外部の生活環境も暮らしの連動として大切な空間・ガレージ・駐車スペース、インナーガレージ、車庫と道路との関係、玄関、勝手口の関係、人の移動のスペースとアプローチ、そして道路と駐車スペースからの出入り

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住まいの設計と外構（エクステリア）工事の

関連性にも色々なサイズ（寸法）の感覚と間隔。

 

家づくりで大事な部分ですが、

どちらかというと、皆さんが「見落としがち」なのが

外構（エクステリア）・・・庭工事とのバランス

なのかも知れません。

 

内装やインテリアは

一生懸命に打ち合わせをして

考えるのに、

庭を含めた「家の外観」や「外回り」の

使いやすさを見落としているケースは

少なくありません。

 

基本的に・・・僕は祖の設計の中で

外構（庭計画）もある程度同時に計画を進行させています。

そうする事で住んでからの「ギャップ」と「使い勝手の悪さ」を

解消する事が出来ます。

 

また予算の都合で外回りは将来、

落ち着いてからというケースも

よくあります。

 

しかし、将来的にという場合でも、

新築のプランの段階から

しっかり外回りについても

考えておくことが大切です。

 

外回りの中でも

特に駐車スペースは注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」と

呼ばれます・・・・・。

 

 

一方、エクステリア部材などで

簡単な屋根が付けられたものを

「カーポート」、柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を「カースペース」と呼びます。

 

車種にもよりますが

全長約4.9ｍ、幅約1.8ｍになります。

この大きさに、乗り降りなどをするときに

必要な前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場は

想像より大きなスペースが必要になりますから。

 

実際にどれぐらいのスペースが必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や車種などいろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめ建物のレイアウトを検討する際には

「外構」のイメージを連動させて

駐車スペースの計画の際には、

運転の得意不得意を含めて

前面道路の幅を考慮して「内輪差」や「角度」を視野に

出入りのしやすさを視野に、

勿論「家の玄関」、「勝手口」等への移動のルートも

検討しつつ、

ご自身がどの程度の「ゆとり」がある事で

車の出し入れをしやすいと感じるのか？

という事を知っておくことは

大切なことですよ・・・・・。

 

そのために日頃、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、パーキングなどで

「止めやすい」もしくは

「止めにくい」と感じる駐車場が

どの程度の広さなのかを知っておくと、

これからの家づくりに役立ちますから。

 

質の違いを丁寧に検討して

デザインする事で

家での過ごし方も随分異なりますよ。

外部と内部の間取りの関連性と

生活環境で変わる「モノゴト」を

丁寧に考えながら

住まいの設計と暮らしのカタチを

上質に心地からデザインするように。

 

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