マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

ジーナス一門の日常 始めましてミューズ・ジーナスです。

2017-02-19 22:16:17 | マクロスキャラクターブログ
どうもジーナスシスターズの双子、ミューズ・ジーナスです。
バレンタインが終わり、ホワイトデー楽しみですねん

さて現在ワンフェスが今年も開催されているようです。
去年管理人は長い休みの合間に自転車で幕張メッセまで行ったそうです。
馬鹿ですね~

でフォロワーさん方は何人か行っている模様です。
でも2000円かかるのでコスト面を気にしてしまいます。
対して回らない癖に2000円、往復6時間。

コスト面を気にするならばカット・カット・カットォォォォォです。

行きたいんですけど、時間はありません。

以上、ミューズ・ジーナスでした。
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第9話 アンノン・エネミー 後編

2017-02-16 23:01:12 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
                【西暦2043年 惑星シェルバン 首都中枢区 国防省】

ここはかつて新統合政府に挑んだ国家シェルバン共和国.国防軍の頂点に立つ国防省。
軍の中枢部である国防省はいつもより騒がしかった。
騒がしさの理由はある映像からであった。

「うむ・・・・・見事だな。」

「作戦は上手く行っているようだ、これならばいつ新統合政府に対し宣戦布告しても我が方が有利に立つ事ができますな。」

その映像とは惑星ピースミリオンの各地を襲撃する所属不明の可変戦闘機の映像であった。
可変戦闘機達の正体はシェルバン共和国国防軍は密かに送り込んだ特殊部隊である。
襲撃した理由は新統合軍の指揮系統を混乱させるためである。
だが惑星ピースミリオンだけを襲撃しているわけではない、フェリバ連邦も同様の工作部隊を派遣している。

「さて艦隊の準備はできているか?」

「宇宙軍は新統合政府の領土に向け第1・第2・第3・第4機甲艦隊をフェリバ連邦に、第5・第6・第7・第8機甲艦隊を新統合政府の領土へ侵攻できるように準備ができていると報告を受けています。」

「うむ大統領も喜ばれるな。」

シェルバン共和国は銀河の覇権の野心を抱いている国家の一つ。
戦後6年間新統合政府に対抗できるように軍備増強と装備の更新を進めていた。
だがそれを新統合政府に悟られるわけにはいかないので、戦力を混乱させる必要があったのだ。
それが今回の惑星ピースミリオンなどの襲撃作戦である。

今回の作戦に功を奏しウォルガー星系にあるザースロン機関やVF-X部隊の目を各地の新統合軍拠点に向けられる事になる。
シェルバン共和国とシェナス共和国の惑星に偵察機を回す余裕すらも削らせたのである。

「しかし、連中は我が軍の精鋭です。そろそろ潮時かと思われます、作戦は成功したも同然です。」

「うむそうだな、工作隊に下令.作戦は十分に成功した、敵の包囲網を突破しつつ戦域を離脱せよとな。」

「ハッ」

国防長らしき人物は部下の男にそう伝える。

         【西暦2043年 惑星ピースミリオン 第5航空基地】

ライト「くっ」

ライトは格納庫の防御壁代わりにして所属不明・・・・・・いやシェルバン共和国国防軍工作部隊の可変戦闘機を迎撃していた。
上空ではいまだにクリフがライトが最初にやりあった奴と今だに交戦している。

          ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

ライト「何!?」

ライトの左横上には格納庫の上にシェルバン共和国国防軍の可変戦闘機がバトロイド形態で立っている。
ジャンプしてライトに掴みかかる。

ライト「この野郎・・・・・・・」

掴みかかっているバトロイド形態のシェルバン共和国国防軍の可変戦闘機を引き離そうとする。
だが中々離れようとしない、しつこいほどに離れない。
このままバルキリー同士が掴み合ってこのまま過ごすかと思われたが・・・・・・

                ガシュン
             ドビュゥゥゥゥゥゥゥン

ライト「・・・・・・・なんだ?・・・離れる・・・・・・」

シェルバン共和国国防軍の可変戦闘機がライトのバトロイドから離れる。
あまりにも突然な事にライトは何が起こっているのか理解できなかった。
すると他の機体もどんどん上空に向けて離脱する。

クリフ「ライト生きているか?」

ライト「隊長、御無事で・・・・・・」

クリフらが地上へ降り立ちライトの安否を確認してきた。
ライトもクリフらが生きている事に安堵した。
だがその直後クリフからある事を言われライトの精神状態を揺らぐほどのダメージを負う事になる。

クリフ「そんな事はないい、吉野朝灯を知っているな?」

ライト「吉野なら喧嘩友達みたいな関係ですけど何か?」

クリフ「今負傷して入院しているんだ!」

ライト「なんだって!?」

それは朝灯が負傷したと言う報であった。

               【惑星ピースミリオン上空 第3軌道艦隊】


シェルバン国防軍が大気圏離脱を図る方向に新統合軍惑星ピースミリオン防衛軍.第3機動艦隊が展開していた。
惑星ピースミリオン宇宙軍艦隊はやすやすと防衛線を突破された事に対して腹を立てており、既に各飛行隊が迎撃準備に入っていた。

「艦長、直下来ます。」

「なんだと!?」

女性オペレーターの叫びと共にシェルバン国防軍の戦隊が集結する。
総数は新統合軍には及ばないが予想の3倍の60機の航空機である。

「艦長、回収する予定の連中があがりました。」

「我が艦も出るぞ、フォールド準備。艦砲射撃だけしろよ!」

「ハッ」

不審船が暗礁空域に出て第3軌道艦隊に対し砲撃を開始。
今の攻撃でフリゲート艦数隻が撃沈した。
上空からの支援攻撃を受けて第3軌道艦隊は一気に混乱状態になり。
大気圏離脱してきた工作部隊の挟撃にあってしまう。

「1尉、いつもながら凄い戦果ですね。」

ゼン「当然だ、それに工作土産にいい物を見つけて気分がいい。」
シェルバン国防軍人ゼン・カレット1級特尉

              ズドドドドドドドドド
                ズドォォォォン

ゼン「歯ごたえのあるエースパイロットと言うやつをな。」

そう言いながら新統合軍のVF-17を撃墜する。
先程会話していた人物は、ゼン・カレット、シェルバン国防軍のエースパイロット。
また・・・・・・・ライトとクリフと対峙した男である。
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今週もうますぎでした。

2017-02-15 21:48:40 | 日記
今週もうますぎWAVEを聞いたぜ!
今回も緑川光さんがゲストにいたし。

でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                         自分のおたより採用されませんでした。

それもしょうがないよね、自分以外にもお便り出している人はいるんだし。

あっ・・・・・・・

いよいよスーパーロボット大戦Vが発売されます。
スパロボが大好きなロボットアニメのファンの皆さん買ってくださいまし。
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第8話 アンノン・エネミー 中編

2017-02-15 21:27:08 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
突然爆発した惑星ピースミリオン第5航空基地のレーダーサイト。
レーダーサイトから出てくる地獄の業火は黙々と上空へ上っていった。

『ブレイン1.2.ホットスクランブル』
『非戦闘員は地下シェルターへ退避急げ!各部署は配置につけ!!!!」

第5航空基地から次々と新統合軍機の可変戦闘機が離陸していく。
目的はレーダーサイトが爆発した原因を探るためである。
しかしその離陸した可変戦闘機に死の閃光が走る。

                       ズキュゥゥゥン ズドォォォン

「攻撃だと!?一体何処から・・・・・・・・・・・」

                       ズキュゥゥゥン ズギィィィン

「うわぁぁぁ助けてくれ!!!」

燃えるレーダーサイトから出てきたのはレーザー砲の光であった。
離陸し調査した2機のVF-11Bサンダーボルトはあっけなく火達磨になってしまう。
これが攻撃だと判断した基地司令部はホットスクランブル命令を指示した。
各パイロット達は愛機へ乗り込む。
それは変人パイロットであるライトもその一人であった。

ライト「機体の整備は終わっているか?」

「何を言っている当然だ!!!早く乗っていけよ。」

ライト「サンキュー」

                    カシュゥゥゥゥン

「いいかインメルマン中尉、敵は直ぐに襲ってくる。礼儀正しく離陸すんじゃねぇぞ!事故覚悟で行け!」

ライト「了解した。」

ライトは整備士の警告を受けて離陸準備に入る。
既にデストロイド部隊が謎のアンノンと交戦状態に入っていた。
だが圧倒的に守勢であり基地の滑走路を守るのに精一杯であった。
滑走路の近くでは流れ弾が命中し爆発を起こし、管制塔は既にミサイルなのか銃弾なのかが分からないがもう既に沈黙している。
砲撃が続いている今、このまま飛びたてるかどうか心配であった。

                    キィィィィィィィィィィィィン

ライト「テイクオフ!!」

ライトのVF-11は上空を飛び立ち、後ろにケビンとホズミが続く。
だがホズミから後ろの機体は上空から狙いうちにされ撃墜された。
更にミサイルが格納庫の中の一つに入り込み大爆発を引き起こす。
この笑えないようなむしろ憎むべき騒動を引き起こしたアンノンは上空にいるのか?
ライトは大きく顔を上げてみた。

ライト「あいつなのか?」

そこには見たことのないような形をしたバトロイド形態の可変戦闘機がいた。

ライト「全機気をつけろ、相手は所属不明機だ!どんな武装を持っているのかが分からんぞ!」

ライトはケビンとホズミに指示をする。
フォーメーションはアローフォーメーションである。
相手の数は少ないが・・・・今目の前にいる奴はこんな新統合軍の勢力圏の内部に送り込まれたエース。
こんな奴を一人で相手するのは流石に無謀すぎる。
ここはチームで奴を撃破するしかない。
ライトは心の中で思いながら唇を噛みしめる。

「相手はフォーメーションを組んできたか・・・・・・・・いい指揮官をしているな。各部隊はそれぞれ敵をある程度撃墜しろ!我々は純粋に戦争に来たのではないからな。」

「フェルク(了解)」

謎の所属不明の可変戦闘機のパイロットは薄ら笑った後、自分の部下達に敵の相手をするように伝える。
フェルクという地球語ではない言語からすると相手は異星人であるのは確かなようである。
所属不明の可変戦闘機のパイロットは自分の機体の操縦桿を動かしバトロイド状態で空挺降下する。

ライト「空挺降下する気なのか?」

ライトは突然降下した所属不明の可変戦闘機の空挺降下に反応する。
だが相手の目的は空挺降下ではない・・・・・・・

「もらったぞ。」

                           ズドドドドドドドドドド
                              ガゴォォン

ホズミ「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ライト「ホズミィィィィィィィィィィィ!!」

所属不明の可変戦闘機はバトロイド形態のままガンポッドを放ちホズミの機体を撃墜する。
ホズミはエジェクト(脱出)する暇もなく機体の爆発に巻き込まれた。
つまりホズミは死んだのだ。

所属不明の可変戦闘機はホズミ撃墜後速やかにケビンに狙いを定めた。

                           ズドドドドドドドドドド
                            ガゴォォン ガゴォォン

ケビン「エジェクト(脱出)」

攻撃を受けたケビンは速やかに脱出する。
脱出したケビンのコックピットはパラシュートを展開しゆっくり降下していく、
所属不明の可変戦闘機は脱出したケビンにも目もくれずに次はライトを狙ってくる。

「2機撃墜、1機脱出か・・・・残るは隊長機と言う事か?ならば・・・・・」

所属不明の可変戦闘機はミサイルを一斉に発射する。
この角度からすると回避するのに難がある。
ライトはこの動きに対しチャフ弾をばら撒く。

                 ボン ボン ボン ボン ボン ボン

「やはりな・・・・・・・こいつは指揮官だな。」

所属不明の可変戦闘機のパイロットは今のライトのとっさの動き見て確信した。
容易に一般可変戦闘機乗りができるような動きではない。

ライト「くっここは一回地上で態勢を整えるか・・・・」

ライトはファイターに変形して地上に向けて降下を開始した。
所属不明の可変戦闘機は地上へ降下するライトを追撃すべく自らバトロイドからファイターへ変形し背後から追撃する。
背後を突かれた戦闘機は昔から不利であり、現在のライトは圧倒的に不利にいる。

ライト「こいつ・・・・・・・しつこい。」

ライトは所属不明の可変戦闘機の執拗な追撃にいら立ちを見せる。
こいつをすぐ撃墜すればいいのだが、こいつと同型の奴がいて同じように対峙する事になる。
どうすれば撃墜する事ができるのか?

ライトは焦りながら考える。
そんな時であった。

クリフ「ライト、背後が奪われているぞ!」

隊長のクリフと直掩の小隊がライトの支援に入った。
他の所属不明機は他の部隊に任せてあるという。

クリフ「お前は地上部隊を援護しろ!」

ライト「まだ敵は残っています、ここで下がるわけには・・・・・・・・・」

クリフ「地上もかなり苦戦している、部隊を失ったお前に出来るのは単独で敵に対処することだ!命令だぞ!!今回は言う事を聞け!!」

ライト「くっ了解・・・・・・・・・」

クリフは小隊機能を喪失したライトに対し命令する。
ライトは相手を撃墜できていない事から拒否するが、クリフの言う事に一理あるので命令を大人しく了承した。

「邪魔が入ったか、逃がさんぞあのバルキリーのパイロット!!」

所属不明の可変戦闘機のパイロットは地上へ降下を進めるライトを再び追撃に入る。

                  ズドドドドドドドドドドドドドドドドド

「なんだと!?一体何処のどいつだ?」

クリフ「お前の相手は俺達だ!これ以上お前達の好きにはさせん!!」

それに対し立ちはだかったのはクリフと直掩の小隊であった。
その後、上空で激しいドックファイトを展開する。

                          【第5航空基地 医療テント】
医療テントでは医療班が基地内で負傷した兵士達の治療を行っていた。
負傷した兵員はそれぞれ直ぐに治療が必要な者と後で治療してもいい者そして手遅れの者に分かれていた。

「吉野、モルヒネの箱と包帯の箱を倉庫から持ってきてくれないか?」

吉野朝灯「は.はい。」

朝灯は軍医からの命令で向かい側にある倉庫まで向かいモルヒネの箱と包帯の箱を持ってくる。
外の様子は紅蓮の炎に包まれていた。
いくら向かい側にあるとは言え、砲弾が飛び交う中を横断しなければならなかった。

                  ズドドドドドドドドドドドドドドドドド

目の前にはガトリング砲を搭載しているデストロイド・トマホーク局地型が上空に飛び交う所属不明の可変戦闘機を相手している。

吉野朝灯「来ないでよ砲弾・・・・・・・・・・来ないで・・・・・・」

朝灯は必死に積み重なったモルヒネと包帯の箱を抱えながら医療テントまで走る。
半分地下である医療テントまでいけば安全である。
朝灯は走りながら、向かう。
                   
                    ビュゥゥゥン
                  ズゴォォォォォン

吉野朝灯「えっ・・・・・・・・・」

自分の後ろにいたデストロイド・トマホーク局地型がガウォーク形態である所属不明の可変戦闘機にレーザー砲を撃たれた。
最初は物凄い音をたてながら小さな爆発をしたが、全体的に爆発の導火線に火がついていたようであり・・・・・・・

                        ズドォォォォォォォォォォン

吉野朝灯「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

物凄い爆発を引き起こしてしまった。
モルヒネと包帯の入っている箱を持っていた朝灯はデストロイド・トマホーク局地型の爆風に飲まれ飛ばされてしまう。

                            バタン

吉野朝灯「がはっ。」

朝灯は吹き飛ばされ後ろの3mぐらい叩き飛ばされてしまった。
ヘルメットと防弾チョッキを着ていたのと、爆風に混ざっていた熱風の被害を殆ど受けなかったが。
朝灯は頭から血を流し気絶する。

「吉野!!」

医療テントで治療に当たっていた衛生兵が倒れている朝灯を見つけ。
危険な戦場の中を走り朝灯を担ぎこんで、医療テントまで連れていく。
リボンレベルレッド、緊急治療者と判断され直ぐ様朝灯の治療が始まった。

「吉野の具合はどうですか?」

「普通ならば死んでいる衝撃を受けているのだが、失神している程度に済んでいるよ。流石はゼントラーディ人と地球人のハーフだよ。」

朝灯が受けた傷の痛みは普通の地球人が同様に受けたら確実に死ぬ程である。
朝灯はゼントラーディ人であるラウラ・べルタリアの娘であるためゼントラーディの優れた骨格を引き継いでいるため、気絶する程度で済んだのである。

だが当たりどころも悪いせいか頭から血を流しており、気絶している。
また型には爆発したデストロイド・トマホーク局地型の残骸の破片の一部が貫通する程の傷を受けてしまっており。
今は命を取り留めている朝灯であるが、今後の治療の仕方によっては命を落としてしまう危険性があるのだ。

「このまま治療を続けよう安定ゾーンに入るまでな、もし駄目ならば・・・・・・・・」

「はい分かっています、朝灯には衛生兵らしい最後を遂げさせる用意は一応しておきます。」

軍医と副軍医は朝灯がもし駄目だった時のために安楽死するための薬を用意する。
このまま安定期に入らず症状が悪化して朝灯は死んでしまうのだろうか?
今は誰も分からない。
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三浦佐枝子 少尉

2017-02-14 02:02:59 | 地球人系図鑑
三浦佐枝子

【所属】地球統合軍.SDFー1マクロス
【階級】少尉
【性別】女性
【年齢】20歳
【解説】
日本国神奈川県出身。
桐原と幼馴染の関係にある女性士官であり、プロフィールの通り二歳下である。
古風な和風のペーストの黒い髪をしており美しい女性である。
マクロス艦内の役割はセンサーを担当している。
一応戦後も生き抜いている。
桐原に特別な感情を持っているらしい。

2060年現在も存命しており、孫に囲まれている。
先祖は桐原と同じ桓武平氏。

マクロスM3でミリアが言うサエコとは彼女の事である。
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第7話 アンノン・エネミー 前編

2017-02-14 00:13:46 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
                    【惑星ピースミリオン宙域】
監視宙域で確認された不審船はライトが配属されている惑星ピースミリオン宙域に到達した。
小惑星帯に潜みピースミリオン防衛艦隊と防衛衛星の様子を窺う。

「新統合軍の艦隊の展開は空母23 巡洋艦7 駆逐艦45 輸送艦5か・・・・・・・突破できそうだな。」

「これは正面だ、裏側には同様の数の艦隊が展開している。」

地球人の軍服に似た軍服を着ている中年の男と若い男が話している。
彼らは惑星ピースミリオンの艦隊の様子を窺っている。
一体何をするつもりなのだろうか・・・・・・

「部隊射出準備、惑星ピースミリオンを強襲する。ある程度破壊後、逐次撤収するようにと打電。」

「ハッ」

不審船のハッチが開き複数機の所属不明の機体が射出される。
これが本日の嵐を呼ぶ出来事の始まり出会ったという。

                 【2043年.惑星ピースミリオン 第5航空基地】


ライトが勤務する惑星ピースミリオン第5航空基地。
いつものようにライトに朝灯と仲良くさせようとケビン以下同僚達は工作をしていた。

ライト「ゲッ朝灯!!」

吉野朝灯「なんであんたがここにいるのよ!?」

そしてついに二人で話し合える状況にまで引きこんでしまったのだ。
お互い顔を合わした時はなんでここにいるんだという顔をする。
朝灯はいつもの勝ち気そうな表情へ戻ってしまったが。

吉野朝灯「で何?」

ライト「その・・・・・・・」

肝心な時にライトが固まってしまった。
突然呼び出され言葉が出ないライトに対し朝灯はストレスを感じ始めた。
むしろライトが固まっているのはケビンにここで待っているようにと言われ待っていたら朝灯が来たわけで。
なんて言うのかが決まっていない。

朝灯もそうだが、いつも通る場所にライトがいて今の状態になった。

吉野朝灯「もしかしてあんたストーカーなの?」

ライト「そんなわけないだろ!ケビンがここで待機しろと言われたからここにいるんだ!誰があんたなんかと!」

ライトは朝灯の言葉に対しいつもより荒く答える。
流石にストーカー扱いされてライトも怒りを覚える。
そんなライトを横目に朝灯の態度が若干軟化する。
その直後朝灯はライトに対し飛んでもない発言をする。

吉野朝灯「まぁいいわ、今日あんたに話があるから後で窺おうとしたけど手間が省けたわ。」

ライト「え・・・・・・・・」

朝灯は突然言ったライトに話す予定発言。
ライトは怒りからドキッと言う反応に変わる。
そして後ろにいた面々はおぉぉぉと歓喜の声を挙げる。

ライト「で話って・・・・・・・」

吉野朝灯「あんたの名前良く調べたけど、あたしのお母さんの同僚にカール・インメルマンと言う人物がいたんだよね。」

ライト「へっ!?」

吉野朝灯「それってもしかしてあんたの父親?」

予想外もしなかった事が更に続いた。
朝灯が聞きたかったのはライトがカール・インメルマンの息子だとか言う確認であった。
その直後はぁとライトがため息をついてしまう。
それは後ろで見ていた面々も同じような反応であった。
朝灯は話を進める。

吉野朝灯「その反応は・・・・・・あんたの父親のようね。母さんが言っているけど、変人だけど優秀で私達の目と耳にもなった頼りになるパイロットがいるって。そうカール・インメルマン。」

ライト「なんでそれを今さら言うんだ?確かにうちの親父だけどよ。」

吉野朝灯「前々から気になっていたのよ、インメルマン姓がね。それとあの旧世紀に活躍したドイツ軍の伝説のエースでインメルマンターンを生みだしたマックス・インメルマンの縁戚だとか。」

ライト「それがなんだって言うんだよ?」

吉野朝灯「それはね・・・・・・・・・」

朝灯はいろいろ語った後言葉を詰まらしてしまった。
だがその表情はまるで恋する乙女のようであり、いつも男嫌いの勝ち気な性格の朝灯ではなかった。
すると恥ずかしながら・・・・・・・・・

吉野朝灯「初恋なのよ、あんたのお父さん。」

ライト「何!?俺の親父に初恋!?」

朝灯が告白したのはライトの父親カールを初恋の人だったという事。
ライトは朝灯の突然の告白に対し顎が外れそうになってしまった。
更に朝灯は話を続ける。

吉野朝灯「信じられないのよ、あのエースがこんな馬鹿な息子がいてさ!」

ライト「誰が馬鹿な息子だ!!親父も言っておくが馬鹿だぞ、突然花方のエースパイロットを退いて降格されて母親が泣いた程の馬鹿なんだぞ!」

吉野朝灯「うへ~まるであんたの事じゃない。」

ライト「何を~」

喧嘩にやっぱり発展してしまう。
だがいつものように険悪な仲ではなく和やかな喧嘩であった。
突然針山地獄から天国から抜け出したかのように。
ケビンら一同は若干達成感に包まれてしまう。
このまま続けばいいのに・・・・・・・

そう思っていた。

                       ズドォォォォン

吉野朝灯「何?」

ライト「爆発だ、はぐれゼントラーディか?それとも・・・・反統合の連中か?」

突然、向こう側にあるレーダーサイトが爆発する。
今まで見た事のないような爆発であった。
幾度も戦闘があったがレーダーサイトが爆破される事はなかった。

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

爆発の影響で空襲警報が発令される。
これと同時にあるのはスクランブル。

ライト「お前と話している暇が無くなったまたな。」

吉野朝灯「へぇいい所だったのに....」

朝灯はなんか言葉は嬉しそうだったが残念がっているように言った。
ライトはそのままケビンと共に自分の愛機に向かい不確定要素の対処に向かった。
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明日はうますぎWAVE

2017-02-13 23:48:37 | 日記
明日はスーパーロボット大戦のラジオうますぎWAVEの放送です。
もしかしたら自分のお便りが作業されているかもしれない放送回です。

たぶん。

まぁ明日は卒業研究の発表を聞いてからなんですけどね。
たはははは。
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ハヤテ・インメルマンの祖父カール・インメルマン

2017-02-13 22:37:06 | 地球人系図鑑
カール・インメルマン
【所属】新統合軍SVAW-12プレーリードックス
【階級】中尉
【性別】男性
【年齢】25歳
【解説】
新統合軍SVAW-12プレーリードックス所属。
かつてはエースパイロットであったが殺すのが嫌になってこの部隊に配属された。
あのドイツのエースであるマックス・インメルマンとは近い親戚の関係にあるという。
また妻子持ちでありライト・インメルマンの父親であり、ハヤテ・インメルマンの父方の祖父にあたる。
アルタミラには派遣隊員として配属されている。

ゼノビア・ケーン
【所属】新統合軍SVAW-12プレーリードックス
【階級】伍長
【性別】女性
【年齢】18歳
【解説】
新統合軍SVAW-12プレーリードックス所属。
カールの相棒を務めている。
まだ若い女性兵士ではあるが真面目一筋らしい。
ラウラの伝説を知っており尊敬している。
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ジャンク屋VS鳳仙花 第2部

2017-02-12 22:28:01 | マクロスVFV
キオがデストロイド・ディホークを見ていた隙に兄のラージャと共にポツンと家族が消えてしまった。
兄弟二人は家族が何処に行ってしまったのか?と言う事で探しに行った。
すると・・・・・・・・

ジュリ「キオ~ラージャ~」

近くで自分達を呼ぶ声が聞こえるので後ろを振り返ってみた。
そこにいたのは何かを口に咥えているジュリであり後ろには親父とお袋が続いていた。
そしてジュリが手に持っていた物は何か美味しい臭いがしていた。
まるで美味しそうな臭い。

ライナ「キオとラージャ、ここにいたのね?」

キオ「それはこっちんぽセリフだっての、手言うかお袋達は何を食べているんだよ?」

ライナ「何って小竜鳥の丸焼きに決まっているじゃない。」

サンダース「甘垂れで美味しいって評判なんだ、お前達も食うか?」

ラ―ジャ「遠慮なく。」

家族が食べていたのは小竜鳥の丸焼きであった。
スズメのような大きさでありお手軽に食べられるジャンクフードだという。
二人は家族の誘いに乗って小竜鳥の丸焼きに齧り付く。

そして家族はどんどん奥へバザーの会場へ向かっていく。
すると・・・・・・・・・

キオ「やべぇオークションが始まっているじゃねぇかよ、こうしてはおけねぇな。」

既にオークションが始まっていた。
良く見るといろんな物がたくさん置いてあり、大目玉的存在なのはまるまる1機のヴァリアブルグラージである。
どれもキオからすれば貴重なお宝であり目がワクワクの炎で燃えていた。

そしてオークションが始まるとキオは中々動かなかった。
その理由は・・・・・・・・・

キオ「俺はこれからある先に凄いお宝があるから無駄に軍資金は使わない。」

キオ曰くこれからある先に凄いお宝があるから無駄に軍資金を使わないという事である。
たしかに出品された品はVF-!のスーパーパックやアーマードパックであり、大目玉であるヴァリアブル・グラージであるが。
キオはそこを我慢してもっといい品を見定める。

するとライナがある事を言い出した。

ライナ「キオちょっといい?」

キオ「なんだお袋?」

ライナ「今回もってきた軍資金ってどれくらいなの?」

キオ「それか?」

ライナが言いだした事は今日のために持ち出した軍資金の事である。
ライナは家庭の母であるため出費には厳しいのである。
家庭の母であるライナはキオに今回の持ち出したお金の事を聞くがどんでもない金額で驚く。

キオ「9000ギャランだよ、そんくらい。」

ライナ「9000ギャラン!?それうちの全財産の3割程じゃないのよ!!」

キオが今回のために持ち出した金額は9000ギャラン。
ジャンク屋ラッキオ屋の全財産の3割程の大金である。
この言葉を聞いたライナは一瞬立ちくらみしそうになってしまった。
倒れそうになったが後ろにいたサンダースとラージャが支える。

とんでもない金額を持ちだしたキオに対しジュリの暗いジト目の視線が送られた。
一方オークションは次の品が出てきた。

「さぁて次の品は今回の大物だよ!なんと新統合軍最新鋭の無人観測型ゴーストだ!特殊合金で造られ、最新鋭のセンサーを搭載しつい最近製造されたと思われる新品!100ギャランから始めるぞ!」

キオ「最新鋭のゴーストだって!!買う買う!」

キオは最新型の無人観測型ゴーストにくぎつけになる。
既にキオの心は勝負師の目をしていた。

キオ「まずは500ギャランだ!!いやここは・・・・・・」

ライナ「キオ・・・・・・・・・・・・・我が家を潰すつもりなの?」

サンダース「そうだぞゴースト如きでうちの家計を悪化させんでくれ。」

キオの両親は必死にキオを説得する。
だが・・・・・・・・・・

キオ「新統合軍だからいいんだろ、俺はそこにロマンを感じるんだ!!」

既にキオは止められる状態じゃなかった。
兄ラージャは呆れ、ジュリは馬鹿じゃないのと言うメッセージを送るようなジト目でキオを見る。

キオ「ここは一気に9000ギャランで投入だ!」

キオは全軍資金を投入してまででも最新型のゴーストを手に入れようとする。
ここまでの大金なら滅多に手に入れる事はない。
キオは一声を上げようとするが・・・・・・・・・

                8000ギャランでそのゴーストを買った!!!

キオ「げっ抜け駆けされた!!」

一人の女がトランクを持って言う。
その女は古風な日本風だが、耳がとんがっておりゼントラーディ人の女性・・・・いや母親と同じメルトランである。

「決まりだ!!ではこのゴーストはそこのお嬢さんに譲る事にしよう!!」

既にレフリーは日本風のメルトランの女性にゴーストの所有権を与えようとした。
メルトランの女性はフッと美しく笑う。
金額は8000ギャランでこっちは9000ギャランまだ勝負はついてはいなかった。

                   ちょっと待った!!!!!!!!

「何!?」

キオ「俺は9000ギャランを払うぜ!俺の勝ちだ!」

「おぉぉ9000ギャランだ!他にいませんか?・・・・・・・いないようですね・・・・そこのお兄さんに決まりだ!!」

キオは突然大声を挙げてレフリーをこっちにむかせ9000ギャランを払うと宣言。
誰もいないようなので最新型のゴーストの所有権はキオの物になった。
さっきまで自分の所有物に決まったかのように思っていたメルトランの女性はキオに抗議するかのような目をする。
すると諦めたのかフンとバザー会場から出て行ってしまった。

サンダースとライナはガクっとなったが、キオは大はしゃぎしていた。
だがメルトランの女性は遠くからキオを物凄く睨んである事を言う。

「このままでは・・・・・・・・・軍の力を持ってしてでも力づくで奪還しなくては・・・・・・・・・・」
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ジャンク屋VS鳳仙花 第1部

2017-02-12 22:26:48 | マクロスVFV
シェルバン戦役の影響でウォルガー星系は荒れてしまった。
宇宙海賊と傭兵が横行し新統合軍の警備隊の堕落、この星系は銀河一の危険地帯と化した。
西暦2038年、ジャンク屋のラッキオ屋を営む家族の次男キオ・ラッキオは廃棄された輸送艦から謎のバルキリーを発見する。
新統合軍でもシェルバン共和国などの軍隊の物ではない謎のバルキリー.VF-Xフラッシュライトとのファーストコンタクトであった。
だがその直後、新統合軍とシェルバン共和国の両軍につけ狙われる事になる。

そこでキオは知り合いの傭兵で第1次星間大戦のあの天才エースのクローンと噂されるガイ・ジェナスに3号機を引き渡しもしも危険な目にあった時のための保証を確定した。

家族一家は自衛のためにも可変戦闘機を複数購入し自分達の家業であるジャンク屋を続けた。
多くの仕事と戦闘を経て少年キオは成長していったが・・・・・・・ある歴史に乗らないような小さな事件に巻き込まれる事になる。

                                  【惑星ナービス新統合軍基地】
ここはナービスのとある基地。
軍事機密であり基地名は伏せられている場所である。
最新兵器実戦テストを行う場所であり、一般人は立ち入り禁止である・

「開発主任、残念ながらYF-18に関する情報を入れたゴーストが行方不明になりました。」

「なんだと?一体どこで行方不明になったというのかね?」

「ハッ目下調査中であります。」

基地内が少々荒れている。
原因は最新鋭機YF-18に関する情報を入れたゴーストが行方不明になってしまったという。
現在調査中であり、1時間後には実働部隊も出撃する事態にまで発展してしまった。
これがラッキオ一家に一嵐を吹かせる事になる。

                      【ガリレオ級汎用空母サーベラス/現.ラッキオ屋母艦】

キオ「惑星ナービスでレアなジャンクパーツのオークションがあるのか楽しみだな~」

ジャンク屋ラッキオ屋の長男であるキオ・ラッキオ。
惑星ナービスで開かれているレアなジャンクパーツを手に入れるためお金を握りしめていた。
仲間を見捨てられないという熱血漢。
母親はメルトランである。

ジュリ「もうキオったらそればっかりなの?」

ジュリ・メルドーラ、不幸体質の少女。
サンダースがスピカ3の戦場跡で見つけたらしく、以前の記憶はないが軍服を着た事もあり軍人だと思われる。
以来キオと兄弟のように仲良し。

キオ「レアなパーツが銀河中から集められているんだ、戦闘中に無傷に近い程に廃棄されたデストロイドディホークが修理されたものがあるとかメカ好きとしてはワクワクするんだ。」

ジュリ「ワクワク?」

ラージャ「まったくジュリもキオの破天荒さとメカ好きにも呆れますね。」

キオの真面目すぎる兄ラージャ・ラッキオ。
真面目でクールであり破天荒すぎる性格、だが異母兄弟であり純粋な地球人である。
母親は若い頃病気で亡くしており父親が直ぐに再婚したためである。

                       ゴクゴクゴクゴク

サンダース「うぅぅ効くなぁぁぁ、ラージャ・ジュリそれがキオのいい所じゃないか。」

ラージャ「そうですか?」

サンダース「おうよ。」

サンダース・ラッキオ。
ラッキオ屋の主人である熱血漢であり暑苦しい男である。
かつて愛する妻をラージャが産まれた後に亡くなりラージャの了承の元メルトランと再婚した。

ライナ「キオは昔から好奇心が旺盛で困った子であるけど、仕事はちゃんとやってくれているから本当にいい子よ。」

ライナ・ラッキオ、サンダースの後妻の第1次星間大戦に参戦した経歴を持つメルトランである。
ただし戦士ではなく通信兵であり、28年経った今でも当時のままの若さを維持している。
先妻のラージャと養子的扱いのジュリを大切にしている。

家族一同はキオの興奮を止める事はなくほっといているが・・・・・
ラージャは・・・・・・・・・

ラージャ「しかし、暴走し過ぎるのもどうかと思いますが・・・・・・・・・・」

                            【惑星ナービス バザー会場】
                         ドゴォォォン

「馬鹿野郎!ここでぶっ放すんじゃねぇ!!」

「わりぃわりぃ砲弾が勝手に動いちまった・・・・すまねぇな。」

惑星ナービス、ウォルガー星系有数のジャンクマーケットのバザーが開かれる惑星である。
治安が悪いがジャンクパーツが高値で売れたり軍からの横流し品が売られているなどここの星系一の盛り上がりを見せていた。
密かに入国しているシェルバン人やシェナス人の傭兵やジャンク屋を見かける事がある。

キオ「おうおう盛り上がっているねぇ~」

キオはバザー会場に来て物凄い程に感動していた。
目の前にはお宝の山がたくさんあり過ぎた、中には軍専用の戦闘食品まで売られているのだ。

ラージャ「ウォルガー星系のバザー会場ですからね、ここの星系一の盛り上がりが・・・・・・・・ってキオは何処に行きました?」

ライナ「あ・そ・こ・よ。」

キオは家族から離れある物を見ていた。
それは・・・・・・・・・

キオ「あれはデストロイド・ディホーク、噂は本当だったんだな最新型。」

ラージャ「まったく・・・・・・・・私の話を聞いてませんか・・・・・・・」

キオの好き勝手癖に呆れる兄ラージャ。
すると何か様子が違う事を感じる。
ジュリがいないのである。

ラージャ「キオ、ここにいた父さんと母さんそしてジュリは見かけませんでした?」

キオ「そう言えばいないな~あいつら何処へ行ったんだ?」

キオとラージャは周囲を見渡す。
だが家族は見つからない。
一体何処へ行ってしまったのだろうか?
二人は家族を探しに周囲を探してみた。
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第6話 男嫌いのアサヒ

2017-02-12 17:09:25 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
シェナス共和国・シェルバン共和国とフェリバ連邦・新統合政府の領土問題に関する抗争があるとは知らず惑星ピースミリオンに勤務中のライト・インメルマン。
相変わらず朝灯との関係の溝が深いままである、むしろ会ったら朝灯が殴りかかってきてしまいそうな状態になってしまう。
他の同僚達はライトと朝灯の関係を良くしようと努力するが空回りしてしまうことがあった。

ゼントラーディ人とのハーフとは言え朝灯は日本人であり、ライトはドイツ人。
文化の感覚が違うのか風習の違いなのか?同僚達は頭を悩ませるばかりである。
そもそも朝灯は典型的な日本人女性と言うより日本人男性に近い。

男勝りな性格なため、サバサバとしている。

ライト「うぃ〜すケビン〜」

ケビン「寝不足だなライト。」

ライトは変わり者であり、不真面目な人物。
優秀なエースパイロットではあるが、人物面としてはダメダメ。
いや良く考えたら朝灯はよく真面目に勤務していて優秀....
ライトはダメダメな優秀、どちらが原因かと思われたらライトの方に集中していた。

原因はライト・インメルマン

ライト・インメルマンの性格が朝灯の機嫌を損ねている原因だと判断した一同はライトを説教しに行く。
すると......

ロバート「吉野は元々男嫌いだったのが原因じゃないか?」
SVFー763イルフェク所属ロバート・キノ中尉

『あ"..............』

偶然通りかかったSVFー763イルフェク所属のロバート・キノ中尉に指摘される。
彼の言う通り朝灯の性格は男嫌いであり、異常なまでに男性に敵視している。
ライトがふざけた性格であるのは確かなのだが、根本的な原因は男嫌いと言う事である。

そもそも朝灯が男嫌いになった原因は不明であるが、この際は置いてライトと朝灯の関係を改善しないといけない。
と良く考えたらなぜライトと朝灯なのかと言うと、朝灯とライトの父親が同僚関係にあったためである。
関係は浅かったが良好の関係であり、ライトは朝灯の母ラウラに抱っこされた事がある。
クリフとその他の幹部でその事を話しているのを聞いたケビンがそれを同僚に広め、放って置けないなと勝手に二人の仲の改善を進めていたのである。

しかし・・・・・・・・・・・・・・・

吉野朝灯「冗談じゃない!!なんで男嫌いのあたしがよりによってあの男と仲良くしなきゃいけないのよ!!」

と朝灯はライトと仲良くする事を頑なに断る。
むしろ更に顔が赤鬼の如く怖くなっていた。

「どうしてもダメなの?」

吉野朝灯「たり前でしょ、あんな男は生理的に好きじゃないわよ。いつもふざけた態度ばっかりしてやっている奴なのに!!ふざけないでほしいわ。」

「でも.......」

吉野朝灯「でもじゃないマジなの!!」

朝灯の迫力のある声に同僚の看護兵達はそれに反応が出来なかった。
顔はふざけているのではなく真面目であったから。
それほどまでにライトの事を凄く嫌っているのである。

一方のライトの方はというと・・・・・・

ライト「吉野と仲良くしろだと?なんで?」

ケビン「とにかくだ、とにかく朝灯ちゃんと仲良くしろよ!」

ライト「したいんだけど、あちらさんは心開かんのよ。無理無理~俺が変人だから、女が近寄らないっての・・・・・」

ケビンはライトに説得しているが当の本人は聞こうともしない。
ライトは既に朝灯と仲良くする事を諦めており、朝灯とは疎遠の関係で行こうと考えていた。
本心ではライトは朝灯に一目惚れしている。
だが、朝灯は自分から仲良くしようとしても矛を向けてくる。
仲良くしようとするのは正直不可能だと悟っていた。

そんな様子を見たケビンは・・・・・・・・・・・・

ケビン「お前・・・・・吉野の方見ていると顔が赤くなっているよな?」

ライト「何!?」

ケビンはライトが本心では朝灯に惚れている事を指摘する。
図星を突かれてしまったのか、ライトは顔を赤くする。
既にライトが本心では朝灯の事を好きな事を知っていた。
そこを攻撃してライトから朝灯との改善へ繋げようと考えたのだ。

ケビン「図星だな・・・・・・・・ライト、お前本当は吉野と仲良くしたいんだろ!!」

ライト「くっなんで分かった・・・・・」

ケビン「お前の行動から分析したまでの事よ、だいたい優秀な軍人かつ変人だが恋に関しては表面に出やすいんだよ。」

ライト「ぐふ・・・・・・」

ケビン「でどうするんだよ?吉野と仲良くするのか?」

更に攻撃を仕掛けるケビン。
やり方的には悪質ではあるが、ライトから朝灯と仲良くなるように進める唯一の手。
十分に使わなかったら宝の持ち腐れである。
そしてこの悪質的な精神攻撃の前に・・・・・・・・・

ライト「分かったよ、朝灯と仲良くするよ。」

とうとう陥落してしまった。
その様子を見ていたケビンは良しとガッツポーズをする。

吉野朝灯「うげライト・インメルマン!!」

ライト「朝灯・・・・・・・」

吉野朝灯「気安く呼び捨てにしてくれないでくれるかな?ダボハゼ男。」

ライト「ダボ・・・・・・・・・」

朝灯が偶然通りかかり、またしても同じパターンと化してしまう。
フンッと朝灯はどっかに行ってしまった。

ケビン「ライト何をしているんだよ、吉野を追わないと・・・・・・・・・・・」

ライト「ダボって・・・・・・・・おいおい・・・・・・・・・」

ライトは完全に沈黙してしまった。
このままライトは沈みこんでしまうのか・・・・・・・・ケビンは変人で有能だが恋は無能のライトに呆れる。
これじゃ一生DTだと・・・・・・・・・・

_________________________________________________________________

                             【惑星ホリップ宙域】


惑星ホリップ軍事境界宙域・新統合軍協定監視艦隊旗艦ウラガ級アリゾナ

「艦長。」

「どうした?」

「監視警備駆逐艦マニティよリ報告.異常な反応を確認しました、不審船らしき物が通過したと言う・・・・・。」

「くっ不審船か・・・・・・・どうせ宇宙海賊だろ、ほっとけ我々の仕事じゃない。警備隊に任せておけ・・・・・・」

「本当によろしいのですね?」

「当たり前だ。」

新統合軍監視警備駆逐艦マニティが謎の不審船らしき物を感じた。
艦隊司令官は大したことがないだろうと治安警備隊に後を任せてしまった。
そして監視艦隊から部隊を出撃される事なく、不審船はそのまま何処かへ行ってしまった。
だが・・・・・これが嵐の予感になろうとは・・・・・・誰も思ってなかった。
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ジーナス一門の日常 ミラージュの誕生日

2017-02-12 16:00:54 | マクロスキャラクターブログ
どうも今週のジーナス一門の編集担当のミラージュ・ファリーナ・ジーナスです。
私は昨日誕生日を迎えましたハヤテやフレイアそして皆には感謝しています。
ツイートでも私の素敵なイラストがあって感謝しきれません。

昨日、お母様とミストラルとシフォンからお祝いの言葉を頂きまし叔母様方や従姉妹.そしておじい様とおばあ様にも・・・・
家族はいいですね。

年を一つ重ねましたけど、誕生日は自分が現時点まで生きてきてそれを支えてくれた皆に感謝する物だと思っています。
人は寿命まで生きるのが大前提ですが、災害や事故や戦争・病気でいつ死ぬか分かりません。
だからこそ私は今まで生きてきた事を皆に感謝したいです。

私もいつか誰かと結婚して子供を得たらもっとそれが感じる事になるでしょうし、大事な物を得た時も・・・・
まぁこんな所ですね、来年また私が同じような事を言っていたら笑ってください。

皆に感謝。



まぁ私には今後も家族一同、お祝いの言葉を・・・・・・・・
恩返しはきちんとしないといけませんよ。


以上、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスがお送りしました。
ご静聴ありがとうございます。


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第5話 著者の余談話 著書【ライト・インメルマン戦記】より

2017-02-11 15:37:55 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
今回はライト・インメルマンの記述を一回休むとしよう。
ここで西暦2043年度の国際情勢を説明しようと思う。

この当時の新統合政府はプロトカルチャー由来の人種国家と友好関係を結んでいた。
はぐれゼントラーディやゼントラーディ軍基幹艦隊の事もあってか現地軍と協定の元駐留軍が配置された。
後に独立戦争を起こす事になるウィンダミア王国のある惑星ウィンダミアⅣにも配置された。

だがこの方針に反発と新統合政府とやり方に気に食わない国家があった。
それは西暦2023年に国交を樹立したエスメルス星系にあるシェナス共和国とシェルバン共和国の惑星国家であった。
両国は国家に例えるならばロシアと中国のような大国であり軍事力も強大であり、まるで宇宙の盟主だと言わんばかりの新統合政府に真向に対立する姿勢を取る事になる。

お互い大国故に睨み合った結果ある戦争が勃発する。

西暦2036年1月4日、シェルバン共和国とウォルガー星系にある新統合政府側の国家フェリバ連邦が領土問題のあった未開拓で豊富な資源のある惑星ホリップの所有権をめぐり軍事衝突。
シェルバン共和国はフェリバ連邦に侵攻する。
新統合政府はフェリバ連邦を助けるべくメガロード09が辿り着いたウォルガー星系(惑星ピースミリオンも所属)の部隊が出兵。
その新統合軍の行動に対しシェルバン共和国は宣戦を布告する。


最初は戦力的にも圧倒的に有利だった新統合軍側が勝つかと思われたが。
シェルバン共和国と同盟を結ぶシェナス共和国が挙兵。
(事実は要請により)
戦況を互角の状況に追い込まれてしまった。

当時の系都司令官は地球本国軍に援軍を要請したが、本国軍側は拒否し。
代わりに他の星系の部隊が派遣され少しずつ押し込めるようになった。
スピカ3事件が勃発した、ゼントラーディ軍基幹艦隊がスピカ3を血祭りにして地球へ接近しつつあった。
上層部はウォルガー星系方面軍に対し停戦命令を出し、2037年休戦協定が結ばれた。

その後、ウォルガー星系の部隊も出兵。
バトル6で編成された艦隊に組み込まれゼントラーディ軍の基幹艦隊の迎撃戦に参戦した。

そして迎撃戦終了後、休戦協定の元。
周辺宙域における両軍の監視艦隊以外の部隊は完全に撤兵した。
このまま平和条約締結と考えていたが・・・・・・・・・・・



惑星ホリップの領有権がらみで平和条約の締結ができなかった。
当然、平和条約を結べなかった影響が大きく様々な余波が生じていた。

その代表例と言えば両軍の戦後も緊張が解けなかった。
いやむしろ悪化しても言ってもいいほどであった。
人々は口を揃えてこれほど酷い情勢は見た事がないと言うほどに。

惑星ホリップ周辺には新統合軍艦隊が展開。
様子からしていつでも惑星ホリップの領有を巡り紛争できる構えであり。
おまけにVFーXも展開部隊に参加しているなど新統合軍の展開が進んでいる。
一方シェルバン共和国側も艦隊を派遣、新統合軍艦隊と対するように配置された。

現在でも艦隊はいつでも主砲を発射できるように待機している。



フェリバ連邦軍は新統合軍の協力の元、惑星ホリップに強行偵察を刊行。
その動きに呼応してシェルバン共和国軍とシェナス共和国軍も強行偵察を行う。
お互いの軍事行動はいつでも戦争ができるような状態でもあり、極めて危険であった。

初ゼントラーディ人の議員フェアリ・ラカジーラの娘でエースパイロットであるシホ・ラカジーラ中尉は当時を振り返って。
銀河で一番危険なエリアと言う程であったと証言している。
後に同様な事になったブリージンガル球状星団に対しても言う。

この状態はライト・インメルマンが惑星ピースミリオンに配属された現在でも続いていた。
一部では小規模ながらの軍事衝突があり、一部が脱走して治安が悪化。
宇宙海賊や傭兵が暗躍する危険地帯と化してしまう。

その状況も知らないで両軍は武器を構え合う。
戦争反対と言う声もあるが、それで戦争を終わらすほど甘くはない。
前の大戦で肉親や恋人そして両親を失ってお互いに向ける程憎悪。
それもあってかどんどん平和条約への道が遠のいていく。



「くそシェルバン共和国のDV-263メッサーめ!」
「新統合政府が銀河の盟主を気取るな!!」

美しい惑星ホリップに似合わない醜い小競り合い。
だがこれでもお互いの国民の利益にかけて戦っているのだ。
正義や外交の上に正義なんて存在ない、それぞれあるのは個人が持つ必要悪。
兵士達は上からの命令とは別にそれを持って戦っているのである。

ライト・インメルマンが派遣された今でもお互いを憎み覇権を望むような状態であった。

話を戻そう。
ライト・インメルマンは惑星ピースミリオンの基地に転属された。
理由は知っての通り左遷である。

今は普通にはぐれゼントラーディに対処しているが・・・・
これから彼はいろんな経験をする。

楽しい事もあれば苦しい事も・・・・・・

そして再び起こるであろう、第2次シェルバン戦役の勃発に関しても・・・・・・・・・

ページは再び彼の痕跡を見る事に戻そうか・・・・・・・・
彼が事実を知ってウィンダミアで死ぬまでの物語を・・・・・・・・
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ウォルガー星系

2017-02-10 22:43:27 | マクロス用語 オリジナル含む
★ウォルガー星系
地球から遠く離れた星系。
主星はボルケーノ。
近隣星系のシェルバン共和国とシェナス共和国の同盟軍と新統合政府.フェリバ連邦.銀河連合側と対立したシェルバン戦役の舞台になった。
戦争の結果、休戦協定が結ばれ睨み合いが続いている。

また戦争の余波として傭兵や宇宙海賊が横行するなど治安が悪化している。
ライト・インメルマンが配属された惑星ピースミリオンもウォルガー星系の一部。


★惑星

新統合領土

・惑星ボルケーノ.系都:ボルケス
ウォルガー星系の主星、メガロード09が辿り着いた惑星。
現在はウォルガー星系の系都になっており、新統合軍の配備数も多い。
防衛艦隊旗艦はアタック・マクロス級戦艦ムサシ。

・惑星ピースミリオン
ボルケーノから出発した調査船団が発見した惑星。
主に軍事基地が置かれ、ボルケーノの防衛陣地的な惑星。
ライト・インメルマンが配属された場所。

・惑星フォッケス。
惑星ピースミリオン同様にボルケーノから出発した調査船団が発見した惑星。
ジャンク屋が多く立ち並び、現地の新統合軍とうまくつきあっている。

・惑星ナービス
ウォルガー星系の中で一番治安の悪い惑星。
過去に管理人がブログ立ち前に発表した短編 ジャンク屋VS砲戦果鳳仙花の舞台。
今後リメイク版で触れる予定。

・惑星クリレン
ウォルガー星系のはぐれゼントラーディ出現地域。
最近ははぐれゼントラーディ兵の投降が多く減少中。

フェリバ連邦領土

・惑星フェリバ
フェリバ連邦が治めている国家で、首都。
フェリバ連邦が治めている惑星はボルケーノから離れており領土問題的な事はなかったと言う。
国家の信念は国民の生活のためだそうです。
国軍の兵器は無償供与されたVF-1とVF-4。

・惑星フェリオン
フェリバ連邦領。
フェリバ連邦の副首都惑星。
もし首都が陥落したらいつでも移転ができるようになっている。

・惑星モルケーノ
フェリバ連邦領。
果樹園や野菜畑があり、農業惑星である。
ここで取れるブドウは絶品であり、朝灯の好きなブドウ牛乳の材料のブドウはここで取れた物。

・惑星エクセリオン
フェリバ連邦領。
この国有数の経済惑星であり国内の株式の取引がされる事があると言う。
フェリバ連邦の精鋭.鋼鉄航空団が配備されている。

・惑星セリオ
フェリバ連邦。
砂漠の惑星であり、惑星全体がオーストラリアのような惑星。
北部地域には緑があり海が綺麗。

・惑星モーレス
フェリバ連邦領。
美しい海があり銀河的にも有名なリゾート惑星である。
近隣の衛星にはフェリバ共和国の無敵宇宙要塞DGFが存在している。

・惑星ヒューリー
フェリバ連邦領。
かつて旧首都惑星であった惑星。
古風なフェリバ連邦の伝統的文化が残っている。
またプロトカルチャー由来の遺跡がある。

・惑星フォッケス
フェリバ連邦領。
軍事基地が多くあり、ウォルガー星系有数の軍都惑星と言われている。
新統合軍の駐留部隊が存在しており、ウラガ級5隻とフリゲート艦34隻が配備されている。

・惑星モルケーノ
フェリバ連邦領。
極寒の惑星であり、雪が降り積もっている。
フォッケス同様軍隊が多い。

・惑星エリオン
フェリバ連邦領。
他の星系との窓口であり、賑わいがある。

・惑星ワイバーン
フェリバ連邦領。
シェルバン戦役の際には新統合軍とフェリバ連邦軍の部隊がこの惑星から出撃して行った。
現在も国境エリアとあってか大量の部隊がいる。

ブルクッリン共和国領土

・惑星ブルクッリン
ブルクッリン共和国の首都。
かつての日本のような雰囲気の街並みが特徴な惑星である。
国軍があり無償供与されたVFー1とデストロイド各種を有する。
シェルバン戦役の際には新統合軍側についた。

・惑星ブリンカー
ブルクッリン共和国領。
観光と軍事の惑星である、自国人型機動兵器ファッケスが配備されている。

領土問題
・惑星ホリップ
豊富な資源を誇る惑星。
惑星の大きさは地球の3倍とも言われており、資源だけではなく豊富な自然もある。
フェリバ連邦とシェルバン共和国との間で領土問題を抱えており。
この事が原因で紛争を引き起こしてしまう事になる。
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第4話 ダブル・スラッシュ

2017-02-09 14:51:18 | マクロス⊿外伝 ライト・インメルマン戦記
ライト・インメルマンが惑星ピースミリオンに赴任した頃。
地球人と同じヒューマノイド異星人国家シェナス共和国とシェルバン共和国と軍事協定を結んだ。
新統合政府に構える動きである。
新統合政府が進めるプロトカルチャー連邦構想に反発してだ。
この2国も新統合政府に代わって銀河の盟主にならんとしていた。

その軍事協定は銀河に一波乱を加えようとはこの時、誰も知らない。

          【2043年 惑星ピースミリオン.第5航空基地】
           キィィィィィィィィィィィン

SVF-678のVF-11が一斉に出撃する。
今回の任務ははぐれゼントラーディ部隊の掃討である。
この惑星ピースミリオンはゼントラーディ軍の敗残兵部隊が流れつく場所であり、よくはぐれゼントラーディ部隊による襲撃が相次いでいた。
新統合軍ピースミリオン防衛軍は各基地の飛行隊に駆除を要請していた。
上層部は地球至上主義者なためか、はぐれゼントラーディ人を人間と扱っていない。
なので掃討ではなく駆除と呼んでいた。

クリフ「そのそろ戦闘空域に突入するガウォークに変形せよ!」            

SVF-678はクリフの指示の元.戦闘空域に入ると速やかにガウォークに変形した。
この先にははぐれゼントラーディ部隊の兵が山の谷間に潜伏しているためファイターでの上空攻撃で十分な成果があげられない。
対処するにはガウォークに変形して、高速ではぐれゼントラーディ部隊を殲滅しないといけないのである。

                 ブィィィィン

ライト「敵機発見(ボギータリホー)、速やかに殲滅するぜ!」

クリフ「おいインメルマン勝手に行動するな!!お前もだ!」

ライトは小隊長に任命されホズミと言う部下を配属されたが、ケビンとホズミを巻き込んで独断専行を繰り返す。
当然クリフは止めようとするが、ライトの勝手行為を止める程の効果がないまま不発する。

          ズドーン ズドーン ズドーン

「隊長、ライト・インメルマンの小隊。戦果を独り占めしています。」

クリフ「ぬぬぬ・・・・」

独断専行するが上手く味方と共闘して任務をこなしていく。
彼らが葬ったゼントラーディ軍兵士の数は総勢13名。
VF-11戦術の理論を越える程の数である。
それだけじゃない捕虜4名も捉えている。
殆どの結果はライト・インメルマンの小隊の物であった。
ライトの活躍の話は基地中に広まった。

「ライト・インメルマンは非常識な奴だと思ったが・・・・・・・」
「案外・・・天才かもな・・・・・指揮センスもいい。」
「地球本国の連中も馬鹿だ・・・・・・こんないいパイロットを手放すなんて。」

最初は嫌な目でライトを見ていた面々だが、活躍や実力を知るといなや尊敬の念を持たれるようになっていた。
しかし、尊敬の念を持たない人物がいた・・・・・・
それは・・・・・・・・・・・・・

吉野朝灯「あたしは絶対にあの男を認めない、あの不埒野郎。」

やっぱり朝灯である。
男嫌いの真面目な若き女性兵士はライトの事を物凄く毛嫌いしていた。
1週間、ライトとケビンの馬鹿コンビが勤務してもうち解けずにいたのである。
母ラウラ譲りの荒さと勝気さそして任務に忠実な性格をそっくりそのまま引き継いだ事とが原因である。

二人の顔を見ると殴りかかりそうな構えを取るが逆にライトから不思議がられるだけであった。

            キィィィィィィィィィィン


VF-19が離陸する、定期パトロールのようである。
誰もが魅了するような美しいボディをさらしながら飛んでいく。

ライト「俺はVF-22が好みなんだけどな。」

のんびり滑走路でVF-19を眺めていたライト、自分の好みはVF-22と言う。
ライトはVF-19派ではなくVF-22派である。
悲劇的な死を遂げたゼネラル・ギャラクシー主任でYF-22のテストパイロット.ガルド・ゴア・ボーマンの話を聞いて感動してVF-22系列のファンになったのである。
すると・・・・・・・・・

                ガシッ

ライトは突然何者かに掴まれた。
目の前にいるのは女のようだが凄い馬鹿力だ。
恐る恐る女の顔を見るが・・・・・・・・・

吉野朝灯「テメェVF-22がいいだと!スタンコナス!!」

掴みかかったのは朝灯である。
朝灯はVF-19派であり、自室にはそのプラモデルを飾るなどのファンっぷりである。
VF-22を好きな人は邪道と見ている。

ライト「またお前かよ、吉野朝灯と言うやつ。」

吉野朝灯「お前はライト・インメルマン!!ここであったら100年目だ!ぶちのめしてやる!!」

ライト「はぁ?なんでよ!?」

ライトは朝灯のぶちのめす発言に頭の中に!?が浮かぶ。
なぜこの女は俺をぶちのめすのか?
俺なんか悪い事でもやったのか?・・・・・??

その疑問に対しライトの頭の中が混乱する一方である。
更に思うのだが、流石ゼントラーディ人の血を引いている凄い力だ・・・・・・・

「おいお前達!!何をしている!?」

吉野朝灯「チッ・・・・・邪魔が入ったな、命拾いしたなライト・インメルマン。」

朝灯は別の兵士にライトを掴みかかっている様子を見られその場を去った。
ライトはけほけほと咳込む。

ライト「・・・・・吉野朝灯・・・・・・・ますます魅力的な女だ。」

ライトはあのけなげな勝ち気な表情を気にいった。
なぜそうなったのかは・・・・・・・一目ぼれをしたと言えば分かるだろう。
掴みあげた奴なのに惚れるライトはなんか異常である。

コメント
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