日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

プルトニウム・・・

2011-04-10 16:41:16 | Weblog
 多くの日本人が、絶対に安全と信じ込んでいた原子力発電所、しかし、想定外で、今回の福島原発の惨事になっている。放射性物質の障害に関して、10万人前後でなくて、100万人規模の数で、長期にわたって詳細に調べたデータ、あるのだろうか・・・?!
 (以下、4月16日号の週間現代から引用)1ドル札は約1g。その100万分の1のかけらが、1μg(マイクログラム)。その量で肺に入ると、プルトニウムは、肺ガンを引き起こす。プロトニウムと言う名前は、ローマ神話のプルト(地獄の支配者)に由来している。福島原発の敷地の土壌から、そのプルトニウムが検出されている。
 プルトニウムは、重いので、遠くまで被害を及ぼしにくいと思われている。しかし、わずか数μgでも、ガンを起こせる危険性がある。プルトニウムが人間の体に入る場合、次の3つの経路がまず考えられる。
 1つ目は、「傷口からの侵入」。もし皮膚の表面にできた傷口からプルトニウムが入ってきた場合で、血管内への侵入やリンパ節への移行、そして骨や肝臓に沈着する恐れがある。
 2つ目は、飲食物からの摂取」。プルトニウムが付着した野菜などを食べることによって、体内に入る場合だ。幸いに、胃や腸などの消化器から血液に取り込まれる吸収率は、0.001~0.05%と低い。
 3つ目は、「汚染した空気の吸入」。空気中に漂うプルトニウムが、呼吸によって肺に入ってしまった場合。内部被ばくで、肺に沈着したプロトニウムは、長期間に渡って肺に留まり続けて、肺ガンになる確率が高くなる。更には、そこから骨のガンや肝臓のガンにもなることも。
 プロトニウム239は、半減期が2万4000年で、ウラン235よりも短いが、その分、時間当たりウランの3万倍分の放射線量を出すので、はるかに猛毒(!)。そんな危険なプルトニウムが、昨年末の時点で、福島第一原発には原料として210Kgも貯蔵されているのだ。
 プルトニウムが重たいから大丈夫だろうと思っても、極めて小さな微粒子(0.3μg)なので(インフルエンザのウイルスは、0.1μg)、強い風が吹けば、時間と共にどこまで広がって行くのか・・・?!
 正に、軽く考えてはいけないプルトニウムなのです。

 ↓実際に、そこで働いている人の内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8&feature=related

 ↓原爆時の被ばくの後遺症の内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=ACHWd1MD5EI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=VmG2pEwmnTM&feature=related
 

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想定外と専門家・・・?!

2011-04-10 11:58:06 | Weblog
 今回の大震災、それに伴う津波、そして、福島での原発事故、その被災に遭い、将来を心細く思っておられる方々に、深く、お見舞い申し上げます。

 自然の力は、想定外です。人間の予知には、限界があります。予知して準備していても、想定外のケースでは、免れません。専門家にも、いろんな意見があります。科学がどんなに進んでも、ヒトは、自然をある程度までコントロール出来ても、それには、限りがあります。
 世界の常任理事国である米・露・中・英・仏は、全て、核を持ち、何かの時にはそれを使えるぞって感じで、核の抑止力と言う、勝手な理論を持ち出して、自国を守ろうとしています。しかし、人間のすること、ちょっとしたことから大事故になって、福島の様な事故にならないと誰が言えるでしょうか・・・?!
 チェリノブイリ原発事故後、当時のソ連の大統領であったゴルバチョフ氏は、「最も小さな核弾頭の爆発でも、放射能の強さでは、3つのチェリノブイリ原発事故に相当する!蓄積した核弾頭のほんの一部でも破局につながる!」と演説し、事故から20カ月後に、歴史上初めて核弾頭を減らす米ソ条約が調印されました。
 政治家を選ぶのは、国民です。その国民が選んだ自民党は、今まで、原発を積極的に勧めてきており、政権を継いだ民主党も、それをそのまま勧める形になってきています。選挙民は、棄権することなく広い立場で見れる適切な政治家を積極的に選ぶべきです。(・・・←実家の佐伯市では、県議選は、定員数3人ともに無投票当選、知事は、現職と共産党からの人、2人だけの選択でした。今回の地方選挙、未曾有の大災害だっただけに、先延ばしすべきだったのでは?!その時点で、原発推進の是非も問われるべきだったのでは?!)
 自然現象では、想定外のことが起きますが、ヒトのすることでは、もっと想定外のことが起きます。枝野官房長官は、しばしば、「専門家の意見では・・・」と説明していましたが、専門家にも、いろんな意見があり、国民が納得する答弁にはなっていないと思います。
 原発事故当初、ある調査では、日本人の半分が、原発開発に反対でした。しかし、近頃の調査では、約7割の人が、もう、原発開発はしない方がいいって感じになっています。それでも、まだ、3割近くの人が、原発推進に賛成何て・・・何故、何故、何故?
 想定外で済む問題ではないと思います。ちょっと間違えば、原発で日本中が被ばくしても、不思議でない状態と思うべきです。

↓少ない放射線を浴びると、かえって健康になる。赤ちゃんも、微量の放射線を長期に浴びた方がいい。今の政府の食事制限は、全く必要がない。日本人は、海藻類を普段から摂っているので、子どもが将来甲状腺のガンになることはないと、稲恭宏( いな・やすひろ )博士は、自信を持って言っていますが・・・(ホントにそうだといいんですが・・・?!もし、そうだとしても、セシウムによる精巣障害や肺から入るプルトニウムの障害は・・・・)。
http://www.youtube.com/watch?v=qXgsQ_nwyLA&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=8ONbhHHBlVk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=c1R0D82JHzI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=X6K4M-ytivQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=28QPwHkjnPo&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=24Jq7H9AevA&feature=related
 

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