マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

ジャク・ニンミャル

2018-08-22 21:32:09 | ゼントラーディ系図鑑
【種族】
ゼントラーディ人
【生年】
2011年
【所属】
第89宇宙警備局
【階級】
巡査
【性別】
女性
【解説】
ゼントラーディ系地球人2世の警備保安官。
主に貿易輸送路の警備を行っており、軍よりレンドリースされたVF-4Δを使用している。
父と母の戦時中のエピソードを聞いて、軍に憧れをもっていたが・・・

警備業に興味を持ち、軍の道を進まずに警備保安官に就職した。
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第234話 クラビウス・バイク・デュエル

2018-08-22 00:50:12 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
クラビウス基地に戻ったラウラ達は、次の任務先に向かうまでの間まで休暇を取っていた。
隊員達は街に出て今までの戦いで蓄積された疲れを取り、有意義に過ごしている。

とは言え基地内にはまだ仕事をしている統合軍将兵がおり・・・
艦長のジェイルは休暇を楽しむ乗員に羽目を外さないようにと命令を出した。
ラウラは艦長の命令をしっかり聞いて、大人しく基地の外で出る・・・・

星村絵里「ちょっと来な。」

ラウラ「何よ。」

ラウラは絵里に誘われ、何処かへ向かう。
一体何処かへ行くのかは知らされないまま、二人は何処かへ消えた。

二人は何処へ行ったのか?
それの答えは基地の外から歩いて30分歩いた時に判明する。

二人が基地を離れてから二時間後。

ラウラ「ストライクバイク・・・・最新型じゃない。」

星村絵里「まぁ軍人ならバイクに乗らないとね、料金は私持ちだから気にしないでね。」

ラウラ「奢ってもらえるなんて、どんな風の吹きまわし?」

星村絵里「特にないわ、むしろ・・・軍人なのに訓練以外のバイクの運転経験がないのはね・・・」

ラウラは絵里と一緒にバイク屋にいた。
バイク屋にいるのは、アルタミラに乗せて任務先で走らせるためのバイクを買うためである。

今回、バイクを買うのに絵里が購入資金を出すと言うのでラウラは警戒するが・・・
絵里は何も見返りはいらないとしつこく言うので・・・
20回言った程でようやくラウラは絵里を信用する。

信用したラウラであったが・・・・
実は絵里には別の目的があるとは知らなかった。

それが判明したのは、バイク購入後の話の時・・・・・・

星村絵里「っと・・・ポイントが溜まったし、和也に内緒でバイクもう一台買おう。」

ラウラ「えぇ・・・・ポイントを溜めるたて・・・自分用のバイクを買うため・・・?」

星村絵里「まぁね・・・・その通り・・・ラウラよりいいバイク買えちゃったわ。いろいろとありがとうね~」

ラウラ「この~」

絵里がラウラを利用してバイク購入時に入るポイントを入手し・・・
入手したポイントでいいバイクを購入するため・・・・

ラウラはこの事実を知った時、もっと絵里の事を調べを入れればよかったと後悔する。

とは言え、まだ絵里には目的がある事には気がついてない。
実は・・・・・・・・・・・

星村絵里「後は食事してからバイクで競争しない?」

ラウラ「それって勝負ですよね。」

星村絵里「うん♪クラビウスシティの同胞(ゼントラーディ人)夫婦が経営するパン屋までね。負けた方がパンを100ギャラン分奢る事で!!いい?」

ラウラ「いいわよ、その言葉忘れるなよ!あたしはモータに勝ち、ミリアの次に強い地位を手に入れてやる!」

絵里はラウラとバイクの対決をしたかった。
ポイントでバイクを買ったのもラウラと対決するためである。

惑星エデンのニューエドワーズ基地でのカットラス改の試験で・・・・・
ミリアを一時的に追い詰めて返り討ちにされた事は知っている。
ならばその実力はどうなのか、絵里はラウラに興味があった。

その実力を試させてもらおう
絵里はラウラの顔を見て少し企むかのような笑顔を浮かべた。

                   【桐原茂人自宅】
ラウラの上官桐原茂人の自宅・・・・
スーパー銭湯を経営しながら、予備役左遷生活を送っている拠点である。
茂人が戻れば親子4人で暮らすのが普通の桐原家なのだが・・・・

今回はいつもと違う・・・・・

ミリア「デワントンの料理美味しいわね。」

デワントン「はい・・・・・・って何杯食べるんですか?」

ミリア「後2杯ぐらいね。」

アルタミラに派遣されたミリアが桐原家に居候し、食事を取っていた。
既に桐原家に預けられているコミリアは静かに食事を取り・・・
茂人とデワントンの娘.志保と未代はミリアの食欲に驚きながら見る。

コミリアは静かに食事を取りつつ・・・・

コミリア「ママ・・・次の任務地に行くまでの居候なのに・・・・食べ過ぎないでよ。」

ミリア「デワントンの食事美味しいんだもの・・・少しぐらいなら・・・・」

コミリア「これが何処が少しなのよ、志保ちゃんや未代ちゃんがドン引きしているのよ!!限度って言うのを知りなさい。」

桐原少佐「ははははは。」

どんどんおかわりするミリアの大人げない行動を注意する。

次の任務地に向かうまでの居候なのに・・・・立場をわきまえて欲しい・・・・
コミリアが母親ミリアを注意する理由であり、もう少し自重してもらえないかと思っていた。
とは言え、茂人とデワントンから見たら、どっちが母親で娘なのか分からない。

桐原志保「マリアお姉さん、とんでもないお母さんね。」
桐原茂人とデワントンの娘.桐原志保

コミリア「私を生後間もなく戦場に出した馬鹿親です。」

ミリア「なんですって!?」

桐原未代「夕飯時に来てからあの調子、お母さん本当に元上官なの?」

デワントン「一応そうです。」

ミリア「デワントンまで。」

志保と未代はミリアの食欲とふざけた態度を見て・・・・
長女志保はコミリアに母ミリアについて聞くと、コミリアは馬鹿親と言い。
次女未代は自分の母デワントンに本当に元上官なのかと聞くと、返答は一応との事・・・・

コミリアとデワントンの反応を見たミリアは落ち込んだ。
特にコミリアは馬鹿と言うので母親らしく叱るも、信頼していた副官であるデワントンにあぁ言われるとへこむ。

デワントン「でもね、ミリア1級空士長は私達をいろいろと気にかけてくれる優しい指揮官だったのよ。今でも私はミリア1級空士長の下で働けた事を名誉に思っているわ。」

ミリア「デワントン・・・・流石は私が一番信頼している部下だよ。」

デワントン「でもね・・・・時折諌めないといけない事もあるのよ、凄腕が出たから部隊をいろいろな手続きを得てマクロスを襲撃したり・・・・勝手にマイクローンスパイになり・・・・しばらくしたら結婚して統合軍に入隊して・・・・・」

ミリア「あぁ・・・・・もうご飯のお代わりは今の分でいいわ・・・・・・」

信頼するデワントンは最初は擁護する発言とミリアを若干批難する説明した。
ミリアは散々と言うデワントンの言葉を聞いてショックを受ける。
とは言え、冷静的に考えれば事実であるし・・・・・・・・

元部下とは言え、デワントンは予備役大尉殿・・・・
中尉であるミリアからすれば上官とも言うべきものである。

申し訳なくなったのかミリアはご飯のお代わりを自重した。
ミリアが大人しくなったのを見たのか、コミリアは笑顔を浮かべ・・・
このまま大人しく次の任務地に向かうまで過ごしてくれと思った・・・・・

落ち込んでいたミリアであったが、急に何かを思い出した。

ミリア「そう言えばモーア知っている?」

桐原少佐「星村中尉か?そう言えばバイク屋に行くとか言っていたな。」

ミリア「バイク屋?」

桐原少佐「なんでもラウラとバイク勝負したいから、バイクを買ってあげるとか・・・・ラウラの奴もバイク欲しがっていたからな~」

ミリア「バイク勝負ぅ!?」

絵里の事である。
ミリアやダンシング・スカル隊やシーアンタレス隊が目を離した隙にいなくなっていた。
むしろ、シーアンタレス隊は知っている素振りをして、特に気にしてなかったらしく・・・・

問い詰めて見てもお答えする事ができないと言っていた。

それがまさかバイク勝負するとは・・・・・・・

ミリア「マリア、私でかけてくるわ。」

コミリア「バイクね・・・・はいはい・・・行ってら~」

ミリア「適当な反応ね・・・・」

コミリア「バイク勝負したいんでしょ、外にあるアルゲ二クスに搭載されていた軍用バイクを見れば分かるわ。承認する代わりにお土産買ってきてね。」

ミリア「分かったわよ、後でミラクルとモアのいるアルゲ二クスに郵送するのよ。」

コミリア「はいはい。」

ミリアはラウラと絵里に触発され、二人に対決を挑むべく外へ出てアルゲ二クスにこっそり積んだバイクに乗り込む。
コミリアからお土産を要求されているので、メモを取り出して書いて忘れないようにする。
惑星エデン以来、桐原家に預けていて寂しい思いさせているので・・・出来る限りいい物を買おうと考えていた。

まぁ忘れないようにメモを取った事だから、思いっきり走ってやろうと・・・
そのまま物凄い勢いで出てしまう。

桐原志保「で母親が行ったけどあれでよかったの?」

コミリア「あの性格でもキチンと母親らしい事しているからね、別にいいよ。戦う姿のママは尊敬できるから。」

桐原未代「なるほどね・・・お姉ちゃんはどう思う?」

桐原志保「家ではごろごろしているけど、真面目にやるタイプ?」

コミリア「そんな感じよ、プライベートのママは世間知らずで駄目な母親大嫌いだけど・・・軍人としてのママと戦う姿のママは大好きよ。」

ミリアがバイクで出て行った後、志保と未代はコミリアにあれでよかったのか聞いた。
コミリアは母親らしくしているので、ミリアがバイク競争に参加しようが気にしない。
むしろやってくれと思っていた。

なんたってミリアが戦う時の姿をスポーツや模擬戦などで見てきている。
自身もシュミュレーション模擬システムでミリアと戦っており、何回も勝とうとしたが負けている。

私生活のミリアは尊敬できない酷い人間だと思っているが、戦っている時の姿は幼いコミリアにとってはカッコよく。
いつか自分も父マックスを含む両親以上のパイロットになりたいと思っている。

とは言え、私生活の面は改善して欲しいと思っている。
時折怒る、夫婦喧嘩を自分達の前で見せるとか・・・・・・子供である自分以上にお菓子を買うなど・・・・
あげればいろいろと出てくるのだが・・・・・・・・・・・

コミリア「でも・・・・」

『趣味で左遷される男よりかはマシだよね。』

桐原少佐「ぐっ・・・・」

デワントン「どうしたの茂人!?」

桐原少佐「図星過ぎて心が痛い。」

左遷される何処かさんよりかはマシである。
3人の言葉に、茂人は突き刺さる・・・・・事実、VF-1バルキリーにこだわって予備役編入されたから。
当時、デワントンと夫婦であったがそれに連座し夫茂人と共に左遷され最終的に予備役大尉に編入されている。

デワントンは茂人と共に生きていけるのならばと承認しているが・・・・
父親と両親.弟.二人の妹から軍人家系の恥だと散々批難され、茂人自身はVF-1に拘らなければと後悔している。

左遷されたと言う言葉はかなり茂人にとっては痛く・・・・・・左遷と聞く度に心が痛くなるのである。

                         【ルナハイウェイ34エリア・ライン】
誰もいない高速道路でラウラと絵里は激しく競いあっていた。
ラウラが一歩前に出れば、絵里がスピードをもっとあげ・・・・それにラウラが対抗しもっとスピードをあげる。
その繰り返しを続けているが、どちらが優勢なのかどちらが劣勢なのか分からない。

ゴールと決めている、ゼントラーディの夫婦が経営しているパン屋まで先に到着する事・・・・・

星村絵里「流石ね、キヨラの部隊出身だけある。」

ラウラ「言ってくれる・・・・それにしてもモーアは変わったよ、無邪気なのに・・・今ではそれを感じさせないなんて・・・・・」

星村絵里「無邪気なのは私の弱点だと気がついたからね、無邪気に戦場に出たら撃たれた事に気がつかなくて死ぬ可能性がある・・・・だから私は変わったのよ!!」

ラウラ「無邪気だから死ぬか・・・・・・いい勉強になったわ・・・・でも・・・これとは別で今はこの勝負に集中しないといけいなんだよね。モーアになんか負けるもんですか・・・・」

二人はお互いに競いあいながら喋りあう。
お互い競い合っているとは言え、喋れる程の余裕を持ち合わせている・・・・
勿論、感覚で急カーブの位置に来たら安全運転するなど・・・・

メルトランは耐G体質に加え、急激なスピードによる安全感覚を持ち合わせている。
なので障害物の多いアステロイドベルトでの戦闘で、スピードを出しすぎてぶつかって障害物にぶつかる事はない。

ラウラ「ん?」

星村絵里「余所見して何をしているんだ?ラウラ?」

ラウラ「後ろに誰かいるような・・・・・・」

星村絵里「誰かって・・・・本当だ、あの髪の色からしてメルトランだわ。」

ラウラ「あのバイクに乗っている人・・・・ミリアにそっくりだけど、同型のメルトランなのかな?」

そんな中でラウラが後ろから来る緑色の髪をしたバイクに乗っているバイクの存在に気がつく。
ヘルメットとゴーグルをつけているが・・・見た目はミリアにそっくりであるが、ラウラ達はミリア本人だとは思わず・・・・
ミリアと同じ遺伝子系列の同胞だと思った・・・・

二人はお互いに喋り・・・スピードを出し合うなどの勝負に集中する。

「ちょっとそこのお二人さん。」

ラウラ「なんですか・・・今は急がし・・・・・うげげげ!!」

星村絵里「げっ!!本物のミリアだ!!」

ミリア「何がゲッ!!本物のミリアですって!!私は正真正銘のエースのミリアこと・・・・ミリア・ファリーナ・ジーナスよ!!」

後ろには闘争本能たっぷりな笑顔を浮かべているミリア本人がいた。
二人はあまりにも当然の登場に、動揺する・・・・

まるで妖怪が夜中に出てきたように・・・・

一方のミリアからすれば、何処か適当に走れば二人に追いつけると思いそこら辺を走ろうとしたが・・・・
高速道路を走る二人の姿を見つけ、近くのICから高速に乗り追いかけやっと追いついたので・・・
いち早く発見できてラッキーだと思っていた。

ラウラ「ミリアってバイクに乗れたんだ!!」

ミリア「当然でしょ、私はマックスと休日の時に乗るほどバイク好きなのよ!」

ラウラ「なんだと!?」

ラウラはミリアがバイクに乗れる事に驚く・・・・・
ミリアがジープなどの自動車に乗れても、バイクに乗れる事がないと思っていた。

だが・・・・

現時点でいるミリアはバイクに乗っている・・・・・・・・・
それにバイクは休日の時に乗るほど好きだとは・・・・・
ラウラは上記の事で悩んでしまうが、バイクや自動車の免許を取らされた事を思い出し・・・・

ミリアがバイクに乗れても当然だと言う認識を持つと同時に、もう少し考えればよかったと後悔する。

ミリア「って二人とも何をしているの!!」

星村絵里「いやゴールまでこのままで・・・・・・・」

ラウラ「途中で乱入してきて・・・美味しい所を奪い取るのは勘弁ですから。」

ミリア「こいつら・・・・・・お仕置きしないといけないわね。」

ラウラは絵里と共闘しミリアが容易に前へ出る事を封鎖した。
正直したくない真似だが・・・・・ミリアまで出てきたら話は別である。

途中で乱入してきて勝ちを狙うのはラウラと絵里のそれぞれのゼントランの誇りが許さない。
このまま諦めてもらおうとしたが、この時ミリアはふっと笑う。
ある物を見つけると、ミリアの笑顔はどんどん不気味になる。

ミリア「丁度いい物見っけ!!」

ラウラ「あっPA・・・・くそ・・・・そこで猛スピードをあげ・・・・・」

ミリア「きゃっほー!!」

星村絵里「一気に1位にランクイン・・・・」

PAを利用した戦術・・・・・・
ラウラと絵里が高速本線を封鎖している間に、PAに入り連絡路を通り
そのまま本線に出て二人の前に出てしまう。

これにより・・・・・・

ラウラ「絵里・・・勝つのは・・・」

星村絵里「私だからね!!」

ミリア「お二人さん、そこで喧嘩頑張ってね!!」

ラウラ「待て!!おばさん!!」

ミリア「誰がおばさんですって!!年もそんなに変わんない癖に!!」

三つ巴の戦いになり、三人はゼントラーディの夫婦が経営するパン屋に向かう。

だが・・・・・・・・

この三人の前にあるイレギュラーが参戦するとは思ってもいなかった。
それはジャンクションから何やら白いバイクが1台侵入してくる。

白いバイクの正体は・・・・・

「こちらパトロール09、異常無し。」

『こちら本部、了解しました。引き続き不審車両がいないか警戒せよ!』

「09了解」

警察局月面警察師団.クラビウス署所属の白バイ。
高速道路で猛スピードで走りレースをしている集団がいると通報を受け急行。
09を始め、数多くの白バイがレースをしている集団を見つけようと警戒を始める。

とは言え今の所以上無し・・・・・
ある程度したら勤務は終わりだし、帰ったら酒を飲んで寝たい・・・・

タバコを口に咥えながら09は、上記の願望の事を考える。

その時・・・・

「!?こちら09から本部へ、フォルジャンクション付近にて交通規制法違反の3台のバイクを確認。追跡の許可を・・・・」

『こちら本部から09へ、3台のバイクの追跡を許可する。04と13を派遣するので、共同で対処せよ!』

「09了解」

ラウラ達がレースをしている姿を見た。
速度は明かに交通規制法違反・・・・・・

09は本部に報告し、追跡許可を求め・・・・。
本部は09に追跡許可を出し白バイ04と13と警らパトロールカー3号を派遣し、共同で対処するように命令した。
許可をもらった09はバイクを走らせ、ラウラ達の追跡をする。

星村絵里「うんなんだ?後ろが騒がしいような。」

ラウラ「サイレン・・・・まさか・・・・・って前パトロールカーがいるよ・・・・・」

「そこの3台停車せよ!脇に寄せ停車せよ!!」

ミリア「ぐっ・・・・・停車しましょう、逃げたら余計に悪い状況になるから・・・」

ラウラ「逃げたら・・・・あぁ罪が更に加算されるか・・・・とほほほほ」

09が追跡から数分後、09がサイレンを鳴らし補足。
一般道路から合流した白バイ04と13およびパトロールカーが三人がこれ以上スピードを出せないように道路の中心を走り封鎖。

ラウラ達は自分たちがやっている行為は警察沙汰になっており・・・・
下手に逃げ出そうとすれば、重い罪に陥ってしまう可能性がある事を知る。

そうならないようにミリアの提案で、スピードを落とし。
脇に寄せて警察の指示に従う事をした。

鹿島美緒「えぇとミリア・ファリーナ・ジーナス中尉.星村絵里中尉.ラウラ・ベルタリア准尉・・・・新統合軍の軍人さんね。」
クラビウス署白バイ部隊.コード13.鹿島美緒子巡査

「軍人か・・・・・いいか軍人さんよ、同じ公務員なんだからさ・・・・高速道路で速度違反してレースする行為はニ度としないでくれ・・・もし一般車両がいたら君たちは確実に事故死どころか多数の死傷者が出ていたんです。もう少し自覚してくれ!!」

『はい』

バイクを降りて警官たちに叱られる。
レースをして事故を起こしてしまった時の被害の事や、罰金に関して。

3人は幸いにも免許取り消しや、軍には伝えられずに済むが・・・
次回やったら免許取り消しのみならず、軍不名誉除隊処分にするように要請するなど・・
あのミリアが顔を青ざめるなど、3人は戦場以上の戦慄を覚えてしまう。

以後、3人は高速道路や一般道でレースするような真似はしなくなり・・・
安全運転でバイクを運転するように心がけたと言う。     
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第233話 月面コペルニクス基地のメルトラン 後編

2018-08-19 00:02:54 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラは自分のゼントラーディ軍時代の自己紹介をした。
自己紹介を聞いたニジコはニコっと笑う。

ニコっと笑うニジコにラウラはなんで・・・と疑問に持つ・・・・
一体何故なのか?
どうしてなのか?・・・・・何か悪い事でも言ったのだろうか?

ニジコ「キヨラ隊・・・精鋭果敢な・・・・」

ラウラ「知っているんですか?」

ニジコ「知っているわ、キヨラ・テキーヴァ1級空士長は尊敬するに値する誇り高きゼントラーディ軍軍人である事は有名よ。」

帰ってきた答えは逆であった、キヨラの事を知っており尊敬していたと。
ラウラは元上官キヨラが褒められた事を自分の事のように喜んだ。

違う部隊だから結構低い評価を下すのだろうと思ったけど・・・・・
まさか褒めてくれるとは思いもしなかった。
普通だったら嫌味とか言うのに・・・・特にミリア・・・・・

ラウラ「なんで・・そこまでキヨラ1級空士長を尊敬を?」

ニジコ「以前、私の部下ロザが強行偵察中に監察軍に襲撃された事あるのよ、それで・・・・」

ラウラ「なるほど・・・・・・・・・むっ・・・・・・」

ロザ「・・・・なんだよ、その顔はよ・・・・ただでさえ話入れないのに・・・・そんな顔するなよ・・・・同僚だろ・・・・・」

話を聞いて見れば、自分の部下を助けてくれた事から来ているらしく・・・・・
ラウラ的にも多少なりとも尊敬されても普通かと思う・・・・・

その反面・・・・・ロザから何も聞いてないけど・・・・・・・・
何も重要な出来事を話さなかったロザに向けて微妙な顔をし・・・・・威圧・・・・
ロザは一体どうしたと言わんばかりにラウラの今の表情を見て困惑した。

星村絵里「まぁ二人の会話を聞いているけど・・・・・確かにキヨラ1級空士長は勇猛果敢でラウラみたいに精鋭果敢の連中は多かったのは事実・・・・・痛・・・ミリア・・・」

ミリア「確かにキヨラはいい指揮官だったけど、モーア・・・あなたは私の部下でしょ。」

星村絵里「確かに私はミリアの一応の部下でした・・・・・はい・・・・・」

ミリア「一応って・・・・・・・・・・」

絵里もキヨラの事を高く評価している。
あの当時はかなりラウラを始めとするキヨラを含めキヨラ隊の兵士と喧嘩していたのにも関わらずに・・・・
その発言をするとミリアは多少怒りながら絵里の頬をつねる・・・・・

自分の部下が他の部隊の指揮官を褒めるのはミリア的にも嫉妬心があるので・・・・
そんな元部下にはお仕置きしなくてはいけない。

ラウラ「ミリア・・・・そんなにキヨラ隊長に嫉妬しているんだ!!」

ミリア「当たり前よ、クロレの部隊.同様に私の部隊と戦果争いをした指揮官なのよ、キヨラも部下がモーアみたいな反応すれば怒るわよ。」

ラウラ「ぬぅ・・・・・それもそうかもしれない・・・・」

ミリア「でしょ~」

ニジコ「ミリア・・・・・お前・・・・マイクローンっぽい女に変わったわ。」

ラウラは今のミリアの反応を見て突っ込むが・・・・・・
ミリアは冷静に絵里に対する行為について説明し・・・・・・・
ラウラはミリアから説明された内容を聞いて確かにと思う所があったのか黙ってしまう。

ゼントラーディ軍時代を思い出せば・・・・・・・

メフィリア「今回のミリア・ファリーナの活躍はよかったな。」

アンジェミラ「監察軍2個旅団に大打撃凄いかもな・・・・なっ・・・ラウラ。」

ラウラ「そう・・・・・・・・げっ・・・・・」

メフィリア「なんだラウラ・・・・そんな顔をし・・・・べ・・・・」

アンジェミラ「そうそう・・・・・げぺ・・・・」

キヨラ「・・・・鉄拳制裁完了・・・・・ん・・・・ベルタリア3級空士長・・・お前もか・・・・・・・・?」

ラウラ「私が忠誠を誓うのは・・・・・キヨ・・・・・・痛・・・・・ぁぁぁぁ」

キヨラ「お前らは仲のいい戦友同士なので・・・・連帯責任・・・・だ!!」

と・・・・・・・・確かにと言う事例が出てくる。

とは言え、ミリアより厳しく普通に殴ってきた。
このラウラ達がミリアとかに高い評価をしてキヨラに殴られた事で・・・・
他の舞台の指揮官の評価をしてはいけない決まりが出来てしまい・・・

ラウラ以下各キヨラ隊隊員は他の部隊の指揮官に対し高い評価をしていない。
特に他の指揮官やその配下の評価しようとしても、キヨラ子飼いの2級空士長の監視の目があり・・・・

もしそれが発覚してしまえばただではすまない・・・・・・

ミリア「ラウラ・・・・何怯えているの?」

ラウラ「な・・・・なんでもないわよ・・・・」

ニジコ「キヨラだな・・・・彼女は屈辱を受けるか、部下が傷つくの所などで激怒する性質あったね。」

ラウラ「確かにありました・・・・部下想いのいい指揮官でしたけど・・・・・」

この経験はラウラを含む大戦を生き抜いたキヨラ隊の隊員のトラウマとなっていた。
キヨラは部下には優しいが、その反面厳しさもあり・・・・・
恐怖のあまり泣き出す隊員はかなりいた・・・・

ラウラは部隊配属時はキヨラに散々殴られた事があり、敵前逃亡しようと考えてしまった事があった。

ただ・・・・キヨラのゼントラーディ軍人としての心得。
キヨラの部下に対する思いやる行動などと言った事もあって部下は嫌がらず、命をつくそうと

カゴメ「あの・・・・なんて言っているの?」

ロザ「簡単に言えば、自己紹介とキヨラ・テキーヴァの事ですね。」

カゴメ「そんな事を言っているのか・・・・・」

話に入り込めず、ラウラ達の様子を見るカゴメは一緒に見ているロザに・・・・・
ラウラ達が一体何を話しているのかを聞いた。

実はラウラ達が会話していた時に使っている言語は地球語とされる英語ではなく、ゼントラーディ語である。
ゼントラーディ語と言うのは通訳官程度しか使えず、ゼントラーディ軍との和平交渉用に教育されているが・・・

まったく知らないと言う地球人が多い。

ニジコ「ベルタリア准尉・・・・話戻すけど・・・・キヨラが行方不明になった原因って知っているかしら?」

ラウラ「知りませんよ、キヨラ1級空士長が行方不明になった事を知ったのはつい最近の事ですし。それに私は、メフィリア・アンジェミラなどの一部の隊員と共に宇宙に残留し、そのまま海兵隊に所属していましたし。」

ニジコ「そう・・・・なのね・・・・・」

ラウラ「お役に立てなくて申し訳ございません。」

ニジコは脱線した話を元に戻し、キヨラが行方不明になった原因をラウラに聞いた。

聞いた内容だが、それは最近知った話であり。
ボドルザー基幹艦隊決戦後、爆発の余波を受けてメフィリアやアンジェミラなどの一部の隊員と残留し・・・・
友軍部隊のアドクラス艦隊所属の ケアドウル・マグドミラに救助され、そのまま新統合軍ゼントラーディ海兵隊の所属となった・・・
ラウラからして見れば、こっちが聞きたいぐらいと言う話である。

それにキヨラと最後に会ったのは、ボドルザー基幹艦隊決戦前の出撃時の挨拶の時・・・・
それ以来・・・・・・・・キヨラには会っていない。

ラウラはニジコの役に立てない事に謝る・・・・・・・

ミリア「そう言えば、ラウラの自己紹介の時もそうなんだけど・・・・何故・・・キヨラの事を気になるのかしら?」

ニジコ「気になる?」

ミリア「気になるわね・・・・・・・ロザ救出の件など数件しか絡みがないし・・・・更に言えば10年以上も行方不明のキヨラを今更になって興味を持つのはどうも・・・・・・単純に軽く受け流すだけの話じゃないと思うわ。」

ニジコ「へぇ・・・・・・・・・よく気がついて・・・・」

ミリア「多少はね・・・・・私も正直、軽く受け流そうとしたけど・・・・・・」

ミリアは異様にキヨラに拘るニジコを追求した。
10年間も行方不明になっているラウラの上官で・・・・・・・
ラプラミズ艦隊ではミリア・デパラと並ぶ三空指揮官と呼ばれる名指揮官の一人であるキヨラを何故今更知りたがるのか?

追求されたニジコはくすっと笑って、ミリアの顔を見る・・・・・

ラウラ「ニジコ1級空士長・・・・・キヨラ1級空士長について何か知っているのですか?」

ニジコ「実はね・・・・・・・・・・・耳貸して・・・・」

ラウラ「ん?」

ラウラも異様にキヨラの事を気にするニジコに対し何か知っているのかを聞いた。
ニジコはラウラからの質問に嫌がるそぶりを見せずにラウラの耳元にある事を呟いた。

ミリアとモーア・・・そして話に入れないカゴメとロザもその様子を見守る・・・・・・・

ラウラ「街で見た?」

ニジコ「うん・・・実はね・・・・・・・・・・」

ラウラ「何処の街ですか?」

ニジコ「月面アポロの街かな。」

小さな声でニジコはラウラにキヨラに関する重大な情報を言った。
キヨラを月面アポロの街で見たと言う事を・・・・・

10年間行方不明になったキヨラが月面アポロ基地の市街地にいる。
ラウラは歓喜に満ちた表情を浮かべる・・・・
生きていた・・・・生きていた・・・・・あの激しい大戦を生き抜いていた・・・・・・

ラウラ「アポロの何処にいましたか?」

ニジコ「そこまで覚えてないよ、それに今もアポロにいるか分からないし。」

ラウラ「覚えているだけでもなんとか・・・・・」

ニジコ「ちょっと、困るよ准尉。」

ラウラは必死にキヨラの居場所をニジコに聞く。

キヨラの居場所を聞かれたニジコは困惑する。
正直、何処で見かけたのかまで覚えていない・・・・・
覚えているだけでもと言われても・・・正確な情報ではない事を教えたくない・・・

星村絵里「アポロなら私の家族の庭みたいな所だから、うちの部隊の子を動員して探してあげるよ。」

ラウラ「本当!!・・・・・って何か見返りとかあるんでしょ?」

星村絵里「ないない・・・・私もキヨラの顔が見たくなったのよ。それだけ。」

ラウラ「会って何をするんだか・・・・・」

困っているニジコの事とラウラの元上官探しの事を考えた絵里は・・・・
自分の部下を使って探してやると言う。
ラウラは絵里の言葉に喜ぶが、見返りとかを要求すると身を構え・・・
絵里は見返りがないと言う・・・・・

ミリア「ラウラ、素直に喜びなさい・・・・・せっかく私の馬鹿部下であるモーアから探してもらえるのよ。」

ラウラ「・・・そうですね。」

星村絵里「そうそう・・・・・・・・って私を馬鹿部下って・・・・・」

ミリアも絵里からの申し出を受けるようにとラウラに言う。
少し戸惑いつつも、ラウラは絵里の申し出を受け入れる事にした。

やはり、キヨラに会いたい・・・・・
何か手掛かりがあれば・・・・それだけでも満足・・・・
ラウラは手を胸にやり目を閉じる。

ミリア「ニジコ、仕事は?」

ニジコ「あっ・・・そうだった・・・・ではここで失礼します。ラウラ・・・・キヨラ見つかるといいわね。」

ラウラ「はい・・・・」

ミリア「キヨラね・・・・・・・・・って・・・私達も仕事があるんだった・・・行けない行けない・・ふん・・・」

ラウラ「ちょっと・・・なんで片手で掴みながら・・・・このぉ馬鹿ミリア!!」

星村絵里「なんで・・・・私まで・・・・」

ニジコは仕事の関係で離れる・・・・・・
ついつい話をしているうちに、ニジコはこれから仕事があるのを忘れていたようだ。
とは言え、仕事の存在を忘れていたのはラウラ達も同じであり・・・

それに気がついたミリアがラウラと絵里を制服を掴み引きずりながら仕事先に向かう。
その光景をニジコは見ていたが・・・・

あまりの雑さにラウラと絵里に同情した・・・・

自分もあぁなりたくないと・・・・

ムジカ「小隊長、内田副隊長が呼んでいます。」

ニジコ「内田大尉が・・・・?分かったわ。」

アミリア「って・・・少しお顔が・・・・」

ニジコ「な・・・なんでもありません・・・」

あぁならないように真面目に仕事をしておこう・・・・と決心し・・・・・
ニジコはムジカとアミリアを引き連れて、副隊長の所へ向かう。

             【コペルニクス基地作戦室】
ラウラ達はコペルニクス基地の作戦室に入った。
既にアンサーズなどの隊員やダンシング・スカル・シーアンタレス隊の幹部が揃っており・・
マックスと和也が目を瞑り腕を組みながら指揮官席に座っている。

大樹の隣に座ったラウラはきょとんとしながら前を見る。
周りは皆重苦しい雰囲気であり、ラウラも何か何だか分からない・・・・

ミリアと絵里と共に遅刻したけど、何にも咎めがなかった。

ラウラ「何があったの・・・・」

吉野大樹「実は・・・・・・・」

ラウラ「何・・・・・・」

状況の分からないラウラは大樹に何が起きているのかを確認する。
大樹は遅刻して怒るわけではなく、普通にラウラの質問を答えてくれる。

一体何が起きているのか・・・・・・
しばらく話しているうちに、ラウラの顔色が悪くなる・・・・・

ラウラ「任務先でテロ活動・・・・・」

吉野大樹「動揺しているのか?」

ラウラ「いえ・・・・・・・」

吉野大樹「そうか・・・・まぁいい・・・今回の俺達の敵は見えざる敵だ・・・可変戦闘機で戦う任務よりかは難しいぞ。」

テロ活動・・・・
ラウラ達が行く予定の惑星で与野党の政治家と支持者をターゲットに狙った少数による襲撃する事件が起きた。

死者34名負傷者134名の被害が出ており・・・・
自治政府は与野党の候補者や支持者を守るため、武装警察部隊と警務隊が出撃するなどの対策をしているが・・・・・・・

この警護により機動兵器によるテロ活動が行われる可能性が高い・・・・・

桐原少佐「ジーナス大尉、星村大尉の意見が聞きたい。」

マックス「まず私から・・・・ダンシング・スカルから隊員数名を派遣し、現地の特殊事項に対応するべきだと思います。」

星村和也「同じくシーアンタレス隊もジーナス大尉と同じで、隊員数名と機体をアルタミラに預けたいと思います。」

桐原少佐「上からの要請は・・・・」

マックス「私からクリダニク宇宙軍総司令官に許可をもらいます。」

特殊部隊のマックスと和也は一応通常部隊であるアンサーズだけ任すのは危険と判断。
多忙の中で隊員を派遣し危険性の軽減させる・・・・・

軽減させると言っても危険性を完全に排除する事は不可能・・・・
一般部隊が触れないような情報を知っている・・・・
自分たちが派遣する隊員が行かなかった場合の最悪な事態の事も・・・・

ミリア「派遣部隊の指揮官は私、ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉が行います。」

星村絵里「シーアンタレス隊は私、星村絵里中尉が担当します。」

ラウラ「げっ・・・・・・」

派遣される隊員はダンシング・スカルからミリア、シーアンタレスから絵里が志願した。
マックスと和也は二人の志願に納得する素振りを見せるが・・・・
ラウラは思わず小声でげっと言う声を出してしまう。

派遣されるとなれば・・・・・・・・

ラウラ「はぁ・・・・・」

神楽少尉「凄い溜息ですね。」

ラウラ「神楽君・・・・・これからの生活がハードだよ・・・・」

神楽少尉「そんな事言わずに・・・・・・」

ラウラ「ミリアとモーアだよ、ミリア隊の実力者1位と2位・・・胃が痛すぎる。」

一時的とは言え共に過ごす事になる。
艦内と言う屋根の下で共に食事をし、シャワーを浴び・・・寝る・・・
部屋は違うだろうけど・・・・・

ラウラ「待てよ・・・・・うっ・・・・・こんな事もありえるのか・・・」

となると・・・・・・仕事の合間にある休暇も・・・・・・
ゆっくり、休もうとしても・・・

ミリアと絵里が・・・・・・・・絡んでくる。
休み所ではない・・・・・・・仕事の延長線・・・・
せっかく、機種転換センターで取った車の免許とバイクの免許を為そうと思ったのに・・

ラウラが憂鬱のまま説明は続き・・・・

桐原少佐「説明についてこれで終わりだ・・・・後は・・・・アルタミラの補充兵として、ブレッサ・クロード少尉が配属させる事と出港は4時間後とする・・・・以上・・解散。」

出港する予定・・・・補充兵の情報・・・・・
それを伝え終えると、解散・・・・一同はそれぞれ場所へ向かう。

ラウラは大樹とロザ.神楽少尉と共に作戦室に出る・・・・・

ラウラ「はぁ・・・・」

吉野大樹「何落ち込んでいるのか?テロ任務に関する事か?」

ラウラ「いいやミリアとモーアだよ、ミリア隊は好きじゃないんだよ。昔から・・・・12.5ターム生きているけど・・・・・」

吉野大樹「ジーナス中尉と星村中尉か・・・・・・ジーナス中尉は司令部からいい目で見ているし星村中尉は前宇宙軍総司令星村提督の嫡男いやシーアンタレス隊の星村大尉の嫁さん・・・いい関係持った方がいいと思うけどなぁ。」

ラウラ「いい関係ね・・・・・どう作ればいいのか分からん。」

ミリアと絵里との共同生活・・・・
想像絶する程の苦難な生活を強いられる予感がする。

元々キヨラ隊とミリア隊は犬猿の仲の関係・・・・
一緒にいるだけでも重苦しい・・・・・・・
いつでも決着をつけるチャンスがあるのだが・・・・

気分的にもそう慣れない・・・・・
ラウラは溜息を吐きこれからの生活を悲観した。
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8月15日の終戦③

2018-08-16 23:58:40 | 日記




ゼロ戦を取り終えたらすぐさま、食事2回目。
おやつです。

ソフトクリームとフライドポテト、横須賀ドックをペロリとする。
凄く美味しかったです。

ソフトクリームは凄くとろける感じで美味でした。








遊就館を出たら銅像を見物しました。
パール博士や軍用犬・軍馬の慰霊の像などがいろいろな像が靖国にあり。
パール博士の石碑には松原仁議員の花束がありました。




靖国神社を後にする途中に日章旗と旭日旗を見物。
靖国神社に来たからには絶対に見なくてはいけない物です。

普通に飾られていました。





靖国から三越前まで向かっていると
極左団体反天連と極右団体.在特会や日本第一党の争いが・・・・


自分がこれを見て思ったのは日本が平和国家と言っているが・・・・
平和と言う美談を利用しているだけの偽りの平和国家だと・・・

本当に平和国家らしからぬ行為です。



では73回目の終戦の日.靖国神社特集を終えます。
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8月15日の終戦②

2018-08-16 23:42:07 | 日記






次に解説するのは海軍攻撃機彗星です。
特徴的なフォルムが特徴で、先ほどの零式艦上戦闘機の緑より明る目な感じです。

この彗星も戦争末期には神風特別攻撃隊の使用機の一つとして使われ。

太平洋に散りました。





靖国神社の撮影可能施設は先ほどの桜花と彗星と同じように大戦で活躍した兵器が展示されています。
例えば戦艦の副砲だったり、ロケット砲などあります。

兵器以外にも戦地で戦死した兵士達の崩れた遺品なども展示しています。




戦車を見ましたが、裏側見ると戦争の痛々しい光景を見る事ができます。
見た目は綺麗な戦車なんですが・・・・・






海上特別攻撃艇海洋と人間魚雷回天です。
どちらも海軍により使われた特別攻撃兵器です。



これは特殊潜航艇海龍です。
特攻兵器とは違い、小型潜水艦です。

魚雷が発射できるような仕組みになっていますから。










各種海軍艦艇です。
大きい模型は空母や戦艦です。

小型艦艇は駆逐艦や海防艦です。

イ号潜水艦もあります。




戦艦武蔵の実物大の主砲弾とロケット砲です。
ロケット砲は硫黄島の戦いで投入されました。







先ほど見せました桜花の神雷部隊の模型です。
一式陸攻の下についています。












2Pでは再び艦上戦闘機です。
機銃も追加しました。
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8月15日の終戦

2018-08-16 21:58:40 | 日記



先日、73回目の終戦記念日を迎えました。
両軍の英霊と数多くの国民が亡くなった第2次世界大戦から73年経ったと言う事です。

どんどん戦争経験者が亡くなり。
後10年経てば戦地で活躍していた兵士達も殆どいなくなってしまいます。

長田は今年も靖国神社へ参りました。



靖国神社につくと陸軍の父長州藩士大村益次郎がお出迎え。
いつもより早く来たせいか、かなり人がいませんでした。

何故早くきたのかと言うとそれは御昼を取るためです。





天気は毎年ながらいい青空でした。
凄くとてもいい天気。

終戦の日に限ってかなり天気がいいんですね。

まるで戦争で亡くなった方々が見守ってくれているかのようです。












遊就館に入ると零式艦上戦闘機五ニ型がお出迎え。
毎回お世話になっている、我が国が誇る最高傑作です。

序盤ではかなり活躍していましたが。
次第にどんどん米軍の物量、高性能機に押されていきましたが・・・・

後継機開発に順調な陸軍に遅れ、海軍は後継機烈風を投入できず・・・
ただ改良型を投入するだけしかできなかったのです。

これが零式戦・・・通称ゼロ戦なのです。





ゼロ戦を見た後は食事を取りました。

フライドポテト
たこ焼き
海軍カレー
あんみつ
グレープフルーツジュース。

結構気になっていたお店なので今年やっと入りました。
味はまろやかでかなり美味しかったです。





売っているのは食べ物だけではなく、戦闘機の模型が飾られています。
空母もあります、かなりいい出来であったので写真撮影しました。







次に見た物は沖縄戦で活躍した野砲です。
沖縄戦で活躍していた物で・・・

厳しい戦地から無事に帰ってきました。





戦時中友好国であったタイで活躍した機関車です。
タイで活躍する前はきちんと日本本土で活躍しており。

開戦するとタイへと輸出され、戦後暫く経ってから帰国しました。




しばらく館内を進んでいきますが、当分の間は撮影禁止。
撮影可能なエリアでいろいろと撮影しました。

まず一つは神雷特別攻撃部隊で一式陸攻により搭載され攻撃した。
ロケット特別攻撃機桜花です。

3飛行隊が編成され、実戦に投入されたのは僅か1飛行隊だけです。
連合国から馬鹿爆弾と言われていました。

ここで一旦切ります。
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サバラ・ヒューリミン

2018-08-15 22:49:46 | ゼントラーディ系図鑑
【性別】
女性
【種族】
ゼントラーディ人
【生年】
1994年
【所属】
新統合宇宙軍警務官
【階級】
少尉
【解説】
月面アポロ基地に所属するメルトランの警務官。
地球人と髪の色が変わらないせいか、耳を隠していると区別がつかない。
生真面目な性格で、人気がある。
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レオナ・シュバイカー

2018-08-15 22:30:16 | 地球人系図鑑
【性別】
女性
【種族】
地球人
【所属】
統合警察局
【階級】
巡査
【生年】
2002年
【解説】
月面クラビウス基地の市街地にあるクラビウス第1地区署に勤務する女性警察官
真面目な性格であり、バイクに乗るラウラをパトカーで追いかけた程。
それが元である騒動を引き起こす。
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リョウナ・ファリッカ

2018-08-15 21:44:57 | ゼントラーディ系図鑑
【種族】
ゼントラーディ人
【性別】
女性
【生年】
1998年
【所属】
新統合宇宙軍
【解説】
長距離移民船団メガロード03に所属する女性軍人。
可変戦闘機VF-3000クルセイダーを愛機とする。
ゼントラーディ人であるが、比較的に穏やかな性格をしている。
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風間つばさ

2018-08-15 20:41:26 | 地球人系図鑑
【性別】
女性
【所属】
SDA情報局
【生年】
1999年
【種族】
地球人
【解説】
月面アポロを本拠とするSDA情報局のジャーナリスト。
アンサーズの独立遊撃隊活躍を取材しようとアルタミラに乗り込む。
取材しているうちにどんどん戦争の現実を知る事になる。

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ラクトア・ユリユーラ

2018-08-14 22:06:00 | ゼントラーディ系図鑑
【性別】
女性
【種族】
ゼントラーディ人
【所属】
新統合宇宙軍
【階級】
少尉
【生年】
1996年
【解説】
新統合宇宙軍アルタミラに配属予定候補のパイロット。
かつてはゼントラーディ軍ラプラミズ艦隊に所属する2級空士長であった。
実は・・・・・・・キヨラ隊のキヨラの副官の一人である。
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第232話 月面コぺルニクス基地のメルトラン 前編

2018-08-14 00:35:34 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
フォークランドエリアから出発し、パナマ基地に到着したラウラ達。
マスドライバー施設を利用して母艦のあるARMD級アルタミラへと帰還を果たした。

ラウラ達の収容を終えるとアルタミラは護衛艦隊と共に月面への帰路へ就いた。

月面にある新統合宇宙軍司令部並びに直属の司令部であるクラビウス司令部から・・・
月面クラビウス基地に到着後は数日間の休暇の後、惑星マリトラーンへ出発する・・
任務内容は既に決まっており、自由共和党のある候補を守れとの事・・・・

ただ任務内容については・・・・・・

ラウラ「惑星マリトラーンでの選挙の護衛って私達何やるの?」

吉野大樹「ラウラ・・・・・俺が知るか・・・・・」

ラウラ「知るかって、大樹・・・あんたうちの部隊の副隊長でしょ!!」

吉野大樹「ばーたろ~いくら副隊長でも要人警護なんざ知るか、火星にいた時もやったことないし・・・・・・・士官学校にいた時もならった事はねぇよ!!」

ラウラ「なぁ・・・・もういいわ、これに関してはついてからでいいから・・・ふん」

吉野大樹「おい・・・・ったく」

前々分かっていない状態であった。

要人護衛警護なんて一切やった事がない・・・・
それにアグレッサー部隊であるアンサーズが何で何でも屋みたいな事を・・・・・
ラウラはそれに関して不満に思っており、腹を立てる事が多かった。

とは言えキチンと可変戦闘機パイロットとしての仕事はしているので不満は解消されるけど

ラウラ「上も上だよね・・・・・要人警護とか・・・その担当がいるでしょうに。」

要人警護とか確実に可変戦闘機パイロットの仕事をするとは・・・・
どんだけ上は自分たちを何でも屋と馬鹿にして・・・・・・
一体どんな扱いするのやら・・・・・

と言うかアグレッサー部隊としての役目がどんどん薄れているような・・・・
そんな事実に・・・ラウラは落ち込んでしまいトボトボと歩く。

ロザ「よっラウラ!!」

ラウラ「ロザ・・・ゼノビアまで・・・」

ゼノビア「准尉、こんにちは。」

ラウラ「こんにちは」

トボトボ歩いていたラウラの後ろロザとゼノビアがいた。
二人はラウラに挨拶し、それ以降は一緒に歩く・・・

歩いて見ると二人はヘッドフォンをつけている・・・
何か聴いているんだろう、何を聞いてんだか・・・・・・
ラウラは二人の様子をずっと見る・・・・・

ロザ「ラウラも気になるか・・・・・」

ラウラ「気になるわ、珍しくヘッドフォンつけて・・・何を聴いているの?」

ロザ「私はミンメイの歌が好きだから聴いているけど。」

ラウラ「ミンメイ・・・・・5ターム(10年)の歌姫ね・・・・ゼノビアは?」

ゼノビア「私はミツル・ファレットかライル・ウェバーのタッグした歌の月面の海の荒鷲よ、ラウラとは知り合いよね。」

ラウラ「知っているよ、あの忌々しいミリアの部隊の補充兵として入った私の誇り高きゼントラーディ軍キヨラ隊の戦友だよ。」

二人は音楽を聴いていた。
ロザはミンメイ、ゼノビアは元戦友のミツルとペアを組んだ誰か・・・・・

ラウラはミンメイやミツルは知っているが・・・
彼女らが歌う歌は知らない・・・・
知らない理由は興味がないだけ・・・・・

歌は全然聴かないわけではないが、歌よりも戦争の歴史が好きなので・・・
歌に興味を持つと言う感情が持てない・・・・
音楽に興味を持つとなれば、ロザから教えてもらった戦争のゲームの音楽と軍音楽程度。

二人と合わせているけど・・・・ラウラ的には二人が聴いている歌の世界には入りこめない。

ラウラ「ん・・・・・げっ・・・・・」

ロザ「なんだ・・・拍子抜けした顔をして・・・げ・・・・」

ゼノビア「どうしたんですか?・・・・・あぁ・・・・なるほどね・・・・」

モニターに二隻のアルゲニクス級がアルタミラの前に割りこむように入ってきて。
護衛艦隊の中に合流し艦隊を編成した。
三人ともモニターを眺めるが、ラウラとロザは二隻のアルゲニクス級を見て。

『ミリアとモーアだな』

と叫んだ。
なんでこんな所に二人の所属する艦が、それに艦隊を編成して何処へ向かうのか?
ラウラとロザは頭を抱えて悩んだ。

特にラウラなんかはめんどくさい人が来たと、落胆していた。

一方、その頃。

            【月面コぺルニクス基地から数百km地点】
3機のVF-5000スターミラージュがファイター形態で飛行している。
見るからに訓練で使用する装備ではなく、対艦ミサイルを搭載した完全武装で・・・

3機のスターミラージュの他に、戦車らしき物が追いかけるように走行している。
指揮官機と思われる1機が、後方にいる戦車らしき物を見てクスッと笑い。
並行して飛行する2機のコックピットに何か合図を送る・・・・・

合図を送ると指揮官を始め全機、低空に降下・・・
後方にいる戦車が走行する高度で移動を再開する。

ムジカ「隊長やるんですか?中隊長の許可なしに?月面砲撃第17小隊を勝手に動員して・・・・」
新統合宇宙軍第34警備飛行中隊所属ムジカ・ファミル.少尉

ニジコ「許可なし?のんのん、中隊長には許可はもらったわ・・・・」
新統合宇宙軍第34警備飛行中隊所属.ニジコ・シュバイン.中尉

アミリア「許可ですか・・・」
新統合宇宙軍第34警備飛行中隊所属.アミリア・ファルカッタ.少尉

ニジコ「それに極秘の指令で・・・・ダンシング・スカルとシーアンタレス・・・そして欠員が出たためうちらの基地に補充人員を受け取るアルタミラの航路を防衛せよとね。うちらの庭でうろちょろしている元同胞の海賊共は航路にいる障害物だからね・・・」

アミリア「なるほど・・・・・」

ニジコ「まぁうちらの任務はただの強襲・・・・・今頃本隊は別のルートで移動中ってね♪」

小隊を率いて、戦車部隊まで動かしていたのはニジコと呼ばれるメルトランであった。
ゼントラーディ軍時代から生死を共にした副官を小隊員とし、ニジコが所属する中隊の中では一番連携が取れている小隊とされる。
今回、出撃したのはアルゲ二クス級2隻とラウラ達の乗るアルタミラの航路にスヴァール・サラン級がいるのが原因・・・

月面方面軍の防空圏内を密かに突破し、基地を遅い物資の奪取か・・・・
アポロ基地もしくはクラビウス基地を襲撃するなどの可能性があるか・・・・・

更に言えば・・・・・・・・・このまま行けば、確実にラウラ達と戦闘状態になってしまう可能性が高い・・・・・・
それを危惧したコペルニクス基地司令部は中隊長経由でニジコ率いる小隊を出撃させ、その配下にVAT-1エイブラムスⅡの2個小隊をつけた。
背後に走行している戦車こそ、VAT-1である。

アミリア「エネミータリホー、ターゲットを確認・・・・周辺にはゲルベル・ラッフとヌージャデル・ガー。更にリガードを確認。」

ニジコ「いつものと・・・・・ゲルベル・ラッフ・・・・あいつは近距離と格闘戦だと厄介なんだよね・・・・早目に片付ける・・・・対艦ミサイルだけではなく対空ミサイル全弾発射スタンバイ・・・・いい?」

ムジカ「ミーツェ2了解。」

アミリア「ミーツェ3了解。」

ニジコ「ヴァリタン(ヴァリアブル・タンクの略)は目標位置に到達したらバトロイドに変形し、砲撃支援を行ってくれる?」

「ブラッドリーダー了解、所定位置で支援を行う。」

ニジコら3機のスターミラージュの編隊はミサイル全弾発射準備を行う。

そして・・・・・・・・

後方にいるVAT部隊はある程度の位置に到達すると変形し、ゴーグルアイが特徴な頭部のあるバトロイドに変形。
砲撃支援体勢を取りながら待機した。

VATパイロット達は砲撃予測地点と、ニジコ達が総攻撃する時間の計算を行う。
計算の違いで誤ってニジコ達を誤射で死なせてしまう事を防ぐためだ・・・・

ニジコ「二人とも用意はいい?」

ムジカ「大丈夫です。」

アミリア「いつでも攻撃命令があればいつでも攻撃は可能です。」

ニジコ「よし全弾ミサイル発射・・・・・・・・タイミングの間違いは許さないわよ!」

『サ・エスケスタ』

ニジコの方も準備が完了しており、ミサイル全弾撃ち込むトリガーを引いた。
ミサイルは勢いよく進んでいき、ゼントラーディ軍のスヴァール・サラン級に向かっていく。

ゼントラーディ軍艦載機部隊はミサイル接近に気がついておらず、ただ周囲を警戒しているだけでしかない。
哨戒機は展開しているが、敵発見には至っていないし・・・・
ミサイル発見できていない・・・・・・・

「なんだ?」

一人のゼントラーディ兵が何かに気がつく。

一体何が起きたんだとボヤけながら、異常が起きた箇所の方向を向く。
一見異常のないような感じをするが、何か違和感を感じる。
何か異様でとても危険な・・・・・・・・・・・

「ぐぁぁぁぁぁぁぁ」

最後まで違和感の原因が分からないまま、大量のミサイルに巻き込まれ・・・・
対艦ミサイルにぶつかり、そのままスヴァール・サラン級の方まで押され爆発に巻き込まれる。

各ミサイル全弾スヴァール・サラン級に命中・・・・・大破着底し、行動不能に陥ってしまう。

そればかりだけではなく、周囲にいた艦載機部隊の2割近くの損害を出し。
生き残った機体の何割かは軽度から重度の損傷を負っている。
奇襲は成功し、ニジコ達は再攻撃を行うため戦線から離脱する。

「追え!!追え!!マイクローンの機体を逃がすな!!」

自分の艦を行動不能にされたスヴァール・サラン級の艦長は艦載機部隊に追撃命令を出す。
命令を聞いた損傷の少ない艦載機部隊はニジコ達が逃走した先に向けて移動する。
ゲルベル・ラッフ、ヌージャデル・ガー、リガードで構成された34機の大部隊・・・

ニジコ達はそんな危険な集団に追い掛け回されているが・・・・

ニジコ「時間よ、砲撃支援を頼むわ。」

「ブラッドリーダー了解、これより支援砲撃を行う。」

支援砲撃要請という切り札が残っていた。

DAT部隊は戦車キャノン方を構え一斉に砲撃を開始、スヴァール・サラン級に再度の打撃を与える。
発射口から出てこようとしていたリガード部隊は壊滅、爆発の影響により艦内の一部で火災が発生した。

そればかりか、砲弾の一部が艦橋に命中・・・・艦長や記録参謀は戦死・・・・
スヴァール・サラン級艦内や周辺は地獄絵図と化した。

ムジカ「DAT部隊より報告、作戦は成功。引き続き残存部隊に攻撃を続行との事。」

ニジコ「そう・・・・後は私たちにしつこい野郎共を潰すか・・・反転。」

ニジコはDAT部隊の作戦成功に伴い逃走から、反撃に転じる。
バトロイド形態に変形し猛スピードで34機のゼントラーディ軍の艦載機群に突っ込んだ。

「ぬわぁぁぁぁぁぁ」

ニジコ「ふっ」

ニジコは1機のヌージャデル・ガーを反撃させる隙を与えないまま頭を抑えつけガンポッドを一発撃った。
そして・・・・・・・動かなくなったヌージャル・ガーを掴み、リガードの集団に投げつける。

ヌージャデル・ガーの屍にぶつかり、リガードの集団はバランスを崩すと・・・その隙を突きガンポッドを掃射し撃破した。
それだけではなく、強力な剣とライフルが一緒になった両腕を持つバトルスーツ.ゲルベル・ラッフに対しては蹴りを入れ体制を崩し・・・・
蹴り入れた直後にガンポッドを構え、右腕をすばやく破壊してバックし後退する。

「ぐげぇぎゃぁぁごぁぁぁぁ、俺の手が・・・・・・・・・この野郎!!」

ゲルベル・ラッフは右腕を撃破された事で混乱を起し、その過程でニジコに対し激しい憎悪が生まれた。

激しい憎悪は残された左腕の剣でニジコの乗るスターミラージュが真っ二つになりそうな位置で斬り付ける。
ガンポッドを構え、銃弾を発砲するがゲルベル・ラッフは以外にも装甲が厚く撃墜するのに至らない・・・・・
一旦体勢を立て直して再び離れた距離から銃撃しようとするが・・・・・・

ニジコ「ほへ~」

アミリア「小隊長、お節介だと思いますが援護します。」

ニジコ「ううん・・・お節介じゃないさいいアシスタントだよ。ところで・・・・ムジカは?」

アミリア「はい・・・・・・・・・・ムジカも無事です、一人で奮戦していますけど。」

アミリアが救援に駆けつけゲルベル・ラッフの頭部を撃ち続け撃墜した。
ニジコ的には今のアミリアの援護攻撃はいいセンスであり、優秀な部下を持って幸せだと思う・・・・・・・・
喜んでいる暇もなく、この場にいないムジカの様子を聞くと無事らしい・・・・

ムジカも無事であれば全員、帰還するのも間違いないなと思った。
むしろ・・・・・・・・そろそろ本隊が戦場に到達するはず・・・・・
ニジコはヌージャデル・ガーを蹴りを入れ頭部にガンポッドを撃ち込みながらそう思った。

1分半後・・・・・・・・

ムジカ「隊長・・・・・・本隊より連絡、クラビウス基地所属のパトロール艦隊航空隊と共に戦場に到着するとの事です・・・・」

ニジコ「あらぁ噂をすれば・・・・・」

ニジコが所属する中隊の本隊と偶然通りかかったクラビウス基地所属のパトロール艦隊航空隊がやってきた。
主力機はVF-5000BスターミラージュとVF-4Gライトニングであり、ガウォーク形態に変形しスヴァール・サラン級に取り付いた。
スヴァール・サラン級に取り付くとバトロイドに変形し、生き残ったゼントラーディ軍部隊に降伏勧告を出す・・・

もうお前らには勝ち目がないと・・・・・・・・・・

降伏勧告に対し抵抗した一部を除いたゼントラーディ軍将兵は降伏勧告に従い、投降し戦闘が終わる・・・・・
後はパトロール艦隊が後始末するので、ニジコ達はそのまま帰っていった。

                      【月面コペル二クス基地】
5時間後・・・2隻のアルゲ二クス級とARMD級アルタミラは先ほどの戦闘を知らないまま、無事にコペル二クス基地に到着した。
各艦船の整備時間もあってか数時間ほどの休憩時間があり、乗員達は艦から続々と降りてきた。
ラウラとロザはいろいろと考えすぎて、頭をガクン・・・ガクンと頭が揺れており、周りから心配される。

カゴメ「ちょっと二人ともどうしたのよ?」

ラウラ「ミリアとモーアが・・・・・・・・」

カゴメ「ミリアとモーアって、ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉と星村絵里中尉の事?」

ラウラ「そう・・・・・・・」

気が沈む・・・・・・・・休憩したい時にミリアとモーア(絵里)に出会う可能性が高くなるとは・・・・・
まさか補充要員とVF-5000の補充するためにコペル二クス基地に立ち寄った際に二人に会う事になるなんて・・・・・

それにアルゲ二クスには、モアラミア・・・・・・惑星エデン周辺宙域の戦闘で討ち取ったレミア・ジフォンから生まれたクローンもいる。
討ち取った相手のクローンに会うのは辛い。

同様にミリアとモーア(絵里)で悩んでいるロザもいるが。
モアラミアに関する悩みもあってか、それ以上にラウラを苦しめる事になる・・・・・・
どうか、下艦中にミリア達に会わないようにと深く祈るが・・・・

時は残酷・・・・ラウラの願いは呆気なく崩れる・・・・・・・

下艦し、ロザとカゴメと一緒にいる時の事であった。

「ラウラ・ベルタリア准尉」

ラウラ「げ・・・・・・あの・・・・忌々しい声は・・・・・・」

後ろから自分の事を呼ぶ、忌々しい声・・・・・
思わず腰に携帯している拳銃を抜き出す準備をしながら恐る恐る後ろを振り向く・・・・・
あの声は一生忘れはしない・・・・・

ミリア「久しぶりね、ラウラ・ベルタリア准尉。」

ラウラ「・・・・・おばさん中尉・・・・」

ミリア「・・・おばさん・・・・誰がおばさんよ!!ラウラ・・・・私より少し年下なのにおばさんって失礼極まりないわね。」

永遠の宿敵ミリアであるから・・・・・・・

ラウラはミリアの顔を見ると下手に弱みを見せないように弱気な表情を見せないようにする。
弱気な表情を見せたりするとミリアからネタキャラ扱いされることになる。
ミリアだけじゃない、モーアまで見られたら・・・・・・・

星村絵里「ほうほう、ラウラを初めて生身で見るけど・・・タイトスカートを着せると魅力的・・・胸が大きいと・・・・」

ラウラ「ひっ・・・・・・・モーア・カリダム・・・・」

星村絵里「やっほー!地球周辺の暗礁宙域の海賊戦以来だね・・・・と・・・ミリア・・・・」

ミリア「・・・・・・・モーア、相変わらず・・・・以前は私の部下だった人間とは思えない発言ね・・・・同じ階級になったから?」

星村絵里「その通りだよ、ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉殿。」

ラウラ「こら・・・・私の制帽返せ!!」

心の中で噂をしたらモーアがいた。
しかも、ラウラの体をじっくり見ながら・・・・・・・既婚者とも思えないような行動・・・・・
そして、元上官であるミリアに敬意をもてない言動・・・・・

あの頃(ゼントラーディ軍軍人時代)と変わらない・・・・・・・

カゴメ「ジーナス中尉.星村中尉、お疲れ様です。」

ロザ「久しぶりに両中尉に会うと緊張しています。」

ミリア「久しぶりねアンサーズ、活躍はスケアクロウから聞いているわ。」

星村絵里「VF-X-8ファントムⅢによる襲撃事件、自由アルゼンチン軍鎮圧.流石と言える物だったらしいけど・・・」

カゴメとロザはラウラを弄っているミリアと絵里に敬礼する。
ミリアとラウラから取った制帽をくるくると回転させる絵里は二人に答礼する。
ラウラは嫌な顔をしながら、帽子を絵里から奪え返そうとするが奪え返せないでいる。

そんなラウラの事を気にせずが話を続ける。

カゴメ「はい・・・・ファントムⅢの事件に関しては・・・・」

ミリア「知っているわ、ラウラの奮戦により討ち取った・・・・・戦歴データを見れば流石と言える物だったわ。ってラウラ・・・・!!」

ラウラ「ミ・・・ミリア・・・褒められた・・・・・・・」

星村絵里「まぁ戦術的に教えたのはあたしんだけどね、ていうかなんで倒れる?」

ファントムⅢの事件に関してラウラに対し高い評価を下すミリアの言葉に・・・・
聞いていたラウラはあまりの驚きで後ろへ倒れた。
幸い絵里がそれを支える形でラウラの頭が地面に落ちるのを阻止した。

ミリアがそんな評価を下すとは思わなかった。

ミリア「えぇと・・・・・高い評価を下すのもいいけど・・・・自惚れる馬鹿になるので・・・」

ラウラ「言ってくれるな・・・・・凄腕だとか言って三回負けた癖に・・・・そして結婚して私達を裏切った癖に・・・・」

ミリア「はいはい、それしか言えないのか・・・・」

ラウラ「何ぃ!!」

星村絵里「こらこら挑発に乗ればミリアの思う壺だよ、まずは挑発に乗らない所を習得してスキルアップしなきゃ。」

ラウラ「うぅぅぅ・・・・・」

ミリアはラウラに挑発した態度を取る。
これはミリアがラウラの能力向上させるうための物・・・・・
それに気がつかないまま挑発に乗ってしまう。

気がつかないラウラに絵里は助言するとラウラは唸り声をあげる・・・・・

星村絵里「まぁ相手の挑発に乗り馬鹿な行動をすればどんなエースでも馬鹿死にはするそれはしっかり知っておく事だね。」

ラウラ「私は馬鹿じゃ・・・・・・」

星村絵里「分かっているよ、私の助言を上手く生かしているし賢い・・・・」

ミリア「まぁまだまだヒョッコであるのは変わりはないけど。」

ラウラ「ぬぅ・・・・・む」

いろいろと心に突き刺さる。
流石はマイクローンとして長い間生きてきただけはある・・・・
ラウラは膝をついて、ショックを受け動かなくなる。

カゴメ「話に入り込めないわね。」

ロザ「エースのミリアとモーアのコンビだからね・・・・私だったら精神的圧死してそう。」

カゴメ「私もどうかんよ。」

それを見ていたカゴメとロザも話に入り込めないのでラウラをフォローが出来ない。
ミリアの夫マックスと絵里の夫和也の姿が見れないのでどうしているかを聞こうとするもできない。

と言っても当の本人達は既に降りていて、基地司令官に会っている所だろう・・・・

ニジコ「ミリアだね、それに部下のモーア・カリダム。」

ミリア「ニジコじゃない、5タームぶりね。」

星村絵里「宇宙軍に所属しているとは聞いたが、同じ月面とは。」

ニジコ「連絡できなくてごめん・・・・・・時間がなくて・・・・」

ラウラ.ミリア.絵里達が会話している所に制服に着替え制帽を被っているニジコがやってきた。
ミリアと絵里はニジコと知っており、親しく会話しているが・・・・

ニジコの事を知らないラウラはポカンとしている。

ロザ「久しぶりです、ニジコ1級空士長。」

ニジコ「久しぶりねロザ・べサーズ3級空士長、確か2タームぶりだね。」

ロザ「はい。」

ラウラ「えっ・・・・ロザ知っているの?」

ロザ「実は・・・私の元上官でして・・・・・」

ラウラ「えぇぇうそ・・・・・」

ロザはニジコの部下であったため挨拶している。
その事実に何にも理解していないラウラやカゴメを驚かせる。
ミリアと絵里はニジコとの関係が深いため驚いていないが・・・・・

するとロザの隣にいたラウラを見たニジコは興味津津に見る。

ニジコ「あなたは私の同胞らしいけど・・・・今の所属はいいわ、官姓名とゼントラーディ軍時代の所属は・・・・・」

ラウラ「私の?」

ニジコ「そうよ、ゼントラーディ軍時代のね。」

かつてのラウラの所属を知りたい、ニジコはラウラに対しそれを要求している。
ロザの元上官であるならば、1級空士長クラス。

逆らうわけにはいかない、ラウラはニジコに自分のかつての所属部隊を伝える。

ラウラ「私はゼントラーディ軍第118基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊キヨラ戦隊所属のラウラ・ベルタリア3級空士長であります。」

とこんな風に。

かつてのゼントラーディ軍時代の自分の経歴。
ニジコはそれを聞いて、顔色はあんまり少し明るくなる。

ラウラは一体どうしたんだろうと気になった。
その笑顔の意味とは?
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マクロスオリキャラメンバー

2018-08-13 13:01:05 | マクロス






本日作成したアバターです。
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シェリル・エリスターラ

2018-08-12 23:28:44 | ゼントラーディ系図鑑
【種族】
ゼントラーディ人
【性別】
女性
【生年】
1994年
【所属】
新統合宇宙軍
【階級】
少尉
【解説】
ゼントラーディ軍ラプラミズ艦隊、特別支援戦隊に所属していたメルトラン。
現在は新統合宇宙軍のアグレッサー部隊として所属している。
主に月面での仕事しかなく、ラウラ達よりまともにアグレッサーの仕事をしている。
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アブリブ・スシュメータ

2018-08-12 22:59:35 | ゼントラーディ系図鑑
【性別】
女性
【種族】
ゼントラーディ人
【所属】
新統合宇宙軍
【生年】
1997年
【階級】
准尉
【解説】
惑星エデン防衛軍に所属するメルトラン。
ラウラ達とは出会う事はなかったが、噂話は聞いた事があるらしい。
ゼントラーディ軍時代はラプラミズ艦隊所属のメルトランではなく・・・
地上戦で何度も激しい死闘を繰り広げる敵側のメルトランであった。

戦後、投降し新統合軍に入隊したとの事。
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