今日は爽やかな秋晴れの週末・・・・・。
午前中は「吉野のアトリエ」でのご相談者さんからの「相談対応」と、
それとは別の案件での設計図書一部変更修正・・・落とし込みの仕事・・・・・。
コツコツ・・・「線を引くために考えている時間」は見えないけれど 大事な仕事。
午後は現場へ・・・・・。
先週末の大安吉日に地鎮祭「起工式」を終えた(仮称)借景を楽しむ玄関共有二世帯住宅の新築現場。
今朝・・・工事を担当していただく工務店さんからメールも届いていて、「準備」の状態が整った知らせを
いただいたので・・・・現場確認。
工事中の安全のための仮囲い用意が整った状態。
土地の周囲に安全対策。
来週は建築工事前に先行の工事として南側隣地との段差部分に
擁壁(ヨウヘキ)・鉄筋コンクリートの土留めを工事。
擁壁をつくる「境面」の位置を「見える化」する作業から・・・・・。
工事は境目で行うので、
クリアランス(間隔)を調整して工事のために必要となる作業スペースの調整・・・etc。
設計の作業と同じように「完成状態」が見えるまでには様々な「手間」があります。
現場でのものづくり・・・・「カタチをつくる仕事」が本格的にスタートしますよ。
週末の土曜日、今日は朝からご予約もいただいていたので「住まいの打ち合わせ」
をさせていただき・・・・というか、どちらかと言えば「暮らしの収納」についての相談を聞かせていただく
と言う仕事・・・・・。
暮らす場所には「家族にちょうどいい収納」が大事だったりします。
とにかく「沢山収納スペースがあればそれでいい」と言う訳ではなくて、
「ちょうど良さ」が必要です・・・・・。
でないと、とりあえず「収納スペース」があるからいいか・・・と思い、
ついつい「大きなもの」から「小さなもの」まで・・・沢山買うクセがついてしまったりして、
「いつも間にこんなに沢山の物を買ったんだろう」と思うくらい「量」が増えていたりしますよ。
必要な分を必要なだけ・・・・・・。
適材適所。
そういう具合に「スペース」で調整する事も大事ですよ。
使わない部屋を無理に計画する事もそういう部分に共通しますね。
憧れだけではなくて、理想だけではなくて・・・「実際の事」。
住まいづくりでは大事ですよ・・・・・。
そういう意味での「住まい手さんご自宅」での打ち合わせが大事なんです・・・・・。
経験のある皆さんにはわかりますよ・・・その内容が。
収納の「クセ」とかも・・・・。
さて、今日はそういう打ち合わせの後・・・ひと段落してから「図面」の仕事です。
ベースも中身も全部決まった状態ですが、「微調整」の部分で、
詳細図面を詰めています。
最終着工前の打ち合わせで図面への反映という部分。
細かな情報を「図面の中」へ落とし込んでいきますよ。
そしてこの「図面」は情報の共有にとても大事なツールとなります。
現場には様々な職種の人達が出入りして、実際にその出入りする人達以外にも
その情報が必要となる人達も居ますから。
何十人・・・・場合によっては100人を超える人達がどこかで「関系」があります。
そんなつながりに図面という仕事。
図面は情報共有ツールですからね・・・・・・。
設計の仕事・・・この「平面図」はそんなツールのごく一部の図面。
情報量と質は大事ですよ・・・・・。
週末の土曜日、今朝の奈良吉野は爽やかな秋晴れ・・・気持ちのいい朝です。
一年を通じて様々な表情を見せる奈良吉野・・・秋の散策にどうですか・・・・・。
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