(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事、建物は完成した状態で仕上げ部分の微調整と確認などを行いながら外構の部分にも着手しているところ、雰囲気を愉しみ機能的な暮らしの提案をカタチに。
(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事。
※建物が完成した高台の上外観
建物が完成して
一部養生を施した状態ですが
仕上げの確認等を行いつつ
外部の工事についても
いろいろな位置関係の調整と
仕上がりの打ち合わせを
行っているところ。
※和をモダンに意識したタイルで玄関までのアプローチ
※玄関の外部ポーチは仕上げを変化させてモダンな洗い出し風の仕上げ
玄関を道路から
正面に計画するのではなく
アプローチを長く調整して
尚且つ高低差の部分に関しては
鉄骨で階段とスロープを取り付けて
段差解消を行うので
その分「歩く距離」を
愉しむ仕掛けとして
アプローチ部分にデザインを
施しています。
玄関までの距離をタイルで
「土間」のような
アプローチとして
タイル貼り部分の両サイドには
余白を愉しむ場所づくりになる
計画で進んでいます。
※玄関ポーチからのルートは洗い出し風仕上げでモダンな入り口に
玄関ポーチは以前にも
blogに書きましたが
和の洗い出しのような仕上げで
リンクストーンを採用して
モダンなポーチと玄関
そこから続くウォークスルー収納、
シューズクロークと
玄関クロークは
連続した床の雰囲気に・・・・・・。
※玄関から続く収納スペースと移動空間の連続性・回遊性
収納は広さがあれば
それで綺麗に
整理収納が簡単に出来る訳ではなくて
住まい手さんの価値観と
整理収納の理論で
提案デザインを整えています。
片付けしやすくなるコツは
皆さん異なります
そして
回遊性にも良し悪しがあるので
暮らしの情報を整えつつ
過ごしやすく
片付けしやすい提案に。
そのあたりは、
別の機会に「収納と整理整頓などのコラム」
で書いてみたいと思います。
※真鍮による床見切り
住まい手さんへの引渡し前に
室内の仕上げ確認と調整も
いろいろと行っていますが
現場打合せでも価値観の調整を行いながら
仕上げた床の見切り部分も
よい感じで仕上がりました。
実はこの住まい、
いろいろな部屋、
意味のある位置関係で床の仕上げを変えています
そしてフローリングの向きも。
その部分に「床見切り」を入れているのですが
※床見切りとは、
異なる床材を接合する際に生じる
段差や隙間を解消し
床の端部等を保護する部材の事です。
これにより床の印象も随分変わります。
何度か採用しているのですが
今回、真鍮フロアジョイナーを
採用しました。
見える床部分の細さがよい感じです。
スッキリしますので・・・・・。
今回は窓枠もそうなのですが
シンプルでスッキリ見えるという
箇所もポイント。
家事空間となるキッチンは
整理収納もポイントになるのですが
今回は背面ではなく
キッチン横に
家電タワー兼パントリーを
組み込みました。
※キッチン横に家電タワー&可動式収納
家事動線と価値観からの紐づけです。
照明の機能的な側面と
窓を考えた明るさ
そして室内の仕上げ材により
明るさの反射による
明るさのバランスも調整していますが、
そういう意味での場所の効能も
計画性をもって
仕上げていますが
計画性をもって
暗がりもデザインしています。
※ラバトリースペースに暗がりの程よさを採用
居場所に対しての意味を
いろいろな価値観から
仕上げています。
心地よさのある居場所を
どのように仕上げて
暮らしの時間を楽しむべきなのか?
それぞれの暮らしに程よさの提案。
心地よさと居心地を
その都度、
無から有をその場所へと
設計しています。
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