【西暦2063年オリンピア船団】
フロンティア船団が入植した惑星フロンティアを通り過ぎ、新たな新天地に向かう船団。
マクロスオリンピア船団・・・・・・・
惑星ガイオス3に一部入植し、惑星フロンティアとの中継惑星になり。
銀河の更に更に奥に進んだ。
そんなオリンピア船団にある二人の人物の物語が始まろうとした。
あたしの歌を聴けぇぇ
マクロスオリンピアのホールで、銀河の妖精シェリル・ノームのライブが開かれていた。
オリンピア船団における人気が高く、会場は多くの人で埋め尽くされている。
そんな埋め尽くされた会場をシェリルは踊り、歌う・・・・・
シェリル「ふぅ、今回も疲れたわね。」
銀河の妖精.シェリル・ノーム
メックル「はい、お疲れ様です。お飲み物は?」
シェリルのマネージャー.メックル・ベルサーズ
シェリル「なんでもいいわよ、そろそろあの馬鹿も戻ってくるから。」
メックル「馬鹿って早乙女アルトさんですよね。馬鹿には・・・」
シェリル「馬鹿には見えないでしょ、でもねアルトは馬鹿と言っても空馬鹿だから後・・・飛行機馬鹿・・今頃仕事でその辺を飛んでいるじゃない。」
ライブが終わると楽屋でリラックスする。
結構、この仕事は楽ではなく・・・・歌だけではなく女優の仕事もある。
多忙極まり、別の職種の馬鹿に愚痴としてあたってしまう。
と言っても、シェリルの本音ではなく・・・
ただの愚痴・・・・
シェリル「さぁね、メックル・・・先に帰っていいわよ、私は寄る所があるから。」
メックル「はい、シェリルさんもお気をつけて・・・・」
シェリルはメックルと共に楽屋から出るとそこで別れて何処かへ行く。
一体何処へ行くのかはメックルにも知らない・・・・
そのままシェリルは変装した姿のまま人混みの中へ消えていった。
一方・・・
アルト「バニッシャーリーダーから各機へ、フォーメーション・デルタ。クイーンズナイツ隊に遅れを取るな!」
早乙女アルト率いるマクロス・ワンサード所属バニッシャーズ隊とクイーンズナイツ隊が飛行している。
アルトのバルキリーの色は赤く染まっており、あだ名はソードダンサーと呼ばれている。
大尉に昇進し部下を持ったアルトはアゴヒゲを生やし・・・・
指揮官として厳しい人間になっているも、部下から慕われていた。
「お疲れ様です。ソードダンサー」
アルト「そっちこそな!気を付けろよ!」
「お気遣い感謝します。」
アルトの前を新統合軍のエンジェル・メイツ隊のVF-25が飛ぶ。
新統合軍からも信頼されており、常に何処かの飛行隊が近くに通ると挨拶される。
結構女性兵からモテて、時々部下に弄られる事がしばしば。
男らしい風貌になりアルト姫と言われなくなったが・・・・なんとも。
その後・・・・
アルト達はマクロスワンサードへ戻り、ブリーフィングを行い解散する。
解散してすぐに慌ただしくアルトは何処かへ向かう。
一方・・・・・
シェリル「遅いわね・・アルト・・・」
シェリルは駐車場でアルトを待っていた。
今の時期は少し暑いせいか、シェリルは短パンに薄着で色気がある。
それが仇になるとは思ってもいなかった。
「よぉ姉ちゃん、一人かい?」
「一人だったら、俺達と気持ちいい事しないかい?」
シェリル「何よあんた達。」
シェリルの前に荒くれ者の集団が現れた。
どんどんシェリルを追い詰めていき、逃げ場を奪っていく。
強気なシェリルであれど、内心は怖い・・・・
「おい逃げんじゃねぇよ、触ってもらいたいのはここか?」
シェリル「やめて!」
「可愛いじゃねぇかよ、楽しもうぜ~」
とうとうシェリルを追い詰め、体を触ろうとした。
強気なシェリルであれど、怖い・・・誰か助けてと思うほどに・・・・・
荒くれ者がシェリルの股を触ろうとするが・・・・・
「がぁぁぁぁ。」
アルト「一人の男がこうでもしないと・・・・集団で女を襲うしか能がないのか!」
荒くれ者の一人の腕をアルトが掴み、固く握りしめ・・・
一旦離した後に荒くれ者を胸元に向けて蹴りあげ気絶させる。
激怒した残りの荒くれ者はアルトに向かっていくが、急所を狙われ気絶させれる。
しばらくして気絶から回復するが、アルトがそれを見据えてか拳銃を向けていた。
アルト「何処の戦場に出れようが老いも若いも金持ちも貧乏人も男も女も平等に誰もが死ぬか、戦場のみならず人生は・・・生きるかのラインに立っている。こんなくだらない事をするなら、余計な事は考えるな。もっとシンプルに生きろ、情けない生き方をするならばな。」
「はい~反省します。」
荒くれ者はアルトの一喝で逃げていく。
今のアルトは、昔のアルト姫と言われるような女と見違える風貌ではなく軍人らしい風貌。
威圧感があるのか、荒くれ者達は怯えて逃げていき・・
既にアルトが手配していた警察に捕まる。
そんなアルトにシェリルが近づいた。
シェリル「遅かったじゃない・・・・遅かったじゃない・・・」
アルト「掴むなよシェリル・・・・遅くなったのは・・・悪かったと思っている。」
明らかにシェリルは泣いている・・・・
余程不安だったんだろう、アルトはシェリルを抱き慰める。
ある程度落ち着きを取り戻すと、少しずつ元気を取り戻していく。
そして、止めてあった車に乗り込みオリンピアの街へ走る。
車の中で・・・・・
シェリル「私・・・・オリンピア船団から離れるわ。」
アルト「えっ?」
シェリル「嫌いじゃないから離れるんじゃない、仕事でね。」
シェリルはオリンピア船団から離れると告白する。
アルトは驚くが、シェリルにはどうしても離れないといけない理由がある。
それは他の移民船団や惑星へ向かうから。
オリンピア船団から離れられないアルトからすれば驚きであり・・・
いや、いずれシェリルがオリンピア船団から離れる事は知っていたが・・・
まさかこんな早くに離れるとは思ってもいなかった。
シェリル「ねぇアルト、私は正直・・・さよならはしたくない。離れたくない・・・離れたくない・・・もう一人は・・・嫌・・・」
シェリルはダンダンと声を震え、泣き始める。
普段は気の強い女性であるが、シェリルは天涯孤独の身であり・・・
両親はもういない・・・
過去に何度も悲惨な目に遭って、あの時だってグレイスに捨てられる。
泥の中からでもあがき続ける不屈の精神力を持つシェリルでも・・・
既に心はボロボロであった。
本当にこのまま見捨てていいのか?
アルトは泣いているシェリルを見てそう思った。
そんな中で、ランカと最後に会った日の光景を思い出す。
ランカ「シェリルさんを頼むわ、アルト君。」
アルト「ランカ・・・・」
ランカ「私とアルト君は進むべき道は違う、だからアルト君・・・シェリルさんを・・・お互いの・・・ためにも」
ランカがシェリルの事を頼むと言った。
あれから3年経ち、シェリルとアルトの距離は縮まるが・・・
アルトとランカの距離にすれ違いがあった。
友達ではあるが、何処か違和感を感じ・・・・
アルトとシェリルがオリンピア船団から旅立つ翌日・・・
ランカはオズマが泣きながら説得されながら、新たな道へ進むべく地球へ行った。
シェリルさんをよろしく・・・
あれ以来会っていないランカからの願い・・・
今自分がすべきなのは・・・
アルト「シェリル・・・・・オレは…君につきあうよ。ずっと・・・・何処までも・・・」
シェリル「アルト・・・・・馬鹿ね・・・当たり前じゃない・・・いや・・・待ってたわ・・・この時を・・・これからも頼むわ・・・よろしく・・・」
アルト「シェリル?」
シェリル「馬鹿・・・どんな未来だろうと、アルトは・・・私に従うの!」
アルト「はいはい、やんちゃなお姫様。」
シェリルを支える事・・・どんな事があっても・・・
アルトの告白に、シェリルは素直じゃないように振る舞うも・・・それも止め・・
素直に自分の気持ちをアルトに言う・・・・・
これからも頼むと・・・・・
シェリルは笑顔を取り戻し、ドライブを楽しんだ。
それからしばらく・・・
アルト「よしバニッシャー隊行くぞ!」
アルトはオリンピア支部を説得しクイーンズナイツと共にシェリル護衛に入った。
オリンピア支部長も骨が折れ、それを許可。
晴れてアルトはシェリルと共に行動することが可能になった。
二人はオリンピア船団の活動の後、いろんな惑星を回り・・・・
いろんな人と出会い・・・別れを経て・・・・・
時には戦ったりと・・・
そして・・・・
それから二人は間もなく結婚・・・・結婚して間もなく。
ランカから結婚したと言う報告が入ってくる。
あの出会いから数年・・・10年・・・トライアングラーは終わる
それから30年後・・・・・西暦2093年・・・
メグミ「ねぇ君は何処から来たの?」
新統合宇宙軍メグミ・メア.少尉
ユウト「俺か?遠い星系からな・・・俺は早乙女ユウト。」
新統合宇宙軍早乙女ユウト.少尉
メグミ「私はメグミ・ミア・・・同じ新統合軍の仲間としてよろしくね。」
かつてのトライアングーで別れた魂は、別の形で繋がる。
どんな時を越えても、必ずいつか・・・会えると・・・
神様は教えてくれる・・・いや・・・人間が運命を作る。
【イメージ声優】
シェリル・ノーム
=遠藤綾
早乙女アルト
=中村悠一
ランカ・リー
=中島愛
メックル・ベルサーズ
=沖佳苗
メグミ・ミア
=中島愛
早乙女ユウト
=中村悠一
【ゲスト】
メックル・ベルサーズ
【生年】
2045年
【姉妹】
アリメール・ベルサーズ(2045年)
エリーム・ベルサーズ(2046年)
ナスター・ベルサーズ(2048年)
【解説】
シェリル・ノームの補佐をするゼントラーディ人と地球人のクォーター。
ハヤテ・インメルマンとは従兄弟の関係であるが、面識はない。
明るく元気であり、真面目で若いけれどシェリルを補佐する。
彼女の二人の叔母伯母は比較的に若い頃に結婚したため、同年代の従兄弟が多い。
メグミ・ミア
【生年】
2068年
【所属】
新統合軍
【階級】
少尉
【解説】
ランカ・リーの実の娘、兄スタングと妹ユイリンとメイリンがいる。
パイロット志望であり、新統合軍に入隊している。
基本明るいが、勝ち気な性格であり母ランカを慕っている。
早乙女ユウト
【生年】
2065年
【所属】
新統合軍
【階級】
少尉
【解説】
早乙女アルトとシェリル・ノームの息子、弟キイチとユウイチ、妹アヤがいる。
シェリルに性格が似て俺様系な性格になっており、飛行機馬鹿は父に似た。
俺様系であるが真面目。
【アルトの風貌】
アルトの男らしい風貌のイメージベースは中村悠一さんが演じたカバネリ乱のキャラクターにしている。
ガンダムUCのナイジェルにしようとしたが、流石に無理なのでアウツ。
【ランカ・リーのラジオ】
西暦2063年11年3日、どうも地球.北米ワシントンより生放送のUN.R
司会を勤めさせてもらいます、かつては超時空シンデレラ。
今は泣く子も黙るアクション女優のランカ・リー・・・20歳です。
最近、寒くなりましたね~。
アクション映画やる時、寒空で薄着のタンクトップにハーフパンツで撮影され。
おい殺す気か!
と思いました。
後は、この前出演しました。
オペレーション・スピード・ハイウェイで、ヒロインのジェリア・アンダーソンを演じましたけど。
爆発する中でジープを走らせたので、また殺す気かと思いました。
本当に芸能界は大変なんですよ。
う~ん。
では、本日の質問コーナーです。
惑星フロンティアのボンバー大好きの奥さん。
ありがと~。
こんにちは 私はあなた様のラジオを見ています。
私の旦那もあなたのラジオを見ていますが、うぉぉぉぉと泣いて叫んでいるので困ってます。
どうしたら、いいですか?
う~ん、そうですね~フライパンで思いっきり殴ってください。
その手の人は簡単に死なないので
では次のお便りです。
地球の緑色のおばさん。
ありがと~
ランカさん、こんにちは・・・私の孫娘のように楽しませてもらってます。
さて、ランカさんに質問ですが・・・・
予備軍人講習受けますか?
かのファイアーなボンバーのあの女性の方も受けて合格したそうです。
と
私は軍人講習受けないかな・・・
軍隊の体験はしたことあるけど、体ボロボロになりました。
他にもお便りはありますが、この2通で締め切ります。
ありがと~
(以下略)
フロンティア船団が入植した惑星フロンティアを通り過ぎ、新たな新天地に向かう船団。
マクロスオリンピア船団・・・・・・・
惑星ガイオス3に一部入植し、惑星フロンティアとの中継惑星になり。
銀河の更に更に奥に進んだ。
そんなオリンピア船団にある二人の人物の物語が始まろうとした。
あたしの歌を聴けぇぇ
マクロスオリンピアのホールで、銀河の妖精シェリル・ノームのライブが開かれていた。
オリンピア船団における人気が高く、会場は多くの人で埋め尽くされている。
そんな埋め尽くされた会場をシェリルは踊り、歌う・・・・・
シェリル「ふぅ、今回も疲れたわね。」
銀河の妖精.シェリル・ノーム
メックル「はい、お疲れ様です。お飲み物は?」
シェリルのマネージャー.メックル・ベルサーズ
シェリル「なんでもいいわよ、そろそろあの馬鹿も戻ってくるから。」
メックル「馬鹿って早乙女アルトさんですよね。馬鹿には・・・」
シェリル「馬鹿には見えないでしょ、でもねアルトは馬鹿と言っても空馬鹿だから後・・・飛行機馬鹿・・今頃仕事でその辺を飛んでいるじゃない。」
ライブが終わると楽屋でリラックスする。
結構、この仕事は楽ではなく・・・・歌だけではなく女優の仕事もある。
多忙極まり、別の職種の馬鹿に愚痴としてあたってしまう。
と言っても、シェリルの本音ではなく・・・
ただの愚痴・・・・
シェリル「さぁね、メックル・・・先に帰っていいわよ、私は寄る所があるから。」
メックル「はい、シェリルさんもお気をつけて・・・・」
シェリルはメックルと共に楽屋から出るとそこで別れて何処かへ行く。
一体何処へ行くのかはメックルにも知らない・・・・
そのままシェリルは変装した姿のまま人混みの中へ消えていった。
一方・・・
アルト「バニッシャーリーダーから各機へ、フォーメーション・デルタ。クイーンズナイツ隊に遅れを取るな!」
早乙女アルト率いるマクロス・ワンサード所属バニッシャーズ隊とクイーンズナイツ隊が飛行している。
アルトのバルキリーの色は赤く染まっており、あだ名はソードダンサーと呼ばれている。
大尉に昇進し部下を持ったアルトはアゴヒゲを生やし・・・・
指揮官として厳しい人間になっているも、部下から慕われていた。
「お疲れ様です。ソードダンサー」
アルト「そっちこそな!気を付けろよ!」
「お気遣い感謝します。」
アルトの前を新統合軍のエンジェル・メイツ隊のVF-25が飛ぶ。
新統合軍からも信頼されており、常に何処かの飛行隊が近くに通ると挨拶される。
結構女性兵からモテて、時々部下に弄られる事がしばしば。
男らしい風貌になりアルト姫と言われなくなったが・・・・なんとも。
その後・・・・
アルト達はマクロスワンサードへ戻り、ブリーフィングを行い解散する。
解散してすぐに慌ただしくアルトは何処かへ向かう。
一方・・・・・
シェリル「遅いわね・・アルト・・・」
シェリルは駐車場でアルトを待っていた。
今の時期は少し暑いせいか、シェリルは短パンに薄着で色気がある。
それが仇になるとは思ってもいなかった。
「よぉ姉ちゃん、一人かい?」
「一人だったら、俺達と気持ちいい事しないかい?」
シェリル「何よあんた達。」
シェリルの前に荒くれ者の集団が現れた。
どんどんシェリルを追い詰めていき、逃げ場を奪っていく。
強気なシェリルであれど、内心は怖い・・・・
「おい逃げんじゃねぇよ、触ってもらいたいのはここか?」
シェリル「やめて!」
「可愛いじゃねぇかよ、楽しもうぜ~」
とうとうシェリルを追い詰め、体を触ろうとした。
強気なシェリルであれど、怖い・・・誰か助けてと思うほどに・・・・・
荒くれ者がシェリルの股を触ろうとするが・・・・・
「がぁぁぁぁ。」
アルト「一人の男がこうでもしないと・・・・集団で女を襲うしか能がないのか!」
荒くれ者の一人の腕をアルトが掴み、固く握りしめ・・・
一旦離した後に荒くれ者を胸元に向けて蹴りあげ気絶させる。
激怒した残りの荒くれ者はアルトに向かっていくが、急所を狙われ気絶させれる。
しばらくして気絶から回復するが、アルトがそれを見据えてか拳銃を向けていた。
アルト「何処の戦場に出れようが老いも若いも金持ちも貧乏人も男も女も平等に誰もが死ぬか、戦場のみならず人生は・・・生きるかのラインに立っている。こんなくだらない事をするなら、余計な事は考えるな。もっとシンプルに生きろ、情けない生き方をするならばな。」
「はい~反省します。」
荒くれ者はアルトの一喝で逃げていく。
今のアルトは、昔のアルト姫と言われるような女と見違える風貌ではなく軍人らしい風貌。
威圧感があるのか、荒くれ者達は怯えて逃げていき・・
既にアルトが手配していた警察に捕まる。
そんなアルトにシェリルが近づいた。
シェリル「遅かったじゃない・・・・遅かったじゃない・・・」
アルト「掴むなよシェリル・・・・遅くなったのは・・・悪かったと思っている。」
明らかにシェリルは泣いている・・・・
余程不安だったんだろう、アルトはシェリルを抱き慰める。
ある程度落ち着きを取り戻すと、少しずつ元気を取り戻していく。
そして、止めてあった車に乗り込みオリンピアの街へ走る。
車の中で・・・・・
シェリル「私・・・・オリンピア船団から離れるわ。」
アルト「えっ?」
シェリル「嫌いじゃないから離れるんじゃない、仕事でね。」
シェリルはオリンピア船団から離れると告白する。
アルトは驚くが、シェリルにはどうしても離れないといけない理由がある。
それは他の移民船団や惑星へ向かうから。
オリンピア船団から離れられないアルトからすれば驚きであり・・・
いや、いずれシェリルがオリンピア船団から離れる事は知っていたが・・・
まさかこんな早くに離れるとは思ってもいなかった。
シェリル「ねぇアルト、私は正直・・・さよならはしたくない。離れたくない・・・離れたくない・・・もう一人は・・・嫌・・・」
シェリルはダンダンと声を震え、泣き始める。
普段は気の強い女性であるが、シェリルは天涯孤独の身であり・・・
両親はもういない・・・
過去に何度も悲惨な目に遭って、あの時だってグレイスに捨てられる。
泥の中からでもあがき続ける不屈の精神力を持つシェリルでも・・・
既に心はボロボロであった。
本当にこのまま見捨てていいのか?
アルトは泣いているシェリルを見てそう思った。
そんな中で、ランカと最後に会った日の光景を思い出す。
ランカ「シェリルさんを頼むわ、アルト君。」
アルト「ランカ・・・・」
ランカ「私とアルト君は進むべき道は違う、だからアルト君・・・シェリルさんを・・・お互いの・・・ためにも」
ランカがシェリルの事を頼むと言った。
あれから3年経ち、シェリルとアルトの距離は縮まるが・・・
アルトとランカの距離にすれ違いがあった。
友達ではあるが、何処か違和感を感じ・・・・
アルトとシェリルがオリンピア船団から旅立つ翌日・・・
ランカはオズマが泣きながら説得されながら、新たな道へ進むべく地球へ行った。
シェリルさんをよろしく・・・
あれ以来会っていないランカからの願い・・・
今自分がすべきなのは・・・
アルト「シェリル・・・・・オレは…君につきあうよ。ずっと・・・・何処までも・・・」
シェリル「アルト・・・・・馬鹿ね・・・当たり前じゃない・・・いや・・・待ってたわ・・・この時を・・・これからも頼むわ・・・よろしく・・・」
アルト「シェリル?」
シェリル「馬鹿・・・どんな未来だろうと、アルトは・・・私に従うの!」
アルト「はいはい、やんちゃなお姫様。」
シェリルを支える事・・・どんな事があっても・・・
アルトの告白に、シェリルは素直じゃないように振る舞うも・・・それも止め・・
素直に自分の気持ちをアルトに言う・・・・・
これからも頼むと・・・・・
シェリルは笑顔を取り戻し、ドライブを楽しんだ。
それからしばらく・・・
アルト「よしバニッシャー隊行くぞ!」
アルトはオリンピア支部を説得しクイーンズナイツと共にシェリル護衛に入った。
オリンピア支部長も骨が折れ、それを許可。
晴れてアルトはシェリルと共に行動することが可能になった。
二人はオリンピア船団の活動の後、いろんな惑星を回り・・・・
いろんな人と出会い・・・別れを経て・・・・・
時には戦ったりと・・・
そして・・・・
それから二人は間もなく結婚・・・・結婚して間もなく。
ランカから結婚したと言う報告が入ってくる。
あの出会いから数年・・・10年・・・トライアングラーは終わる
それから30年後・・・・・西暦2093年・・・
メグミ「ねぇ君は何処から来たの?」
新統合宇宙軍メグミ・メア.少尉
ユウト「俺か?遠い星系からな・・・俺は早乙女ユウト。」
新統合宇宙軍早乙女ユウト.少尉
メグミ「私はメグミ・ミア・・・同じ新統合軍の仲間としてよろしくね。」
かつてのトライアングーで別れた魂は、別の形で繋がる。
どんな時を越えても、必ずいつか・・・会えると・・・
神様は教えてくれる・・・いや・・・人間が運命を作る。
【イメージ声優】
シェリル・ノーム
=遠藤綾
早乙女アルト
=中村悠一
ランカ・リー
=中島愛
メックル・ベルサーズ
=沖佳苗
メグミ・ミア
=中島愛
早乙女ユウト
=中村悠一
【ゲスト】
メックル・ベルサーズ
【生年】
2045年
【姉妹】
アリメール・ベルサーズ(2045年)
エリーム・ベルサーズ(2046年)
ナスター・ベルサーズ(2048年)
【解説】
シェリル・ノームの補佐をするゼントラーディ人と地球人のクォーター。
ハヤテ・インメルマンとは従兄弟の関係であるが、面識はない。
明るく元気であり、真面目で若いけれどシェリルを補佐する。
彼女の二人の叔母伯母は比較的に若い頃に結婚したため、同年代の従兄弟が多い。
メグミ・ミア
【生年】
2068年
【所属】
新統合軍
【階級】
少尉
【解説】
ランカ・リーの実の娘、兄スタングと妹ユイリンとメイリンがいる。
パイロット志望であり、新統合軍に入隊している。
基本明るいが、勝ち気な性格であり母ランカを慕っている。
早乙女ユウト
【生年】
2065年
【所属】
新統合軍
【階級】
少尉
【解説】
早乙女アルトとシェリル・ノームの息子、弟キイチとユウイチ、妹アヤがいる。
シェリルに性格が似て俺様系な性格になっており、飛行機馬鹿は父に似た。
俺様系であるが真面目。
【アルトの風貌】
アルトの男らしい風貌のイメージベースは中村悠一さんが演じたカバネリ乱のキャラクターにしている。
ガンダムUCのナイジェルにしようとしたが、流石に無理なのでアウツ。
【ランカ・リーのラジオ】
西暦2063年11年3日、どうも地球.北米ワシントンより生放送のUN.R
司会を勤めさせてもらいます、かつては超時空シンデレラ。
今は泣く子も黙るアクション女優のランカ・リー・・・20歳です。
最近、寒くなりましたね~。
アクション映画やる時、寒空で薄着のタンクトップにハーフパンツで撮影され。
おい殺す気か!
と思いました。
後は、この前出演しました。
オペレーション・スピード・ハイウェイで、ヒロインのジェリア・アンダーソンを演じましたけど。
爆発する中でジープを走らせたので、また殺す気かと思いました。
本当に芸能界は大変なんですよ。
う~ん。
では、本日の質問コーナーです。
惑星フロンティアのボンバー大好きの奥さん。
ありがと~。
こんにちは 私はあなた様のラジオを見ています。
私の旦那もあなたのラジオを見ていますが、うぉぉぉぉと泣いて叫んでいるので困ってます。
どうしたら、いいですか?
う~ん、そうですね~フライパンで思いっきり殴ってください。
その手の人は簡単に死なないので
では次のお便りです。
地球の緑色のおばさん。
ありがと~
ランカさん、こんにちは・・・私の孫娘のように楽しませてもらってます。
さて、ランカさんに質問ですが・・・・
予備軍人講習受けますか?
かのファイアーなボンバーのあの女性の方も受けて合格したそうです。
と
私は軍人講習受けないかな・・・
軍隊の体験はしたことあるけど、体ボロボロになりました。
他にもお便りはありますが、この2通で締め切ります。
ありがと~
(以下略)