奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らしの設計デザインに施す感度と工夫の持つ意味、過ごし方を意識して日常生活と非日常を程よく融合する暮らしの価値観を紐解きつつ価値周辺の範囲にも思考を持つように。

2023年03月12日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※趣味と郊外での暮らしと時間の有効性をデザインし和モダンの粋を融合したシンプルモダンがコンセプトの家

 

暮らしの事をきちんと考える、

当たり前の事ですが

つくる側の人間に欠けている事が多い事柄。

 

※趣味と郊外での暮らしと時間の有効性をデザインし和モダンの粋を融合したシンプルモダンがコンセプトの家

 

建築を理解し生業にしていても

生活や暮らし、気持ちから日常までを

その建築と同様に考えられるのか?

というのは別次元・・・・・・。

※奥行きをしっかりとデザインした玄関ホール・拡張性が生まれるように奥側にも廊下の役目を持つ土間空間をデザイン

 

※玄関をすっきりさせる為に横に扉をつけ家族玄関を間取りに組み込み玄関クロークと一体化させた間取りに

 

※玄関の奥にもう一つの通路となる動線の廊下を土間風に一人になりたいときに向かう場所への梯子を設置

 

※玄関通路土間から梯子を上がりロフトへ・趣味に囲まれる程よい広さのとしての「圧迫性」もデザインした空間

 

※家族皆の時間をそれぞれの居場所で愉しむLDK空間・リビングアクセス階段も居場所の一つ

 

そうい選択の範囲は「家づくり」には

結果として大きな違いを生み出します。

 

暮らしと生活を知っている事

出来る事は違います・・・・・・。

 

※対面式のI型キッチン側には囲いのようになるコーナー化したデザインのワークスペース兼フリーコーナーカウンター

 

コンサルなどのマニュアルによる「再現性」ではなくて

考える幅と思考枠の外側への認知を

デザインの中に組み込むこと。

 

※和室床の間に「灯り作家」と一緒にデザインした造作照明

 

周辺を読み取ることは

ソフト面・ハード面共に大切・・・・・。

※和室の外側へ設計した中庭(坪庭)隣地側からの視線配慮・格子と壁の融合で日照と風景をコントロール

 

※夜の中庭から生まれる風景と風情

 

事を光に包まれる、

そよ風を感じる、

緑や青空を眺める・・・・・etc。

 

自然との関わりは

暮らしに安らぎや癒しをもたらします。

 

そんな自然との関わりを大切にすべく、

開口部を考えた適切なサイズで

取ることにより

光を存分に取り込み、

また、風が気持ち良く抜けるように

窓の配置を徹底的に考える。

 

ただ、住宅地では

南側に大きく開口を取ることが

難しい場合も多く

道路の位置関係や隣地の状況を加味して

設計には工夫が必要です。

※リビングスペースから外側へ続くウッドデッキスペースと芝生の庭

 

隣家や生活道路からの

視線が気になる場合は、

窓そのものの在り方を考えたり

ルーバーなどで外からの視界を

遮りながら光と風を取り込み、

また、北向きなどで

南側に開口が大きく取れない場合は、

トップライト(天窓)や

中庭などを用い、

光が「適切な範囲」で降り注ぐように設計します。

※ウッドデッキ段差も「R加工」を施し座り方と段差の意味で使い方が変わるデザインを提案しています

 

どの部屋にも過ごし方の「意味」があり

それぞれに適した空間となるように

その場所の意味が持つ「居心地」となるように

光と風を取り込むというのが、

家づくりでの基本的なコンセプト・・・・・。

※ウッドデッキ周辺・夜の風情

 

※夜が深まった時間帯での外観と格子の隙間等から漏れる灯りの効能

 

※玄関横の坪庭空間・あえて建築の面積を減らし空間的要素で広がりをデザイン

※玄関ホールには和を意識した丸窓を設け坪庭を視界へ入るようにデザイン

 

※適度な距離感で見える範囲をデザインするサイズで窓を予め調整・視界のデザインを施す工夫

 

 

風が気持ち良く吹き抜け

優しい光が注ぎ込み

家族が喜怒哀楽の中で

可能であればその時間の気持ちに寄り添えるように。

 

本当ならば「毎日笑顔で過ごせる家」

というのが理想ですが

毎日本当に笑顔が幸せか?

という議論もありますが、

喜怒哀楽という感情に「寄り添う空間」となるように。

 

一人になりたいときもありますよね

夫婦だけの時間や

家族全員が顔を合わせて「笑顔」の時間も勿論。

 

そんな様々な時間軸と気持ちの変化の中で

程よい過形成が生まれる・・・・・。

 

そんな温かい家を

僕は一緒に築きたいと考えています。

 

家にいて逆に気遣いすぎないように・・・・・・。

適度な家族の距離感という意味での

喜怒哀楽も。

 

「見た目」を重視するあまり、

生活動線に対する思慮が欠けてしまっては

生活が不自由になります。

 

家にいてどんなに素敵な家を建てても、

当然「日々の生活」が中心になります。

 

洗濯干し場に燦々(さんさん)と日が入り、

雨が降っても濡れない、

家族がいつも「気持ちの良い状態」で

衣類を着ることが出来る。

 

そんな些細なことが

本当に重要だと考えています。

 

仕事柄、多くの住宅を見る機会がありますが、

実際にそういった

些細な積み重ね(生活導線に対する細かい配慮)が

出来ている家は少なく感じます。

 

あぁ、コンサルからの売れるマニュアルかぁ。

という方向性の家達・・・・・。

 

それとは別格の

日々の生活にストレスを感じることなく、

家族と個人それぞれの意味を持つ

多様性を持ちつつ

決めつけない住み心地の良い家。

 

そんな暮らしの理想と現実を織り交ぜ

適度に融合した暮らしを現実にしつつ

住むことによる

暮らしから派生する「未来」を生み出す事が

僕の仕事だと考えています。

 

分かりやすい言葉に変換すると

ありきたりじゃつまらない

個性がキラリと光る家。

 

住まい手さんのご要望に

全力で向き合い「YES」だけではなくて

そこを考えたうえでの外側の視点から

最適解をつくりだす・・・・・。

 

ありきたりな定型的な注文住宅ではなく、

ただし、建築家の僕が「作品」として

自己満足するような家を

つくる事があってはなりません。

 

住まい手お一人ひとりのご要望に全力で向き合い、

住まい手さんが満足いただける家を

一緒に築き上げることが重要です。

 

程よい空間で

日向ぼっこができる縁側

子供たちを見守れるアイランドキッチン

友人を呼んでバーベキューができるウッドデッキ

好きな音楽や映画を鑑賞できるシアタールーム

リビングから愛車を眺められるビルトインガレージ等

様々な暮らしのイメージがある側に

要望の裏側と側面にある「理由」から紐解き

一つひとつをカタチに起こす。

 

建築家のエッセンスを加えて、

「家」をただの家にしない、

そんな思考の中で暮らすカタチを丁寧に。

 

プラン・間取りは、

暮らしをそこにデザインする事が重要。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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