住宅設計・・・・・暮らしのデザインイロイロと。
住まい方としての提案もイロイロとありますが、
二世帯、多世帯で暮らすという事。
玄関を二か所で分けて、
内部は・・・・「程よい距離」で
つながるように計画したり・・・・・。
一般的に「同居」 というと
何かとマイナスなイメージで語られがちですよね。
「気を遣う」「口うるさく干渉される」
「価値観が合わない」などなど・・・・・。
もしかするとこれを読んでおられるあなたも
同じような不安を感じておられるかもしれませんよね?。
同居をするのが義父母の場合はなおさらかも・・・・・。
これらを解決するためにおススメのポイントは
「親世代の若いうちに、できる限り早く同居する」
ということです。
歳をとってから
暮らしを変えることは
非常にエネルギーが要ります・・・・・。
住む場所が変わるという事は、
環境を大きく変えるという事ですからね。
親世代は子世代からは想像もつかないほど、
内面では気力や体力を消耗させられているものですよ。
そしてその歪みがちょっとしたことをキッカケに
言葉や態度に出てしまったときに、
最初に挙げたような不満を
お互いに感じてしまう事になりますから・・・・・。
親がまだまだ若く、
充分元気で精神的にも余裕があるうちに
同居を始めることで、これらの問題をある程度まで
防ぐことができますよ・・・・・・。
また、そればかりか色々なメリットが生まれます。
例えば、平日はあえて生活を別々に分け、
週末のみ一緒に食事をしたり、
時には孫たちも一緒にバーベキューを楽しんだり・・・・・。
また、静かな夜には親世代・子世代の4人で
ゆったりとお酒を飲んだりするのも良いかもしれません。
そんな生活スタイルをあらかじめ想定しておけば、
そんな生活にふさわしい住まいの設計ができますよ・・・・・。
玄関を共有にしておけば
宅配便の荷物を代わりに受け取ってもらえたり、
掃除や洗濯などの家事を
助け合ったりできるのも主婦には大きなメリットとなります。
昔ながらの大家族スタイルは
幼い子供・・・・・孫たちの成長に最高の環境となります。
また、孫と日常を過ごすことで
親世代も毎日を元気に過ごせますよね・・・・・・。
元気な時に様々な暮らしの状態を過ごす事で
良い意味で変わっていく事。
万一将来的に介護が必要になったときも、
時間の流れを共有している事で、
日々の暮らしの中に自然に気遣いを感じることができます。
二世帯住宅というと
「しかたなく同居する」というような
感覚の方も多くいらっしゃいます。
でも、視点を変えて「楽しむために積極的に同居する」と
考えてみれば様々なメリットも見えてくるはずですよね。
二組の独立した夫婦が、
大人として洗練された「付き合い」を楽しむ。
そんな素敵な暮らしを手に入れるチャンスにもなりますよね・・・・・。
考え方、暮らし方の基本の部分を
どのように組み立てるのか?。
二世帯住宅での「幅のある暮らし方」を
考えてみませんか?。
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