こんばんは、やまぐち建築設計室の山口です。
吉野は夜になってもなかなか雨が止みません・・・・・。
たまには雨の一日も・・・・・・。
さて、建て主Hさんご家族との住まいの新築打ち合わせ。
打ち合わせ後はイロイロとメールでのやりとりもあります・・・・。
そこには建て主さんの「悩み事」が隠れている場合も・・・・・・。
言葉では伝えにくいけれど、文章では・・・・。
逆に文章では伝えにくいけど言葉では・・・・・・。
いろんなケースがあるかとは思いますが、やっぱり打ち合わせは頻繁に行いたいですよね・・・・。
Hさんご家族が、「いいですよ」って言ってくれましたので、ここで建て主Hさんからのメールを紹介。
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いつも素敵なご提案ありがとうございます。
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Hさん、「いい家」つくりましょうね。
迷っていいと思いますよ・・・・。
ご家族で話す機会増えますからね。
家づくりは「コミュニケーション」が大切ですから・・・・・・。
奈良で住まいの設計と暮らしをデザインする建築設計事務所の建築家
こんにちは、やぐち建築設計室の山口です。
週明け、月曜日の吉野は雨空です・・・・・。
普段、いえづくりの事でイロイロな話をしたり、聞いたりしますが、
そんな一コマから家づくりのアドバイス・・・・・。
長く住まいに住むという事。
家族構成や住まい方も長い目で見ると変化していきますよね。
もちろん住まい手さんの廻りの環境も変わり続けていきます。
住まいに求めることも変わっていきますよね、普通は・・・・・・。
その住まいで、住み続けるということは、住まいが、長く住み続けることに耐えられるものであるべきですよね。
それには、大切な事があります。
まずはいつもこのブログでも書いている「間取り」
家族構成が変わった時や、生活スタイルが変わった時に、対応していけるように、
柔軟な間取りを考えることが大切です。
○LDKという決まりに基づく中で考えるのではなく、必要最低限な要求を満たす場所以外は、
いろいろな用途の可能性を考えていくことです。
そうして考えられた「間取り」は、長い年月、居心地のいい空間を与えてくれることと思います。
和室が「納戸化」してしまう事も少ないでしょう・・・・・。
つぎに大切なことは「造り」。
ただ形の上だけのデザインで造られた家ではなくて長い年月に耐えられるデザイン、そして造りを考えることが大切です。
日本の風土に合った手法や、素材を使いそれを現代のデザイン、生活スタイルに生かしていくことで、
長く住み続けられる住まいとなります。
長い年月をかけて、愛情を持って、家族の一部として家を育てていくことが、住まい手さんや建て主さんにとっての最良の住まいとなり、
「そこに住む人」の人生をより豊かなものとしてくれることと思います。
せっかくの住まいづくり、要求を満たしても「疲れる家」には住みたくないですよね・・・・。
奈良で住まいの設計と暮らしをデザインする建築設計事務所の建築家