奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りとプランと設計デザインでの考え方にも色々な角度と視野がありますよ、無駄をなくして意識改革の範囲・・・生活の為の家と間取りの工夫環境を整える意味で集約させるという視野でのデザイン設計。

2020年06月23日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※水まわり空間の(洗面・バス・トイレ)集約設計デザイン事例(過去案件)

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

注文住宅を建てようと思っている。

無駄のない家にしたいと考えている・・・・・etc。

 

注文住宅を建てる際には、

計画段階から家の事、

その根本的な部分である

暮らしの周辺について悩む事も多いかと思います。

 

ある意味では自由に設計できる

でもある意味では法律や構造的な内容

土地の状態や周辺状況に対しての制約がある状態。

 

その中でもなるべく余計な事となる

無駄は省きたいですよね。

 

そういう範囲での

注文住宅を建てる際に知っておきたい、

無駄をなくす方法にも色々と・・・・・・。

 

注文住宅を建てる際に

役立てたい暮らしへの工夫と

現場サイドからの検討事項も。

 

無駄をなくす方法として

ひとつは水回りを集約させ、

水回り関連の部屋を近くに

配置するという間取り・・・・・レイアウト。

 

家の中には水を使う部屋がいくつかありますよね。

キッチン・トイレ・バス・洗面・洗濯機を使う場所

などが思い浮かぶと思います。

 

これからの水回りは、

上下水道との配管をつなぐ必要がありますよね。

 

もしそれぞれがかなり離れていると、

配管だけでかなり費用がかかってしまいます。

もちろん、配管の設置も時間がかかる分、

材料費も含めて

作業代金も上乗せとなりますからね・・・・・。

 

これ・・・土地が広い場合でも

検討要素ですよ。

 

給排水先となる道路の周辺から

建物のレイアウト(配置)が遠くなるほど

建物との距離が離れれば離れるほど

費用がかさばりますし

道路内の下水道本管と

高低差がうまく確保できればよいですが

難しい場合は土地を道路より上げたり(造成)

ポンプアップ等の機械を設置して

排水ルートを確保する必要が生まれますからね。

 

給水は「圧力」で多少は無理が出来ますが

排水は水勾配で自然に流すという事になりますので

水の流れは「水上」から「水下へ」と言い換えれば

分かりやすいでしょうか・・・・・・・。

 

つまり排水の仕組みはそういう事になっているので

家から道路までの排水先のルートによって

水上から水下が難しくなる訳です。

 

そして水回りを集約できないかを

間取りで工夫してみるという事。

 

また、水回り関連の部屋を近くに配置するのも

ポイントに挙げられます。

 

たとえば、洗濯をした後のことを

考えてみると分かりやすいですよね。

 

庭やベランダなどの

干す場所と洗濯機が近くにあると

便利ですよね・・・・・。

 

逆に考えて、

干すための部屋やクローゼットを作ると、

移動の手間を省けます。

 

他にも、キッチンの水洗いを考えてみると、

よくする動きがありますよね。

 

一般的に、冷蔵庫やコンロが

シンクと近いと移動に困らないとされています。

 

このように、水回りを考えて、

そこに関連する部屋を近くに配置すると、

費用も手間も削減できますし

実際に使い勝手も比較的良くなる場合も多いです。

 

階数を少なくし、

空間を有効活用すること・・・・・。

 

注文住宅においては

二階建てや三階建てを考えていらっしゃる方も

多いかと思います。

 

何となく広々とした印象があって、

あこがれますよね。

 

しかしながら、

敢えて平屋建てを選んで

無駄を省くのも一つの方法。

 

最大のポイントは階段がないことです。

 

階段に必要な床面積の分だけ

他の用途に使えます。

 

また、上への動きがない分

家事もスムーズに行える事も増えますし

将来的な加齢に対して

対処もしやすくなりますよね・・・・冷静に考えると。

 

将来的な対策として

ホームエレベーターを設置する

というリフォーム・又はリノベーションの

考え方もありますが

価値観・・・どうですか?

 

そして、家全体の表面積を抑えて、

費用面でも「その場合」は

削減が期待できるのです。

 

無駄をなくす点では、

平屋建ても一度検討されると

良いかもしれません。

 

但し、基礎コンクリートの量は

平屋建ての方が、範囲によっては

二階建てや三階建てよりも増えるので

トータルでのコストバランスは要検討ですよ。

 

注文住宅を建てる際に知っておきたい、

無駄をなくす方法にも

ここで書いた以外にも

様々な角度での検討方法もあります・・・・・。

 

それは個別な内容で随分と

違いの出る範囲。

 

全体的、一般的な内容としては

水回りは近くに集約させ、

水回り関連の部屋を

近くに配置するのがポイントです。

 

床面積と移動の手間も同じく・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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