注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図
設計とデザインのチカラで
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
※シンプルモダンのLDK空間(リビング階段)
暮らし方の整理整頓は大事で
理想と現実の意味を整理する事も
暮らしをほどよく楽しむ空間へ
デザインする第一歩・・・・・・。
そこにないものを想像しながらつくるのが
建築であり住まいなので
皆さんには想像しにくいですよね・・・・・・。
※LDK空間に階段下を利用した「DEN」
カタチがあるモノに対しては「あれこれ」と
分かりやすいですが、いくら模型やCGを
用意しても「リアル」がそこに出現すると
違う物になりますから・・・・・。
僕たちは「それ」をカタチでつくるので
前もっての意識を持っています。
故に「提案」にも意味がありますよ。
理想と現実を整理して
暮らし方への提案・・・・・・・。
リビングアク階段もそういう一端。
使いやすさをイメージしながら
注文住宅を建てる場合に、
リビングに階段を設置するのはどうなのだろう?
という話しになる事もあります。
注文住宅を建てる際には、
どのような仕様にするかが
悩ましいかもしれません・・・・・。
リビングに階段を設ける場合でも、
長所と短所を理解して判断したいですよね。
リビングに階段を設けることの長所と短所。
リビングに階段を設けることの長所は
リビングが広々とした印象に
階段が独立しているよりも
部屋の床面積が大きく利用できるので
広々とした印象を楽しめます。
また、リビングの一部にすることで、
使いづらい階段の下側も
有効に利用できますし、
全体の面積をショートカットする意味でも
書斎やワークスペースをつくる余裕も生まれます。
※リビング階段下「DEN」をワークスペースとして利用出来る様にテーブルを造作しインフラターミナルを集約
昨今の自宅勤務・在宅勤務とは少し違いますが
昔にはよく提案していた
ソーホー(SOHO)式の住まい等・・・・・。
Small Office/Home Office「スモールオフィス・ホームオフィス」
も計画しやすくなりますし・・・・・・。
余白を生み出す設計を行う事で
書斎も計画しやすくなりますよ。
平面的な感覚だけでは無くて
立体的な空間利用を考えてデザインする事で
スぺ―スの扱い方も変わりますからね・・・・・。
そして・・・家族と顔を合わせて
コミュニケーションが促進されるというメリット。
リビングに階段があると、
上の階からの行き来は必ずリビングを通ります。
通常子ども部屋などは別の階ですが、
この構造によって
自然と顔を合わせられるのです。
顔色をうかがうだけでも、
小さな変化に気付きやすいですしね。
もちろんコミュニケーションの
きっかけとしても期待できますよ。
そして・・・・・。
普段は単体で隠れて存在している階段ですが、
リビングにあると良いアクセントにできます。
その独特な形は存在感が大きく、
リビングをおしゃれな空間に
変化させることも出来ますし
単純に上下移動の場所としてだけではなくて
リビングにある事により、
高さを変えた「椅子」として読書スペースとしても
居心地の良い場所が「階段」という
デザインも可能になりますから。
階段の役目を決めつけすぎず
スペースをよりよく使うように
幅を拡張したり
段数のいくつかをフロアのように
デザインしたり・・・・・。
吹抜けとの融合も
開放感や広さの演出には重要だったりします。
※シンプルモダンのコートハウス・リビングアクセス階段をストリップ式で開放的にオブジェとして空間に取り込んだデザインに
上の階の一部を外して
下の階とつながっている構造を吹き抜けといいます。
天井が高いため、
開放感のある空間に仕上がりますし
窓からの視線をデザインしたり
採光や通風、換気にも役目を持ちます。
リビング階段と一緒に採用すると、
さらに開放感と遊び心もレイアウト出来るような
実用性とデザインを兼ね備えた空間に出来ますよ。
但し、デメリットとして
リビングに階段や吹き抜けを設ける事により
開放的であるために、
臭いや音が他の部屋に影響する点は否めません。
特に、リビングでの団欒が賑やかな場合には、
上の階での作業に支障が出るでしょう。
音の影響を受けたくない場合には、
防音構造を導入するのが一つの方法ですよ。
また、臭いに関しては、
上がる部分に換気扇を付けるように・・・・・。
空気の流れをつくるには逆に最適だったりするので
家全体に断熱機能と換気機能を充実させつつ
自然の対流も活用して
機能的な付加で二階部分に
適切な位置の範囲にドアをつけるなどの
それに対する工夫をすると良いですよ。
長所と短所は色々と考え方により
異なる部分・・・・・・。
長所と短所を理解する事で
それぞれの対策も出来ますし
上手に「それ」を活用する方法もありますからね。
注文住宅を建てる際には、
それらの「見えている範疇」の内容だけではなくて
その結果生まれる効果とのバランスをイメージして、
暮らしに対してどんな理由でそれを選択するべきか?
検討する事が大事ですよ・・・・・。
※現在新築工事着工中の案件・デザイン設計提案時のLDK空間CGパース(リビング階段は意味があり窓側へレイアウト)
暮らしの環境を紐解きながら
住まい手さんに見えていない
現実と理想のギャップを詰めながら
暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。
Produce Your Dream>>>>>
建て主目線+αの提案・・・・・。
明日の暮らしを設計する
建築と住まいとその暮らしを豊かに
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<<<Yamaguchi Architect Office
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