夜遅い時間からですが、
住まい手さんとの打ち合わせを兼ねた会食ですよ。
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スウェーデン式サウンディング試験の
経過を見ながら基礎と、
その地面下の改良工法を算定しながら
設計の細かな部分を調整の途中です・・・・・。
建物を支える基礎と大事な部分。
現場での調査結果は重要です。
事前に現場で調査を行った内容との
調整をしながら・・・・・。
軟弱な地盤は強い地盤に比べて
地震の揺れが大きく伝わるので、
その上にある建物は
大きなダメージを受けますよね。
よく聞く地盤の見分け方に、
「地名」からその状態を推測する
といった方法があります。
沼・沢・洲・窪などが付く地名は、
全てではありませんが
川や沼を埋め立てた
軟弱地盤の可能性がありますし、
周辺の植物から推測する方法もあり、
背の低い植物が多い所は
地下水が浅いため地盤は軟弱で、
背の高い樹木が多い所は
地下水が深く地盤が良いといった
見分け方も・・・・・。
しかし、いずれの方法もあくまで推測なので、
実際には確実な地盤調査を行うことが大切です。
物件の建つ位置関係に合わせて現場での立ち会いを
今年の2月に行った
スウェーデン式サウンディング試験・・・・・。
スウェーデン式サウンディング試験とは
地盤調査のひとつで、
北欧のスウェーデン国有鉄道が
1917年頃に
不良路盤の実態調査として採用し、
その後スカンジナビア諸国で
広く普及した調査方法です。
日本では1954年頃、
当時の「建設省」現・・・国土交通省が
堤防の地盤調査として
導入したのがはじまりです。
1976年にはJIS規格に制定され、
現在では戸建住宅向けの
地盤調査に多く採用されています。
測定方法は、
先端に円すい形の
スクリューポイントを取り付けた
ロッドといわれる鉄の棒を地面に突き立て、
そのロッドに段階的に重りを足して
貫入の様子(自沈)を確認します。
貫入が止まったら次に
ロッドを回転させて、
25cm貫入するのに
何回転したか回転量を測定します。
この「自沈状況」と「回転量」の
貫入状況によって地盤の強さを
評価します・・・・・。
測定は一般的に4箇所以上行い、
各箇所の測定結果に
著しい差があった場合などは
追加測定を行います。
そんな地盤面下の状況を加味して
設計は行いますよ・・・・・。
現場で考えて調べての蓄積は大事です。
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