奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいづくり、窓と収納と壁の関係・・・・開放性と快適性の部分で・・・・・。

2014年01月31日 | 家づくりアドバイス

住まいづくり・・・・・外観の印象や明りの入り口・・・・・。

窓の計画に、役目はイロイロとあります。

 

 

窓の種類も様々ですし、実際に大きな窓は心地よさも開放感も運んでくれます。

建物の屋外にも屋内にも・・・・・。

 

 

但し、視点を変えると、それは「物を置きにくいスペース」となり、

使えないスペースが生まれるという事。

 

 

物を収納する場合には「置く場所」としての「床」が必要ですが、

それにプラスして「壁」が必要となるので・・・・・・・。

 

 

どういう事かというと、今の暮らしを見てみれば一番わかりやすいですよね。

 

 

 

実際に物を置いている部分。

机でもタンスでも本棚でもテレビでも・・・・・ホームセンターや家具量販店などで

購入するラックでも・・・・。

 

 

「壁際」を使って置いていませんか・・・・・・。

 

 

つまりはそういう事です。

物は「壁際」に置き、収納も壁がないと、置くことが出来ないという事。

勿論例外はありますよ・・・・・・。

コタツやソファー、テーブルなど、

部屋の壁際ではない部分に置く家具類も・・・・・・。

 

 

なので、壁際を使う「家具」や「収納」を設ける場合は、

窓の計画との関連性を最初から考えておく必要があるんです。

 

 

開放的な床から天井近くまでの「テラス」や「庭」との出入りを想定した

大きな窓際には「そういったもの」を置けないですよね。

 

 

当たり前の事なのですが、住まいの計画の際に、

開放性を求める事により、そのあたりが置き去りになり、

実際に「住む」という際に、

物を置きにくい部屋・・・・・スペースとなるという事態になってしまう・・・・・・・。

 

 

なので、住まいづくりの際には家具、住み方と合わせて

「空間のつくり方」を考える事が大切ですよ。

 

 

住まいの計画と同時に家具のレイアウトも・・・・・。

つまりは出来るだけ「並行」して考えていくという事。

家が完成してから「家具」をかんがえるのではなくて、

同時に家具の置場も考えていくように・・・・・・それだけでもずいぶん「使い方」が変わりますよ。

 

 

窓の大きさだけではなくて、壁の位置、扉の開閉、

家電の置場・・・・・住まいの事は住んでからの事も考えて、思考です。

 

 

壁の生み出し方はイロイロな意味があるという事です。

勿論「構造的な壁」なこ事と、「生活にプラスとなる壁」という事を考えてですよ。

そして・・・・・そこには暮らしを豊かにするデザインも。

 

 

 

 

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