・・・・・・

なんて自分は愚かで死んでいくんだろう・・・・・・・・
ロザは両手を自分の顔を隠す形を取る・・・・・

死に直面するラウラであったが・・・・・・走馬燈なのかある事を思い出す・・・・・

ロザ「ベルタリア准尉・・・・・聞いていい?」

ラウラ「何?」

ロザ「ゼントラーディ軍時代の時に思っていたけど、どうして危険だけどエースの称号を欲しいままの操縦ができるの?」

ラウラ「あぁそれ・・・・・」

アンサーズに配属され、惑星エデンに向かう道中の事であった。
同じメルトランでクァドラン乗りであったラウラに興味を持った・・・
別の部隊でラウラから警戒心を持たれ、一時的に近づけない雰囲気であったが・・・

ロザは必死に話しかけ、段々とラウラの警戒心を解き・・・まともな話が出来るようにあった。

ラウラ「それはね・・・・」

ロザ「それは・・・・・・・・・」

ラウラ「僅かな時間を見逃さない事かな・・・・」

ロザ「僅かな時間?」

ラウラに何故危険ながらもエースの称号を得るような操縦する方法を・・・・
ロザからこのような質問をされたラウラは・・・
僅かな時間を利用して戦う事と言った。

返答にロザは困った顔をするが・・・・・

ラウラ「その時、分かるさ。」

ロザ「そう言われても・・・・・」

困っているロザにいずれ分かるとラウラが言う。
なんか納得しない感じの顔をするロザであるが・・・・・
ラウラがロザに握手を求めるような仕草をし・・・・・・・・

ラウラ「最初警戒していてごめんね・・・・・・・ロザは・・・・私の大事な友達の一人だよ・・・・だから・・・・死なないで・・・・それだけは言っておく・・・・」

ロザ「・・・・・・・私もだよ・・・・・私はラウラに勝てる程の戦果を取る・・・・・・・何度も言わせるまでいや・・・・死なない・・・・」

ラウラ「言わせてくれるじゃん・・・・こいつ・・・・・・・」

最初の頃、警戒していた時の事を謝る。

そして・・・・

ラウラとロザはお互いに握手しながら、お互いライバル視しようと誓った。
お互い死なない事も近いながら・・・・・・・

ロザはラウラにライバル視しているものの・・・・・・・
尊敬する人間である事には変わりはないし・・・
ゼントラーディ軍別の部隊だったとは言え仲良くしたいと思っていた。

これから楽しい毎日を迎えたたいためにも・・・・・・・・・・・

それを思い出したロザは目を開け、次第にゼントラーディの戦士の目に変貌し始める・・・・・・
自分に銃弾を向ける敵に敵意を強く持ちながら・・・・・・・・・

ロザ「舐めるな!!くそたれ!!たぁっ!!」

ロザは操縦桿を強く握り、銃弾が当たるすれすれで急激なスピードをする・・・・・・・
普通の人間なら耐え切れないようなGを使っているかのように・・・・・・・

結果・・・・・・・・ロザは銃弾を回避する事に成功・・・・・・
ガンポッドを両手に構え、両脚のバーニアを利用しホバーで移動を開始する。

「馬鹿な・・・・あの距離で回避するだと!?」

「人間のスピードじゃない・・・・奴はゼントラーディ人なのか?」

圧倒的で普通の人間なら死んでしまうような機動をするロザ。
自由アルゼンチン軍の兵士達はその機動を行うロザに驚いてしまう。

だが・・・驚くのはまだ早い。
さっきロザをガンポッドで殺そうとしたSv-51はロザの機動に驚き士気が低下した。
その隙をつかれ・・・・・

ガシャン

「頭部カメラをバルキリーの腕で・・・・ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ロザ「よし・・・・・・・・」

急接近し頭部を破壊し、コックピットのある所に超至近距離射撃を行う。
至近距離からガンポッドの銃弾を受け、Sv-51は動かなくなる。
動かなくなったSv-51を捨てて次の獲物を狙う。

「くそ・・・・何故当たらん・・・・・・」

「奴は紙一重になっている・・・」

ズドドドドドドドドドドドド

「ぐぁぁぁぁぁ」

「化け物・・・・が・・・・」

後方にいたSv-52は他の部隊と共にロザを攻撃するが、ロザには当てられない。
そればかりか、動きもよくなり・・・・
その中で・・・・・Sv-52がロザの姿を見失ってしまう・・・


探している最中に、別の所からロザのバルキリーが出てガンポッドとミサイルを連射され落される。

「くそ生き残りの小隊が・・・・・・・」

「3対3数的には互角か・・・・・・」

数的に優れていたのに、ロザの覚醒により・・・・1個小隊は全滅する。
Sv-56の指揮官はロザの姿を見て焦りを感じ始める。
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