ロザの覚醒で可変戦闘機部隊を撃破している頃。
ラウラ達は森林地帯に潜んでいるデストロイド部隊を片付ける事に成功した。
生き残った歩兵部隊は森林地帯に脱兎の如く逃亡した。
周囲には破壊されたデストロイド・オクトスが陸揚げされ、シャイアンが何かを訴えるかのように破壊されていた。
分かっていたとは言え、気持ちのいいような結果ではない。
ラウラ「よし第29飛行小隊の飛行ルート確保・・・・容態は?」
吉野大樹「隊長からだ・・・・・問題は無い。」
ラウラ「そう・・・・よかった。」
第29飛行小隊の安全路を確保・・・・・
これで当分の間は敵の脅威を排除した事になる、一先ず一安心だ・・・・・・・
後は後方で戦っているロザを助けなくてはいけない・・・・
ラウラと大樹、そして神楽少尉と共に反転してロザ達を救おうとするが・・・・・・・
ラウラ「何!?」
突然、レーダーに4機の未確認物体の反応が出る・・・・・・・・・
しかも。友軍の識別信号を出している。
一体何者なんだろうか・・・・・・・・ラウラはどんどん近づいてくる4機の影を見続ける・・・・・・・
そしてその影はようやく表側に出てくる・・・・・・・・
ラウラ「黒いバルキリー!?一体何処の部隊。」
桐原少佐「一体何処の部隊所属なんだ?」
謎の黒いVF-5000スターミラージュ。
まるでカラスかのようなシルエット・・・・・・・
黒いスターミラージュはそのままロザ達のいる方向へと向かって行く。
ロザ「何!?あっ・・・・・・・」
残りのSv-56は黒いスターミラージュに呆気なく撃墜されてしまった。
火達磨になって落ちたりし、無残な姿を晒す・・・・
1機だけは脱出に成功するが、ガウォーク形態に変形したスターミラージュにキャッチされ捕獲された。
「よし任務成功だな。」
「帰還する。」
自由アルゼンチン軍兵士を捕獲したスターミラージュはそのまま何処へと消えていった。
一体何処の部隊なのか、ラウラも不思議そうに離脱していく様を目撃する中思うのだが・・・・
結局何者なのかはラウラは想像すらできなかった。
「中尉殿、依頼どおり連れてきました。」
オルガ「ご苦労、ブラッククロウ隊。予定の潜水空母へ帰還せよ!!」
「了解」
黒いバルキリーはオルガと出会っていた・・・・・・・
そう黒いバルキリーはザースロン機関の所属であり、オルガが要請して出撃した物であった。
任務内容は自由アルゼンチン軍兵士の捕縛とアンサーズの支援・・・
第1目標は自由アルゼンチン軍の兵士の捕縛であり、アンサーズはその次であるが・・・・・・
オルガにとってはそれが第1目標であった・・・・・・
拳銃を取り出すと、すぐさま自由アルゼンチン軍兵士の前に立ち・・・・・・・
オルガ「さて・・・・・・自由アルゼンチン軍残存部隊の数はどれくらいいるのか吐いてもらおうか!!」
自由アルゼンチン軍残党に関する情報を引き出すため尋問を始めるのであった・・・・・・・・・・
【南米第2警備基地】
新統合軍南米軍管区に属する警備基地、ここは反統合勢力との監視や警戒を行う基地であり。
銃撃戦もあるので、野戦病院などがある。
地下施設もあり、医療物資の受け取るための高速道路が作られている。
「よしすぐさま、治療だ!!急げ!!」
「はい!!」
アンサーズと第29飛行小隊は無事に第2警備基地に到着する事ができ負傷者を野戦病院に収容した。
負傷者は担架に運ばれ緊急治療室に運ばれていく。
ラウラ「ある程度の仕事終わったね。」
吉野大樹「後は・・・・・」
アム「私を無事に南米軍管区司令部まで送り届ける事ね。」
ラウラ「そうそう。」
基地に到着したラウラ達だけど、ゆっくり休ませてくれるわけではない。
まだアムを南米軍管区司令部まで送り届ける任務がある。
結構、ハードな任務・・・・・・・ラウラはこの任務は好きだけど・・・・・
敵の襲撃もあるので結構精神的に疲労してしまう。
早くアムを南米軍管区司令部を届けて元の任務に復帰したい・・・・・
アム「どうか頼むわ、ラウラ。」
ラウラ「こちらこそお任せください!!」
まぁ・・・アムにはいろいろとお世話になったし仕方が無い。
しっかり、軍人である以上は責務をしっかり果たさなければならない。
ラウラは笑顔でアムと握手に任せてくれと発言する・・・
一方で・・・・・・
エラ「また護衛対象機は・・・・ AWACSのディスクセンサー改なの?」
アリサ「そうらしいわよ、モン達精神的にトラウマになっていないかね~」
エラ「私だったら嫌だけど。」
隊員達は護衛対象である代理のディスクセンサー改を見て愚痴を言う。
もうあれから12時間経つけど、ディスクセンサー改の撃墜された記憶が残っておりある種のトラウマになっていた。
特にアリサは後方から接近した可変戦闘機の対応に終われた。
クリスは被弾するしいい事は全然ない。
エラ「ロザはどう思うのよ?」
ロザ「私はフォーメーションを変え対処すればいいと思うわ。」
エラ「フォーメーションを変える?どうやって?」
ロザ「墜落時を考え、低空で飛行し横を第29飛行小隊で固め。前後に私たちで8機固める。」
アリサ「なんか単純ね・・」
ロザは敵に対処するにはフォーメーションを変えればいいと発言した。
ディスクセンサー改を低空で飛ばし、前後8機ずつのアンサーズ編隊と横の第29飛行小隊で固める。
敵を直ぐ発見できるように早期警戒部隊を展開させる・・・・
そうする事で再度の攻撃を受けてもある程度は対処できる。
アリサとエラは単純ではないかと思うが、ロザは自分の考えを少し考え直そうとするが・・・・・
舌を出して分かんないと発言し、二人を呆れさせた。
エラ「ラウラに聞く?」
アリサ「聞いたほうがいいでしょ、結構面白い案が出るかもね。」
エラ「面白い案か・・・・以外にも単純だったりしてね。」
今度はラウラに聞いてみようと思った、エミリーは小隊長なので聞きづらい。
フレンドリーなラウラの方が聞きやすい・・・・・
しかし・・・・・・そのラウラが今何をしているのか分からない・・・・・・・
まぁ後で適当に探せばなんとかなると思い。
3人は今後の護衛対策について語り合った。
メラル「立哨ご苦労様です。」
「ハッ・・・・」
メラルは借りたオートバイでコマンチの整備のしている施設に入った。
いつでも出発できるように陸軍ヘリ部隊の装備とヘルメットを被りながら・・・・・・・
基地の中を歩いているとオードリーがいた。
メラル「ATM装備(対戦車ミサイル)とは豪勢だね。」
オードリー「警備基地の人が装備したのよ・・・・ってメラル、その装備まだ早くない?」
メラル「いつでも不測の事態に備えるのが軍人ですから。」
オードリー「真面目ね、そんなに畏まらなくてもいいのに。」
メラルはコマンチが対戦車ミサイル搭載している事に気がついた。
今回の護衛の件では通常の対空ミサイルを搭載していたのに・・・・・・・・
不思議そうにメラルは対戦車ミサイルを搭載したコマンチを触る。
オードリーは対戦車ミサイルの装備の件に関してメラルに言うが・・・・
いつでも出撃できるようなメラルの姿を見て、オードリーは少し驚きながら指摘する。
メラルはいつでも不測の事態に備えられるようと言うと、オードリーは苦笑する・・・・・
とは言え・・・・・・・・それは事実かもしれない・・・・・・
事実・・・・ディスクセンサー改が撃墜され、多数の死者を出してしまった。
いつでも相手に備える準備が出来なければ自分達は負けてしまう・・・・・・・・
次・・・・・・・・同じような失敗を繰り返してしまえば・・・・もう後がない・・・・・・・・
メラル「まぁ一応確認したし、そろそろ食事だから食べない・・・・腹が減っては戦はできないと言うし・・・・・」
オードリー「それもそうだよね。」
とは言え、難しく考えてはいけない。
難しく考えれば余計に事態が悪化する・・・・・・・・まずは気分を落ち着かせるべく食事をとろう・・・・
オードリーはメラルと共にバイクに乗り、基地の食堂へ向かう。
【警備基地食堂】
警備基地食堂では基地に所属している兵士達が毎日食事をとっている場所である。
ラウラ達も南米軍管区司令部に行く前に基地で一睡して南米軍管区司令部へ向かう事になった。
とは言え・・・・・・・ラウラ達は制服をフォークランドエリアに置いているため作業着を借りて食事する羽目になる。
今回の食事はケバブロールと牛乳とスターフルーツであった。
ラウラ「結構美味しいそうだね。」
吉野大樹「まさか・・・・ケバブが出るとはな・・・・・・」
大樹はまさかケバブが出るとは思っておらず驚いている。
もっとも普通の軍事基地の食堂にケバブが出るとは思ってもいなかった・・・・・・・・・・
が・・・・・・・・・・
吉野大樹「せめてサンドもあればよかったな。主食なしじゃ腹は膨れんな。」
主食はない・・・・・・・・
ケバブはケバブだけど、サンドではなくただの肉のチキンケバブ・・・・・・
主食がない事に大樹は元気を失う・・・・・
桐原少佐「中隊長が何元気なくしているんだ?今回一睡したらすぐさま南米軍管区司令部に向かうぞ。」
吉野大樹「それはそうですけど、主食がないのはなんとも・・・・・」
桐原少佐「いいじゃないか、食えるだけでもかなりありがたいと俺は思うぜ!!」
茂人から心配されるが、大樹はそれでも元気がない。
やはり、食事の時には主食を食べたい・・・・・・・大樹はその思いから元気を無くす・・・・・・・・
ラウラは大樹の背中をさすりながら一緒に席に向かう・・・・・
とりあえず、席に座り挨拶すれば食事が始まる。
さっきまで元気が無く食欲を問題された大機だが、しっかり食事をしている。
ラウラ「なんだかんだいいつつ食べるんだね。」
吉野大樹「居候の身で出してくれるからな、文句言ったあげく食べ残すのは失礼極まりない行為だからな。」
ラウラ「考えは立派、流石は大樹♪」
大樹の言葉を聞いたラウラは上機嫌になる。
元気が無くなっても、大樹らしさがしっかり残っていたのは嬉しい・・・・・
とは言え・・・・・・・・
ラウラ「やはり主食がないのも、なんとも言えないわね。」
ラウラも主食がないこの食事に対し士気が低下する。
やはり、食事する時には主食がないと・・・・物足りない感じがして憂鬱になってしまう・・・・・
せめて固いパンとか支給されないかな。
次第に主食のない食事にラウラは不満に思うようになってくる。
ラウラ「う・・・・」
メラル「どうしたんだ、しけた面して。」
ラウラ「メラル・・・・・・それにロザとオードリーさん・・・・エラ・・・アリサ」
ロザ「どうも。」
不満に思っていたラウラの所に女性陣達が集まってきた。
結構女性陣が集まってきて、大樹だけが取り残される・・・・・
むしろ挟まれるかのように・・・・・
ラウラ「大樹・・・・両手に華だね。」
吉野大樹「余計に食べづらくなったじゃないか。」
エラ「いいじゃない、戦う女に挟まれて食べる食事も中々いいでしょ。」
吉野大樹「あのなぁ・・・・」
女性陣に挟まれて食べる・・・・・
結構いい意味ではあるが、恥ずかしくて食べにくいし。
むしろ、女性との価値感の違いで居づらくなる。
大樹の右には元々いたラウラと左にはエラがいる・・・・・・
ラウラ「で・・・・話があるんでしょ。」
アリサ「そうそう、実はね・・・・・丁度いい時に第29飛行小隊が・・・・」
いよいよ本題が始まる。
女性陣達はいろいろと会話しながら、これからの護衛対策について話し合った。
ラウラもロザと少し似た案を出してアリサとエラを落胆させるが・・・・
途中にゼノビア達や夢華達そしてエミリーまで参戦し、食堂はかなり騒がしくなる・・・
女性しかいない環境に・・・・・大樹は完全にダウンし、そのまま寝る事になり・・・
ラウラにより運ばれる事になった。
ラウラ達は森林地帯に潜んでいるデストロイド部隊を片付ける事に成功した。
生き残った歩兵部隊は森林地帯に脱兎の如く逃亡した。
周囲には破壊されたデストロイド・オクトスが陸揚げされ、シャイアンが何かを訴えるかのように破壊されていた。
分かっていたとは言え、気持ちのいいような結果ではない。
ラウラ「よし第29飛行小隊の飛行ルート確保・・・・容態は?」
吉野大樹「隊長からだ・・・・・問題は無い。」
ラウラ「そう・・・・よかった。」
第29飛行小隊の安全路を確保・・・・・
これで当分の間は敵の脅威を排除した事になる、一先ず一安心だ・・・・・・・
後は後方で戦っているロザを助けなくてはいけない・・・・
ラウラと大樹、そして神楽少尉と共に反転してロザ達を救おうとするが・・・・・・・
ラウラ「何!?」
突然、レーダーに4機の未確認物体の反応が出る・・・・・・・・・
しかも。友軍の識別信号を出している。
一体何者なんだろうか・・・・・・・・ラウラはどんどん近づいてくる4機の影を見続ける・・・・・・・
そしてその影はようやく表側に出てくる・・・・・・・・
ラウラ「黒いバルキリー!?一体何処の部隊。」
桐原少佐「一体何処の部隊所属なんだ?」
謎の黒いVF-5000スターミラージュ。
まるでカラスかのようなシルエット・・・・・・・
黒いスターミラージュはそのままロザ達のいる方向へと向かって行く。
ロザ「何!?あっ・・・・・・・」
残りのSv-56は黒いスターミラージュに呆気なく撃墜されてしまった。
火達磨になって落ちたりし、無残な姿を晒す・・・・
1機だけは脱出に成功するが、ガウォーク形態に変形したスターミラージュにキャッチされ捕獲された。
「よし任務成功だな。」
「帰還する。」
自由アルゼンチン軍兵士を捕獲したスターミラージュはそのまま何処へと消えていった。
一体何処の部隊なのか、ラウラも不思議そうに離脱していく様を目撃する中思うのだが・・・・
結局何者なのかはラウラは想像すらできなかった。
「中尉殿、依頼どおり連れてきました。」
オルガ「ご苦労、ブラッククロウ隊。予定の潜水空母へ帰還せよ!!」
「了解」
黒いバルキリーはオルガと出会っていた・・・・・・・
そう黒いバルキリーはザースロン機関の所属であり、オルガが要請して出撃した物であった。
任務内容は自由アルゼンチン軍兵士の捕縛とアンサーズの支援・・・
第1目標は自由アルゼンチン軍の兵士の捕縛であり、アンサーズはその次であるが・・・・・・
オルガにとってはそれが第1目標であった・・・・・・
拳銃を取り出すと、すぐさま自由アルゼンチン軍兵士の前に立ち・・・・・・・
オルガ「さて・・・・・・自由アルゼンチン軍残存部隊の数はどれくらいいるのか吐いてもらおうか!!」
自由アルゼンチン軍残党に関する情報を引き出すため尋問を始めるのであった・・・・・・・・・・
【南米第2警備基地】
新統合軍南米軍管区に属する警備基地、ここは反統合勢力との監視や警戒を行う基地であり。
銃撃戦もあるので、野戦病院などがある。
地下施設もあり、医療物資の受け取るための高速道路が作られている。
「よしすぐさま、治療だ!!急げ!!」
「はい!!」
アンサーズと第29飛行小隊は無事に第2警備基地に到着する事ができ負傷者を野戦病院に収容した。
負傷者は担架に運ばれ緊急治療室に運ばれていく。
ラウラ「ある程度の仕事終わったね。」
吉野大樹「後は・・・・・」
アム「私を無事に南米軍管区司令部まで送り届ける事ね。」
ラウラ「そうそう。」
基地に到着したラウラ達だけど、ゆっくり休ませてくれるわけではない。
まだアムを南米軍管区司令部まで送り届ける任務がある。
結構、ハードな任務・・・・・・・ラウラはこの任務は好きだけど・・・・・
敵の襲撃もあるので結構精神的に疲労してしまう。
早くアムを南米軍管区司令部を届けて元の任務に復帰したい・・・・・
アム「どうか頼むわ、ラウラ。」
ラウラ「こちらこそお任せください!!」
まぁ・・・アムにはいろいろとお世話になったし仕方が無い。
しっかり、軍人である以上は責務をしっかり果たさなければならない。
ラウラは笑顔でアムと握手に任せてくれと発言する・・・
一方で・・・・・・
エラ「また護衛対象機は・・・・ AWACSのディスクセンサー改なの?」
アリサ「そうらしいわよ、モン達精神的にトラウマになっていないかね~」
エラ「私だったら嫌だけど。」
隊員達は護衛対象である代理のディスクセンサー改を見て愚痴を言う。
もうあれから12時間経つけど、ディスクセンサー改の撃墜された記憶が残っておりある種のトラウマになっていた。
特にアリサは後方から接近した可変戦闘機の対応に終われた。
クリスは被弾するしいい事は全然ない。
エラ「ロザはどう思うのよ?」
ロザ「私はフォーメーションを変え対処すればいいと思うわ。」
エラ「フォーメーションを変える?どうやって?」
ロザ「墜落時を考え、低空で飛行し横を第29飛行小隊で固め。前後に私たちで8機固める。」
アリサ「なんか単純ね・・」
ロザは敵に対処するにはフォーメーションを変えればいいと発言した。
ディスクセンサー改を低空で飛ばし、前後8機ずつのアンサーズ編隊と横の第29飛行小隊で固める。
敵を直ぐ発見できるように早期警戒部隊を展開させる・・・・
そうする事で再度の攻撃を受けてもある程度は対処できる。
アリサとエラは単純ではないかと思うが、ロザは自分の考えを少し考え直そうとするが・・・・・
舌を出して分かんないと発言し、二人を呆れさせた。
エラ「ラウラに聞く?」
アリサ「聞いたほうがいいでしょ、結構面白い案が出るかもね。」
エラ「面白い案か・・・・以外にも単純だったりしてね。」
今度はラウラに聞いてみようと思った、エミリーは小隊長なので聞きづらい。
フレンドリーなラウラの方が聞きやすい・・・・・
しかし・・・・・・そのラウラが今何をしているのか分からない・・・・・・・
まぁ後で適当に探せばなんとかなると思い。
3人は今後の護衛対策について語り合った。
メラル「立哨ご苦労様です。」
「ハッ・・・・」
メラルは借りたオートバイでコマンチの整備のしている施設に入った。
いつでも出発できるように陸軍ヘリ部隊の装備とヘルメットを被りながら・・・・・・・
基地の中を歩いているとオードリーがいた。
メラル「ATM装備(対戦車ミサイル)とは豪勢だね。」
オードリー「警備基地の人が装備したのよ・・・・ってメラル、その装備まだ早くない?」
メラル「いつでも不測の事態に備えるのが軍人ですから。」
オードリー「真面目ね、そんなに畏まらなくてもいいのに。」
メラルはコマンチが対戦車ミサイル搭載している事に気がついた。
今回の護衛の件では通常の対空ミサイルを搭載していたのに・・・・・・・・
不思議そうにメラルは対戦車ミサイルを搭載したコマンチを触る。
オードリーは対戦車ミサイルの装備の件に関してメラルに言うが・・・・
いつでも出撃できるようなメラルの姿を見て、オードリーは少し驚きながら指摘する。
メラルはいつでも不測の事態に備えられるようと言うと、オードリーは苦笑する・・・・・
とは言え・・・・・・・・それは事実かもしれない・・・・・・
事実・・・・ディスクセンサー改が撃墜され、多数の死者を出してしまった。
いつでも相手に備える準備が出来なければ自分達は負けてしまう・・・・・・・・
次・・・・・・・・同じような失敗を繰り返してしまえば・・・・もう後がない・・・・・・・・
メラル「まぁ一応確認したし、そろそろ食事だから食べない・・・・腹が減っては戦はできないと言うし・・・・・」
オードリー「それもそうだよね。」
とは言え、難しく考えてはいけない。
難しく考えれば余計に事態が悪化する・・・・・・・・まずは気分を落ち着かせるべく食事をとろう・・・・
オードリーはメラルと共にバイクに乗り、基地の食堂へ向かう。
【警備基地食堂】
警備基地食堂では基地に所属している兵士達が毎日食事をとっている場所である。
ラウラ達も南米軍管区司令部に行く前に基地で一睡して南米軍管区司令部へ向かう事になった。
とは言え・・・・・・・ラウラ達は制服をフォークランドエリアに置いているため作業着を借りて食事する羽目になる。
今回の食事はケバブロールと牛乳とスターフルーツであった。
ラウラ「結構美味しいそうだね。」
吉野大樹「まさか・・・・ケバブが出るとはな・・・・・・」
大樹はまさかケバブが出るとは思っておらず驚いている。
もっとも普通の軍事基地の食堂にケバブが出るとは思ってもいなかった・・・・・・・・・・
が・・・・・・・・・・
吉野大樹「せめてサンドもあればよかったな。主食なしじゃ腹は膨れんな。」
主食はない・・・・・・・・
ケバブはケバブだけど、サンドではなくただの肉のチキンケバブ・・・・・・
主食がない事に大樹は元気を失う・・・・・
桐原少佐「中隊長が何元気なくしているんだ?今回一睡したらすぐさま南米軍管区司令部に向かうぞ。」
吉野大樹「それはそうですけど、主食がないのはなんとも・・・・・」
桐原少佐「いいじゃないか、食えるだけでもかなりありがたいと俺は思うぜ!!」
茂人から心配されるが、大樹はそれでも元気がない。
やはり、食事の時には主食を食べたい・・・・・・・大樹はその思いから元気を無くす・・・・・・・・
ラウラは大樹の背中をさすりながら一緒に席に向かう・・・・・
とりあえず、席に座り挨拶すれば食事が始まる。
さっきまで元気が無く食欲を問題された大機だが、しっかり食事をしている。
ラウラ「なんだかんだいいつつ食べるんだね。」
吉野大樹「居候の身で出してくれるからな、文句言ったあげく食べ残すのは失礼極まりない行為だからな。」
ラウラ「考えは立派、流石は大樹♪」
大樹の言葉を聞いたラウラは上機嫌になる。
元気が無くなっても、大樹らしさがしっかり残っていたのは嬉しい・・・・・
とは言え・・・・・・・・
ラウラ「やはり主食がないのも、なんとも言えないわね。」
ラウラも主食がないこの食事に対し士気が低下する。
やはり、食事する時には主食がないと・・・・物足りない感じがして憂鬱になってしまう・・・・・
せめて固いパンとか支給されないかな。
次第に主食のない食事にラウラは不満に思うようになってくる。
ラウラ「う・・・・」
メラル「どうしたんだ、しけた面して。」
ラウラ「メラル・・・・・・それにロザとオードリーさん・・・・エラ・・・アリサ」
ロザ「どうも。」
不満に思っていたラウラの所に女性陣達が集まってきた。
結構女性陣が集まってきて、大樹だけが取り残される・・・・・
むしろ挟まれるかのように・・・・・
ラウラ「大樹・・・・両手に華だね。」
吉野大樹「余計に食べづらくなったじゃないか。」
エラ「いいじゃない、戦う女に挟まれて食べる食事も中々いいでしょ。」
吉野大樹「あのなぁ・・・・」
女性陣に挟まれて食べる・・・・・
結構いい意味ではあるが、恥ずかしくて食べにくいし。
むしろ、女性との価値感の違いで居づらくなる。
大樹の右には元々いたラウラと左にはエラがいる・・・・・・
ラウラ「で・・・・話があるんでしょ。」
アリサ「そうそう、実はね・・・・・丁度いい時に第29飛行小隊が・・・・」
いよいよ本題が始まる。
女性陣達はいろいろと会話しながら、これからの護衛対策について話し合った。
ラウラもロザと少し似た案を出してアリサとエラを落胆させるが・・・・
途中にゼノビア達や夢華達そしてエミリーまで参戦し、食堂はかなり騒がしくなる・・・
女性しかいない環境に・・・・・大樹は完全にダウンし、そのまま寝る事になり・・・
ラウラにより運ばれる事になった。