【西暦2062年11月4日.惑星ラーディリア】
ランカ・リーは惑星ラーディリアを親善訪問しホールにてライブを行った。
観客から大盛況であり、新たなファン層を増やす事が出来て大成功。
大満足のままランカは会場を後にした。
ライブを終えた時間帯は夜・・・・・
ランカ「お待たせ~アルト君。」
アルト「今日のライブは上手く言ったな。」
ランカはスーツ姿で待っていたアルトと合流し、町に出る。
アルトは護衛としてランカに付き添っており、先月に続いて二ヶ月目である。
特にテロリストとかの襲撃もなく、何事も平穏だった。
護衛についたのはいいが・・・・ある問題が・・・・
アルト「最近目のやり場に困るな。」
ランカ「そう?」
この頃のランカは大人らしさが出て口紅を塗ったり・・・・・
タイトミニに黒タイツのスタイルが一般的になっており・・・
メルトランの遺伝子を引き継いでいるのか胸もシェリル程ではないが胸も大きくなった。
大きくなっただけではなく、形も整っており・・・
見るだけでも魅力的な胸になっている。
まぁ20歳越えれば、そうなるのも当たり前ではあるが・・・・
一方のランカは・・・・・
ランカ「♪(今回はシェリルさんがいないから、ここで距離積めちゃおう)」
最近、シェリルに劣勢ぎみだったのでここでリードしようと考えた。
いっその事、自分の体を使ってでもアルトを手に入れよう。
そろそろ、男の事を知らないと・・・・
ランカは恋心の中に下心も芽生える。
アルト「はぁ(まぁタイトスカートも似合うし、大人っぽい顔に唇になったし・・・)」
ランカ「アルト君、ここ入らない?」
アルト「げっ!?」
ランカの体型を考えていたアルトだが、ランカが立ち止まり・・・
ここに入りたいと言う・・・・・・
入りたい店は・・・・・・・
アルト「マリーネバー(海兵隊酒場)」
海兵隊酒場・・・・
実はランカは20歳越えてから酒が好きになり、先月にのライブの合間でも酒ばかり飲んでいた。
好きあらば酒、ライブが終わったら酒・・・・
アルトやシェリルなどの面々はランカはアル中じゃないかと心配し・・・
一度病院で検査したらと進めて行かせるも、アル中ではないとの診断結果が出る。
なんせランカはメルトランの血を引いているため、ロシア系よりアルコールの耐性は強い。
後にランカが出会う事になる元ラプラミズ艦隊遊撃兵の祖母のランメルもかなり強い。
ランカ「取り敢えず、ラーディリアカシャッサの水割りとペアサイダー一杯・・・おつまみは野菜ディップとポテト&チーズ以上。アルト君は?」
アルト「えぇっとウィスキーの水割りで、つまみはお任せで。」
店に入るなり、ランカとアルトは注文する。
アルトはランカを見ると、やけに酒を頼むなと思った。
お通しのクレーパーの実(食感がカキ、味はブドウの果物)が来ると・・・・
ランカはアルトとライブの話をする。
アルト的にもかなり面白い話であり、楽しく聞いている。
注文した酒がやって来て、のみ始めると・・・・
雰囲気が変わる。
ランカ「もう私は20歳、いつまでも大人しい役はやりたくないんだよね。もっと激しいアクションがしたい、だから自室では必ずガンセンターに行ってね。」
アルト「ガンセンター!?そんな話聞いた事ないぞ!」
ランカ「秘密にしていたからね、いつまでもアルト君やお兄ちゃん達に頼りっぱなしじゃ・・・いつか死んじゃいそうで。」
酒を飲んだランカは、アルトが知らなかった衝撃な事を話す。
アクション女優を目指している事と、それに伴う訓練・・・
例えばガンセンターに通ったり予備役軍人(アクション女優必須資格)試験を受けたり。
バイクの免許取ったりと・・・・
一連の話にアルトは思わず驚きのあまり食が進まない。
アルト「歌はどうするんだ!」
ランカ「続けるわよ、アルト君・・・・今回ここに来たのは私の歌の新しい方向性を勉強するために来たのよ。」
アルト「歌の新しい方向性?」
ランカ「私のアイドルとしての寿命終わりだし、切り替え時は今でしょ。」
アルトはアクション女優の道に突き進むランカに歌に関する事を聞くが・・・・
ランカは歌を続けると同時に、ここで新たな歌の方向性を見つけるべく勉強に来たと告白する。
そんなランカの返答にアルトは更に戸惑う。
可児大尉「自衛隊組今日こそ勝つぞぉぉぉ!」
新統合陸軍警備歩兵連隊.可児斉蔵.大尉
『おぉぉぉぉ』
可児大尉「中島軍曹.中村軍曹、ミュージック頼む。」
アルト「なんだぁ?」
突然
日系人の陸軍大尉が他の日系人の兵士達に大きな声で激励する声が聞こえる。
それに合わせて日系人の兵士達が雄叫びをあげる。
そして日系人の陸軍大尉が、部下に音楽を頼むと命令・・・
しばらくして
大昔のヒーローソングのような音楽が流れてきた。
『緑の大地を熱く抱き締めて~、作らん明日への道しるべ~♪』
アルト「これって俺の先祖の故郷日本の自衛隊の隊歌 平和への誓い。」
流れてきた音楽にそって歌う日系人の兵士達。
アルトはこれがかつての祖先の故郷日本の自衛隊の歌だと言う事に気がついた。
ここの酒場にいる人達や軍人達、そしてランカも笑顔でその様子を見守る。
そして、アメリカ由来の兵士達やイギリス系の兵士達などもいろんな軍歌や民謡を熱唱。
和気あいあいと盛り上がった。
最初は意味の分からなかったアルトだが、段々と良さが分かってきた。
「よぉ姉ちゃん、海兵隊ソング戦士の歌を歌わねぇか!」
ランカ「えぇ勿論入らさせてもらいます。」
次第にランカだと気がつかない海兵隊隊員がランカに・・・・・
アメリカ海兵隊から引き継いだ海兵隊ソング戦士の歌を歌わないかと誘う。
ランカも酒の効果もありノリノリに入り。
海兵隊のヘルメットを被り、マイクを持ち歌う準備に入る。
『俺は悪魔の番犬俺は進む.俺は悪魔の番犬俺は進む。』
アルト「すごい歌詞だな、これ。」
ランカはこの場にいた軍人達と楽しく戦士の歌を歌う。
アルトは戦士の歌の危ない歌詞に慣れず、ドン引きしていたが・・・・・
まぁ昔のアメリカ海兵隊の面々に文句言うのはなんだか・・・・と思うようになる。
ランカ「アルト君。」
アルト「ランカ」
ランカ「皆が歌っているんだから、混ざって♪」
アルトはランカに誘われ、歌の場に混ざりる。
混ざるうちに戦士の歌の効果を実感、ランカと肩を組ながら歌う事になった。
そして
二人は満足しながら、海兵隊酒場を後にする。
酔いを覚まそうと、近くの展望台に入った。
ランカ「案外きれいね、フロンティアとはかなり違う風景。」
アルト「あぁこんな風景は始めてだ。」
アメリカの東海岸の町並みを再現した都市の夜景。
新統合軍近距離移民船旗艦マクロス・ラッシャーが要塞艦で待機する新統合軍基地。
再現された東京タワーとエッフェル塔、名古屋タワー。
こんな風景は中々見れない。
こうした風景を見て、ランカはすぅと息を吸って何か吹っ切れた顔をする。
吹っ切れた顔をしながらアルトの方を向いて・・・・・
ランカ「アルト君、私は地球に行きたい。」
アルト「えっ?」
ランカ「人類の故郷地球に行ってアクション女優をやり、家族を得て・・・人生が終わるまで歌って女優としてやり続けていきたい。」
ランカは地球に行きたいと告白する。
突然の告白にアルトは目の前の光景が真っ白になるほどのショックを受ける。
地球に行く、ランカが・・・・・・
惑星フロンティアなどからも遠い地球に・・・ランカが・・・・・
しばらくアルトはショックを受けながらも、ランカが地球に行く理由の詳細を聞いた。
ランカ「アルト君はシェリルさんとオリンピア船団に行くんでしょ。」
アルト「確かにオリンピア船団に行く・・・・」
既にアルトはシェリルの護衛と教官としてオリンピア船団に向かう予定である。
アルトとしてもランカをいつか誘おうと考えていたが・・・・
ランカの告白に諦めざる終えないと判断した。
アルト「また会えるよな。」
ランカ「勿論よ、生きている限りは何処かで・・・・・・好きだよ、アルト君。」
さよならのキス・・・・・
ランカはアルトにキスをした。
また会えるかもしれないが、それがいつなのかは分からない。
アルトはそれを覚悟・・・・・・・
ランカからの唇を受けとる。
パシーン
アルト「いっ」
突然、アルトはランカにビンタされる。
一体何故なのか、アルトの頭が混乱した・・・・
一体何故・・・・・
何故ランカはアルトをぶったのか?
実は・・・・・ランカがアルトをぶったのは理由があり・・・・・・・・
ランカ「で~も今のはノーカウント、これはまだ早い冗談。今は話して、すぐに別れるわけないじゃん。」
アルト「なっランカが俺にキスしようとして・・・・!?」
ランカ「アルト君とシェリルさんがオリンピア船団旅立った後に地球に行くから、それまで・・・私と付き合ってね。」
アルト「ランカ!今のは酷いぞ!」
今すぐ別れるわけではないから・・・・・・
今告白したと言ってもランカとアルトが今すぐ別れるわけではない。
この手には単純なアルトはすぐに分かれると錯覚していたそうで・・・・
ランカはアルトの状態を理解し・・・・・
今すぐ別れる錯覚を冷ますべく、キスをしビンタした。
ランカ「ん~と。」
アルト「帰りますか・・・・・」
ランカとアルトは宿泊私設まで歩いて帰る事にした。
その後も予定されていたライブも終了、惑星フロンティアに帰り・・・・・
シェリルが忙しい時は、ランカはアルトとデートし。
アルトとシェリルがオリンピア船団に向かうまで続く事になる。
(結局シェリルに心が傾き、ゴールイン)
そして・・・・・・
あれから30年・・・・・2093年。
マルドゥーク戦役が地球圏で起こり、銀河も不安定な状態があれど・・・
いよいよ運命のASS-1落下まで100周年まで6年。
運命の第1次星間大戦100年も残り16年・・・・
メグミ「じゃ母さん。」
新統合軍メグミ・ミア少尉
ランカ「メグミ、遠くの惑星に行っても死ぬ真似はしないでね。」
生物学者ランカ・ミア
メグミ「はいはい、行ってきまーす。」
ランカも母親になり、子供が生まれる。
気の強かった長女メグミは新統合軍の軍人となり遠くの惑星に向かうことになった。
旅立つメグミに重要な頼み事をして送り出す。
早乙女ユウト「親父とお袋に見送られてしばらく、派遣地までかなり経ったな。」
新統合軍早乙女ユウト.少尉
一方の早乙女アルトとシェリル・ノームの息子
【予告】
ランカの娘メグミ・ミア。
早乙女アルトとシェリル・ノームの息子.早乙女ユウト
お互いの事情も知らず、新統合軍の兵士として同僚となった。
メグミ「何よ!その俺様態度!」
早乙女ユウト「なんだと触覚ピーマン」
二人は互いに気の強い二人は、争うも・・・・相棒としてやって行かなくてはならない。
そんな中、惑星ケリオに暗躍する麻薬密売私設軍隊が暴れまわる。
そして、襲いかかる反統合ゲリラ。
暗躍するシェルバン共和国国防軍。
二人は喧嘩しながら協力しあい、危険すぎる惑星を戦い抜く。
早乙女ユウト「メグミ、いつもの強気の態度手を貸してくんねぇか!」
メグミ「いいけど、呼び捨てなんとかなんない?」
時代は西暦2093年、新たな戦役が始まる。
そして、知るお互いの出自。
マクロスプラネットライド
来年公開予定。
ランカ・リーは惑星ラーディリアを親善訪問しホールにてライブを行った。
観客から大盛況であり、新たなファン層を増やす事が出来て大成功。
大満足のままランカは会場を後にした。
ライブを終えた時間帯は夜・・・・・
ランカ「お待たせ~アルト君。」
アルト「今日のライブは上手く言ったな。」
ランカはスーツ姿で待っていたアルトと合流し、町に出る。
アルトは護衛としてランカに付き添っており、先月に続いて二ヶ月目である。
特にテロリストとかの襲撃もなく、何事も平穏だった。
護衛についたのはいいが・・・・ある問題が・・・・
アルト「最近目のやり場に困るな。」
ランカ「そう?」
この頃のランカは大人らしさが出て口紅を塗ったり・・・・・
タイトミニに黒タイツのスタイルが一般的になっており・・・
メルトランの遺伝子を引き継いでいるのか胸もシェリル程ではないが胸も大きくなった。
大きくなっただけではなく、形も整っており・・・
見るだけでも魅力的な胸になっている。
まぁ20歳越えれば、そうなるのも当たり前ではあるが・・・・
一方のランカは・・・・・
ランカ「♪(今回はシェリルさんがいないから、ここで距離積めちゃおう)」
最近、シェリルに劣勢ぎみだったのでここでリードしようと考えた。
いっその事、自分の体を使ってでもアルトを手に入れよう。
そろそろ、男の事を知らないと・・・・
ランカは恋心の中に下心も芽生える。
アルト「はぁ(まぁタイトスカートも似合うし、大人っぽい顔に唇になったし・・・)」
ランカ「アルト君、ここ入らない?」
アルト「げっ!?」
ランカの体型を考えていたアルトだが、ランカが立ち止まり・・・
ここに入りたいと言う・・・・・・
入りたい店は・・・・・・・
アルト「マリーネバー(海兵隊酒場)」
海兵隊酒場・・・・
実はランカは20歳越えてから酒が好きになり、先月にのライブの合間でも酒ばかり飲んでいた。
好きあらば酒、ライブが終わったら酒・・・・
アルトやシェリルなどの面々はランカはアル中じゃないかと心配し・・・
一度病院で検査したらと進めて行かせるも、アル中ではないとの診断結果が出る。
なんせランカはメルトランの血を引いているため、ロシア系よりアルコールの耐性は強い。
後にランカが出会う事になる元ラプラミズ艦隊遊撃兵の祖母のランメルもかなり強い。
ランカ「取り敢えず、ラーディリアカシャッサの水割りとペアサイダー一杯・・・おつまみは野菜ディップとポテト&チーズ以上。アルト君は?」
アルト「えぇっとウィスキーの水割りで、つまみはお任せで。」
店に入るなり、ランカとアルトは注文する。
アルトはランカを見ると、やけに酒を頼むなと思った。
お通しのクレーパーの実(食感がカキ、味はブドウの果物)が来ると・・・・
ランカはアルトとライブの話をする。
アルト的にもかなり面白い話であり、楽しく聞いている。
注文した酒がやって来て、のみ始めると・・・・
雰囲気が変わる。
ランカ「もう私は20歳、いつまでも大人しい役はやりたくないんだよね。もっと激しいアクションがしたい、だから自室では必ずガンセンターに行ってね。」
アルト「ガンセンター!?そんな話聞いた事ないぞ!」
ランカ「秘密にしていたからね、いつまでもアルト君やお兄ちゃん達に頼りっぱなしじゃ・・・いつか死んじゃいそうで。」
酒を飲んだランカは、アルトが知らなかった衝撃な事を話す。
アクション女優を目指している事と、それに伴う訓練・・・
例えばガンセンターに通ったり予備役軍人(アクション女優必須資格)試験を受けたり。
バイクの免許取ったりと・・・・
一連の話にアルトは思わず驚きのあまり食が進まない。
アルト「歌はどうするんだ!」
ランカ「続けるわよ、アルト君・・・・今回ここに来たのは私の歌の新しい方向性を勉強するために来たのよ。」
アルト「歌の新しい方向性?」
ランカ「私のアイドルとしての寿命終わりだし、切り替え時は今でしょ。」
アルトはアクション女優の道に突き進むランカに歌に関する事を聞くが・・・・
ランカは歌を続けると同時に、ここで新たな歌の方向性を見つけるべく勉強に来たと告白する。
そんなランカの返答にアルトは更に戸惑う。
可児大尉「自衛隊組今日こそ勝つぞぉぉぉ!」
新統合陸軍警備歩兵連隊.可児斉蔵.大尉
『おぉぉぉぉ』
可児大尉「中島軍曹.中村軍曹、ミュージック頼む。」
アルト「なんだぁ?」
突然
日系人の陸軍大尉が他の日系人の兵士達に大きな声で激励する声が聞こえる。
それに合わせて日系人の兵士達が雄叫びをあげる。
そして日系人の陸軍大尉が、部下に音楽を頼むと命令・・・
しばらくして
大昔のヒーローソングのような音楽が流れてきた。
『緑の大地を熱く抱き締めて~、作らん明日への道しるべ~♪』
アルト「これって俺の先祖の故郷日本の自衛隊の隊歌 平和への誓い。」
流れてきた音楽にそって歌う日系人の兵士達。
アルトはこれがかつての祖先の故郷日本の自衛隊の歌だと言う事に気がついた。
ここの酒場にいる人達や軍人達、そしてランカも笑顔でその様子を見守る。
そして、アメリカ由来の兵士達やイギリス系の兵士達などもいろんな軍歌や民謡を熱唱。
和気あいあいと盛り上がった。
最初は意味の分からなかったアルトだが、段々と良さが分かってきた。
「よぉ姉ちゃん、海兵隊ソング戦士の歌を歌わねぇか!」
ランカ「えぇ勿論入らさせてもらいます。」
次第にランカだと気がつかない海兵隊隊員がランカに・・・・・
アメリカ海兵隊から引き継いだ海兵隊ソング戦士の歌を歌わないかと誘う。
ランカも酒の効果もありノリノリに入り。
海兵隊のヘルメットを被り、マイクを持ち歌う準備に入る。
『俺は悪魔の番犬俺は進む.俺は悪魔の番犬俺は進む。』
アルト「すごい歌詞だな、これ。」
ランカはこの場にいた軍人達と楽しく戦士の歌を歌う。
アルトは戦士の歌の危ない歌詞に慣れず、ドン引きしていたが・・・・・
まぁ昔のアメリカ海兵隊の面々に文句言うのはなんだか・・・・と思うようになる。
ランカ「アルト君。」
アルト「ランカ」
ランカ「皆が歌っているんだから、混ざって♪」
アルトはランカに誘われ、歌の場に混ざりる。
混ざるうちに戦士の歌の効果を実感、ランカと肩を組ながら歌う事になった。
そして
二人は満足しながら、海兵隊酒場を後にする。
酔いを覚まそうと、近くの展望台に入った。
ランカ「案外きれいね、フロンティアとはかなり違う風景。」
アルト「あぁこんな風景は始めてだ。」
アメリカの東海岸の町並みを再現した都市の夜景。
新統合軍近距離移民船旗艦マクロス・ラッシャーが要塞艦で待機する新統合軍基地。
再現された東京タワーとエッフェル塔、名古屋タワー。
こんな風景は中々見れない。
こうした風景を見て、ランカはすぅと息を吸って何か吹っ切れた顔をする。
吹っ切れた顔をしながらアルトの方を向いて・・・・・
ランカ「アルト君、私は地球に行きたい。」
アルト「えっ?」
ランカ「人類の故郷地球に行ってアクション女優をやり、家族を得て・・・人生が終わるまで歌って女優としてやり続けていきたい。」
ランカは地球に行きたいと告白する。
突然の告白にアルトは目の前の光景が真っ白になるほどのショックを受ける。
地球に行く、ランカが・・・・・・
惑星フロンティアなどからも遠い地球に・・・ランカが・・・・・
しばらくアルトはショックを受けながらも、ランカが地球に行く理由の詳細を聞いた。
ランカ「アルト君はシェリルさんとオリンピア船団に行くんでしょ。」
アルト「確かにオリンピア船団に行く・・・・」
既にアルトはシェリルの護衛と教官としてオリンピア船団に向かう予定である。
アルトとしてもランカをいつか誘おうと考えていたが・・・・
ランカの告白に諦めざる終えないと判断した。
アルト「また会えるよな。」
ランカ「勿論よ、生きている限りは何処かで・・・・・・好きだよ、アルト君。」
さよならのキス・・・・・
ランカはアルトにキスをした。
また会えるかもしれないが、それがいつなのかは分からない。
アルトはそれを覚悟・・・・・・・
ランカからの唇を受けとる。
パシーン
アルト「いっ」
突然、アルトはランカにビンタされる。
一体何故なのか、アルトの頭が混乱した・・・・
一体何故・・・・・
何故ランカはアルトをぶったのか?
実は・・・・・ランカがアルトをぶったのは理由があり・・・・・・・・
ランカ「で~も今のはノーカウント、これはまだ早い冗談。今は話して、すぐに別れるわけないじゃん。」
アルト「なっランカが俺にキスしようとして・・・・!?」
ランカ「アルト君とシェリルさんがオリンピア船団旅立った後に地球に行くから、それまで・・・私と付き合ってね。」
アルト「ランカ!今のは酷いぞ!」
今すぐ別れるわけではないから・・・・・・
今告白したと言ってもランカとアルトが今すぐ別れるわけではない。
この手には単純なアルトはすぐに分かれると錯覚していたそうで・・・・
ランカはアルトの状態を理解し・・・・・
今すぐ別れる錯覚を冷ますべく、キスをしビンタした。
ランカ「ん~と。」
アルト「帰りますか・・・・・」
ランカとアルトは宿泊私設まで歩いて帰る事にした。
その後も予定されていたライブも終了、惑星フロンティアに帰り・・・・・
シェリルが忙しい時は、ランカはアルトとデートし。
アルトとシェリルがオリンピア船団に向かうまで続く事になる。
(結局シェリルに心が傾き、ゴールイン)
そして・・・・・・
あれから30年・・・・・2093年。
マルドゥーク戦役が地球圏で起こり、銀河も不安定な状態があれど・・・
いよいよ運命のASS-1落下まで100周年まで6年。
運命の第1次星間大戦100年も残り16年・・・・
メグミ「じゃ母さん。」
新統合軍メグミ・ミア少尉
ランカ「メグミ、遠くの惑星に行っても死ぬ真似はしないでね。」
生物学者ランカ・ミア
メグミ「はいはい、行ってきまーす。」
ランカも母親になり、子供が生まれる。
気の強かった長女メグミは新統合軍の軍人となり遠くの惑星に向かうことになった。
旅立つメグミに重要な頼み事をして送り出す。
早乙女ユウト「親父とお袋に見送られてしばらく、派遣地までかなり経ったな。」
新統合軍早乙女ユウト.少尉
一方の早乙女アルトとシェリル・ノームの息子
【予告】
ランカの娘メグミ・ミア。
早乙女アルトとシェリル・ノームの息子.早乙女ユウト
お互いの事情も知らず、新統合軍の兵士として同僚となった。
メグミ「何よ!その俺様態度!」
早乙女ユウト「なんだと触覚ピーマン」
二人は互いに気の強い二人は、争うも・・・・相棒としてやって行かなくてはならない。
そんな中、惑星ケリオに暗躍する麻薬密売私設軍隊が暴れまわる。
そして、襲いかかる反統合ゲリラ。
暗躍するシェルバン共和国国防軍。
二人は喧嘩しながら協力しあい、危険すぎる惑星を戦い抜く。
早乙女ユウト「メグミ、いつもの強気の態度手を貸してくんねぇか!」
メグミ「いいけど、呼び捨てなんとかなんない?」
時代は西暦2093年、新たな戦役が始まる。
そして、知るお互いの出自。
マクロスプラネットライド
来年公開予定。