マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

ナルシ・サ-レッサ

2019-01-06 21:29:43 | ゼントラーディ系図鑑
【所属】
新統合軍
【階級】
少尉
【生年】
1994年
【種族】
ゼントラーディ人
【性別】
女性
【解説】
新統合軍開発実験団所属のメルトラン。
クァドラン・ローのパイロットだが、腕前が悪く運で生きてきたため。
新統合軍入隊の際は可変戦闘機のパイロットにならず、開発技術者になった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サポート・ヴァリアブル・ファイタープラン

2019-01-06 20:18:33 | マクロス短編
西暦2037年。
地球から遠く離れた惑星スピカ3がゼントラーディ基幹艦隊の攻撃を受け壊滅した。
スピカ3を壊滅させたゼントラーディ基幹艦隊は地球本国へ向けて進撃。

地球人類は危機的状況に陥った。

「艦隊コントロール、バトル6・バトル7・バトル8・バトル9・バトル10展開。」

「全部隊、反応弾搭載完了」

「全軍に告ぐ、この戦いに負けたら地球人類に未来はない。奮闘し、明日への勝利を掴もう。諸君の奮闘に期待する。」

スピカ3事件は、地球近くの星系が壊滅し・・・・・
新統合軍が保有する反応弾を使い切らないと、撃退出来ない事が判明。
更に普通に撃退出来たとは言え、プラド艦隊とヌェルド基幹艦隊の二つの基幹艦隊の襲来は・・・・
新統合軍の戦術が崩壊するなど、軍事的に大きな変革期を迎える。

この事件がきっかけとなり、最新型可変戦闘機開発が進み・・・・

スーパーノヴァ計画と無人戦闘機開発計画。
2040年のシャロン・アップル事件を経て・・・・

無人計画は凍結、YF-19の正式採用、YF-21の別の形で採用されると言う結果で終わる。

だが、それは表側。

これらの裏である計画が実行され、その計画で生れた可変戦闘機が採用されると言う話があった。
今回はその可変戦闘機達の話に触れたいと思う。

【西暦2041年2月4日ニューエドワーズ基地管制室】
シャロン・アップル事件とスーパーノヴァ計画完遂から翌年のニューエドワーズ基地。
ミラード・ジョンソン大佐は、ある機体の到着を見守っていた。

ある機体とはスーパーノヴァ計画の派生機であり・・・・・・・・・・・・
数年前から試験が行われていた2種類の支援可変戦闘機。
スーパーノヴァ計画の集中開発により、開発に遅れは出たが・・・・・・

ようやく完成に近づいたとの事・・・・・・

「基地司令、お時間です。」

ミラード「うむ。」
ニューエドワーズ基地.司令官.ミラード・ジョンソン大佐

予定時間になった・・・・・

エスコート役のVF-11編隊が2機の可変戦闘機を視認した。
編隊の1機の偵察型が、視認している2機を管制室に映像を送り・・・・
ミラード達に視認した可変戦闘機の姿を見せる。

写し出され、ミラード達が見た物は・・・・・・

外見が・・・・・・・YF-19やYF-21とは大きくシルエットの異なり・・・・・・
ラプターとホーネットに類似したような感じがする、スリムな機体。

ミラード「なるほど、これがスーパーノヴァ計画の亜種か。面白い、久しぶりにわくわくしてきたな。」

「はぁ?」

ミラード「いや一人事だよ。」

ミラードは2機の支援可変戦闘機の姿を見て興奮していた。
スーパーノヴァ計画もそうだが、新しい可変戦闘機を見るのは愉快。

当分の間、最新鋭試作機はなく皆既存のサンダーボルトかナイトメアのどちらか。

最初は興奮したが、もう慣れたのか珍しくない。
ようやく骨のある奴が来た、ミラードもサングラスの奥で少年のような目で2機を見る。
その後、実際の作戦に適するかの試験のため更にそれぞれ一個分の機体も数時間後に到着する。

ニューエドワーズ基地の職員と、2種類の支援可変戦闘機担当の新星インダストリーの社員は全機が到着するとすぐさま点検に入った。

ミラード「まるで、スリム化したラプターと・・・まんまレガシーホーネットだな。」

ミラードは点検している格納庫を視察しながら、こう呟いた。
非可変戦闘機時代に開発された、ラプターとレガシーホーネットを見ているような感覚に襲われる。
自分が若い頃に見た、戦闘機・・・・・

何処か懐かしさを感じてしまう。

「どうですか?大佐、いい機体でしょう。」

ミラード「見れば分かる、私がまだ若い頃の記憶を思い出すよ。」

「それを言ってもらえて光栄です。」

近くにいた新星インダストリー社社員から感想を求められると・・・・
昔を思い出すと本音そのままの感想を言った。

新星インダストリー社員も気分良くし、ミラードの感想を喜んだ。

ミラード「明日から試験だが、大丈夫か?」

「ラプターⅡとストライクホーネットはいつでも出撃できる体制を整えます。後は・・・・・」

ミラード「もういい、それだけで十分だ。」

「はぁ。」

新星インダストリー社の社員曰く、いつでも出撃出来るようにラプターⅡとストライクホーネットの整備を整える。

素晴らしいと言っていい程だ。
後は明日の試験が楽しみになる。

ミラードはそう思いながら、司令室まで戻ろうとする。

試験は翌日から始まった。
まずは通常の飛行試験が行われたり、射撃や白兵戦の様子などいろいろ行われる。

3日後・・・・・・・・

編隊を組み、一般編隊と同行。
ラプターは火力で支援の後、白兵戦。
ストライクホーネットは、白兵戦と一撃離脱戦法を合わせた支援戦闘を行い。

予想以上に高い評価を得る。

「凄いですね、VF-19と共同運用すればかなり成果が出ると思います。」

「ストライクホーネットは恐ろしい、敵に回ったら悪夢になりそうだ。」

ニューエドワーズ基地の幹部らはラプターⅡとストライクホーネットの活躍に興奮する。

これさえあれば、艦隊決戦において・・・通常戦闘に置いて高い成果を出す。
そうなれば、反統合勢力に対し強い抑止力になる。
幹部らはそう確信した・・・・・一方

ミラードは固い表情を浮かべる。

ミラード「確かにいい機体だが、支援可変戦闘機ではなく・・・・マルチロール機であろう。」

「あっ・・・・・」

ミラード「まったく、誰が支援可変戦闘機と名付けたんだか・・・・・・」

理由は支援可変戦闘機のネーミングについて。
確かに可変戦闘機としていい動きだし問題ないが、ネーミングは返。

ラプターⅡは可変戦闘機(VF)と可変攻撃機(VA)の両方の特徴あるし。
あれではマルチロール機・・・・

ストライクホーネットは、要撃機・・・・・・

支援可変戦闘機のネーミングはおかしいと、ミラードは思っていた。

更に試験が続き・・・・・

「ぐぁぁぁぁ」

VF-17一個小隊との、模擬戦が行われた。
ラプターⅡとストライクホーネットは一個小隊を悠々と撃破し・・・高い戦闘力を見せる。

更に一個小隊増やしても、更に一個小隊を増やしても優位は変わらない。

ミラード「流石だな、地球にいい報告が出来るな。」

「はい。」

ミラード「さて・・・・・(扱うには、熟練中の熟練のパイロットが必要だな。)」

高い戦闘力を見せるラプターⅡとストライクホーネット。
ミラードは、一連の報告書とデータを見てある点に気がついた。

それは、パイロットを選ぶこと。

2種類は全体的にVF-19やVF-22に多少劣るが、ある分野ではそれを上回る事がある。
特にストライクホーネットは、ガウォークでの機動性が高い。

軽やかなに、そしてスピードとパワーのこもったバトロイドへの変形。

あれは普通のパイロットがやったら、事故になる。
実際に事故になって死んだ奴は何度も見ているし、自分自身も足を切断した経験をしている。

ミラードはそう思った。

ミラード「とは言え、私の一存ではどうにもなる話ではないか。」

とは言え、今さら言ってもどうこうなるわけではない。
癖はあるが、安全性は高く事故による死亡事故はないし。

二種類とも事故による損失はないし。
新星インダストリー社も開発の過程で、操縦者選定は厳しくやっているだろう。
ミラードは葉巻を取り出し、口に咥え火をつけた。

しばらくして・・・・・・

ミラード「ラプターⅡとストライクホーネットは正式採用、ただし少数生産か・・・・」

「上からの決定です、扱いにくさとコストの面もあり・・・大量生産は出来ないとの事。」

ミラード「やはり、こうなったか・・・・まぁ採用されないかはマシだな。」

ラプターⅡとストライクホーネットの正式採用が決定。
地球本国軍を中心に配備される事が決定したが・・・・

癖の強さと、コストの面もあり大量生産が見送られ少数生産と言う形になった。

ミラードはその報告を聞いて、やっぱりそうなったかと思った。
むしろ、そうならないとおかしい。
人を選ぶ二種類が大量生産されても・・・・・
適応するパイロットがいなければ、ただの置物。

当然の結果だと思った。

ミラード「まぁ後は、2種類の機体の活躍に期待するか・・・・」

とは言え、正式採用が見送られるだけはマシ。
人を選ぶ機体とは言え、新統合軍には必要な存在。
今後も新統合軍の力として頑張って欲しい・・・・・・

タバコを吸いながら、2種類の機体が活躍することを祈った。

それから、更に・・・・・しばらくの後・・・・・

ミラード「うむ・・・・・」

ニューエドワーズ基地近隣にある、モハーヴェ基地にあの二種類の機体が配備された。
よくエドワーズ基地飛行隊はラプターⅡとストライクホーネットの姿を確認したと言う報告が相次いでいる。

報告してきた情報によると・・・・・

VF-15の編隊に混じって飛行している。
またある時はVF-16の編隊に混じっていると・・・・・・

ミラード「なるほどな、まさか我が基地の近くに・・・・・」

「司令、必要あらば受領できますが・・・・」

ミラード「いや・・・・必要ない・・・今後も、ここは可変戦闘機の試験場として機能したい。無闇に最新鋭機を導入するつもりはない。」

「そうでありますか・・・・・残念です。」

ニューエドワーズ基地におけるVF-18とVF-20の導入は見送られた。
基地飛行隊の主力機がVF-171になったのは、これより5年後の話であり・・・

ミラード・ジョンソン大佐が、エデン防衛軍官僚になった後の話であった。

その後も、VF-18やVF-20は各地で運用されるが・・・・
データ流出があり・・・・反統合思想国家が、コピー機体を製造。
新統合軍が驚異とされたVF-20も例外ではなく・・・・

2060年以降の辺境惑星の動乱で反統合勢力軍により運用が確認されている。

【ゲスト機体】
YF-18ラプターⅡ
VF-18ラプターⅡ
【開発】
新星インダストリー
【就役】
2042年
【所属】
新統合軍
SMS
ケイオス
など
【形態】
ファイター
ガウォーク
バトロイド
【武装】
ビームガンポッド
対艦ミサイルムーバ×4
高性能強襲ミサイル×2
マイクロミサイル×20
Sマインミサイル×10
バトルナイフ
【解説】
スーパーノヴァ計画から派生した支援可変戦闘機計画の競合機。
A型はツインアイ.B型はゴーグルなど、頭部のバリエーションが豊富。
支援戦闘機としての任務は幅広く、対艦攻撃.対地攻撃.近接航空支援と幅広い。

Sマインミサイルと言うミサイルを上空で爆発させ地上を攻撃するミサイルがある。
この時期でSマインミサイルを搭載したのは本機体のみである。

惑星エデン前でも最前線でテストしていた事があり。
記録映像が紛失し、ジャンク屋に回収され・・・
シホ・ラカジーラら新統合軍が追尾する羽目になっている。

YF-20ストライクホーネット
VF-20ストライクホーネット
【開発】
新星インダストリー
【所属】
新統合軍
ケイオス
SMS
など
【形態】
ファイター
ガウォーク
バトロイド
【武装】
小型アサルトガンポッド×2
ビームガトリング×1
バトルナイフ
マシンガンミサイル
【解説】
戦術機としての能力をつけられて、開発された支援可変戦闘機。
支援型と言われているが、実質戦闘を積極的に行う攻撃機であり。

敵を混乱させ、主力部隊を援護する要素がある。
弾丸の大きさに匹敵するマシンガンミサイルを搭載し、相手に確実にダメージを負わす事が可能。
しかし、命中率と近接戦を重視したため火力が不足し対艦戦闘は無謀である。

とは言え、近接戦は無敵に匹敵し。
もし敵に回った場合、かなり脅威な存在になると統合軍戦術部は考えている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする