奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)時間の流れとルーツを豊かに感じる郊外に佇む平屋の家リノベーション設計デザイン、LDKや和室、インテリアの融合と過ごし方、色と素材とイメージで和モダン空間を現代的に融合するデザインの価値提案。

2020年03月13日 | (仮称)時間の流れとルーツを豊かに感じる郊外に

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

※当初の提案検討デザインLDK空間のCG

 

家の設計とデザイン・・・・・。

家という建築を考えつつも

大切にしているのは「暮らし」のデザイン。

※実施設計段階での室内空間提案(展開図)

 

生活の環境を家族や

価値文化を意識しながら

既視感を取りれつつイメージを。

※空間を構成する素材・部材・建材類提案候補から実際のカラーまでをサンプルから最終決定中

 

大切な記憶や体験、

様々な人を形成する「モノゴト」を

取り入れながら暮らす場所を価値を

整理整頓しながら「現場」と並行して

この日は橿原アトリエで

住まい手さんご家族との打ち合わせを・・・・・。

 

家を構成する「パーツ」と

沢山の素材が集合体となり「空間」へ

行きつくプロセスと

その着地点のイメージをデザインの方向性と

暮らしの感性へと近づける時間。

 

部材の吟味は

一旦方向性として決めていますが

家づくりが進む過程で生まれる

昇華に合わせて「精査」しながらの

提案の時間に・・・・・・。

 

 

今回の特徴は「木質感」と「印象」のデザイン。

そういう事もあり、

床以外での壁や天井構成に

「アクセント」と「質感」を盛り込みながら

印象のデザインを昇華していますよ。

 

家の中に入った際に視界に入る部分で

その印象は意識に働きかけますからね・・・・・。

 

その部分は「和の印象」を持ちながら「洋の印象」も

ハーフであり、時折「変化する」印象に。

 

その壁の奥をデザインする事で「表情」を

つくりだすパーツとして

建材メーカー・ウッドワン「デザインウォール」を。

※ショールームに実際展示されている採用事例(受付カウンター)

 

 

今回は住まい手さんとの打ち合わせで

写真のテクスチャーではなくて

シリーズ「波」を採用して写真と同じように

「横張り」の壁予定をしていますよ。

 

という事なので・・・・・。

建材のSRで「波」を横張りで合わせてみました。

 

保護用に塗装を施す予定なので

現状より少し「黄色」に近づきますよ・・・・・。

 

あっ、SRアドバイザーさんの持っているのが

今回採用の「波」で

バックは今回の採用ではなくて、

横張りの見本として「菱」・・・・・。

シリーズもカラーも色々とあるので、

セレクト次第で

空間の魅力のつくり方もそうですけど、

深い色をコーディネートする場合にも

適したテクスチャーとカラーがありますよ。

 

ウォールナット系にも深い味わいを

付加価値として提案出来る素材かな・・・・・・。

 

この辺は、またの機会に・・・・・。

 

余談ですが、このメーカーの内装ドア(建具)は

既製品としては僕好みで

質感がものすごくよくて家のデザイン方向性に

適切な雰囲気の場合は、よく採用していますよ。

扉本体は和風では無いですけど、

周辺をきちんとデザインしてセレクトをきちんとすれば

和風空間にも馴染むドア類が・・・・・結構あります。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家にも

デザインは異なりますが既製品採用していますよ。

 

話しを元に戻して・・・・・。

 

空間構成のアレンジに取り掛かる準備も

整えつつ「その他」にも。

※ショールームでの商品案内

 

その印象がバラバラにならないように

雰囲気を生かすように「照明での印象」も

考えながら「場所の価値」提案として「天井」にも。

※ショールームでの展示品

 

今回採用となる the wall「red cedar」は

僕の過去案件でもよく採用している「朝日ウッドテック」の

主力デザインパーツ。

 

フローリングの専門建材メーカーなのですが

空間コーディネート部材として

その知識を生かした「木質」部材を

沢山出していて「目の肥えている皆さん」は

やはり「ここ」の提案を気に入ってくださいます。

 

以前にはデザイナーの佐藤オオキさんとの

コラボ商品である「フローリング」を採用したり

していますが、今回採用の「the wall」にも

ランダムの良さが生かされていて

僕は・・・・・好きです。

※以前に採用したプレミアムシリーズフローリング・佐藤オオキモデル

 

実はこの佐藤オオキモデル「nendo collection」は、

2015年 世界最大規模のデザインイベントで知られる

Slone del Mobile Milano(ミラノサローネ)

に出展されていたんですよ・・・・・。

 

部屋の奥行き感が

実際の広さよりも感じるような素材のマジック感。

 

フローリングの1枚1枚(目地)ごとの幅が「異なる」事で生まれる

距離と巾の錯覚による奥行さが生まれる現象。

 

動かないけど素材の表情が変化するという事。

 

このようなデザインの「細工」が

空間に動きを与えて「質感」として

場所の印象を時間で表情を豊かにするんです。

 

デザインの裏側にある提案の意味は

そういうところ。

僕もいつも大事にしている思考の着地点。

 

突板の表情が織り成す

変化のある表情と共に今回は天井に

それを提案させていただきましたよ。

 

部材は異なりますけど・・・・・・。

 

そしてすこしずつですが部屋の印象も

現場でのカタチ造りが近づくにつれて

大事な部分もCGからリアル化していく段階に。

 

そこの部分はもう少し先なので

またの機会に細かく・・・・・・・。

 

もうひとつ「印象」という意味で

建物の佇まいにも関連する外観。

 

その外壁の仕上げ候補の整理も

この日は提案させていただいていた

内容確認の時間に。

 

AICA「ジョリパット」。

※日陰や曇り空を想定して日射しのある部分で色検討

 

和の素材感を瓦屋根との印象に

マッチする雰囲気と佇まい・・・・・・。

 

既存の状態での外壁は白ですけど

今回のリノベーションで外部の印象も

色の効果で変える事になりましたから

その「候補」を絞る時間。

 

家の中、部屋の内側で採用する素材やパーツ、

建材等は室内で検討するのが基本で

照明の効果など光での印象を加味するのと同じで

外壁などの外の印象で見る建材素材等は

きちんと太陽の光に当てて

勿論時間帯や場所によって日陰になる部分もあるので

その影響も加味して「適切な環境」で・・・・・・。

※日陰や曇り空を想定して日陰部分で色検討

 

そういう事で外壁の素材見本帳は

アトリエの外に出て「前もって検討」の

素材色を中心に一緒にご覧いただいて

絞り込みを・・・・・・。

 

絞り込んだ色(カラー)で

もう少し大きな見本を取り寄せますよ。

テクスチャーとなる「仕上げ加工」も含んで。

 

その辺りはまたの機会に・・・・・・。

 

少しずつ現場が進むにつれて

内容の意識的な昇華

進んでいますよ。

 

意識する時間は大事ですからね・・・・・・。

暮らしの環境をどのように変えていくのか?

イメージしながら

未来を意識する時間は大切ですからね。

 

暮らしの空間をイメージしつつ

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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