奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計とモダン空間がつくりだす生活環境の意味・・・スキップフロアを活用する事で視線の奥行や広さの感覚を有効活用出来る設計デザインの工夫を間取平面的価値だけではなく立体的視野で。

2020年04月21日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※スキップフロアのある二階LDK空間での暮らし方提案デザイン設計事例CG

 

家の外側にも家の中側にも

フラットな空間が

有意義な場所を構成することもあれば

逆に段差が生まれる事で

空間が活用されて有意義になるケースも。

 

段差を活用した空間計画・・・・・・。

スキップフロアのある空間。

 

スキップフロアとは、

床の高さを変えて空

間を作る建築手法の事。

 

階段数段分の段差を床につけたり、

階高の半分ずつずらして空間をつくります。

 

タテ・ヨコ・ナナメに広がりをつけたり、

特定の居場所をつくったり

視線の向きが斜め(対角)を成す事で

奥行を生む効果で拡張性を生み出しますからね。

 

部屋を壁で仕切るのではなく、

段差によって仕切れるので、

限られた空間を

出来る限り広く見せたくなる

狭小住宅等にも適していますし

窓の外の風景にアレンジを加えない場合にも

真っ直ぐな距離感の視線を誘導して空を眺めたり

2階から1階方向の庭を眺めるような

視線の誘導も可能になりますよ・・・・・。

 

間仕切り壁を使わずに、

床の高さを変えることで

立体的に空間を分ける事が出来、

仕切りを少なくすることで、

視線が抜けて

実際より部屋が広く感じたり、

抜けている部分が光や風の通り道にもなります。

 

家族の気配を感じることができる

床の段差で各場所を

緩やかにつなぐことで、

上下階がタテ・ヨコ・ナナメにつながり、

立体的なコミュニケーションが生まれますよ。

 

床の高さを少しだけ上げ下げした空間をつくると、

その段差に新たな居場所が出来ます。

段差をイスや机にしたり、

少しくぼんだような空間をつくれば、

こもるような居心地の良い場所にもなります。

 

段差を活用するという事は

バリアフリーとは真逆の手法なので、

この手法を適用するには

生活の環境に対して少し先の視野と

今後をイメージする事が大切ですよ。

 

技術と経験のある建築家に依頼し、

暮らしの環境をより良く質的改善に

つながる意味で、

納得の段差活用が出来る空間を

つくりあげるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 間取りと暮らしと環境のデザ... | トップ | 家の外観とイメージと使い勝... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家 住まい 間取り プラン」カテゴリの最新記事