奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家事動線や日頃の暮らし方を考えながらキッチンのレイアウトによる家事の違い、過ごし方の違いと間取りの工夫提案でL型キッチンやコの字型キッチンも検討する事で良い意味での家事時間の変化も。

2024年10月28日 | 家 住まい 間取り プラン

L型キッチンや

コの字型キッチンの

コーナー部分の使い方にも

いろいろな優位性があります。

※設備建材メーカー・Panasonic L-CLASS コの字型キッチン商品展示(奈良ショールーム)

 

間取りと共に考える

キッチンの計画性と

使い勝手に対する

それぞれの家事プランから紐解く

選択肢のデザイン提案を大切に。

 

L型キッチンや

コの字型キッチンを

ご検討している方の中には

コーナースペースが

どのように活用できるのかを

悩む方もいるかと思います。

 

L型/コの字型キッチンの

コーナー部分は、

デッドスペースになりがちですが、

実は収納や

作業スペースとしても

有効活用ができます。

 

キッチンのコーナーを

有効活用するための

間取り別の考え方やレイアウト、

キッチンコーナー部分での

収納について

少し書いてみたいと思います。

 

 L型キッチンや

コの字型キッチンのコーナーは、

使い方が難しいと思われがちですが、

工夫次第で

快適な空間になります。

 

間取り別に

最適なレイアウトもあり、

コーナー部分の使い勝手を

向上させる

アイデア次第で

実用性も変わってきます。

 

作業スペースとして活用。

コーナー部分は、

作業スペースとしても

活用できます。

 

カウンターを設置することで、

作業スペースを

広げることができます。

 

調理の際に

食材を置く場所として

便利というスペースでもあります。

 

シンクを置く。

シンクをコーナー部分に

レイアウトすることで、

洗い場としての

作業スペースを広げることができます。

 

それによって

洗い物や

野菜のカットなどを

コーナー部分を

活用することにより

効率的に行えます。

 

間取り別のレイアウト。

キッチンのコーナーは、

間取りによって

使い方が変わってきます。

 

リビングと隣接している場合

リビングとのつながりを

意識したレイアウトにすると

比較的I型キッチンと変わらない

対面方式での

開放的な空間になります。

 

ダイニングと

隣接している場合、

ダイニングと一体感のある

レイアウトにすることにより、

食事の準備が

スムーズになります。

 

これはアイランド型キッチン

などでも

よくレイアウトする

横移動可能な

間取りプランと同じ状態です。

 

キッチン横にも

独立したキッチン収納スペースを

充実させやすくなり、

使いやすく効率的な

レイアウトにすると、

籠り部屋のような

家事作業に集中できる

キッチンになります。

 

L型キッチンや

コの字型キッチンの

コーナー収納は、

限られたスペースを

最大限に活用することが

重要です。

 

使いやすく美しい収納を

実現するために、

効率的な収納方法と

おすすめの収納アイテムも

存在します。

 

収納アイテムを

活用することで、

コーナーの

収納スペースを

より効率的に使えます。

 

引き出し式収納ボックス。

積み重ねて

収納できるので、

スペースを有効活用できます。

 

回転式収納ラック。

コーナー部分に

設置することで、

奥のものを

取り出しやすくなります。

 

パントリー型の収納等も

キッチンシステムに

組み込まれた商品もあります。

 

ワイヤーバスケット。

通気性が良く、

整理整頓しやすいので、

食材や食器の収納に

最適です。

 

収納の仕分けコーナー。

収納は物を整理して

収納することで、

使いやすくなります。

 

頻度別に収納。

よく使うものは

手の届きやすい場所に、

あまり使わないものは

奥に収納する。

 

分別する整理収納。

収納調味料、

食器、食材など、

カテゴリー別に

収納することで、

探しやすくなります。

 

ラベルを貼る。

収納ボックスや

引き出しに

ラベルを貼ることで、

中身が一目でわかります。

 

キッチンのコーナー収納は、

様々なアイデアで

使いやすくできます。

 

コの字型収納。

コーナー部分に

コの字型の棚を設置することで、

収納スペースを増やせます。

 

壁面収納を設置することで、

コーナー部分の空間を

有効活用できます。

 

オープンシェルフ。

オープンシェルフに

収納ボックスや

収納ケースを置くことで、

見た目もスッキリと

整理できます。

 

アイランド型の

キッチンなどに比べると

比較的家事動線が

スムーズになりやすいので

キッチンのコーナーは、

収納や作業スペースとして

有効活用できます。

 

間取り別に、

そして家事の動線や

キッチンの好みなど

最適なレイアウトを検討し、

収納アイテムを活用することで、

使いやすく美しい収納を

実現することができます。

 

コーナー部分の

収納アイデアを

取り入れることで、

L型キッチンの魅力を

最大限に引き出しつつ

快適な家事空間にも近づきます。

 

それぞれの家庭での

家事の考え方や

間取りの方向性により

選択肢は異なりますが

L型のキッチンの特徴を

最大限活用する事も

家造りの最初の段階で

検討に入れて

家での暮らし全体を

イメージする事で

家事時間やリビングでの過ごし方、

暮らし方の価値観も変化します。

 

事前にキッチンや

バスルームなどの

商品販売メーカーショールームへ

ご案内したり

家具などインテリアの選択肢

ご覧いただくのは

そういう意味も含んでの

家造りと

暮らしの環境づくりを

考えての事です。

 

家事の認識や

過ごす場所意識をデザインする事も

大切な家造りに関する

時間の価値です。

 

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■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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