奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りの工夫と暮らし方の価値観・設計デザインの工夫と感度で生まれる中庭(坪庭)の光井戸としての価値空間、吹き抜けとリビング階段の相乗効果をリビング・ダイニング・キッチンの優位性に。

2022年10月18日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※格子・ルーバーを用いて外観にもポイントをつくり中庭化したデザイン(交通量の多い道路際)

 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

中庭のある暮らし・・・・・。

 

※夜の外観・中庭と格子を通して灯りが漏れるように(過剰ではないウインドートリートメントは備える)

 

空からの恵みである

光と風を、

室内いっぱいに

採り込むことが出来るように。

※中庭(坪庭)から空を望む風景

 

広い庭と開放感のある場所で

建築する場合は別ですが

そうではなくて、

例えば道路際であったり

近隣に見たいと思えるような

風景が広がっていない

そんな場合もあります。

 

※奥行は限られているがそこへ適切にデザインする事で空間は拡張する場所へ

 

建築予定地の

周辺状況によっては・・・・・。

 

中庭のある住宅という考え方。

 

※外からは見えにくいですが、部屋内からは格子のデザインによる仕掛けで開放的に視野も確保

 

※格子のシルエットと吹き抜けを通じて入る光のグラデーションも空間のデザインに

 

周辺要素や風景が

限られた敷地では

住宅の間取りをL字型に、

ゆとりがあれば

コの字型の間取りにするなどの

設計のバリエーションも

いろいろあります。

※室内全体の仕掛け、吹き抜けと共存させることで奥行のある採光も確保出来るように

 

※室内全体の仕掛け、吹き抜けと共存させることで奥行のある採光も確保出来るように

 

それも難しい場合は

浴室専用庭である「バスコート」や

坪庭を拡張したイメージを

用いることも。

 

※LDK全体に広がる吹き抜けと格子を纏った中庭の付加価値と効能

 

そんな中庭に面して

大開口(おおきな窓)を設ければ、

室内空間と外部空間がつながり、

室内に広がりと

開放感をもたらします。

 

カーテンやロールスクリーン等の

ウインドートリートメントを

積極的に使わずに

開放的な室内を生み出す事も・・・・・。

 

それだけ「視野」は暮らしの心地や

印象に、良い意味でも悪い意味でも

影響があるという事です。

 

中庭を設けるという事。

 

プライバシーを確保しつつ

快適な住環境を考える。

 

「中庭」を設けることで

光や風を取り込みやすい環境を。

 

中庭とは、

建物で囲まれた

屋根のないスペースのこと。

 

屋外でありながらも、

プライバシーが保たれた

空間を生み出す事が可能になります。

 

都市部や住宅地では

建物が密集して

建てられているエリアが多く、

採光のための窓(開口部)を

日当たりの良い方向に設置にすると、

逆に外部から内部を

見やすくなってしまうため

必然的にプライバシーを

保つことが難しくなります。

 

住宅の設計では、

明るさとプライバシーを

両立できる窓(開口部)を

適切な位置に適切な状態で

サイズや開閉方式も検討して

設置することが課題になります。

 

中庭はそういう意味で考えると

室内を明るく保つことに

大変有効です。

 

勿論明るすぎない、

そして程よさや

いつ様に応じて程よい暗さも。

 

中庭を取り囲むような

間取りとすることで

太陽の光を

建物内に取り込むことができ、

逆にある程度日差しも調整しやすく、

過ごし方に沿って

住まい手さんも

開放感の意味も

意識しやすくなります。

 

住宅の間取りの一部を

コの字型の間取りとして、

外部に面する部分には

縦方向の木製ルーバーを設ける。

 

すると木製ルーバーは、

外観のアクセントにもなり、

ルーバー間の隙間より差し込む

光や風を室内へと取り込みます。

 

その中庭に面して窓(開口部)を

設けることで、

住宅の中に光と風をもたらしつつ、

プライバシーも・・・・・。

 

過ごし方のシーンも「やんわり」とした

空間美を生みだしつつ

カレイドスコープや

日時計の法則のような

影の動きて

時間的経過をゆるやかに

感じる眺めも・・・・・。

 

空間の意味をデザインする事で

居心地の質は

大幅に良くなりますから。

 

暮らしのカタチを丁寧に

愉しみと価値を生み出す

空間デザインが持つ

魅力を味わう住まい造りを

考えてみませんか?。

◼️設計デザインの問い合わせ
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やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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