クラビウス基地に戻ったラウラ達は、次の任務先に向かうまでの間まで休暇を取っていた。
隊員達は街に出て今までの戦いで蓄積された疲れを取り、有意義に過ごしている。
とは言え基地内にはまだ仕事をしている統合軍将兵がおり・・・
艦長のジェイルは休暇を楽しむ乗員に羽目を外さないようにと命令を出した。
ラウラは艦長の命令をしっかり聞いて、大人しく基地の外で出る・・・・
星村絵里「ちょっと来な。」
ラウラ「何よ。」
ラウラは絵里に誘われ、何処かへ向かう。
一体何処かへ行くのかは知らされないまま、二人は何処かへ消えた。
二人は何処へ行ったのか?
それの答えは基地の外から歩いて30分歩いた時に判明する。
二人が基地を離れてから二時間後。
ラウラ「ストライクバイク・・・・最新型じゃない。」
星村絵里「まぁ軍人ならバイクに乗らないとね、料金は私持ちだから気にしないでね。」
ラウラ「奢ってもらえるなんて、どんな風の吹きまわし?」
星村絵里「特にないわ、むしろ・・・軍人なのに訓練以外のバイクの運転経験がないのはね・・・」
ラウラは絵里と一緒にバイク屋にいた。
バイク屋にいるのは、アルタミラに乗せて任務先で走らせるためのバイクを買うためである。
今回、バイクを買うのに絵里が購入資金を出すと言うのでラウラは警戒するが・・・
絵里は何も見返りはいらないとしつこく言うので・・・
20回言った程でようやくラウラは絵里を信用する。
信用したラウラであったが・・・・
実は絵里には別の目的があるとは知らなかった。
それが判明したのは、バイク購入後の話の時・・・・・・
星村絵里「っと・・・ポイントが溜まったし、和也に内緒でバイクもう一台買おう。」
ラウラ「えぇ・・・・ポイントを溜めるたて・・・自分用のバイクを買うため・・・?」
星村絵里「まぁね・・・・その通り・・・ラウラよりいいバイク買えちゃったわ。いろいろとありがとうね~」
ラウラ「この~」
絵里がラウラを利用してバイク購入時に入るポイントを入手し・・・
入手したポイントでいいバイクを購入するため・・・・
ラウラはこの事実を知った時、もっと絵里の事を調べを入れればよかったと後悔する。
とは言え、まだ絵里には目的がある事には気がついてない。
実は・・・・・・・・・・・
星村絵里「後は食事してからバイクで競争しない?」
ラウラ「それって勝負ですよね。」
星村絵里「うん♪クラビウスシティの同胞(ゼントラーディ人)夫婦が経営するパン屋までね。負けた方がパンを100ギャラン分奢る事で!!いい?」
ラウラ「いいわよ、その言葉忘れるなよ!あたしはモータに勝ち、ミリアの次に強い地位を手に入れてやる!」
絵里はラウラとバイクの対決をしたかった。
ポイントでバイクを買ったのもラウラと対決するためである。
惑星エデンのニューエドワーズ基地でのカットラス改の試験で・・・・・
ミリアを一時的に追い詰めて返り討ちにされた事は知っている。
ならばその実力はどうなのか、絵里はラウラに興味があった。
その実力を試させてもらおう
絵里はラウラの顔を見て少し企むかのような笑顔を浮かべた。
【桐原茂人自宅】
ラウラの上官桐原茂人の自宅・・・・
スーパー銭湯を経営しながら、予備役左遷生活を送っている拠点である。
茂人が戻れば親子4人で暮らすのが普通の桐原家なのだが・・・・
今回はいつもと違う・・・・・
ミリア「デワントンの料理美味しいわね。」
デワントン「はい・・・・・・って何杯食べるんですか?」
ミリア「後2杯ぐらいね。」
アルタミラに派遣されたミリアが桐原家に居候し、食事を取っていた。
既に桐原家に預けられているコミリアは静かに食事を取り・・・
茂人とデワントンの娘.志保と未代はミリアの食欲に驚きながら見る。
コミリアは静かに食事を取りつつ・・・・
コミリア「ママ・・・次の任務地に行くまでの居候なのに・・・・食べ過ぎないでよ。」
ミリア「デワントンの食事美味しいんだもの・・・少しぐらいなら・・・・」
コミリア「これが何処が少しなのよ、志保ちゃんや未代ちゃんがドン引きしているのよ!!限度って言うのを知りなさい。」
桐原少佐「ははははは。」
どんどんおかわりするミリアの大人げない行動を注意する。
次の任務地に向かうまでの居候なのに・・・・立場をわきまえて欲しい・・・・
コミリアが母親ミリアを注意する理由であり、もう少し自重してもらえないかと思っていた。
とは言え、茂人とデワントンから見たら、どっちが母親で娘なのか分からない。
桐原志保「マリアお姉さん、とんでもないお母さんね。」
桐原茂人とデワントンの娘.桐原志保
コミリア「私を生後間もなく戦場に出した馬鹿親です。」
ミリア「なんですって!?」
桐原未代「夕飯時に来てからあの調子、お母さん本当に元上官なの?」
デワントン「一応そうです。」
ミリア「デワントンまで。」
志保と未代はミリアの食欲とふざけた態度を見て・・・・
長女志保はコミリアに母ミリアについて聞くと、コミリアは馬鹿親と言い。
次女未代は自分の母デワントンに本当に元上官なのかと聞くと、返答は一応との事・・・・
コミリアとデワントンの反応を見たミリアは落ち込んだ。
特にコミリアは馬鹿と言うので母親らしく叱るも、信頼していた副官であるデワントンにあぁ言われるとへこむ。
デワントン「でもね、ミリア1級空士長は私達をいろいろと気にかけてくれる優しい指揮官だったのよ。今でも私はミリア1級空士長の下で働けた事を名誉に思っているわ。」
ミリア「デワントン・・・・流石は私が一番信頼している部下だよ。」
デワントン「でもね・・・・時折諌めないといけない事もあるのよ、凄腕が出たから部隊をいろいろな手続きを得てマクロスを襲撃したり・・・・勝手にマイクローンスパイになり・・・・しばらくしたら結婚して統合軍に入隊して・・・・・」
ミリア「あぁ・・・・・もうご飯のお代わりは今の分でいいわ・・・・・・」
信頼するデワントンは最初は擁護する発言とミリアを若干批難する説明した。
ミリアは散々と言うデワントンの言葉を聞いてショックを受ける。
とは言え、冷静的に考えれば事実であるし・・・・・・・・
元部下とは言え、デワントンは予備役大尉殿・・・・
中尉であるミリアからすれば上官とも言うべきものである。
申し訳なくなったのかミリアはご飯のお代わりを自重した。
ミリアが大人しくなったのを見たのか、コミリアは笑顔を浮かべ・・・
このまま大人しく次の任務地に向かうまで過ごしてくれと思った・・・・・
落ち込んでいたミリアであったが、急に何かを思い出した。
ミリア「そう言えばモーア知っている?」
桐原少佐「星村中尉か?そう言えばバイク屋に行くとか言っていたな。」
ミリア「バイク屋?」
桐原少佐「なんでもラウラとバイク勝負したいから、バイクを買ってあげるとか・・・・ラウラの奴もバイク欲しがっていたからな~」
ミリア「バイク勝負ぅ!?」
絵里の事である。
ミリアやダンシング・スカル隊やシーアンタレス隊が目を離した隙にいなくなっていた。
むしろ、シーアンタレス隊は知っている素振りをして、特に気にしてなかったらしく・・・・
問い詰めて見てもお答えする事ができないと言っていた。
それがまさかバイク勝負するとは・・・・・・・
ミリア「マリア、私でかけてくるわ。」
コミリア「バイクね・・・・はいはい・・・行ってら~」
ミリア「適当な反応ね・・・・」
コミリア「バイク勝負したいんでしょ、外にあるアルゲ二クスに搭載されていた軍用バイクを見れば分かるわ。承認する代わりにお土産買ってきてね。」
ミリア「分かったわよ、後でミラクルとモアのいるアルゲ二クスに郵送するのよ。」
コミリア「はいはい。」
ミリアはラウラと絵里に触発され、二人に対決を挑むべく外へ出てアルゲ二クスにこっそり積んだバイクに乗り込む。
コミリアからお土産を要求されているので、メモを取り出して書いて忘れないようにする。
惑星エデン以来、桐原家に預けていて寂しい思いさせているので・・・出来る限りいい物を買おうと考えていた。
まぁ忘れないようにメモを取った事だから、思いっきり走ってやろうと・・・
そのまま物凄い勢いで出てしまう。
桐原志保「で母親が行ったけどあれでよかったの?」
コミリア「あの性格でもキチンと母親らしい事しているからね、別にいいよ。戦う姿のママは尊敬できるから。」
桐原未代「なるほどね・・・お姉ちゃんはどう思う?」
桐原志保「家ではごろごろしているけど、真面目にやるタイプ?」
コミリア「そんな感じよ、プライベートのママは世間知らずで駄目な母親大嫌いだけど・・・軍人としてのママと戦う姿のママは大好きよ。」
ミリアがバイクで出て行った後、志保と未代はコミリアにあれでよかったのか聞いた。
コミリアは母親らしくしているので、ミリアがバイク競争に参加しようが気にしない。
むしろやってくれと思っていた。
なんたってミリアが戦う時の姿をスポーツや模擬戦などで見てきている。
自身もシュミュレーション模擬システムでミリアと戦っており、何回も勝とうとしたが負けている。
私生活のミリアは尊敬できない酷い人間だと思っているが、戦っている時の姿は幼いコミリアにとってはカッコよく。
いつか自分も父マックスを含む両親以上のパイロットになりたいと思っている。
とは言え、私生活の面は改善して欲しいと思っている。
時折怒る、夫婦喧嘩を自分達の前で見せるとか・・・・・・子供である自分以上にお菓子を買うなど・・・・
あげればいろいろと出てくるのだが・・・・・・・・・・・
コミリア「でも・・・・」
『趣味で左遷される男よりかはマシだよね。』
桐原少佐「ぐっ・・・・」
デワントン「どうしたの茂人!?」
桐原少佐「図星過ぎて心が痛い。」
左遷される何処かさんよりかはマシである。
3人の言葉に、茂人は突き刺さる・・・・・事実、VF-1バルキリーにこだわって予備役編入されたから。
当時、デワントンと夫婦であったがそれに連座し夫茂人と共に左遷され最終的に予備役大尉に編入されている。
デワントンは茂人と共に生きていけるのならばと承認しているが・・・・
父親と両親.弟.二人の妹から軍人家系の恥だと散々批難され、茂人自身はVF-1に拘らなければと後悔している。
左遷されたと言う言葉はかなり茂人にとっては痛く・・・・・・左遷と聞く度に心が痛くなるのである。
【ルナハイウェイ34エリア・ライン】
誰もいない高速道路でラウラと絵里は激しく競いあっていた。
ラウラが一歩前に出れば、絵里がスピードをもっとあげ・・・・それにラウラが対抗しもっとスピードをあげる。
その繰り返しを続けているが、どちらが優勢なのかどちらが劣勢なのか分からない。
ゴールと決めている、ゼントラーディの夫婦が経営しているパン屋まで先に到着する事・・・・・
星村絵里「流石ね、キヨラの部隊出身だけある。」
ラウラ「言ってくれる・・・・それにしてもモーアは変わったよ、無邪気なのに・・・今ではそれを感じさせないなんて・・・・・」
星村絵里「無邪気なのは私の弱点だと気がついたからね、無邪気に戦場に出たら撃たれた事に気がつかなくて死ぬ可能性がある・・・・だから私は変わったのよ!!」
ラウラ「無邪気だから死ぬか・・・・・・いい勉強になったわ・・・・でも・・・これとは別で今はこの勝負に集中しないといけいなんだよね。モーアになんか負けるもんですか・・・・」
二人はお互いに競いあいながら喋りあう。
お互い競い合っているとは言え、喋れる程の余裕を持ち合わせている・・・・
勿論、感覚で急カーブの位置に来たら安全運転するなど・・・・
メルトランは耐G体質に加え、急激なスピードによる安全感覚を持ち合わせている。
なので障害物の多いアステロイドベルトでの戦闘で、スピードを出しすぎてぶつかって障害物にぶつかる事はない。
ラウラ「ん?」
星村絵里「余所見して何をしているんだ?ラウラ?」
ラウラ「後ろに誰かいるような・・・・・・」
星村絵里「誰かって・・・・本当だ、あの髪の色からしてメルトランだわ。」
ラウラ「あのバイクに乗っている人・・・・ミリアにそっくりだけど、同型のメルトランなのかな?」
そんな中でラウラが後ろから来る緑色の髪をしたバイクに乗っているバイクの存在に気がつく。
ヘルメットとゴーグルをつけているが・・・見た目はミリアにそっくりであるが、ラウラ達はミリア本人だとは思わず・・・・
ミリアと同じ遺伝子系列の同胞だと思った・・・・
二人はお互いに喋り・・・スピードを出し合うなどの勝負に集中する。
「ちょっとそこのお二人さん。」
ラウラ「なんですか・・・今は急がし・・・・・うげげげ!!」
星村絵里「げっ!!本物のミリアだ!!」
ミリア「何がゲッ!!本物のミリアですって!!私は正真正銘のエースのミリアこと・・・・ミリア・ファリーナ・ジーナスよ!!」
後ろには闘争本能たっぷりな笑顔を浮かべているミリア本人がいた。
二人はあまりにも当然の登場に、動揺する・・・・
まるで妖怪が夜中に出てきたように・・・・
一方のミリアからすれば、何処か適当に走れば二人に追いつけると思いそこら辺を走ろうとしたが・・・・
高速道路を走る二人の姿を見つけ、近くのICから高速に乗り追いかけやっと追いついたので・・・
いち早く発見できてラッキーだと思っていた。
ラウラ「ミリアってバイクに乗れたんだ!!」
ミリア「当然でしょ、私はマックスと休日の時に乗るほどバイク好きなのよ!」
ラウラ「なんだと!?」
ラウラはミリアがバイクに乗れる事に驚く・・・・・
ミリアがジープなどの自動車に乗れても、バイクに乗れる事がないと思っていた。
だが・・・・
現時点でいるミリアはバイクに乗っている・・・・・・・・・
それにバイクは休日の時に乗るほど好きだとは・・・・・
ラウラは上記の事で悩んでしまうが、バイクや自動車の免許を取らされた事を思い出し・・・・
ミリアがバイクに乗れても当然だと言う認識を持つと同時に、もう少し考えればよかったと後悔する。
ミリア「って二人とも何をしているの!!」
星村絵里「いやゴールまでこのままで・・・・・・・」
ラウラ「途中で乱入してきて・・・美味しい所を奪い取るのは勘弁ですから。」
ミリア「こいつら・・・・・・お仕置きしないといけないわね。」
ラウラは絵里と共闘しミリアが容易に前へ出る事を封鎖した。
正直したくない真似だが・・・・・ミリアまで出てきたら話は別である。
途中で乱入してきて勝ちを狙うのはラウラと絵里のそれぞれのゼントランの誇りが許さない。
このまま諦めてもらおうとしたが、この時ミリアはふっと笑う。
ある物を見つけると、ミリアの笑顔はどんどん不気味になる。
ミリア「丁度いい物見っけ!!」
ラウラ「あっPA・・・・くそ・・・・そこで猛スピードをあげ・・・・・」
ミリア「きゃっほー!!」
星村絵里「一気に1位にランクイン・・・・」
PAを利用した戦術・・・・・・
ラウラと絵里が高速本線を封鎖している間に、PAに入り連絡路を通り
そのまま本線に出て二人の前に出てしまう。
これにより・・・・・・
ラウラ「絵里・・・勝つのは・・・」
星村絵里「私だからね!!」
ミリア「お二人さん、そこで喧嘩頑張ってね!!」
ラウラ「待て!!おばさん!!」
ミリア「誰がおばさんですって!!年もそんなに変わんない癖に!!」
三つ巴の戦いになり、三人はゼントラーディの夫婦が経営するパン屋に向かう。
だが・・・・・・・・
この三人の前にあるイレギュラーが参戦するとは思ってもいなかった。
それはジャンクションから何やら白いバイクが1台侵入してくる。
白いバイクの正体は・・・・・
「こちらパトロール09、異常無し。」
『こちら本部、了解しました。引き続き不審車両がいないか警戒せよ!』
「09了解」
警察局月面警察師団.クラビウス署所属の白バイ。
高速道路で猛スピードで走りレースをしている集団がいると通報を受け急行。
09を始め、数多くの白バイがレースをしている集団を見つけようと警戒を始める。
とは言え今の所以上無し・・・・・
ある程度したら勤務は終わりだし、帰ったら酒を飲んで寝たい・・・・
タバコを口に咥えながら09は、上記の願望の事を考える。
その時・・・・
「!?こちら09から本部へ、フォルジャンクション付近にて交通規制法違反の3台のバイクを確認。追跡の許可を・・・・」
『こちら本部から09へ、3台のバイクの追跡を許可する。04と13を派遣するので、共同で対処せよ!』
「09了解」
ラウラ達がレースをしている姿を見た。
速度は明かに交通規制法違反・・・・・・
09は本部に報告し、追跡許可を求め・・・・。
本部は09に追跡許可を出し白バイ04と13と警らパトロールカー3号を派遣し、共同で対処するように命令した。
許可をもらった09はバイクを走らせ、ラウラ達の追跡をする。
星村絵里「うんなんだ?後ろが騒がしいような。」
ラウラ「サイレン・・・・まさか・・・・・って前パトロールカーがいるよ・・・・・」
「そこの3台停車せよ!脇に寄せ停車せよ!!」
ミリア「ぐっ・・・・・停車しましょう、逃げたら余計に悪い状況になるから・・・」
ラウラ「逃げたら・・・・あぁ罪が更に加算されるか・・・・とほほほほ」
09が追跡から数分後、09がサイレンを鳴らし補足。
一般道路から合流した白バイ04と13およびパトロールカーが三人がこれ以上スピードを出せないように道路の中心を走り封鎖。
ラウラ達は自分たちがやっている行為は警察沙汰になっており・・・・
下手に逃げ出そうとすれば、重い罪に陥ってしまう可能性がある事を知る。
そうならないようにミリアの提案で、スピードを落とし。
脇に寄せて警察の指示に従う事をした。
鹿島美緒「えぇとミリア・ファリーナ・ジーナス中尉.星村絵里中尉.ラウラ・ベルタリア准尉・・・・新統合軍の軍人さんね。」
クラビウス署白バイ部隊.コード13.鹿島美緒子巡査
「軍人か・・・・・いいか軍人さんよ、同じ公務員なんだからさ・・・・高速道路で速度違反してレースする行為はニ度としないでくれ・・・もし一般車両がいたら君たちは確実に事故死どころか多数の死傷者が出ていたんです。もう少し自覚してくれ!!」
『はい』
バイクを降りて警官たちに叱られる。
レースをして事故を起こしてしまった時の被害の事や、罰金に関して。
3人は幸いにも免許取り消しや、軍には伝えられずに済むが・・・
次回やったら免許取り消しのみならず、軍不名誉除隊処分にするように要請するなど・・
あのミリアが顔を青ざめるなど、3人は戦場以上の戦慄を覚えてしまう。
以後、3人は高速道路や一般道でレースするような真似はしなくなり・・・
安全運転でバイクを運転するように心がけたと言う。